「ワイングラス おすすめ」で調べはじめると、ボルドー型、ブルゴーニュ型、クリスタル、強化ガラスと、聞き慣れない言葉が次々に出てきます。名前が増えるほど比べる軸も増えて、結局どれも決めきれないまま画面を閉じることになりがちです。
そこで軸を2つに絞ってしまうのがおすすめです。食器洗浄機に入れられるか、そしてどのくらい割れにくいか。この2つを先に決めると、候補は驚くほど減ります。形の話は、そのあとで十分に間に合います。
というのも、ワイングラスで挫折する理由の大半は味ではなく扱いだからです。背が高くて薄いグラスは、洗っている最中にシンクの縁へ当てるだけで欠けますし、食洗機に入れられないと分かった時点で使う回数が落ちていきます。毎日飲む人が薄いクリスタルを買うと洗い物が重くなりますし、年に数回しか開けない人が樹脂製を選ぶと物足りなさが残ります。
この記事では、性格のはっきり違う5脚を集めました。価格は945円から13,200円まで、容量は約170mlから610mlまで開きがあります。同じ「ワイングラス」という呼び名でも、中身はここまで違います。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
形より先に、洗い方と扱いやすさで絞ると早いです
グラス選びが長引くのは、形の話から入ってしまうからです。形は使う場面で決まりますが、洗い方と割れにくさはあなたの暮らし方で決まります。決めやすいほうを先に片づけるほうが、迷う時間は短くなります。
判断のしかたは単純です。週に何度も飲むなら、食器洗浄機に入れられて、多少ぶつけても平気なものを選びます。逆に、月に一度あるかないかの機会に開けるだけなら、手洗いの手間を受け入れて薄いグラスに寄せる価値があります。
もうひとつ、忘れられがちなのが置き場所です。ボウルの大きなグラスは背も横幅もあるので、食器棚の一段を占領します。買う前に、棚の高さを一度測っておくと後悔しません。
買う前に決めておく3つ
- 週に何回使うか(毎日なら食洗機対応か強化素材へ)
- 食器棚のどの段に置くか(高さ22cm前後が入るか)
- 何脚必要か(来客用なら2脚以上、ひとり分なら1脚から)
ボルドー型・ブルゴーニュ型・万能型・フルート型は、容量と口径が違います
形の名前は難しく見えますが、違いはボウルの容量と口のすぼまり方に出ます。ここだけ押さえておけば、店頭の表記も読めるようになります。
ボルドー型は、赤ワインの中でも重めのものに合わせる縦に長い形です。この記事で扱うリーデルのヴィノム ボルドーは容量610mlで、高さは225mmあります。手のひらに乗せると、想像よりずっと大きく感じるはずです。
ブルゴーニュ型は、丸くふくらんだボウルの上が急にすぼまる形をしています。東洋佐々木ガラスのデザイアーは最大径110mmに対して口径62mmですから、いちばん太いところから口までで径がおよそ半分になります。この形だと、注いだ液面の上に大きな空間が残るというわけです。ボウルの形と容量が香りの立ち方に関わるというのが、メーカーが品種ごとにシリーズを分けている理由です。ただし、どう感じるかは飲む人によって違いますから、「この形なら美味しくなる」という受け取り方はしないでください。
万能型は、ボウルが小ぶりで背も低く、赤にも白にも使える形です。木村硝子店のろーたす 10ozゴブレットは容量340ml、高さ11cmですから、上の2つと比べるとかなりコンパクトにまとまります。
フルート型は、スパークリング用の細長い筒です。アデリアのプレジールは口径4.4cmに対して高さ22.6cm、満水容量は約170mlしかありません。細いぶん、泡が立ちのぼる様子が縦に長く見えます。
| 形 | ボウルと口のかたち | 向いている場面 |
|---|---|---|
| ボルドー型 | 縦に長いボウル。容量610mlと大きめ | 重めの赤を、ゆっくり時間をかけて |
| ブルゴーニュ型 | 最大径110mm・口径62mmと大きくすぼまる | 香りの広がり方を確かめたいとき |
| 万能型ゴブレット | 容量340mlで背が低く、赤白どちらにも | 毎日の食卓で1脚だけ使う |
| フルート型 | 口径4.4cm・容量約170mlの細身 | スパークリングやシャンパン |
脚は「倒れにくさ」と「手の熱」の折り合いで決まります
ワイングラスの脚(ステム)は、飾りではありません。ボウルを直接持たずに済むので、手の熱が中身に伝わりにくいのです。細長いステムほど所作はきれいに見えますが、その代わりぶつけたときに折れやすくなります。
脚のないステムレスタイプは、この関係がそっくり裏返ります。重心が低いので倒れにくく、食洗機のカゴにも収まりやすく、洗うのも簡単です。ただしボウルを手で包む形になるので、手の熱は中身に伝わります。冷やして飲みたいものには向きません。持った感触はウイスキーグラスに近くなります。
今回の5脚にステムレスは入れていませんが、代わりに脚を低くしたトライタン製のカップを1つ選びました。φ72mm×高さ120mmと背が低く、商品ページにも「安定性のある低めの脚で倒れにくい」と書かれています。倒れにくさを優先しつつ、指がボウルに触れる面積は減らせる中間の形です。
食器洗浄機に入るかどうかは、商品ページの表記で確かめます
ここが今回いちばん差が出たところです。「ワイングラスは食洗機に入れられない」と思い込んでいる人は多いのですが、実際には対応をはっきり明記している製品があります。
一方で、記載そのものが見当たらない製品もあります。リーデルのヴィノム ボルドーがそうで、楽天の公式ショップの商品ページ本文には、食洗機対応の可否が書かれていませんでした。書いていない以上、対応しているとも非対応とも判断できません。手洗いを前提に考えておくのが無難です。
木村硝子店のろーたすは少し事情が違います。食洗機は使えるものの、店舗の説明には「カゴや他の食器とぶつかると破損の可能性」があると注意書きが添えられています。入れられることと、気を遣わずに入れられることは、やはり別物です。
| 商品 | 食器洗浄機の表記 | 素材と厚み |
|---|---|---|
| リーデル ヴィノム ボルドー | ページ本文に記載なし | クリスタルガラス・薄手 |
| 東洋佐々木ガラス デザイアー | 対応と明記 | 強化クリスタルガラス |
| 木村硝子店 ろーたす | 使えるが破損に注意 | ソーダガラス・手仕事 |
| アデリア プレジール | 対応と明記(電子レンジは不可) | 強化ガラス |
| トライタン ワインカップ | 対応 | トライタン樹脂 |
ワイングラスのおすすめ5脚を、性格の違いで並べます
リーデル ヴィノム ボルドー 2脚セット:本格クリスタルの定番
オーストリア発のリーデルは、ぶどうの品種ごとに形を作り分けてきたメーカーです。ヴィノムは1986年にデザインされたシリーズで、この記事で扱うのはカベルネ/メルロ向けのボルドー型になります。
数字を見ると性格がよく分かります。高さ225mm、容量610ml、素材はクリスタルガラス、生産国はドイツ、マシンメイドです。手作りではなく機械成形なので、この作りとしては手の届く価格に収まっています。
ただし薄さは覚悟が要ります。購入者のレビューにも「厚みがないので割れやすいので扱いには注意が必要」という声が寄せられていました。ここは正直に受け止めておきたいところです。前述のとおり食洗機の可否もページ本文からは確認できないので、手洗いが前提になります。
5点の中ではもっとも高い価格帯で、13,200円前後です。ただしこれは2個入の価格なので、1脚あたりに直せば印象は変わります。来客用に2脚そろえたい人にとっては、むしろ買いやすい形です。
東洋佐々木ガラス デザイアー ブルゴーニュ:強化クリスタルで毎日使えます
毎日飲む人に、私がいちばん勧めたいのがこれです。国内大手の東洋佐々木ガラスによるブルゴーニュ型で、材質はファインクリスタルと呼ばれる強化クリスタルガラスになります。タイの工場で成形し、強化加工は同社の千葉工場で行っていると明記されていました。
サイズは口径62mm、最大径110mm、高さ220mm、容量500ml、重さ190gです。食器洗浄機に対応と明記されているので、洗う手間で使う回数が落ちることがありません。強化ガラスは同じ薄さのふつうのガラスより衝撃に強いので、日常の当たりに対する安心感もあります。
価格は2,750円前後で、1脚から買えます。まず1脚だけ試して、気に入ったら買い足すという買い方ができるのは、ひとり暮らしの人にはありがたいところです。
弱点は大きさで、容量500ml・高さ220mmはそれなりに場所を取ります。食器棚の高さを測ってから決めてください。

木村硝子店 ろーたす 10ozゴブレット:手仕事の万能型
ワインだけでなくお茶や水にも使いたいなら、この万能型が扱いやすいです。木村硝子店の「ろーたす」シリーズで、高さ11cm、口径7.6cm、容量340ml、素材はソーダガラス、生産国は日本になります。
10ozゴブレットという名前のとおり、背の低いゴブレット形です。食卓に置いても圧迫感がなく、洗うときも手が奥まで入ります。5点の中では2番目に高い5,170円前後ですが、これは1脚あたりの単価です。
手仕事でつくられるため、店舗の説明には「ステム(台)部分にわずかな気泡やガラスの歪みがみられる」ことがあると書かれています。工業製品の均一さを求める人には向きませんが、1脚ずつ表情が違うことを楽しめる人には、むしろそこが理由になります。
アデリア プレジール フルートシャンパン:945円から始めるスパークリング
「そもそもフルート型が必要なのか分からない」という段階なら、まずここから試すのが現実的です。ADERIA(石塚硝子)のプレジールで、5点の中でもっとも安い945円前後になります。
口径4.4cm、高さ22.6cm、最大幅6.6cm、満水容量は約170ml、重さは約127gです。材質は強化ガラスで、生産国は日本、食器洗浄機は対応と明記されています。1,000円を切る価格で日本製の食洗機対応というのは、正直おどろきました。
気をつけたいのは、強化ガラスは耐熱ガラスではないという点です。急激な温度変化、とくに急冷で割れることがあると店舗が注意書きしていました。冷凍庫で冷やしたり、熱い状態から一気に冷水をかけたりする使い方は避けてください。電子レンジも使用不可と書かれています。
トライタン製 割れないワインカップ 250cc:屋外や小さな子どもがいる家に
素材そのものを変えてしまうという選択もあります。こちらはガラスではなく、飽和ポリエステル(トライタン)という樹脂でつくられたカップです。ガラスではないので、落として割れる心配がほとんどありません。
サイズは250cc、φ72mm×高さ120mm、製造国は日本です。食洗機に対応し、電子レンジも使用可(ただし調理目的は不可)と書かれています。低めの脚で倒れにくいという記載どおり、ベランダやキャンプ、小さな子どもがいる家庭では扱いやすい1脚になります。
価格は1,065円前後で、5点の中では2番目に安い位置づけです。ガラスの口当たりを求める用途とは別枠として、もう1つ持っておくと出番が意外に多くなります。
セット売りと1脚売りを並べると、価格の見え方がずれます
比較でつまずきやすいのがここです。今回の5点のうち、2個入で売られているのはリーデルのヴィノム ボルドーだけで、残りの4点はすべて1脚単位の価格になっています。
つまり13,200円と2,750円をそのまま並べるのは、あまりフェアではありません。リーデルは2脚ぶんの価格ですから、1脚あたりに直すと差は縮まります。逆に、東洋佐々木ガラスやアデリアを2脚そろえるつもりなら、表示価格の倍を見ておいてください。
見るべきは「1脚あたりいくらか」と「何脚必要か」の2つです。ひとりで飲むなら1脚で足りますし、来客やパートナーと飲む前提なら最初から2脚そろえたほうが、あとから同じ品番を探し直す手間がありません。
買ってから戸惑いやすいところを、先に書いておきます
どの製品にも引っかかりはあります。買ってから気づくより、先に知っておくほうが納得して使えるはずです。
- リーデル ヴィノム ボルドー:クリスタルガラスで薄く、レビューでも扱いに注意が要るとされています。食洗機の可否がページ本文から確認できません
- 東洋佐々木ガラス デザイアー:容量500ml・高さ220mmとボウルが大きく、食器棚の収納スペースを取ります
- 木村硝子店 ろーたす:手仕事のため気泡やガラスの歪みという個体差があり、食洗機でもカゴや他の食器とぶつかると破損の可能性があります
- アデリア プレジール:強化ガラスであって耐熱ガラスではないため、急冷で割れることがあります。電子レンジは使用不可です
- トライタン ワインカップ:商品ページからは製造元の企業名まで確認できず、ショップ名以外の表記がありません(生産国は日本と明記)
とくに4つめの急冷は、うっかりやってしまいがちです。強化ガラスという言葉から「熱にも強い」と読み替えてしまう人が多いのですが、この2つは別の性能になります。冷やすときは冷蔵庫でゆっくりが基本です。
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最後は、割れにくさと口当たりのどちらを取るかです
ここまでの内容を、選ぶ順に並べ直しました。毎日飲んで食洗機に入れたいなら東洋佐々木ガラスのデザイアー、屋外や子どものいる場所で使うならトライタンのカップ、スパークリングを気軽に試したいならアデリアのプレジールが噛み合います。
食卓で1脚だけ使いまわしたい人には木村硝子店のろーたすが、手洗いの手間を受け入れて本格的なクリスタルを味わいたい人にはリーデルのヴィノムが向いています。
どれを選んでも、洗い方と置き場所だけは先に決めておいてください。使う回数を決めるのは、結局そこでした。
※本記事はプロモーションを含みます

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