髪質改善シャンプーで検索すると、同じ棚に並んでいるように見える商品がずらりと出てきます。ところが7点ぶんの公式サイトを開いて言葉を1つずつ拾っていくと、各社の言っていることがまるでそろっていませんでした。
はっきりしたのは、「髪質を改善する」という言い方を公式サイトの商品説明で直接使っていたブランドが、7点のうち1点しかなかったことです。それどころか、注意書きで「本商品は生まれつきのくせ毛や縮毛を改善するものではありません。」とわざわざ書いているブランドまでありました。残りは「補修」「ケア」といった、もう少し手前で止めた言葉でそろえています。
髪質改善シャンプーという棚は、売る側から見ると1枚岩ではありません。そこでこの記事では、各社が公式で何と書いているかを軸に7点を並べ直しました。合わせて洗浄成分の系統・容量・実売価格という、こちらで確かめられるところも1点ずつ書いています。
先に読んでほしいのは、いちばん正直だった1本の話です。メーカーが自分から書き添えた否定の一文には、買う前に知っておくと得をする情報が詰まっていました。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
「髪質改善」という言葉の強さは、7点でここまで割れていました
同じキーワードで並んでいる商品でも、公式サイトの言い回しは4つの型に分かれました。ここを先に押さえておくと、後の7点がぐっと選びやすくなります。
- 公式の商品説明で「髪質を改善する」と直接書いている……SHILK 24/7 Spa の1点だけ
- ブランド名や店名では使うが、商品ページの注意書きで対象を限定している……LAFONTE
- 「うねり」など範囲を区切って改善と書く、あるいは見出しでだけ使う……bonparme、4reprime
- 商品説明は「補修」「ケア」で通している……THE ANSWER、LUFT、Cleo’s Beaute
注意したいのは、モールの販売ページのタイトルと、ブランドの公式サイトの言葉が一致しないケースがあることです。7点のうちLUFTとCleo’s Beauteは、公式サイトに「髪質改善」の語がないのに、楽天の販売ページのタイトルには入っていました。SHILKにいたっては、楽天側が「髪質補修シャンプー」、Yahoo!側が「髪質改善サロン」と、同じ商品なのにモールで言い方が割れています。検索結果に出てきたタイトルだけを見て決めると、メーカーが言っていないことまで期待してしまう、というわけです。

公式が「髪質を改善する」と直接書いていた1点、SHILK 24/7 Spa
7点を横断して探して、公式サイトの商品説明そのものに「髪質を改善するノンシリコン・オールインワンシャンプー」と書いてあったのはSHILKだけでした。ブログの見出しでもプレスリリースでもなく、商品ページの説明文に入っている点が他の6点と違います。
中身はトリートメントを別に使わなくていいオールインワンで、容量は500mL、香りは柑橘とハーブです。洗浄成分はラウロイルメチルアラニンNaとココイルメチルタウリンNaというアミノ酸系を主軸に、コカミドプロピルベタインとラウリルグルコシドを組み合わせた構成になっています。アミノ酸系を主軸に据えたことが、公式が全成分として出している事実です。
価格の見え方が少し変わっていて、公式の500mLが4,400円なのに対し、楽天とYahoo!ショッピングの美容室専売品ショップはどちらも3,007円前後で並んでいました。同額で2モールに在庫があるので、ポイントの都合で選べます。
風呂での工程を1つでも減らしたい人に、いちばん素直に薦められる1本です。シャンプーの後に洗い流さないトリートメントを足す手間すら省きたいなら、ここから見てください。
「くせ毛や縮毛を改善するものではありません」と、自分から書いたLAFONTE
LAFONTEは楽天の直営店の店名からして「髪質改善専門店「LAFONTE」」で、ブランドとしては髪質改善を看板に掲げています。ところがその同じ商品ページの「ご使用上の注意」には、こう書かれていました。「本商品は生まれつきのくせ毛や縮毛を改善するものではありません。」
看板と真逆に見える一文を、売り場の中に自分で置いているわけです。7点を読み比べた中では、いちばん誠実な表示だと受け取りました。くせ毛をまっすぐにする目的で髪質改善シャンプーを探している人は、この一文を読んだ時点で買い物の方向を変えられます。同じ悩みならくせ毛向けのシャンプーや施術の側から探すほうが、遠回りになりません。
では何に向くのかというと、配合の説明はカラーやパーマを受けた後の髪を想定した組み立てになっています。全成分は水、ココイルグルタミン酸TEA、ココイルメチルタウリンNaというアミノ酸系の洗浄成分に、パーム核脂肪酸アミドDEA、コカミドプロピルベタイン、DPG、ヘマチン、ヒアルロン酸Naと続きます。名前を前に出しているヘマチンが、カラー後の髪に向けた配合説明の中心です。
容量はボトルが500mL、詰め替えが1000mLの2本立てで、実売は楽天の公式直営店で3,300円前後でした。染めるサイクルが短くて手触りが落ちてきた人、そこを何とかしたい人が対象になります。
「うねりを改善」と、範囲を区切って書いたbonparme
bonparmeの公式サイトを読むと、シャンプー本体の説明は「ダメージとうねりを受けた髪を解放」「ととのう」で通してあります。改善という語が出てくるのはトリートメント側の説明箇所に限られ、そこで「うねりを改善」と書かれていました。範囲を区切って使っている、慎重な書き方です。
うねりを正面から主題にした商品は7点の中でも珍しく、玉川温泉水を配合している点も他とかぶりません。洗浄成分はココイルメチルタウリンNaとラウロイルメチルアラニンNaのアミノ酸系に、ラウラミドプロピルベタインとコカミドプロピルベタインという両性の成分を合わせた構成です。
価格の見え方には注意がいります。公式ページには価格の表記がなく、各モールへのリンクだけが並んでいました。楽天の公式店ではシャンプー・トリートメント・ヘアミルクの3点セットで3,026円前後、Yahoo!の公式店ではボトル単品が1,925円からと、買う場所で構成も金額も変わります。
梅雨どきや汗をかいた日に髪が膨らむ人、朝と夕方で印象が変わってしまう人が、まず見てよい1本だと思います。
商品説明は「ダメージ補修」、見出しでだけ髪質改善を使う4reprime
4reprimeは、宣伝の場面と商品ページとで言葉の強さを変えていました。商品説明そのものは「自信の持てる髪」「ダメージ補修」が中心で、髪質改善という語はブログ記事のタイトルなど一部にしか出てきません。別に配信されたプレスリリースの見出しには「4週間の集中髪質改善」という表現があり、外向けの見出しのほうが一段強い言葉になっています。
洗浄ベースは公式の説明で「ケラチン系・アミノ酸系・酸性石けん系・ベタイン系」の複合とされていて、1つの系統には絞れません。アミノ酸系シャンプーを探している人が、成分表の見出しだけで当てはめると外れます。4系統をまたいだ処方だと分かったうえで選んでください。
商品としてはくせ毛とブリーチ毛を名指ししていて、容量は400mL、美容室専売のノンシリコンタイプになります。楽天の公式店で4,400円前後、ページには楽天デイリーランキング1位の表示が出ていました。7点をモールの実売価格で並べると、この4,400円前後がいちばん高い値です。
市販のシャンプーを一通り試して、どれもぴんと来なかった人。予算を1段上げてでも別の方向を試したい人が、この枠に当たります。
「補修」「ケア」で通している3点も、狙いはそれぞれ違います
残る3点は公式サイトで髪質改善という語を使っていません。とはいえ、言葉を控えたぶん中身も控えめかというと、そうでもありませんでした。狙っているところは3点ともはっきりしています。
THE ANSWER スーパーラメラシャンプー つめかえ用 320mL
花王のブランドで、公式サイトの言葉は「補修」「ケア」「美髪」でそろえてあります。髪質改善の語は公式でも楽天の公式店でも見つかりませんでした。洗浄成分はココイルメチルタウリンNaとラウロイルメチルアラニンNaのアミノ酸系に、ラウラミドプロピルベタインとココアンホ酢酸Naのベタイン系を合わせたノンシリコン処方で、香りはベルガモットとダフネです。
つめかえ用320mLの実売は、楽天とYahoo!のウエルシアが1,386円、Yahoo!のサンドラッグe-shopが1,321円でした。店によって数十円動きますが、7点の中では頭ひとつ抜けて安い水準です。Amazonは2袋セットのノーブランド出品しか見当たらなかったので、単品なら楽天かYahoo!が現実的な買い場になります。
サロン専売品に手を出す前に、まず市販の枠で試したい人向けです。手に入れやすさで言えば7点でいちばん上に来ます。
LUFT ケア&デザイン ピーリングシャンプーPL 450mL
LUFTの公式サイトも「ケア」中心の書き方で、髪質改善の語は出てきません。一方で楽天の販売ページのタイトルにはその語が入っており、公式と売り場で表記が食い違う典型例になっています。ブランドが出したプレスリリースには洗浄成分が公開されていて、ラウロイルメチルアラニンNa、ココイルメチルタウリンNa、ラウロイルシルクアミノ酸Naというアミノ酸系の構成でした。
処方の方向がはっきり違うのがこの1本です。他の6点が足りないものを足していくのに対し、LUFTは頭皮に積もった汚れを落とす側に振ってあります。整髪料やトリートメントが積み重なって根元が重くなってきた人が対象です。
450mLはLZ・PL・SSという香り違いが公式に各3,960円で並んでいて、今回はカカオティーの香りのPLで見ています。実売も楽天で3,960円前後、在庫がありました。トリートメントとのセット販売が基本なので、トリートメントまで含めて入れ替えるつもりで検討してください。
Cleo’s Beaute エクストラモイストシャンプー
公式サイトの言葉は「ダメージを芯まで補修」「ダメージ集中補修」で、こちらも髪質改善は使っていません。ただし楽天の公式店のタイトルにはその語が入っています。380mLでゼラニウムとジャスミンの香り、リペアトリートメントとセットで使う組み立てです。
価格の差が大きいので、そこだけ先に。公式直販はシャンプーとリペアトリートメントのセットで8,800円、定期便で8,360円です。対して楽天の公式店は3,740円からで、同じ看板の売り場なのに開きがあります。買う前に容量と単品かセットかを必ず確かめてください。
公式が掲げているのは「ダメージ集中補修」で、乾かした後に広がる人、毛先がパサついて見える人が対象です。

洗浄成分の系統は、調べた結果3つに分かれました
シャンプー選びで多くの人が気にするアミノ酸系かどうかは、7点そろって同じではありませんでした。一次情報で確かめられた範囲を、正直に分けておきます。
アミノ酸系の洗浄成分だと確認できたのは、THE ANSWER・LUFT・LAFONTE・SHILK・bonparmeの5点です。いずれもココイルメチルタウリンNaかラウロイルメチルアラニンNa、あるいはココイルグルタミン酸TEAが構成の中心にありました。アミノ酸系かどうかで絞り込みたい人は、この5点から見ていくのが早道です。
4reprimeは前述のとおり4系統の複合で、単一の系統には分類できません。そしてCleo’s Beauteは、全成分がページ上でテキスト化されておらず、画像リンクでの掲載でした。系統を一次情報で確認できていません。分からないものを分かったふりで書くわけにいかないので、そのまま記しておきます。
成分表の読みかたのコツ
- 全成分は配合量の多い順に並ぶのが原則です
- 水の次に来る成分が、そのシャンプーの洗浄の主役になります
- 「〜タウリンNa」「〜メチルアラニンNa」「〜グルタミン酸」はアミノ酸系の目印です
- 表がテキストで載っていない商品は、買う前にメーカーへ問い合わせるのが確実です
価格は、容量とセット構成をそろえてから比べます
7点は容量も構成もばらばらで、320mLのつめかえ用から3点セットまで混ざっていました。1mLあたりに割った数字を出すと比べたつもりになれますが、セット品は分母が定まらないので、かえって判断を誤らせます。ここは実売の額と、その額で何が手に入るかを並べておきます。
| 商品 | 公式サイトでの言い方 | 実売の目安 |
|---|---|---|
| SHILK 24/7 Spa 500mL | 「髪質を改善する」と商品説明に明記 | 3,007円前後 |
| LAFONTE ヘマチンシャンプー 500mL | 店名は髪質改善専門店、注意書きで対象を限定 | 3,300円前後 |
| bonparme ボン リペア | トリートメント側でのみ「うねりを改善」 | 3,026円前後(3点セット) |
| 4reprime シャンプー 400mL | 商品説明は「ダメージ補修」中心 | 4,400円前後 |
| THE ANSWER つめかえ用 320mL | 「補修」「ケア」「美髪」 | 1,321〜1,386円 |
| LUFT ピーリングシャンプーPL 450mL | 「ケア」中心 | 3,960円前後 |
| Cleo’s Beaute エクストラモイスト 380mL | 「ダメージを芯まで補修」 | 3,740円前後 |
いちばん安いのはTHE ANSWERのつめかえ用で1,321円から1,386円、いちばん高いのは4reprimeの4,400円前後でした。ただしTHE ANSWERはつめかえ用の320mLで、4reprimeは400mLの美容室専売品です。同じ土俵に乗っていない数字だという前提で読んでください。
もう1つ気をつけたいのが、公式直販とモールの差です。SHILKは公式4,400円に対してモールが3,007円前後、Cleo’s Beauteは公式のセット8,800円に対して楽天が3,740円からでした。安いほうを選ぶにしても、容量と同梱物が同じかどうかは必ず突き合わせてください。
買う前に引っかかるところも、7点ぶん書いておきます
弱点は隠さずに出します。ここを読んで消えるなら、その1本は買わないほうが早いです。
THE ANSWERは塗り洗いという独自の使い方が必要で、先に濡らして泡立ててから洗う普段の手順とは違います。LUFTはトリートメントとのセット販売が基本で、単品の価格と容量が公式ページ上でも分かりにくい状態でした。LAFONTEは前述の注意書きのとおり、生まれつきのくせ毛や縮毛は対象から外れます。
SHILKは販路によって髪質改善と髪質補修で言い回しが割れていて、統一されていません。Cleo’s Beauteは全成分がテキストで公開されておらず、洗浄成分の系統をこちらで確認できませんでした。bonparmeは公式に価格表記がなく、モールごとの実売の幅が大きいところが引っかかります。4reprimeは美容室専売のため、楽天の公式店とブランド直営以外の販路が乏しく、Yahoo!とAmazonでは正規の出品を見つけられませんでした。
いずれも致命的な欠点ではありませんが、買った後に「そんな話は聞いていない」となりやすいところばかりです。
迷ったら、公式が何と書いているかで決めてください
7点を並べ直して見えてきたのは、髪質改善という言葉の強さと、商品の中身の良し悪しは別の話だということでした。公式が「改善」と書いていないTHE ANSWERやLUFTも、狙っている場所が違うだけです。
言葉のとおりに受け取れるものから選びたいならSHILK、カラーの繰り返しで手触りが落ちてきたならLAFONTE、うねりが主訴ならbonparme、市販を試し尽くしたなら4reprimeという分け方になります。まず手に入りやすさで試したい人はTHE ANSWER、根元が重いならLUFT、パサつきが主訴ならCleo’s Beauteです。
そしてもう一度書いておきたいのが、LAFONTEが自分の売り場に置いたあの一文です。生まれつきのくせ毛や縮毛は対象ではないと書けるメーカーは、そう多くありません。買い物で失敗を減らすいちばんの近道は、こういう表示をきちんと読むことだと感じています。
※本記事はプロモーションを含みます

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