基板のはんだ付けで白光FX-600を使ってわかった良さと弱点

はんだ付けの作業台を上から見た様子

200〜500℃で温度を決められて、重さは61g(こて先込み・コード除く)。基板の作業で僕が使うのは、白光のはんだこてFX-600です。基板やIC、LEDのはんだ付けなら、まずこれをすすめます。決め手は、グリップのダイヤルを回すだけで温度が決まるところです。

この記事でわかること

  • FX-600の仕様と得意な作業
  • 使って分かった良さと困った場面
  • FX-601、goot PX-211との使い分け
  • FX600-01と02の違い

僕が選んだのは、2つ穴でも3つ穴でも挿せる平型プラグのFX600-02でした。

HAKKO FX-600 FX600-02(平型プラグ・こて先B型 T18-B付き)

HAKKO FX-600 FX600-02(平型プラグ・こて先B型 T18-B付き)

参考価格 4,555円前後

温度を自分で合わせながら、電子工作のはんだ付けをしたい人向け。

このブログを書いている人

men's house 運営者

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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目次

FX-600(FX600-02)の仕様

数字で見ると、こんなはんだこてになります。

項目内容
ブランドHAKKO(白光)
品番FX600-02(平型プラグ)
設定温度範囲200〜500℃
消費電力と電源50W・AC100V(50/60Hz)
重量と全長61g・233mm(こて先T18-B装着時・コードを除く)
公式ページの価格(税込)7,040円
数字は各商品ページの表記にもとづきます

ヒーターはセラミックヒーターで、無負荷時のリップル温度は±1℃です。箱に入っているのは本体、こて先B型(T18-B)、ロックキー、ジョイントバンド、取扱説明書の5点。こて先が最初から付いているので、替えを買わなくても始められます。

表を見て気になったら、今の値段をのぞいてみてください。

HAKKO FX-600 FX600-02(平型プラグ・こて先B型 T18-B付き)

HAKKO FX-600 FX600-02(平型プラグ・こて先B型 T18-B付き)

参考価格 4,555円前後

温度を自分で合わせながら、電子工作のはんだ付けをしたい人向け。

FX-600のいいところ

FX-600の売りは、温度の決めやすさと、こて先の替えやすさです。白光はIC/LED・プリント基板などのはんだ付けに適したこてとして出しています。

FX-600は手元のダイヤルで温度が決まる

温度コントローラはグリップの中。ダイヤルを回せば、それで設定は終わりです。目もりのちょうど上でなくても、温度の制御は正確に行われるとされています。

設定した温度まで上がると、LEDが知らせてくれる仕組みです。こて先の様子をうかがわなくても、上がったタイミングが分かります。

温度のずれが気になったら、CALツマミで補正できます。目もりと実際の温度に差を感じたときの、合わせ直し用のツマミです。

FX-600は設定温度をロックできる

ダイヤルの中央にあるねじを外すと、ダイヤルそのものを取り外せます。外したあとは、専用のロックキーを使わないと温度を変えられません。

作業ごとに温度を決めて、そのまま動かしたくないときに便利な仕組みです。うっかりダイヤルに触って温度が変わる心配もなくなります。ロックキーは最初から付属しているので、別に買い足す必要はありません。

FX-600はこて先を替えて幅を広げられる

交換用のこて先は30種類以上。付属のB型(T18-B)で始めて、作業に合わせて形を替えていけます。

T18シリーズのこて先は、外観と内部の作りを見直して熱伝導率を上げたものです。前機種のHAKKO 933(51W)と比べて、消費電力を上げずに熱復帰率を高めたと白光は説明しています。

もう1つが、FX-601への変更です。パーツを交換すれば、熱容量の違うこて先シリーズに付け替えて、できる作業を広げられます。FX-601からFX-600へ戻す変更にも対応しています。

FX-600を机で使ってみて

最初に気づいたのは、温度を変えるために手を止めなくていいことでした。ダイヤルがグリップに付いているので、こてを持ったまま回せます。机の上に温度を決める箱を置かなくて済むので、机の上を広く使えています。

持った感じは軽めで、細い線の先に指先で狙いを付けやすいです。部品を続けて付けていくときも、手首が重さに引っ張られる感じがなく、こて先の向きを細かく変えられます。LEDの足や抵抗を基板に付けるくらいの作業なら、付属のB型のまま困ったことはほとんどありません。

LEDの知らせを待ってから基板に当てる

使い始めのころ、温まりきる前に当ててしまい、はんだがなかなか溶けずにじれったい思いをしました。それからは、LEDで設定温度に届いたと分かってから作業に入るようにしています。

温度は部品によってちょこちょこ変えるので、僕はダイヤルを付けたまま。決まった温度でしか使わない人なら、ロックしてしまったほうが気が楽でしょう。

片付けはこて先が冷めるのを待ってから

こて台は別に用意して、作業のあいだはそこに戻しています。終わったら電源を切り、こて先の温度が下がるのを待つのが僕の片付けの順番です。

FX-600の箱にキャップは入っていないので、僕はこて台に戻して冷めるのを待つだけです。オプションのキャップキットを足す場合も、白光はこて先の温度が下がってからかぶせるようすすめています。急いで片付けたい日ほど、冷めるのを待つ手順だけは飛ばさないようにしています。

FX-600の弱点と合わない場面

いいところが多いこてですが、合わないと感じた点もいくつかありました。

1つ目はダイヤルを外すときのねじです。ねじ頭は傷めやすく、白光は00番のプラスドライバーを使うよう書いています。手元にサイズの合うドライバーが無いなら、先に用意しておくと安心です。

2つ目は、FX600-02のアースです。公式の仕様表では、FX600-02の「こて先アース間抵抗」と「リーク電圧」は「-」になっています。アース付きのFX600-01は<2Ω・<2mVです。白光は2極接地型プラグについて、基板上の電子部品を静電破壊しないためにアースを取っていると説明しています。静電気に弱い部品を多く扱うなら、品番の選び方から考え直したほうがいいところです。

3つ目は、熱をたくさん持っていかれる相手です。大きめのコネクタの足を付けたときは、付属のB型だと溶けるまでに時間がかかりました。シャーシやトランスのような相手が中心なら、FX-601のほうが向いています。

それと、温度はダイヤルの目もりで合わせます。数字を1℃単位で打ち込んで決めたい人には、物足りなく感じるかもしれません。

FX-601とPX-211との違い

比べたいのは、同じ白光のFX-601と、gootの温調はんだこてPX-211です。どちらもセラミックヒーターのこてです。

FX-601は消費電力47W、設定温度範囲は240〜540℃、重量は68g(こて先装着時・コード除く)。白光は最高温度540℃と、蓄熱量の大きなこて先を売りにしていて、シャーシや大型コネクタ、トランスなど熱容量の大きいはんだ付けに向けています。公式ページの価格は、平型プラグでこて先6.5C型(T19-C65)付きのFX601-01が税込8,030円、2極接地型プラグでこて先2B型(T19-B2)付きのFX601-03が税込9,020円です。

goot PX-211は消費電力80W、温度設定範囲は200〜500℃、リップル温度は無負荷時±5℃です。全長197mm、重量67g、電源コードは1.5m。センサー内蔵型のセラミックヒーターで、こて先PX-28RT-S2Cと耐熱保護キャップPX-28CAPが付いてきます。

数字を並べると、温度の範囲はFX-600とPX-211が同じ200〜500℃で、FX-601だけ高いほうへずれています。リップル温度はFX-600が±1℃、PX-211が±5℃です。

手元の工具をまとめてそろえたい人は、工具セットのおすすめもあわせて見てみてください。ドライバーもここで一緒に考えられます。

僕の使い分けとしては、基板とIC、LEDが中心ならFX-600、太い相手が多いならFX-601です。PX-211は耐熱保護キャップPX-28CAPが付いてくるので、こて先の保護まで最初の箱でそろえたい人に合います。

FX600-01と02の違い

FX-600の品番は2つ。中身は同じで、本体、こて先B型(T18-B)、ロックキー、ジョイントバンド、取扱説明書が入っています。違うのはプラグの形とアース、それに価格です。

  • FX600-01: 2極接地型プラグ(アース付きの3芯)。公式価格は税込8,030円
  • FX600-02: 平型プラグ(2芯)。公式価格は税込7,040円

平型プラグは、一般の家電製品によくある2芯のプラグです。2つ穴と3つ穴、どちらのコンセントにも挿せます。2極接地型プラグはアースピン用の穴がある3つ穴のコンセントに挿すので、作業する部屋のコンセントを先に見ておくと迷いません。

通販の販売ページでは、FX600-02はJAN 4962615038563で出ています。名前がよく似たFX-601や、こて先の単品と取り違えないよう、品番の「FX600-02」まで確かめてから選んでください。

キャップをかぶせて片付けたい人向けには、オプションのキャップキット(品番B5286・ハードタイプ)が用意されています。

FX-600を選んだ決め手

FX-600は、温度をグリップのダイヤルで決めて、LEDで届いたのを確かめて、そのまま基板に当てられるこてです。設定温度のロックと、30種類以上あるこて先への付け替えで、作業に合わせて育てていけます。CALツマミでの補正もできるので、使い込んで目もりと温度の差が気になってきても手元で合わせ直せます。

FX-600が合う人・合わない人

  • IC、LED、プリント基板のはんだ付けが中心の人
  • 温度を作業ごとに決めて固定したい人
  • 静電気に弱い部品が多く、アース付きを選びたい人はFX600-01へ
  • 熱容量の大きい相手が中心の人はFX-601へ

迷ったときの分かれ目は1つです。シャーシやトランスまで相手にするならFX-601、基板とIC、LEDが中心ならFX-600で十分に足ります。

平型プラグのFX600-02の今の値段は、ここから見られます。

HAKKO FX-600 FX600-02(平型プラグ・こて先B型 T18-B付き)

HAKKO FX-600 FX600-02(平型プラグ・こて先B型 T18-B付き)

参考価格 4,555円前後

温度を自分で合わせながら、電子工作のはんだ付けをしたい人向け。

※本記事はプロモーションを含みます

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この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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