トースターおすすめ7台|加熱方式と温度調節で選ぶと後悔しません

コーヒーとトースト、オレンジを並べた朝食の食卓

朝の食パンを1枚焼くだけなら、正直どのトースターでも焼けてしまいます。それでも買い替えを考えているということは、焼き色がまだらになったり、グラタンの表面が思ったほど色づかなかったり、置いてみたら奥行きが足りなかったり、どこかで引っかかった記憶があるからではありませんか。

トースターの差は、見た目でもブランドでもなく、どうやって熱を当てるか(加熱方式)と、何度に合わせられるか(温度調節)の2つにほとんど集まります。逆に言えば、この2つを先に決めてしまえば、候補は2〜3台まで一気に絞れます。

そこでこの記事では、スチーム・グラファイト・コンベクション・石英管という方式ごとに7台を並べ直しました。各社が公表している温度の範囲、庫内の寸法、消費電力もそのまま載せています。価格は4,980円から33,800円まで開いていますが、高い機種ほどよく焼ける、という単純な話にはなりません。実際、温度の上限がいちばん低いのは、7台のうちもっとも高価な1台でした。

焼き上がりを保証する書き方はできませんので、ここではメーカーが公表している仕組みと数字だけを並べます。そのうえで、ご自宅の朝が何枚のパンで回っているのかに当てはめてみてください。

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30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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目次

熱の当て方が4通りあり、狙える焼き方が変わります

まず、いま店頭に並んでいるトースターの加熱方式をざっくり分けます。今回の7台は、輻射式・グラファイト・スチーム・コンベクションのどれか、あるいはその組み合わせに収まりました。

  • 輻射式(石英管など)……ヒーターから出る熱を直接当てて表面を焼く、いちばん基本の構成
  • グラファイト……アラジンが上部ヒーターに採用している方式
  • スチーム……BALMUDAが庫内に蒸気を入れてから焼く方式
  • コンベクション……ファンで熱風を回して庫内の温度をならす方式

輻射式は構造が単純なぶん、価格を抑えやすいのが強みです。今回いちばん安い山善の4,980円も、5,060円の象印も、9,990円のパナソニックも、この系統に入ります。パナソニックは公式の仕様ページで石英管を上に2本・下に2本と明記していますので、どこがどう温まるのかを想像しやすい1台でした。

いっぽうコンベクションは、ファンで熱風を回すぶん、庫内の温度を均しやすい方式です。今回だとタイガーとデロンギの2台がここに当たります。タイガーは熱風コンベクションに上部の遠赤ヒーターを足したトリプルヒーター構成で、ファンのぶんだけ消費電力もヒーター1300Wに12Wが上乗せされると公表されています。この12Wという小さな数字が、実はコンベクション機かどうかを見分ける手がかりになりました。

スチームはBALMUDAだけです。5ccのボイラーに水を入れて蒸気を出す仕組みで、他の6台とは発想からして違います。グラファイトもアラジンだけで、こちらは上部にグラファイトヒーター、下部に石英管ヒーターという組み合わせでした。方式が1台しかない、というのは裏を返せば「代わりがきかない」ということでもあります。

温度調節は段の数より「使いたい温度に届くか」で見ます

カタログには「何段階」という表記が並びますが、段の数だけを比べても意味がありません。大事なのは、自分が使いたい温度が範囲に入っているかのほうです。7台の公表値を並べると、性格の違いがはっきり出ます。

  • アラジン AET-GS13……100〜280℃
  • 山善 YTX-WC140……80〜250℃の18段階
  • タイガー KAV-A130……約80〜250℃
  • デロンギ EO12562J-WN……100〜220℃
  • BALMUDA K11A……クラシックモードで170℃・200℃・230℃の3段階
  • パナソニック NT-D500……温度ではなく消費電力の5段階切換(1200W強/885W中/600W弱/570W上火/315W下火弱)
  • 象印 EQ-AH22……上火グリルの火力5段切換

上限がいちばん高いのはアラジンの280℃でした。表面を短時間で色づけたい料理では、この上限が効いてきます。逆に下限を見ると、山善とタイガーが80℃まで下げられます。惣菜の温め直しや、焼くというより「じんわり戻したい」ときに、低いほうの余裕はありがたいものです。

ここで面白いのが、7台でいちばん高価なデロンギの上限が220℃という点でした。値段と温度の上限は比例していません。デロンギは庫内14Lという容量とピザストーンが持ち味の1台ですので、そもそも競っている土俵が違うのです。

BALMUDAの3段階は少なく見えますが、「170℃・200℃・230℃をきちんと選べる」と読むこともできます。細かく刻めることと、迷わず選べることは別の価値でしょう。

スチームで焼き分けを試すなら BALMUDA The Toaster

7台の中で唯一、水を入れてから焼く1台です。公式サポートページによると5ccのボイラーで蒸気を発生させる仕組みで、クラシックモードでは170℃・200℃・230℃の3段階から選びます。消費電力は1300W、庫内は275×224×178mmと公表されています。

この178mmという庫内高さは、高さを公表している5台の中でいちばん高い数字でした。背の高いものを入れやすいという意味では、地味に効いてくるポイントだと思います。ただし同時に焼けるのはパン2枚まででしたので、朝に4枚必要な家庭だと2回に分けることになります。

価格は33,000円前後で、7台のうち2番目に高い層です。この金額を出す価値があるかどうかは、スチームという仕組みそのものに興味があるかで決まります。実際に使った記録はBALMUDA The Toasterのレビューにまとめてありますので、購入前に読んでみてください。

BALMUDA The Toaster(スチームトースター)

BALMUDA The Toaster(スチームトースター)

参考価格 33,000円前後

スチーム機能で焼き上げの違いを試したい人向けの1台。

立ち上がりの速さで選ぶなら アラジン グラファイトトースター

アラジンは上部にグラファイトヒーター、下部に石英管ヒーターという構成を公式サイトで明記しています。温度調節は100〜280℃で、これは今回の7台でもっとも高い上限でした。消費電力は1270W、同時に焼ける食パンは2枚、庫内は310×235mmと公表されています。

価格は14,080円前後です。3万円台のBALMUDAと4,980円の山善のあいだを埋める位置づけです。方式で選びたいけれど3万円台は出せない、という方にとって現実的な着地点になります。

惜しいのは奥行きが235mmという点でした。ワイドタイプの機種に比べると庫内は狭く、大きめのグラタン皿を入れようとすると引っかかることがあります。280℃まで上げられる魅力と、この庫内の狭さは、セットで受け止めておいてください。

Aladdin グラファイトトースター(2枚焼き)

Aladdin グラファイトトースター(2枚焼き)

参考価格 14,080円前後

グラファイトヒーターの立ち上がりの速さでこんがり感を求める人向けの1台。

熱風で温度をならすコンベクション機は2台あります

ファンで熱風を回す方式は、今回はタイガーとデロンギに搭載されています。ただし2台の性格はかなり違いました。

タイガー KAV-A130 は庫内の高さと引き換えに熱風を得た1台

熱風コンベクションに上部の遠赤ヒーターを組み合わせたトリプルヒーター構成で、消費電力はヒーター1300Wにファン12Wを加えた形です。温度は約80〜250℃、庫内は32.5×26×10cm。トースト4枚と、約25cmのピザまで入ると公表されています。

4枚焼けてピザも入るのに21,980円前後という価格は、コンベクション搭載機としては抑えたほうです。ただ庫内高さが約10cmしかありませんので、背の高いココット皿や、深めの器を使う方は先に手持ちの食器を測っておいてください。

タイガー コンベクションオーブン&トースター やきたて

タイガー コンベクションオーブン&トースター やきたて

参考価格 21,980円前後

熱風コンベクションでムラを抑え、ピザまで焼きたい人向けの1台。

デロンギ EO12562J-WN は容量とピザストーンで選ぶ1台

こちらは製品名のとおりコンベクションオーブンで、庫内は305×300×140mm、容量は14Lあります。ヒーターは上下のスクエアヒーターによる放射式、消費電力は最大1400W、温度は100〜220℃という公表値でした。ピザストーンが付属します。

33,800円前後と7台でいちばん高い1台ですが、それは「トースターとして高い」のではなく、オーブンとしての容量にお金を払っていると考えるほうが実態に近いはずです。トースト専用機を探している方には、正直そこまで刺さりません。

気をつけたいのは重さでした。本体質量6.8kgは7台でもっとも重く、棚の上に載せるなら耐荷重を確認しておきたいところです。

デロンギ コンベクションオーブン スフォルナトゥット

デロンギ コンベクションオーブン スフォルナトゥット

参考価格 33,800円前後

付属のピザストーンで本格的に焼きたい、大容量14Lを求める人向けの1台。

輻射式の実用機3台は、価格と枚数のバランスで選びます

残る3台は、熱風を回さず、ヒーターの熱を直接当てる系統です。価格が抑えられているぶん、置き場所と枚数で選び分けることになります。

パナソニック NT-D500 は数字の出し方がいちばん親切でした

石英管を上に2本・下に2本という構成まで公式が明記しています。消費電力は5段階の切換で、1200Wの強から315Wの下火弱まで公表されていました。庫内は28.4×27.5×8.7cm、トーストは4枚同時です。

温度ではなく火力(W)で調節する方式ですので、レシピの「何度で何分」という指示をそのまま持ち込めません。そこは慣れが要ります。それでも9,990円前後で4枚焼けて、上火だけ・下火だけという使い分けまでできる点は、価格を考えると素直によくできていると感じました。

パナソニック オーブントースター(シンプル2ダイヤル操作)

パナソニック オーブントースター(シンプル2ダイヤル操作)

参考価格 9,990円前後

2ダイヤルのシンプル操作で4枚焼きたい、値段と枚数のバランス重視の人向けの1台。

象印 EQ-AH22 は消費電力の低さがそのまま使い勝手になります

上火グリルで火力を5段に切り換える構成で、消費電力は1000W。7台でもっとも低い数字です。庫内は26×22×10.5cm、山型パンなら2枚、8インチ(20cm)のピザまで対応と公表されています。

5,060円前後という価格で餅もグラタンも守備範囲に入りますので、一人暮らしや二人暮らしの台所には収まりがよい1台でした。もちろんコンベクションは載っていませんし、2枚までという制約もあります。それでも、消費電力1000Wという数字はブレーカーを気にする住まいで効いてきます。

象印 オーブントースター こんがり倶楽部

象印 オーブントースター こんがり倶楽部

参考価格 5,060円前後

少人数で餅やグラタンも焼く機会がある人向けのコンパクトな1台。

山善 YTX-WC140 は「4枚焼けて4,980円」が答えです

温度は80〜250℃を18段階、食パンは4枚同時、外寸は36.4×33.6×21cm。消費電力は1400Wで、7台のうちデロンギと並んで最大です。

正直に書いておくと、この機種は庫内寸法とヒーターの方式が公式ページに記載されていませんでした。だから加熱方式については「分かりません」としか言えません。そこが気になる方は、方式を明記している他の6台から選んだほうが納得できます。

逆に、4枚焼けて4,980円前後という一点だけで選ぶなら、これ以上の候補はなかなか出てきません。18段階の温度調節も、この価格帯では十分すぎるくらいです。

山善 ワイドオーブントースター(4枚焼き)

山善 ワイドオーブントースター(4枚焼き)

参考価格 4,980円前後

価格を抑えつつ4枚焼きの容量を確保したい人向けの入口の1台。

置き場所とブレーカーは、買う前に測っておいてください

トースターで後悔がいちばん多いのは、焼き上がりではなく設置です。棚の奥行き、コンセントの位置、そして同時に動く家電の合計。この3つを買う前に確かめてください。

機種と価格同時に焼ける枚数と庫内消費電力
BALMUDA K11A(33000円前後)パン2枚/275×224×178mm1300W
アラジン AET-GS13(14080円前後)食パン2枚/310×235mm1270W
山善 YTX-WC140(4980円前後)食パン4枚/庫内寸法は記載なし1400W
タイガー KAV-A130(21980円前後)トースト4枚/32.5×26×10cmヒーター1300W+ファン12W
象印 EQ-AH22(5060円前後)山型パン2枚/26×22×10.5cm1000W
パナソニック NT-D500(9990円前後)トースト4枚/28.4×27.5×8.7cm1200W(強)〜315W(下火弱)
デロンギ EO12562J-WN(33800円前後)庫内14L/305×300×140mm最大1400W
数字は各メーカーの公表値です。価格は通販モールでの実売の目安で時期と在庫により動きます

表を見ると、1300W前後かそれ以上の機種がいくつも並びます。台所は電子レンジ・電気ケトル・炊飯器が集まる場所ですので、同じ回路でこれらを同時に動かすとブレーカーが落ちることがあります。もし朝の時間帯に何度か落ちた経験があるなら、消費電力1000Wの象印のような機種を選ぶ、あるいはコンセントの系統を分けるという手を先に考えておきましょう。

庫内の高さもよく見てください。パナソニックの8.7cm、タイガーの約10cm、象印の10.5cmと、輻射式やコンベクション機は総じて低めです。逆にBALMUDAの178mmとデロンギの140mmは余裕があります。手持ちのグラタン皿の高さを測ってから決めると、失敗はかなり減るはずです。

買う前に測る3か所

  • 棚や台の奥行き(本体の奥行き+背面の逃げ)
  • よく使うグラタン皿・ココットの高さ
  • 同じコンセント系統で同時に動く家電の合計W数

1〜2枚しか焼かない人に、3万円台は本当に要るのでしょうか

ここは正直に書きます。朝に食パンを1〜2枚焼くだけの使い方なら、3万円台は必須ではありません。5,060円の象印でも、4,980円の山善でも、パンは焼けます。

では3万円台の2台は何にお金を払っているのかというと、BALMUDAはスチームという仕組みそのもの、デロンギは14Lの容量とピザストーンです。どちらも「焼ける/焼けない」ではなく、焼き方の選択肢を買っているという性格でした。ここに価値を感じるかどうかで、判断は割れます。

私自身の感覚を書くと、台所に置く道具は毎日目に入るものですから、気に入ったものを置いておく満足感は無視できないと思っています。ただそれは性能の話ではありません。性能で選ぶなら、9,990円のパナソニックが4枚焼けて火力も5段階に振れる時点で、コスト面の答えはほぼ出ているはずです。

もうひとつあります。冷凍ピザを丸ごと焼きたい、グラタンを2皿同時に出したい、という用途が最初からあるなら、話は変わります。その場合は庫内容量が効いてきますので、価格より先に寸法で絞ってください。

買ってから気づきやすい弱点も、先に並べておきます

7台とも、それぞれ引っかかる点がありました。ここを知らずに買うと、「思っていたのと違う」になります。

  • BALMUDA K11A……温度はクラシックモードで170℃・200℃・230℃の3段階のみで、パンは2枚まで
  • アラジン AET-GS13……2枚焼きまでで、庫内奥行235mmは他のワイド機種より狭い
  • 山善 YTX-WC140……ヒーターの方式と庫内寸法が公式ページで確認できませんでした
  • タイガー KAV-A130……庫内高さが約10cmと低く、背の高い器は入れにくい
  • 象印 EQ-AH22……2枚焼きまでで、コンベクション機能はありません
  • パナソニック NT-D500……熱風は回らず、庫内高さも8.7cmと低め
  • デロンギ EO12562J-WN……本体質量6.8kgは7台で最重量で、操作もやや複雑です

並べてみると、価格が上がれば弱点が消えるわけではないと分かるはずです。33,000円のBALMUDAも2枚焼きですし、33,800円のデロンギは重さという現実的な問題を抱えています。弱点は価格ではなく設計思想から出てくるので、自分が許せるものを選ぶという発想のほうが近いはずです。

グラタン・冷凍ピザ・惣菜の温め直しまで見ると、答えが変わります

トーストだけで選ぶと、たいてい安い機種が勝ちます。ところが用途を広げた瞬間、順位が入れ替わりました。

グラタンを焼くなら、庫内の高さと温度の上限が効きます。器の高さが入る庫内かどうかを先に確認してください。冷凍ピザなら、対応サイズがそのまま決め手です。タイガーは約25cmのピザ、象印は8インチ(20cm)のピザまで対応と公表されていますので、買いたいピザの直径と突き合わせれば迷いません。デロンギはピザストーンが付属します。

惣菜の温め直しでは、低いほうの温度が効いてきます。80℃まで下げられる山善とタイガーは、この用途で有利です。揚げ物の温め直しのように「焦がさず戻したい」場面では、上限より下限のほうが役に立ちました。

台所の道具を一緒に見直すなら

方式と温度から決める順番を、もう一度並べ直します

最後に、迷ったときの順番を整理しておきます。まず、朝に何枚焼くかを数えてください。2枚で足りるならBALMUDAやアラジン、象印が候補に入ります。4枚必要なら山善・タイガー・パナソニックの3台に絞られるはずです。

次に、トースト以外に何を焼くかを決めます。グラタンや冷凍ピザが入るなら、庫内の高さと対応サイズが次の関門です。ここまでで、たいてい2台くらいまで残るはずです。

そして最後に方式と温度を見比べてください。スチームを試したいのか、280℃の上限が欲しいのか、80℃の低温が要るのか。この問いに答えが出れば、残った2台のどちらを買うかは自然に決まります。価格から入ると、この順番が逆になって後悔しやすくなりますので、枚数と用途から詰めていくことをおすすめします。

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私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

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