バスマット4枚、珪藻土は洗濯機に入れられません

トイレ・洗面台・シャワーがある明るく清潔なバスルーム

風呂上がりに足を乗せた瞬間、前に入った人の湿りがそのまま残っていて、気分が少し下がります。毎日必ず踏むものなのに、バスマットの買い替えはいつも後回しになりがちです。洗剤や洗面用具は迷わず補充するのに、足元の一枚だけは何年も同じまま、という家は珍しくありません。

この記事の答えは単純です。珪藻土にするか布にするかは、好みではなく手入れをどの時間帯に引き受けられるかで決まります。珪藻土は洗濯機に入れられない代わりに、使ったあと立てておくだけで済みます。布は洗濯機で丸ごと洗える代わりに、洗ったあとに乾かす場所と時間を確保しなければなりません。得るものと引き換えに失うものが、素材ごとにきれいに入れ替わります。

今回並べたのは、1,500円前後から5,400円前後まで、素材の違う4枚です。珪藻土が2枚、マイクロファイバーが1枚、オーガニックコットンが1枚。価格順に並んでいますが、上に行くほど良いという話ではありません。

サイズと重さで置き場所がどう変わるか、手入れに何を差し出すことになるのか、そして珪藻土を買うときに商品ページのどこを見ればよいのか。この順番で書いていきます。

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30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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目次

珪藻土と布は、手入れの引き換えが正反対です

珪藻土のバスマットは洗いません。というより、洗えません。使い終わったら壁に立てかけ、風を当てて乾かすのが基本の手入れになります。洗濯物が一枚も増えないという事実は、実際に暮らしに入れてみると想像以上に効きます。週末に洗濯機の前で「これも回さなきゃ」と思う回数が、単純に減るからです。

代わりに手放すものが三つあります。ひとつめは吸水が鈍ってきたときの対処で、表面をやすりで削り、目を出し直さなければなりません。ふたつめは落下への弱さで、硬いタイプは角から欠けたり割れたりします。三つめが冬の冷たさです。素足で乗った瞬間の温度は、布とはっきり違いました。ここは値段では埋まりません。

布のバスマットはちょうど逆になります。洗濯機に入れればそれで終わりますし、冬に踏んでも冷たさで足が縮むことはありません。ただし洗ったあとが本番でして、生乾きのまま畳んでしまうと、あの独特のにおいが出ます。乾かす場所を先に決めていないと、洗える利点はそのまま面倒に変わってしまいます。

つまりどちらを選んでも、手間そのものはゼロになりません。移す先が「毎日の立てかけ」なのか「週に一度の洗濯と乾燥」なのか、その違いだけです。ここを自分の生活に当てはめてから商品を見ると、選択肢は一気に半分になります。

素材ふだんの手入れ引き換えに受け入れること
珪藻土(硬質)使用後に立てて乾かす・吸水が落ちたらやすりがけ落とすと割れる・冬は冷たい
珪藻土(ソフト)使用後に立てて乾かす厚みや洗濯可否が公表されていない製品がある
マイクロファイバー洗濯機で丸洗いする乾かす場所と時間が要る
綿(オーガニックコットン)洗濯機で洗い乾燥機で乾かす洗剤と柔軟剤に制約がある
手入れの内容は各社の公式表示にもとづきます

サイズと重さが、置き場所と扱いやすさを決めます

寸法は四枚でかなりばらついていました。HACの珪藻土ソフトは約W60×H40cm、アイリスオーヤマの硬質タイプは450×350×9mmで、この二枚を比べただけでも面積が違います。布のほうは山崎産業のソフワが50×80cmと最も長く、イケウチオーガニックは50×72cmでした。洗面台の前に敷いたときの「足二歩ぶん」の感覚は、長辺が60cmなのか80cmなのかでけっこう変わります。

重さの開きはもっと分かりやすいところに出ます。HACの珪藻土ソフトが約455g、山崎産業のマイクロファイバーが500gなのに対して、アイリスオーヤマの硬質珪藻土は1550gでした。三倍以上の差があり、片手で持ち上げて壁に立てかける動作の負担がまるで違います。イケウチオーガニックは公式サイトに重さの記載がなく、ここだけは横並びで比べられませんでした。

硬質の珪藻土は、この重さと硬さの組み合わせが扱いにくさに直結します。濡れた床の上で持ち替えようとして落とせば、角が欠けることもあります。掃除のたびに動かす前提なら、マットのすぐ横に立てかけられる壁があるかどうかを、買う前に確認しておいてください。壁のない洗面所で毎日1550gを持ち上げて別室へ運ぶ暮らしは、たぶん一週間で嫌になります。

長さも侮れません。洗面所が狭い家では、80cmが洗面台とドアの間に収まるかどうかが分かれ目になります。メジャーを当ててから選ぶほうが確実です。逆に脱衣スペースが小さいなら、450×350mmという小ぶりな一枚のほうが取り回しやすいでしょう。数字を見て「だいたい同じくらい」と流さず、床に置いた姿を想像しながら読み進めてください。

珪藻土の2枚は、硬さの違いで別の道具になります

同じ珪藻土という言葉でくくられていても、硬質とソフトでは日々の扱いが別物になります。順番に見ていきましょう。

HAC 珪藻土ソフトバスマット

株式会社ハックのソフトバスマットは、材質が天然ゴム・ポリエステル・珪藻土という組み合わせです。板そのものではないので、落として割ってしまう心配がありません。サイズは約W60×H40cm、重さは約455gですから、片手で持ち上げて立てかける動作も軽く済みます。価格は1,500円前後で、今回の四枚では入口にあたる位置づけです。

公式サイトには「アスベスト不使用」の記載がありました。珪藻土のバスマットで多くの人が気にする部分について、販売元のページに明記があるのは、買う側にとって判断しやすい材料になります。

ただし公表されていない項目もいくつかあります。公式サイトに厚みの記載がなく、洗濯機が使えるかどうかも明記されていませんでした。珪藻土の配合率も非公表です。ソフトタイプは各社で作りが違いますから、この三点が分からないまま買うことになる点は、正直に書いておきます。分からないものを分かったように書くわけにはいきません。

硬質タイプの割れやすさと冷たさが引っかかっていて、まずは一枚試してみたい。そんな入り方をするなら、この価格帯は手を出しやすいところです。

HAC(ハック) 珪藻土ソフトバスマット

HAC(ハック) 珪藻土ソフトバスマット

参考価格 1,500円前後

硬質タイプの「割れる・冷たい」を解消したソフト珪藻土(樹脂系)。丸めて収納できる最安帯の1枚

アイリスオーヤマ 珪藻土バスマット SKBM-4535

こちらは珪藻土と紙パルプでできた硬質タイプで、いわゆる珪藻土バスマットの基本形にあたります。サイズは450×350×9mm、重さは1550gでした。厚みが数字で公表されているのは、比べるうえでありがたい点です。価格は1,700円前後になります。

手入れは二段構えです。使ったあと立てて乾かすことに加えて、吸水が落ちてきたと感じたら表面をやすりで削り、目を出し直します。この製品にはお手入れ用のサンドペーパーが付属していました。削る作業が最初から前提に組み込まれている道具だという点は、洗濯機に放り込む感覚とはずいぶん違います。

楽天の商品ページのタイトルには「石綿(アスベスト)不使用」の表示が出ていました。硬質の珪藻土を選ぶときは、こうした表記があるかどうかを見る癖をつけておくと、あとから調べ直す手間が減ります。

一方で、洗濯機は使えません。落とせば割れる素材ですし、生産国は中国です。1550gという重さも、毎日どかして床を掃除する人には地味に効いてきます。ここを面倒だと感じるなら、無理に硬質を選ぶ必要はないでしょう。

削って手入れをする前提を受け入れられるなら、硬質珪藻土の入口としてよくまとまった一枚です。

アイリスオーヤマ 珪藻土バスマット SKBM-4535

アイリスオーヤマ 珪藻土バスマット SKBM-4535

参考価格 1,700円前後

硬質珪藻土タイプの入門機。吸水の速さは4種の中で最速だが割れ物として扱う必要がある

洗える2枚は、乾かす段取りまで含めて選びます

布を選ぶということは、洗濯の回数が増えるということです。そこまで含めて納得できるかどうかで、この二枚の評価は変わります。

山崎産業 ソフワ マイクロファイバーバスマット 50×80cm

山崎産業のソフワは、ポリエステル100%のマイクロファイバーです。公式サイトに「丸洗いできます」と書かれており、汚れが気になったら洗濯機に入れられます。サイズは50×80cmで四枚のなかでは最も長く、重さは500gでした。価格は2,000円前後です。

珪藻土の割れや重さが引っかかる人にとっては、これが素直な行き先になります。冬に素足で乗っても冷たさで身構えることがありませんし、家族が続けて風呂に入る家では、長さがそのまま使い勝手になります。踏み心地の柔らかさは、やはり布ならではのものでした。

気をつけたい記載もありました。「60℃以上のところでは使用しないでください」という注意書きがあるので、乾燥機の高温設定や、暖房器具のすぐ前に張りつけて乾かすやり方は避けてください。厚みは公式に記載がなく、そこだけは手元に届くまで分かりません。

洗濯のついでに回せる一枚を探しているなら、長さと軽さのバランスが取れています。

山崎産業 ソフワ マイクロファイバーバスマット 50×80cm

山崎産業 ソフワ マイクロファイバーバスマット 50×80cm

参考価格 2,000円前後

丸洗いできて乾きも早いマイクロファイバータイプ。珪藻土系の割れ・重さが気になる人向け

イケウチオーガニック オーガニック732 バスマット

四枚のなかで唯一の5,000円台で、素材はオーガニックコットン100%、日本製です。サイズは50×72cmでした。公式サイトには「ご自宅の洗濯機で洗っていただくことが可能」と書かれており、あわせて乾燥機の使用も推奨されています。

綿のバスマットで乾燥機まで推奨されているのは、扱ううえでかなり楽です。洗って乾燥機に入れてしまえば、生乾きのにおいという布の最大の弱点をまるごと回避できます。乾燥機がある家、あるいはコインランドリーが生活圏にある人にとっては、価格差の理由がここで返ってきます。値段だけを見て候補から外すのは、少しもったいないと感じました。

もっとも、取り扱いには制約がついてきます。蛍光増白剤や漂白効果のある洗剤は避ける必要があり、柔軟剤も控えめにと案内されています。普段使っている洗剤をそのまま使えるとは限らない点は、買う前に知っておいてください。重さの公式記載もなかったので、厚みの感覚は数字からは読み取れませんでした。

価格は5,400円前後です。洗って乾燥機まで回す運用が組めるなら、長く付き合える一枚になります。贈り物の候補として考えている場合も、この価格帯なら選びやすいところでしょう。

イケウチオーガニック オーガニック732 バスマット

イケウチオーガニック オーガニック732 バスマット

参考価格 5,400円前後

オーガニックコットン100%・今治産のホテル仕様バスマット。価格帯の最上位でギフト需要にも向く

珪藻土を選ぶときは、商品ページの表示を見てください

珪藻土のバスマットでは、過去に石綿(アスベスト)の混入が問題になり、回収に至った例が出たことがあります。それ以降、販売元が商品ページで不使用を明記するケースが増えました。買う側が確認できる場所が用意されたわけですから、せっかくなら見てから買いたいところです。

今回の二枚について、私が実際に確認できた表示はこうなります。HACのソフトバスマットは、公式サイトに「アスベスト不使用」の記載がありました。アイリスオーヤマのSKBM-4535は、楽天の商品ページのタイトルに「石綿(アスベスト)不使用」の表示が出ていました。

大事なのはこの先の受け取り方だと思っています。表示が見つからない商品を、それだけで危険だと決めつけるのは行き過ぎです。逆に、表示があるからといって私のほうで安全を保証できるわけでもありません。そのページに何が書いてあったかという事実を、判断の材料として持っておいてください。不安を煽って買わせる書き方も、根拠なく大丈夫だと言い切る書き方も、どちらも読者の役に立ちません。

なお、布の二枚は珪藻土を使っていないので、この話はそもそも当てはまりません。素材を替えると悩みが一つ減る、という意味では、布を選ぶ理由のひとつになります。

使ってから「聞いてない」となりやすいところ

四枚それぞれに、買う前に知っておいたほうがよい引っかかりがあります。ここを飛ばして買うと、届いてから小さく後悔することになりかねません。

珪藻土の二枚は、洗濯機で洗う運用ができません。アイリスオーヤマのほうは付属のサンドペーパーで削る手入れが前提になっていて、落とせば割れます。HACのソフトタイプは割れにくい代わりに、厚みと洗濯可否、珪藻土の配合率がいずれも公表されていません。数字が出ていないものを、出ているかのように語ることはできない、という一点で選択肢から外す人もいるでしょう。

布の二枚は、乾かす段取りがそのまま満足度になります。山崎産業のソフワには60℃以上での使用を避ける注意書きがあり、乾燥機の高温設定をそのまま使うわけにはいきません。イケウチオーガニックは乾燥機を推奨している一方で、洗剤と柔軟剤に制約があります。どちらも「洗えるから何をしてもいい」ではないわけです。

そして冬の冷たさは、珪藻土を選ぶかぎりついて回ります。ソフトタイプであっても、布と同じ温かさになるとは考えないほうが無難です。ここだけは事前の期待を少し下げておくと、届いてからの落差が小さくて済みます。

買う前に測っておく3つ

  • 洗面台とドアの間の幅(80cmの一枚が入るか)
  • マットを立てかけられる壁が近くにあるか
  • 洗ったマットを乾かす場所を決めてあるか

どれが誰に向くか、置き場所から逆算します

こんな人選ぶ一枚決め手
洗濯物をこれ以上増やしたくないHAC 珪藻土ソフトバスマット約455gと軽く、落として割る心配がない
吸水の手入れまで自分でやりたいアイリスオーヤマ SKBM-4535厚み9mm・サンドペーパー付属で削り直せる
家族が続けて風呂に入る山崎産業 ソフワ50×80cmと長く、丸洗いできる
乾燥機がある・贈り物にも使いたいイケウチオーガニック オーガニック732洗濯機と乾燥機の両方に対応する
価格は2026年8月末に楽天で確認した実売にもとづきます

迷ったときは、洗面所に立てかけられる壁があるかどうかで切ってみてください。壁があるなら珪藻土の運用は回りますし、無いなら布のほうが素直です。もうひとつの分かれ目は乾燥機の有無で、これがある家ならイケウチオーガニックの価格は納得しやすくなります。どちらも無いという場合は、軽くて洗える山崎産業のソフワが最も無理のない着地でした。

床の水気は、マットだけでは片づきません

バスマットを替えると足元の不快さは確かに変わりますが、洗面所全体の湿気まで解決するわけではありません。冬場に洗った布のマットがいつまでも乾かない家では、部屋干しの環境そのものを見直すほうが早いこともあります。方式によって電気代と乾き方が変わるので、衣類乾燥除湿機の違いを先に押さえておくと選びやすいでしょう。

同じ浴室まわりでは、シャワーの水量や当たり方を変えると、風呂上がりの体感がけっこう変わります。買い替えを考えているならシャワーヘッドの選び方も合わせて読んでみてください。マットだけを替えるより、浴室から洗面所までをひとつづきで整えたほうが、結果として満足度が上がります。

洗面所まわりで一緒に見直したいもの

結局のところ、手入れを引き受ける場所を選んでいます

バスマット選びは水の吸い方を比べる作業に見えて、実際には手入れをどこで引き受けるかを決める作業です。珪藻土なら毎日の立てかけと、たまのやすりがけ。布なら週に一度の洗濯と、そのあとの乾燥。どちらを生活の中に置けるかで、答えは自然に絞られていきます。

四枚を並べて感じたのは、価格差がそのまま優劣ではないという当たり前のことでした。1,500円前後のソフト珪藻土にも、5,400円前後のオーガニックコットンにも、それぞれ受け入れなければならない条件があります。自分の洗面所で無理なく回るほうを選んでいただければ、この記事の役目は果たせたことになります。

※本記事はプロモーションを含みます

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この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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