箱から出したブレッドオーブンは、木目調がちらっと入った小さな箱のようで、トースターというより食卓の小物に見えました。庫内は幅192×奥行142×高さ44mmで、食パン1枚ぶんの広さです。朝のパンが1枚で足りる人に、僕はこの三菱電機のTO-ST1-Tをすすめます。
この記事でわかること
- 焼き上がりを変える2つの仕組み
- 選べるメニューと厚さ・焼き色
- 不便だった場面とできない調理
- BALMUDAやBRUNOとの違い
食卓に出しっぱなしにするなら、色はこのレトロブラウンをすすめたいところ。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
TO-ST1-Tの基本情報
TO-ST1-Tは、三菱電機のブレッドオーブンのうち、レトロブラウンの色の形名です。食パン1枚専用で、密封断熱構造とプレート加熱方式を組み合わせて焼きます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | 三菱電機 |
| 商品名・色 | ブレッドオーブン TO-ST1-T・レトロブラウン |
| 外形サイズ | 幅270×奥行223×高さ140mm(取っ手含む) |
| 本体質量 | 約3.1kg |
| 消費電力 | 930W |
| 価格 | オープン価格 |
電源は交流100V、コードの長さは1.5mです。箱にはへら、レシピ集、取扱説明書、早わかり操作手順ガイドが入っています。
価格はオープン価格なので、販売店ごとに額が違います。買うときは、今の額をいくつかのお店で見比べてみてください。
ブレッドオーブンのいいところ
このトースターがやろうとしているのは、パン焼き窯から出したばかりの「焼きたて食パン」のおいしさです。そのための仕掛けが、ふたを閉じて焼く構造と、プレートで焼く方式の2つ。そこに、パンの厚さと焼き色を選べるメニューが乗っています。
密封断熱構造のブレッドオーブンは水分と香りを逃がさない
まず推したいのが、庫内を閉じて焼く密封断熱構造です。食パンの中の水分と香りを庫内から逃がさずに焼くので、耳までふんわりした食感と味わい深い「生トースト」に仕上がります。
数字も出ています。三菱電機の従来品BO-S7と比べて、水分の抜け具合は半分以下、香りの強さは3倍以上(BO-S7を100%としたときに335%)。6枚切りを「トースト」のふつうで2分35秒焼いたときの比較で、どちらも三菱電機の調べによる数字です。
耳の固いトーストが苦手な人には、この構造がうれしいはずです。
ブレッドオーブンはプレート加熱で1枚をむらなく焼く
庫内は食パン1枚ぶんの広さしかありません。そのぶん、プレート加熱方式で温度を細かく調整しながら、ヒーターの熱を食パンにむらなく伝えます。
プレートなので、お手入れは拭くだけ。パンを取り出すへらが付いていて、へらには高さ制限の表示もあります。焼き上がったのに取り出し忘れていると、約20秒ごとに「ピピッ、ピピッ」と鳴って知らせてくれる出し忘れお知らせ付きです。
TO-ST1-Tは4つのメニューで厚さと焼き色を選べる
メニューは4つあり、自動で焼き上げます。焼き時間のめやすは、トーストが約2~3分、冷凍トーストが約3~5分、トッピングトーストが約6~7分、フレンチトーストが約8~13分です。
パンの厚さは4枚切り(約30mm)、5枚切り(約24mm)、6枚切り(約20mm)、8枚切り(約15mm)から選べます。焼き色はトーストが5段階。冷凍トーストとトッピングトーストは薄め・ふつう・濃いめの3段階で、フレンチトーストはふつうだけです。
厚切り派でも薄切り派でも、自分がいつも買う食パンに合わせて設定できるのはうれしいところ。食感の好みで焼き加減を変えたい人に向いています。
朝の1枚を焼いてみて
僕がこのブレッドオーブンを手に取ったのは、朝に食べるパンがほぼ食パン1枚だけだったからです。前に使っていたトースターは何枚も焼ける大きさで、毎朝その片隅に1枚だけ置いて焼いていました。それなら1枚をきちんと焼く専用の道具のほうが合っている、と思ったのがきっかけです。

テーブルに置いてブレッドオーブンで焼く朝
置き場所は台所ではなく、ダイニングテーブルの端にしました。見た目が家電っぽくないので、食卓に出しっぱなしでも僕は気になりません。焼き上がったらそのまま皿にのせられるので、焼きたてを食べるまでの距離がぐっと短くなりました。
使い方はシンプルで、メニューと厚さ、焼き色を選ぶだけです。僕はいつも6枚切りを買うので、厚さの設定はほとんど変えていません。焼いているあいだにバターやジャムを出していると、ちょうどいい頃に焼き上がります。
ふたを開けた瞬間に、パンの香りがふわっと広がるのは毎回ちょっとうれしいところです。耳まで固くなりすぎず、手でちぎったときにやわらかく感じました。トーストの焼き色は、僕はふつうに落ち着いています。
TO-ST1-Tで冷凍トーストやフレンチトーストを焼くとき
食パンを冷凍しておく週は、冷凍トーストのメニューに切り替えています。凍ったまま入れて焼けるので、前の晩に出しておく手間がありません。
休みの日にはフレンチトーストも焼いてみました。専用のメニューがあるので、フライパンを出さずに済むのが楽です。焼き色はふつうしか選べませんが、僕にはそれで十分でした。
お手入れは、使い終わってプレートの熱が引いてから拭くくらいです。テーブルの上で使っていても、片づけが面倒に感じたことはありません。
1枚しか焼けない不便さと苦手な調理
まず引っかかるのは、やっぱり1枚しか焼けないことです。2枚食べたい朝は、1枚目が焼き上がってから2枚目を入れることになります。先に焼けた1枚が冷めていくのを見ながら待つのは、少しもどかしく感じました。
できない調理もはっきり決まっています。揚げものや蒸しものの調理はできず、加熱プレートに油や水を入れて使うこともできません。トッピングトーストに使う食パンは常温のものと決まっていて、冷凍や冷蔵のパンは使えません。
もう1つ気をつけたいのが焼き足しです。加熱が終わってから2分以上たつと、焼き足しができなくなります。僕は焼き色をもう少しつけたいと思ったときに、ほかのことをしていて間に合わなかったことがありました。
庫内の高さは44mmです。具をたっぷりのせたいときは、入れる前にへらの高さ制限の表示で確かめてから焼いています。
食パンを1枚ずつ焼く道具と割り切れるかどうかが、このトースターを選ぶときの分かれ目です。
BALMUDAやBRUNOとの違い
TO-ST1-Tと比べたくなるのが、BALMUDA The Toaster(KTT02JP)と、BRUNOのオーブントースターBOE052です。どちらが上という話ではなく、焼きたいものと枚数で分かれます。
BALMUDA The Toasterは、トースト、チーズトースト、ベーカリー、サワードウ、スチームデリ、クラシック(170、230℃)の6つのモードを持つトースターです。5ccボイラーでスチームを使い、タイマーは1~10・15分。庫内は幅275×奥行224×高さ178mm、本体は幅357×奥行321×高さ209mmで、製品重量は約4.1kg、定格消費電力は1300Wです。
BRUNOのBOE052は、食パンが2枚横に並ぶサイズで、上下に1本ずつのヒーターを別々にON/OFFできます。本体はW340×H225×D265mm、約3000g、定格消費電力は1,000Wで、タイマーは15分計。公式の税込価格は8,250円となっています。
TO-ST1-Tは、上の表のとおり930Wで、焼けるのは食パン1枚です。奥行きを並べると、TO-ST1-Tが223mm、BOE052が265mm、BALMUDA The Toasterが321mmです。
BALMUDA The Toasterについては、BALMUDA The Toasterのレビューでくわしく書いています。ほかのトースターとも並べて見たい人は、オーブントースターのおすすめもどうぞ。
パンの種類ごとにモードを選んで焼きたいならBALMUDA The Toaster、食パン2枚を上下ヒーターでシンプルに焼きたいならBOE052。食パン1枚を、厚さと焼き色まで選んで焼きたいなら、TO-ST1-Tが合います。
レトロブラウンと限定色の見分け方
この記事で書いているのは、形名TO-ST1-Tのレトロブラウンです。同じブレッドオーブンには限定色のノーブルホワイト(TO-ST1L-W)がありますが、こちらは形名の違う別の商品です。
販売ページで迷ったら、JANコードを見てください。TO-ST1-TのJANコードは4902901847875。形名とJANコードの両方がこの組み合わせなら、この記事のレトロブラウンです。
発売日は2019年4月25日。置き場所を決めるときは、ふたを開けたときの高さが290mmになる点も見ておくと安心です。上に棚がある場所だと、ふたが当たらないか確かめておきたいところ。脚と脚の間は幅167×奥行159mmです。
待機しているときは、操作部のランプが消えて約0.4Wになります。コンセントに挿したまま食卓に置いておく人には、気にしておきたい数字です。
ブレッドオーブンのまとめ
三菱電機のブレッドオーブンTO-ST1-Tは、ふたを閉じて食パン1枚だけを焼くトースターです。密封断熱構造で水分と香りを閉じ込め、プレート加熱で熱をむらなく伝えます。4つのメニューと、厚さ・焼き色の設定があるので、いつものパンに合わせて焼き分けられます。
できない調理があり、1枚ずつしか焼けないので、なんでも焼ける1台を探している人には合いません。それでも僕は、朝の1枚をテーブルで焼きたてのまま食べられるこの時間が気に入っています。
朝のトーストは1枚で足りて、その1枚の焼き上がりにこだわりたい人に向いた1台です。
※本記事はプロモーションを含みます

コメント