つめかえ用は本体より安い。だから中身も少し違うのではないかと疑っていました。
4ブランド149品の全成分を持っているので確かめました。本体とつめかえ用が両方ある16組を1文字ずつ突き合わせています。
この記事でわかること
- 16組を突き合わせた結果
- 安くなっている理由
- 詰め替えるときの注意
- 詰め替えが向かない製品
16組すべて全成分が一致した
結果は16組とも完全に一致でした。成分名も並び順も同じ。違いは表記の全角と半角だけです。
化粧品の全成分は配合量の多い順に並びます。順番まで同じということは処方そのものが同じだということです。薄めているなら水の位置が変わります。
では何が安いのか
容器です。ポンプやボトルは中身より高いことがあります。成形の型を作る費用も乗っています。
輸送と保管の効率も違います。袋のほうが同じ箱に多く入る。割れないので梱包も簡単になります。価格差はここから出ています。
詰め替えるときに菌が入る
中身が同じでも扱い方で結果が変わります。古い中身が残ったところに足すと混ざります。
本体を洗って完全に乾かしてから詰める。水滴が残っているとそこから傷みます。面倒なら使い切ってから空けて数日置くのが確実です。
継ぎ足しをしない
残っているところに足すのがいちばんやりがちな失敗です。古い中身がいつまでも残り続けます。一番下の層が半年前のものということが起きる。
使い切ってから詰める。この1点だけ守れば詰め替えのリスクはほとんど消えます。
医薬部外品の詰め替えは読み方が違う
医薬部外品はその他の成分が配合量の順に並んでいません。有効成分が先頭に来て、そのあとは順不同です。
だから本体とつめかえ用で並び順が同じでも意味は薄い。化粧品なら順番の一致が処方の一致を裏付けますが、こちらではそこまで言えません。
今回一致した16組には医薬部外品も含まれています。成分の顔ぶれは同じでしたが、配合量まで同じかどうかは表示からは確かめられませんでした。
本体を長く使い続けられるか
詰め替えの前提は本体の容器が保つことです。ポンプは使っているうちに出が悪くなることがあります。
数回詰め替えたら本体を買い直す。結局その周期で費用が乗るので、詰め替えだけでずっと安く済むわけではありません。
本体が壊れたら別の容器に移すという手もあります。ただし洗って完全に乾かすのが条件で、そこを守れないなら素直に本体を買うほうがいい。
詰め替えが向かない製品
防腐剤を減らした製品は詰め替えの工程に耐えにくい。空気に触れる回数が増えるためです。
日焼け止めのように成分が分離しやすい製品も詰め替え向きではありません。そもそも詰め替え用が売られていないことがほとんどです。
詰め替えの有無を表にすると
| 種類 | 詰め替えの有無 | 理由 |
| 化粧水 | 多い | 毎日使い量も多い |
| 乳液・クリーム | あるものとないもの | 容器の形による |
| 洗顔・ボディウォッシュ | 多い | 消費が早い |
| 日焼け止め | ほとんど無い | 分離しやすく劣化も早い |
消費の早いものほど詰め替えが用意されています。メーカー側もそこが効くと分かっているからです。
容量の差も確かめておく
つめかえ用は本体より容量が大きいことがあります。本体150mLに対して詰め替えは180mL、といった組み合わせです。
この場合1回では入りきりません。残りをどう保管するかが問題になります。袋のまま置くと口から菌が入ります。
本体2本を用意して交互に使うという手もあります。片方を空にして洗って乾かす時間が作れるので、継ぎ足しを避けやすい。
つめかえ用しか置いていない店がある
売り場では本体と詰め替えが隣に並びます。袋のほうが安いので手に取りやすい。
初めて買う製品で間違えるとその日は使えません。本体を持っているかどうかをその場で思い出せないこともある。
通販なら商品名に「つめかえ用」と入っています。149品でも名前で判別できました。本体と同じ名前にその語が足されているだけです。
ごみの量も変わる
本体を毎回買うとボトルが毎回ごみになります。年に4本使えば4本ぶんです。
袋ならかさばりません。費用以外の理由でも選ぶ価値はあると思います。
置き場所も変わります。ボトルを何本も並べると洗面台が埋まりますが、袋は引き出しに入る。買い置きをする人ほどこの差は効いてきます。
この確認の限界
確かめたのは4ブランドの16組だけです。他のブランドが同じとは限りません。気になるなら同じやり方で見比べてください。
それと全成分が一致していても配合量まで同じかは表示から分かりません。順番が同じなら大きくは違わないはずですが、数字が公開されていない以上そこは確認できませんでした。
医薬部外品の場合はその他の成分が配合量の順に並んでいません。順番の一致から言えることが化粧品より少なくなります。
単価の出し方は1回あたりの記事にまとめています。
結論として
少なくとも今回見た16組では中身は同じでした。安いのは容器と輸送のぶんです。
薄めているのではないかという疑いはこの範囲では否定できます。成分名も並び順も一致していて、差は全角と半角の表記だけでした。
あとは詰め替えるときの扱いだけ気をつける。使い切ってから、洗って、乾かして、詰める。この順番を守れば本体を買い続けるより安く済みます。
買い方の考え方はメンズ美容の基本ガイドに、製品ごとの容量はランキング記事にまとめています。
※本記事はプロモーションを含みます

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