引っ越しの見積もりを取ると、家具より家電のほうが高く付きます。この記事で挙げた16点を全部そろえた場合、合計は185,112円でした。まとまった額に見えますが、内訳を開くと、入居初日から無いと生活が止まる物と、季節が来るまで無くても困らない物にはっきり分かれます。
そこで16点を、入居前に手配する物・1週目に足す物・落ち着いてから買う物の三つに割りました。この順で買えば、最初に必要なのは63,526円です。残りは給料日をまたいでも間に合います。
家電量販店の「新生活セット」は一度で片づく代わりに、自分には要らない物まで付いてくる形が多いです。単品で順に買ったほうが、部屋の広さと自炊するかどうかに合わせられます。
以下、16点それぞれの価格・担当する役割・向かない場面まで並べました。予算が足りなければ、後ろの節から削ってください。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
16点を「入居前」「1週目」「落ち着いてから」に割ります
割る基準はひとつだけです。その家電が無いと、その日の生活が止まるかどうか。照明が無ければ初日の夜は何もできませんが、加湿器が無くても春先までは誰も困りません。
この基準で分けると、入居して1週間のうちに要る物が11点で128,976円、後から足してよい物が5点で56,136円になりました。全部を初日に買う必要はありません。前半の11点だけ先に押さえれば、部屋は動きはじめます。
さらに前半の11点も、電気・水道の開通と同時に据える物と、届いてから買っても間に合う物に分かれます。冷蔵庫と洗濯機は搬入と設置の予約が要るので、入居日より前に注文しておくのが安全です。
| 買う時期 | そろえる家電 | この段階の合計 |
|---|---|---|
| 入居前に手配 | 冷蔵庫・洗濯機・照明・電源タップ | 63,526円 |
| 入居して1週目 | 電子レンジ・炊飯器・調理器具・ゴミ箱・掃除機・ルーター・ドライヤー | 65,450円 |
| 落ち着いてから | 衣類スチーマー・扇風機・ヒーター・加湿器・テレビ | 56,136円 |

買う順番を間違えないためのコツ
- 冷蔵庫と洗濯機は搬入経路の幅を先に測る。玄関より廊下の角のほうが通らない
- 照明と電源タップは初日に要る。荷ほどきの前に届く手配にしておく
- ルーターは回線の開通日が決まってから。開通までの数日はスマホのテザリングで足りる
- 季節家電はその季節の直前に買う。夏物を夏に買うと選択肢が減る
電気と水がつながった日から動かす白物4点
ここから先は個別の話に入ります。まず、住みはじめた日から毎日動きつづける4点。この4点は後から買い替えると搬出と設置がもう一度発生するので、最初にサイズを決め切ったほうが結局は安く済みます。
130Lの2ドア冷蔵庫は、自炊するかどうかで決まります
一人暮らしの冷蔵庫でいちばん多い失敗が、容量を絞りすぎて冷凍室が使えないという形です。MAXZEN MR130ML01WHは130Lの2ドアで、冷蔵室と冷凍室が分かれています。作り置きを冷凍したい人、アイスや冷凍食品を常備したい人なら、ここは削らないほうがよい部分です。
一方で2ドアのぶん本体の幅は44cmあり、シンク横の隙間に置くつもりだと入らないことがあります。注文の前に、置き場所の幅と、扉を開いたときに壁へ当たらないかを測ってください。放熱のすき間も要ります。
自炊しない人にとっては130Lは持て余す大きさです。そのときは容量をひとつ落として、浮いた予算を調理器具や掃除機に回すという判断もできます。
MAXZEN 冷蔵庫 130L 2ドア MR130ML01WH
参考価格 25,980円前後
自炊派も置ける2ドア130L冷蔵庫です。冷凍室分離で作り置き・アイスにも対応
5.0kgの洗濯機は、16点のなかで最も高い買い物です
Haier JW-U50C-Wは5.0kgの縦型全自動で、31,634円。16点で最も高額な1点です。5.0kgという容量は、一人暮らしの3〜4日分の洗濯量に当たります。毎日回さず、週に2回まとめて回す暮らし方に合う寸法です。
この価格には標準設置料が含まれているため、別途で設置業者を手配する手間がありません。ただし標準設置の対象がAエリアに限られる場合があり、地域によっては送料と設置費が上乗せになります。注文画面で自分の住所が対象かどうかを必ず確認してください。
洗濯機は搬入日に水栓と防水パンの位置が合わないと、その場で設置できません。内見のときに水栓の高さを撮っておくと、当日のやり直しを防げます。
17Lの単機能レンジで、あたためと解凍は足ります
山善 YRM-HF171は17Lのターンテーブル式で、7,980円。あたためと解凍だけに絞った単機能タイプです。電子レンジに凝った調理を求めないのであれば、この価格帯で問題はありません。50Hzと60Hzの両方に対応しているので、引っ越しで東西をまたいでも使いつづけられます。
逆に、グラタンを焼きたい人やトーストを焼きたい人には向きません。オーブンとグリルの機能が無いためです。パンを焼く予定があるなら、トースターを別に足すか、最初からオーブンレンジを選ぶほうが後悔が少ないでしょう。
3合炊きは、まとめ炊きをしない人の寸法です
タイガー JBS-B055KLは3合炊きのマイコン式で、9,575円です。低温調理や自動調理のメニューも持っています。一人暮らしで5合炊きを買うと、実際には1〜2合しか炊かず、内釜の余白ばかりが残ります。3合はその意味で無駄が出にくいサイズです。
短所はマイコン式であることそのものです。IH式に比べて炊きムラが出やすく、銘柄によっては芯が残る場合があります。米の味に強いこだわりがある人は、ここだけ予算を上げる選択もあります。
部屋を回すための土台5点
白物4点がそろっても、それだけでは部屋は片づきません。ここに挙げる5点は単価が低いのに、抜けていると初日から不便が出る種類のものです。合計しても3万円に届きません。
照明が無いと、初日の夜が終わります
ワンルームは備え付けの照明が無い物件が珍しくありません。オーム電機 LE-Y24D6G-W5は6畳用の調光LEDシーリングライトで、3,822円です。リモコンが付いていて明るさを段階で変えられます。荷ほどきの途中で日が暮れる、という事故を防ぐ意味でも最優先で届く手配にしてください。
調光はできますが、電球色と昼光色を切り替える調色には対応していません。就寝前に色味を落としたい人は、間接照明を1つ足す前提で考えてください。
オーム電機 LEDシーリングライト 6畳用 調光 LE-Y24D6G-W5
参考価格 3,822円前後
6畳用の調光LEDシーリングライトです。リモコン付きで明るさ調整ができる
電源タップは、家電より先に必要になります
エレコム T-K6A-2630BKは6個口・3mで2,090円です。個別スイッチとほこりシャッター、雷ガードが付いています。冷蔵庫とレンジと炊飯器を同じ壁のコンセントから取ることになる部屋では、これが無いと初日の配線が組めません。
USBポートは付いていないため、スマホの充電器は別に用意してください。この1点だけは、家電を運び入れる日の朝までに手元にあるのが理想です。
エレコム 電源タップ 6個口 3m 雷ガード T-K6A-2630BK
参考価格 2,090円前後
個別スイッチ・ほこりシャッター付きの6個口電源タップです。冷蔵庫やレンジ周りの電源分岐に
コードレス掃除機は、ワンルームなら入口価格で足ります
アイリスオーヤマ SCD-185Pはサイクロン式のコードレススティックで、9,980円となっています。スティックとハンディを切り替えられる2wayで、2年保証が付きます。ワンルームの日常掃除なら、この価格帯で不足は出ません。
吸引力は上位モデルやロボット掃除機に比べると弱く、カーペットの奥に入り込んだ毛は苦手です。商品ページ内に183Pと185Pの2つの型番表記が見えるので、注文前にどちらが届くのかを確認しておくと安心でしょう。
ゴミ箱は45L対応を、台所に1台
山崎実業 tower 05203は45Lのゴミ袋に対応したスリムな蓋付きで、3,630円。奥行40cmなので、冷蔵庫と壁の隙間のような場所に収まります。自治体の指定袋が45Lの地域では、この対応サイズが効いてきます。
蓋は手動の開閉式で、ペダルは付いていません。両手がふさがっているときに開けにくい点だけ、買う前に納得しておいてください。分別する人は同じ形をもう1台並べる手もあります。
山崎実業 tower スリム蓋付きゴミ箱 45L対応 05203
参考価格 3,630円前後
45Lゴミ袋対応のスリム蓋付きダストボックスです。奥行40cmで隙間に置きやすい
調理器具は、14点まとめのほうが結局は安く済みます
貝印 950RC1129はIH対応のフライパンと炒め鍋、三徳包丁、まな板、ボウルなどが一度にそろう14点セットで、8,820円です。包丁とまな板を単品で買い足していくより、最初にまとめたほうが手間も金額も抑えられます。
ただしフライパンは1枚だけで、揚げ物用の深鍋は入っていません。本格的に料理をする人は、鍋を1つ買い足す前提で見てください。外食が中心の人であれば、当面は電子レンジ調理だけでしのぐという判断もあります。
貝印 一人暮らし調理器具14点セット 950RC1129
参考価格 8,820円前後
IH対応フライパン・炒め鍋・三徳包丁・まな板・ボウル等が一度にそろう調理器具14点セット

身支度と通信は、生活の質に直結します
ここまでの9点で、食う・寝る・洗うは回ります。次の3点は、そこに「外に出る準備」と「つながる」を足す役割です。
ドライヤーは毎日使うので、ここは削りにくいです
パナソニック EH-NE8Nはマイナスイオンを出すコンパクトタイプで、15,985円です。速乾と指通りを重視した設計で、髪を乾かす時間そのものを短くしたい人に向きます。毎日必ず握る道具なので、使用頻度で割ると16点のなかでも投資効率は高いほうです。
本体は高機能なぶんやや重めで、最安クラスの製品と比べれば割高に映ります。髪が短くて乾燥に時間がかからない人なら、ここを下げて他に回すのも合理的でしょう。
衣類スチーマーは、スーツを着るかどうかで要否が変わります
ツインバード ESA-4095Wはハンディタイプで5,980円です。ハンガーに吊るしたまま5秒でシワを伸ばせて、脱臭の機能も持っています。通勤でシャツを着る人にとっては、アイロン台を出す手間が丸ごと消える1点です。
反面、折り目をきっちり付ける本格的なプレスには向きません。スーツのパンツのラインを立てたい人は、アイロンが別に要ります。部屋着で過ごす時間が長い人なら、この5,980円は後回しでかまいません。
ルーターは、回線の開通日に合わせて用意します
バッファロー WSR-1500AX2LはWi-Fi 6に対応したエントリーモデルで、9,480円。かんたん設定の機能があるため、初回のセットアップでつまずきにくい型です。回線契約とセットで必要になりますが、開通までの数日はスマホのテザリングでしのげます。慌てて当日に買う必要はありません。
エントリーモデルなので、同時接続の台数や電波の届く範囲は上位機に劣ります。ワンルームなら十分ですが、1LDKを超える間取りでは電波の弱い場所が出ることもあるでしょう。
バッファロー Wi-Fiルーター エントリーモデル WSR-1500AX2L
参考価格 9,480円前後
Wi-Fi 6対応のエントリーモデルルーターです。かんたん設定機能で初回セットアップが簡単
季節が来てから足せばよい4点
残る4点は、無くてもその日の生活は止まりません。季節の直前に買うのがいちばん安く、選択肢も残ります。夏物を真夏に探すと、欲しい型が売り切れていることが多いです。
卓上の扇風機は2,398円から始められます
ドウシシャ FSA-1012BWHはUSB充電式の卓上ミニ扇風機で、2,398円です。折りたたんでデスクにも枕元にも置けます。16点のなかでいちばん安く、置き場所に困っている人の入口として扱いやすい1点です。
軽量で小型なぶん風量は控えめで、部屋全体の空気を回す用途には力不足です。エアコンの風を送りたいのであれば、サーキュレーターを別に検討してください。
セラミックヒーターは、足元だけを暖める道具です
コイズミ KPH-1235は小型のセラミックファンヒーターで、4,998円です。スイッチを入れてすぐ暖まる速暖タイプなので、脱衣所やデスクの足元に置く使い方に向きます。転倒時のオフ機能も付いています。
ただし部屋全体は暖まりません。就寝中の連続使用も推奨されない種類の製品です。暖房の本体をどうするかは、セラミックヒーターの選び方をまとめた記事のほうで電気代とブレーカーの余裕から整理しています。
ハイブリッド加湿器は、立ち上がりの速さで選びます
ダイニチ HD-C300H-Wは気化式と温風気化式を組み合わせたハイブリッド式で、15,960円。適用畳数の目安は木造和室5畳、洋室8畳です。加湿の立ち上がりが早く、帰宅してすぐ効かせたい人に合います。
超音波式に比べると本体は大きく、給水タンクとフィルターの手入れをさぼると雑菌が繁殖するおそれがあります。寝室での静かさやタンク容量を軸に選びたい場合は、寝室向けの加湿器を比べた記事も見てください。
ダイニチ ハイブリッド式加湿器 HD-C300H-W
参考価格 15,960円前後
気化式×温風気化式のハイブリッド加湿器です。木造和室5畳/洋室8畳目安で立ち上がりが早い
24V型のテレビは、要らない人のほうが多いかもしれません
ハイセンス 24A4Rは24V型のハイビジョン液晶で、26,800円。ワンルームに置きやすい画面サイズです。地上波を見る習慣がある人、ゲーム機をつなぐ人にとっては、この1点で部屋の使い方が変わります。
一方で4Kには対応していないため、大画面で映画を見たい用途には解像度が足りません。動画配信をスマホとPCだけで済ませている人であれば、この26,800円がまるごと浮きます。16点のなかでは、最初に削る候補です。
そろえたあとで効いてくる弱いところ
16点を並べて見えてくるのは、金額よりも「後から効いてくる制約」のほうです。安く抑えた部分は、たいてい機能のどこかを切り落としています。
電子レンジは単機能なのでオーブン調理ができず、炊飯器はマイコン式なので炊きムラが出ます。掃除機はカーペットの奥に届かず、照明は色味を変えられません。加湿器とテレビには配送できない地域があり、洗濯機の標準設置も対象エリアが限られます。どれも致命的ではありませんが、買ってから気づくと買い直しになる種類の制約です。
見落としやすい点をもうひとつ挙げると、予算の削り方そのものにも順番があります。下の表は、上限額ごとにどこまで手が届くかを整理したものです。
| 予算の目安 | そろう範囲 | 先送りになるもの |
|---|---|---|
| 63,526円 | 入居前に要る4点 | 調理・通信・掃除がまるごと残ります |
| 128,976円 | 必須の11点 | 季節家電とテレビ |
| 185,112円 | 16点すべて | 先送りはありません |
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予算から逆算して、買う順番を自分で決めてください
16点で185,112円という数字は、あくまで全部そろえた場合の上限です。実際には、入居前の4点で63,526円、1週目までの11点で128,976円という段でお金が動きます。この段差さえ頭に入れておけば、初月の出費は自分の手で調整できるでしょう。
削る順番も決まっています。テレビ、加湿器、ヒーター、扇風機、衣類スチーマーの5点は季節と生活習慣しだいで、無くても部屋は回りました。逆に照明、電源タップ、冷蔵庫、洗濯機の4点は、入居初日に無いとその夜から困ります。
自分が自炊するのか、スーツを着るのか、テレビを見るのか。この三つに答えを出すだけで、16点のうち何点が本当に要るのかは決まります。
※本記事はプロモーションを含みます

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