FiiO KA17の使用感。デスクトップモードとKA13の違い

ヘッドホンに手を添えて音楽を聴く男性

平日の夜、PCで作業しながら有線のヘッドホンで音楽を流すとき、僕の机ではFiiOのKA17がUSBケーブルの先につながっています。端子や重さの数字を先に知りたい人は、このすぐ下の基本情報の表へどうぞ。結論から言うと、手持ちのヘッドホンを4.4mmのバランス接続でしっかり鳴らしたい人に向く1台です。

この記事でわかること

  • デスクトップモードの力と要る電源
  • 2つの出力でできること
  • 机と通勤で使った感想
  • 弱点とKA13・KA15との違い

色はブラックとブルーです。ボタンの先の写真で見比べてみてください。

FiiO KA17 USB DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ(ブラック FIO-KA17-B/ブルー FIO-KA17-L)

FiiO KA17 USB DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ(ブラック FIO-KA17-B/ブルー FIO-KA17-L)

参考価格 26,642円前後

スマホやPCの音を4.4mmバランス接続で高出力に鳴らしたい人向け。

このブログを書いている人

men's house 運営者

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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目次

FiiO KA17の基本情報

KA17は、FiiOのUSB DAC内蔵ヘッドホンアンプです。ヘッドホン端子のないスマホやタブレット、PCにつないで、有線のヘッドホンやイヤホンで聴くための機材になります。電源はUSBのバスパワーでまかないます。

項目内容
ブランドFiiO
商品名KA17(ブラック FIO-KA17-B/ブルー FIO-KA17-L)
寸法・重さ約64.0×27.7×12.7mm・約33.5g(ケーブルを除く)
出力端子3.5mmシングルエンド・4.4mmバランス
価格(税込)オープン価格(市場想定売価26,400円)
発売日2024年2月23日
数字は各商品ページの表記にもとづきます

日本での総輸入元は株式会社エミライです。発売日はブラックもブルーも同じです。

ブラックかブルーか決まったら、その色の値段をボタンの先で見てみてください。

FiiO KA17 USB DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ(ブラック FIO-KA17-B/ブルー FIO-KA17-L)

FiiO KA17 USB DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ(ブラック FIO-KA17-B/ブルー FIO-KA17-L)

参考価格 26,642円前後

スマホやPCの音を4.4mmバランス接続で高出力に鳴らしたい人向け。

KA17の強み3つ

KA17の持ち味は、出力の強さ、中に載っている部品、それから音を自分で整えられることです。

外部電源で650mWまで出せる

本体の側面には、オレンジ色のUSB Type-Cの端子があります。これは電源供給用です。ここに外部電源をつなぐと、デスクトップモードで動きます。

最大出力は、4.4mmのバランスで650mW(32Ω)、3.5mmのアンバランスで320mW(16Ω)。この650mWを引き出すのがデスクトップモードです。デスクトップ用の高インピーダンスのヘッドホンでも、力強く鳴らせます。

データ通信用の端子とは別に、給電だけの口がある形です。給電用の端子を独立させて、高い出力を安定して出せるようにしています。

外へ持ち出してデスクトップモードを使いたい人向けに、専用の小型バッテリー「E-Stick」が別売りで用意されています。大きさは約65×54×17mmで、駆動時間は約5時間です。

ES9069Qを2基載せた中身

DACチップには、ESS製のES9069Qを2基使っています。消費電力を抑えながら性能を出せるチップです。オペアンプはOPA1662が2基、ヘッドホンアンプにはTHX AAA 78+、USBインターフェースにはXMOS XU316。

基板は、アナログの回路とデジタルの回路を切り離した作りです。S/N比はバランスで126dB以上、アンバランスで123dB以上(どちらもデスクトップモード時)。ノイズフロアはバランスで2.2uV未満、アンバランスで2uV未満に収まっています。

対応するフォーマットはPCM768kHz/32bitとDSD512/1bitまで。MQAのフルデコードにも対応しました。

2つの出力とアプリでの調整

ヘッドホンをつなぐ端子は、3.5mmのシングルエンドと4.4mmのバランスの2つ。手持ちのプラグに合わせて挿し替えられます。

3.5mmの端子は、S/PDIFのデジタル出力も兼ねています。DDコンバータとして使えるのも、この端子のおかげです。

音の調整に使うのは、FIIO ControlアプリのPEQです。好みの音に合わせてチューニングできます。本体の表示部は、0.91インチのドットマトリックスディスプレイ。いまの状態をいくつも映し出せます。

UAC1.0にも対応していて、ゲームにも使えます。温度保護とDC出力保護も備えました。本体とつないだ機器を、イレギュラーな障害から守るための機能です。大きすぎる音量が出ないように、出力の上限も設定できます。

机と通勤で使ってみて

僕がKA17を使うのは、夜の机の前と朝の通勤です。机ではノートPCに、電車ではスマホに挿しています。置く場所で、使い方が少し変わりました。

夜の机では外部電源もつなぐ

机では、側面のオレンジの端子にも給電して、デスクトップモードで鳴らしています。手持ちのヘッドホンが、ボリュームを上げきらなくても余裕をもって鳴る感じがしました。

低い音がにじまず、歌声が楽器に埋もれずに聞こえます。夜は音量を絞り気味にしますが、小さな音でも細かい音が残ってくれるのがうれしいところでした。

画面は小さめです。音量やモードを確かめるときは、つい顔を近づけてしまいます。慣れてしまえば、PCの画面を見ながら手元で音量だけ動かせるので楽です。

朝の通勤はスマホに挿してイヤホンで

電車では、スマホにつないでイヤホンで聴いています。外ではデスクトップモードを使わず、バスパワーだけで動かしていますが、イヤホンなら僕には足りました。

付属のレザーケースに入れておくと、ポケットの中で本体がほかの物とこすれる心配が減ります。ただ、スマホの下にぶら下げると重みはそれなりにあります。立ったまま片手で持つ場面では、少し気になりました。

アプリのPEQは、高い音をほんの少し抑える方向でいじっています。イヤホンを替えたときに設定を変えるだけで、同じKA17で音の印象を合わせられるのが便利でした。

KA17の弱点は?

まず知っておきたいのは、650mWを出すには外部電源が要ることです。バスパワーだけで動かしているとき、デスクトップモードは使えません。専用バッテリーのE-Stickは別売りなので、外で高い出力を使いたい人は荷物と出費が増えます。

PEQにも制限があります。調整できるのは、PCM 192kHz/24bitまでのフォーマット。さらに、UAC1.0のモードではPEQがまだ使えません。ゲーム向けにUAC1.0へ切り替えると、アプリで作った音の設定は効かなくなります。

S/PDIFの出力は96kHz/32bitまでです。同軸ケーブルは付いていないので、市販の3.5mm to RCAケーブルを別に用意してください。3.5mmのヘッドホン出力とS/PDIF出力は同じ端子なので、同時には使えません。

KA17が合う人・合わない人

  • 4.4mmのバランス接続で有線ヘッドホンを鳴らしたい人
  • スマホとPCで同じ1台を使い回したい人
  • アプリのPEQで音を好みに寄せたい人
  • とにかく軽さを優先したい人には不向き

KA13・KA15と比べると

同じFiiOのスティック型には、KA13とKA15があります。名前が近い2機種なので、違いを見ておきます。

KA13は2023年11月10日の発売で、市場予想価格は13,200円前後。DACはCS43131を2基使い、出力はバランスで550mW、アンバランスで170mW(どちらも32Ω)です。重さは約18.5g。KA17の約33.5gより軽く仕上がっています。対応フォーマットはPCM384kHz/32bitとDSD256までです。

KA15は2024年11月1日の発売で、市場予想価格は19,800円前後でした。DACはCirrus LogicのCS43198を2基、バランスの出力は560mW(32Ω)、重さは約21gです。PCMは768kHz/32bitまで、DSDは256まで対応しています。ただ、KA15はすでに販売終了の製品になっています。

ヘッドホンそのものから選び直したい人は、ヘッドホンのおすすめも参考にしてみてください。

軽さを優先するならKA13。外部電源をつないで650mWまで使いたい、DSD512の音源も流したいなら、KA17を選ぶ意味がはっきり出てきます。

色ごとの型番と箱の中身

色はブラックとブルーの2つで、型番とJANコードが分かれています。

  • ブラック:FIO-KA17-B(JAN 4562314018240)
  • ブルー:FIO-KA17-L(JAN 4562314018257)

KA11・KA13・KA15は、名前が似ていても別の製品です。注文するときは「KA17」と色の型番まで見ておくと、取り違えずに済みます。

箱に入っているのは、レザーケース、USB Type A to Cアダプター、USB Type C to Cケーブル、USB Type Cキャップ2個、クイックスタートガイド、保証書。Type Aの差し込み口しかないPCでも、アダプターを挟めばそのままつなげます。

レザーケースが最初から付くので、外へ持ち出すためにケースを買い足す必要はありません。

FiiO KA17のまとめ

KA17は、スティック型の本体にES9069Qを2基積み、3.5mmと4.4mmの2つの出力を持つUSB DACアンプです。外部電源をつないだデスクトップモードでは、バランスで650mWまで出せます。PEQやS/PDIFに上限はありますが、机でも外でも同じ1台で有線の音を楽しめるのは大きな魅力でした。

4.4mmのバランス接続で、スマホでもPCでも有線のヘッドホンをしっかり鳴らしたい人に向く1台です。

FiiO KA17 USB DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ(ブラック FIO-KA17-B/ブルー FIO-KA17-L)

FiiO KA17 USB DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ(ブラック FIO-KA17-B/ブルー FIO-KA17-L)

参考価格 26,642円前後

スマホやPCの音を4.4mmバランス接続で高出力に鳴らしたい人向け。

※本記事はプロモーションを含みます

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この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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