休みの日に近所を歩くとき、僕はX-M5にXC15-45mmを付けたまま、小さめのバッグに入れて出かけます。この記事の軸は、X-T30 IIとの違いです。富士フイルムの製品ページを見ると、X-T30 IIには「Discontinued」の表示が出ています。代わりに僕がすすめるのは、X-M5のキットです。
この記事でわかること
- X-M5キットで撮れる写真と動画
- 使ってみて感じたことと弱点
- X-T30 II・X-S20との違い
- キットの型番と付属品
軽いカメラを1台だけ持ち歩きたい人に、見てほしいキットです。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
X-M5レンズキットの基本情報
大きさと重さ、中に入っているセンサーを先に表で見ておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | 富士フイルム |
| 商品名 | FUJIFILM X-M5 XC15-45mmレンズキット(ブラック/シルバー) |
| レンズ | FUJINON XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ |
| センサー | APS-Cサイズ X-Trans CMOS 4(有効画素数 約2610万画素) |
| 質量 | 約355g(バッテリー・メモリーカード含む) |
| 発売日 | 2024年11月28日 |
値段はオープン価格で決まっていません。お店ごとの今の値段は、下のボタンの先で確かめてください。
X-M5のいいところ
よさを3つに絞ると、持ち歩ける軽さ、色の選びやすさ、動画の強さです。順に見ていきます。
約355gのX-M5にAPS-Cセンサー
本体の大きさは幅111.9mm、高さ66.6mm、奥行き38.0mm。最薄部は33.5mmです。質量はバッテリーとメモリーカードを入れて約355gで、抜いた状態なら約307gになります。
中に入っているのは、23.5mm×15.6mmのAPS-Cサイズ「X-Trans CMOS 4」センサーです。有効画素数は約2610万画素で、画像処理エンジンはX-Processor 5。独自のカラーフィルター配列のおかげで、光学ローパスフィルターなしでもモアレや偽色を抑えられます。
キットのXC15-45mmは、35mm判換算で23mm〜69mm相当の電動ズームレンズです。光学式手ブレ補正は3.0段。本体の手ブレ補正は動画のみの電子防振なので、写真のブレはこのレンズ側の補正が頼りになります。
レンズの重さは135gです。電源を切ると沈胴して、全長44.2mmまで縮みます。広角端ならレンズ先端から5cmまで寄れて、最大撮影倍率は0.24倍です。
天面のダイヤルで選ぶX-M5の色
天面には「フィルムシミュレーションダイヤル」があります。富士フイルムの色作りを、ダイヤルを回して直感的に選べるわけです。フィルムシミュレーションは20モードあります。
富士フイルムは1934年の創業です。その色作りをダイヤルの操作感ごと楽しんでほしい、というのがこのカメラに込められたメーカーの思いです。天面のダイヤルはシンメトリーに並んでいて、小さいながらXシリーズらしい見た目に仕上がっています。
背面の液晶はアスペクト比3:2、約104万ドットのタッチパネルです。
X-M5は縦のショート動画とVlogに強い
動画は6.2K/30Pの4:2:2 10bitで、カメラ内のカードに記録できます。4K/60Pや1080/240Pにも対応しています。
動画で押さえておきたいのが、縦構図のショート動画モードです。カメラを横位置で構えたまま、YouTubeやSNSで共有しやすい縦の画角で撮れます。長さは15秒・30秒・60秒の3つから選べて、撮っている間は画面に残り秒数が出るのも便利です。
Vlogモードもあり、内蔵マイクの指向性は全方位・フロント・バック・フロント&バックの4つから切り替えられます。マイク用とヘッドホン用の3.5mmステレオミニジャック、USB Type-C(USB 10Gbps)、HDMIマイクロ端子、ホットシューもそろっています。
ピント合わせは、ディープラーニング技術で開発された被写体検出AFです。人物の顔や瞳に加えて、動物・鳥・車・バイク・自転車・飛行機・電車・昆虫・ドローンをAIで検出し、ピントを合わせたまま追いかけてくれます。連写はメカニカルシャッターで約8.0コマ/秒、電子シャッターで約20コマ/秒です。

X-M5を使ってみて
僕がX-M5を持ち出すのは、休日の昼間の散歩と、泊まりがけの旅行の日です。どちらも「カメラを持っていくぞ」と構えずに、財布やスマホと一緒にバッグへ入れておけるのが気に入っています。
散歩の日はダイヤルで色を決めて撮る
歩いていて気になるものを見つけたら、まず天面のダイヤルを回して色を決めます。ダイヤルを回すだけなので、撮るまでが早いんです。
その日の空や光に合わせてダイヤルを変えるのが、いつのまにか楽しみになりました。同じ道でも、色を変えるだけで写真の雰囲気がずいぶん変わります。
カフェに入ったら、広角側でテーブルの料理に寄って撮ります。席を立たずに大きく写せるのは助かりますね。帰り道は電源を切っておけばレンズが縮むので、バッグの中でもかさばりません。
旅行の日は縦動画モードが手放せない
旅先では、写真の合間に短い縦動画も撮ります。カメラを横に構えたまま縦の画角で撮れるので、持ち方を変えずに済むのが楽です。残りの秒数が画面に出るから、尺を気にしながら撮れます。
駅のホームで電車を撮るときは、被写体検出AFがしっかり追いかけてくれました。ピントはカメラに任せて、構図を考えることに集中できます。
気になったところも書いておきます。写真と動画を一日じゅう撮り歩いた日は、夕方にはバッテリーが心細くなりました。静止画の撮影可能枚数はノーマルモードで約330枚、エコノミーモードで約440枚なので、今は予備のバッテリーを持って出ています。それと、X-M5で撮るときの僕は、いつも背面の液晶を見ています。晴れた日の屋外で構図を決めるのは、慣れるまで少し戸惑いました。公式の仕様表にはファインダーの項目が見当たらないので、のぞいて撮りたい人は次の節の表でX-T30 II・X-S20と並べてみてください。
X-T30 II・X-S20との違い
発売日はX-T30 IIが2021年9月2日、X-S20が2023年6月29日です。このうちX-T30 IIは、製品ページに「Discontinued」と出ています。3台とも有効画素数は約2610万画素なので、違いが出るのはファインダーと液晶、重さ、バッテリーです。
| 機種 | ファインダーと液晶 | 質量と撮影可能枚数 |
|---|---|---|
| X-M5 | ファインダーの記載なし・3:2 約104万ドットのタッチパネル | 約355g・約330枚 |
| X-T30 II | 0.39型有機EL 約236万ドット・3.0型チルト式タッチパネル 約162万ドット | 約378g・約390枚 |
| X-S20 | 0.39型有機EL 約236万ドット・3.0型バリアングル式タッチパネル 約184万ドット | 約491g・約750枚 |
公式の仕様にファインダーが載っているのは、X-T30 IIとX-S20です。どちらも0.39型の有機ELで約236万ドット。目にカメラを当ててのぞきながら撮りたい人は、この2台の仕様から見ていくと話が早いです。
手ブレ補正で見ると、X-S20は本体にセンサーシフト方式の5軸手ブレ補正(7.0段)を持っています。バッテリーはNP-W235で、静止画はノーマルモードで約750枚。そのぶん寸法は127.7×85.1×65.4mmで、3台の中では大きく重い1台です。
バッテリーは、X-M5とX-T30 IIが同じNP-W126Sです。質量はX-T30 IIの約378gに対してX-M5は約355g、寸法もX-T30 IIの118.4×82.8×46.8mmよりひと回り小さくなります。ほかのメーカーまで並べて考えたいときは、高画質カメラのおすすめも見てみてください。
持ち歩く軽さと、縦動画の撮りやすさで選ぶなら、X-M5が合います。
X-M5キットの型番と付属品
キットはブラックとシルバーの2色です。型番はブラックがF X-M5LK-1545-B、シルバーがF X-M5LK-1545-S。JANはブラックが4547410555172、シルバーが4547410555189です。
ボディ単体のF X-M5-B/F X-M5-Sは別の商品なので、通販ではレンズキットの表記と型番をよく見てください。XC15-45mmが付いてくるのは、F X-M5LKで始まるほうです。
製品ページには、2026年6月4日付でファームウエアVer.1.30のアップデートのお知らせも出ています。
付属品は、充電式バッテリーNP-W126S、ショルダーストラップ、ボディーキャップ、冷却ファン用端子カバーの4つです。付属品の一覧にメモリーカードはないので、本体と一緒に用意しておきましょう。
使えるのはSD・SDHC・SDXCのUHS-I対応カードです。動画を撮るときはUHSスピードクラス3以上のSDメモリーカードを使うよう、公式に書かれています。動作環境は温度0℃〜+40℃、湿度10%〜80%(結露しないこと)です。
僕がX-M5をすすめる理由
もともとX-T30 IIのレンズキットを探していた人に、僕がX-M5をすすめる理由はシンプルです。約355gの本体にAPS-Cセンサーが入っていて、6.2Kの動画や縦のショート動画まで撮れるから。撮るときは背面の液晶で構図を決めていて、本体は幅111.9mm・奥行き38.0mmと小さいので、バッグに入れっぱなしにできます。
使い始めたら、まず天面のフィルムシミュレーションダイヤルを回して、好きな色を1つ決めてから撮りに出てみてください。
※本記事はプロモーションを含みます

コメント