毛布6枚、家の洗濯機で洗えるものは限られます

毛布をかけたグレーのソファがある落ち着いたリビング

毛布売り場で「あたたかさ」を比べようとしても、答えはなかなか出ません。毛布には統一された暖かさの指標がなく、数字で並んでいないからです。いっぽうで、買ったあとにじわじわ効いてくる違いは、もっとはっきりしています。洗い方です。

マイクロファイバーの毛布と、ウールの毛布と、綿の毛布では、家での洗い方がそれぞれ違います。今回そろえた6枚も、洗濯機で丸洗いできると明記されたものがあれば、洗濯表示を商品タグで確かめないと動けないものもありました。ここを取り違えると、毛玉が出たり、風合いが戻らなくなったりします。毛布を傷めるのは、たいてい寒さではなく洗濯機のほうです。

そこでこの記事では、6枚を素材ごとに分けました。マイクロファイバー、ボア、アクリル、綿、ウール、そして吸湿発熱をうたう2枚合わせという並びになります。価格は2,090円から6,999円までがそろいました。1枚ずつ、洗濯についての表記と重さを必ず添えていきます。

先にお断りしておくと、6枚とも掛けて使う毛布です。敷いて使いたい、電気であたためたいという話になると選ぶものが変わりますので、そちらは最後の節で行き先を示します。

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30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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目次

毛布は素材で7割決まります。5つの違いを先に押さえる

素材が変わると、あたたかさの出方だけでなく、重さ・静電気・毛玉・洗える頻度・価格まで一緒に動きます。ここを先に押さえておくと、6枚のどれが自分に向いているかが早く決まるはずです。

マイクロファイバーとボアは、細い繊維をびっしり起毛させて空気の層を作る系統です。ポリエステル素材なので軽く、価格も抑えやすく、乾きも早いという長所があります。ただし化学繊維どうしのこすれで静電気が起きやすく、パチッとくるのが苦手な方には気になるところでしょう。

アクリルは毛足のボリュームを出しやすい素材で、ふっくらした見た目と手ざわりになります。ニューマイヤーと呼ばれる作りは、その代表格です。綿は起毛させても他の素材ほど厚みが出ませんが、汗を吸ってくれるので、暑い時期でもはりつきにくくなります。

ウールは、5つのなかでもっとも素材そのものにお金がかかる系統です。繊維が縮れていて空気を抱え込みますし、湿気を吸って放す性質もあわせ持ちます。そのぶん保管には気をつかいますので、そこは後半で正直に書かせてください。

素材あたたかさの出方手入れの気軽さ
マイクロファイバー・ボア細い繊維の起毛で空気の層を作るポリエステルで軽く乾きも早い
アクリル毛足のボリュームで厚みを出す製品ごとの洗濯表示に従う
綿厚みは控えめで汗を吸う通年で使いやすい
ウール縮れた繊維が空気を抱える防縮加工の有無で扱いが変わる
素材の一般的な性質をまとめたもので、個別の製品の性能を保証するものではありません。

マイクロファイバーで2千円台から試す。mofua プレミアムマイクロファイバー毛布

まず1枚、マイクロファイバーがどんなものかを知りたい方の入口になります。mofua(販売元は株式会社AQUA)のプレミアムマイクロファイバー毛布は2,090円前後で、シングルサイズは140×200cmです。毛羽部分もグランド部分もポリエステル100%で、日本企画・中国製造という座組みです。

洗濯についての表記は、正直に書くと少し歯切れがよくありません。商品ページには洗濯機で洗えるかどうかの明記がなく、乾燥機は使用不可と書かれています。手洗いの際に多少の色落ち・毛羽落ちが起きる可能性があるという記載もありますので、洗う前に必ず商品タグの洗濯表示を確認してください。乾燥機に入れないという一点だけは、はっきりしています。

重量については、商品ページに記載が見当たりませんでした。ここは実物で確かめるしかない部分になります。ポリエステル100%の一枚ものなので、後で出てくるアクリルの1.5kgのような重さにはなりにくいと考えられますが、数字がない以上は断定を避けておきます。

この価格で肌ざわりを試せるのは、素材選びの入り口としてかなり気楽です。まずマイクロファイバーが自分に合うかどうかを、この1枚で確かめてみてください。

mofua プレミアムマイクロファイバー毛布

mofua プレミアムマイクロファイバー毛布

参考価格 2,090円前後

2千円台で試せるマイクロファイバー毛布の入口。掛けて使う。

洗濯機で丸洗いできる軽さを取る。アイリスオーヤマ ミルキータッチ毛布

6枚のなかで洗う気軽さがいちばんはっきりしているのが、アイリスオーヤマのミルキータッチ毛布です。2,300円前後で、サイズは約幅140×長さ200cmです。素材はポリエステル100%のミルクボア生地で、目付は310g/m2と記載されています。

洗濯表示は明快です。洗濯機で丸洗いできると明記されていて、乾燥機の使用は不可となっています。毛布を寝汗ごと定期的に洗いたい方、あるいは家族の誰かが飲みものをこぼす前提で暮らしている方には、この一行がいちばん効きます。

重量は約820gで、今回の6枚のなかで最軽量でした。軽さは寝返りのしやすさに直結しますし、洗って干すときの負担もはっきり変わります。ただし軽さと引き換えに、厚みのある毛布ほどの保温力は期待できません。ここは正直なところで、真冬に1枚で完結させたい方には物足りない可能性があります。

もこもこした手ざわりのボアを、洗濯のことを気にせず使いたい。その条件で選ぶなら、この1枚が素直な答えになります。

ミルキータッチ毛布

ミルキータッチ毛布

参考価格 2,300円前後

もこもこしたボア生地で、洗濯機で丸洗いできる軽量タイプ。掛けて使う。

アクリルの毛足と1.5kgの手ごたえ。西川 アクリルニューマイヤー毛布 kuluminen

西川産業(東京西川)のアクリルニューマイヤー毛布 kuluminen は、5,999円前後です。シングル140×200cmで、毛羽部分にあたるパイル糸がアクリル100%、地糸はポリエステル100%という構成です。毛布の産地として知られる泉大津産で、日本製と記載されています。ローズオイル配合、抗菌加工という記載もありました。

重量は約1.5kgで、6枚のなかでもっとも重い1枚になります。重さは好みが分かれるところで、体にしっかり沿って落ちてくる感じを好む方には、この手ごたえが気持ちよく効きます。逆に、寝返りのたびに毛布を持ち上げたくない方には、これが圧迫感として出ることもあるでしょう。

洗濯については注意が要ります。商品ページ内では洗濯表示(洗濯機の可否)が確認できず、手入れの方法は同梱タグで確かめる必要があります。届いたらまずタグを読む。この順番を守ってください。アクリルは製品によって扱いが変わりますので、ページに書かれていないことを他の商品から類推するのは危険です。

毛足のボリュームと、日本製・泉大津産という背景に納得して買う1枚です。ブランドの毛布を長く使いたい方は、色とサイズをここで見てみてください。

アクリルニューマイヤー毛布 kuluminen

アクリルニューマイヤー毛布 kuluminen

参考価格 5,999円前後

泉大津産・東京西川ブランドのアクリル毛布。掛けて使う。

綿は9月から使える。西川 綿毛布

9月に毛布を探している方に、いちばん出番が長いのがこの1枚です。西川産業(東京西川)の綿毛布は5,999円前後で、シングル140×200cmです。パイル糸が綿100%、地糸はポリエステル100%という構成になります。ローズオイル加工とグレープフルーツ抗菌の記載があり、泉大津産・日本製です。

綿の良さは、真冬の最強手段ではないところにあります。汗を吸ってくれるので、まだ暑さが残る時期でもはりつきにくく、真冬は掛けふとんと重ねて使えます。1年のうち使える期間がいちばん長いというのが、綿毛布の現実的な価値です。冬だけのために収納スペースを空ける必要がありません。

重量は約1.3kg。1.5kgのアクリルよりは軽く、820gのボアよりは重いという、ちょうど真ん中あたりの位置づけになります。1枚ものとしては扱いやすい重さでしょう。

洗濯表示については、カラーによって異なるという記載があるのみで、詳しい洗濯方法は商品ページ内で確認できませんでした。色を選んだあとに、その製品のタグで確かめる形になります。ここは事前にわかると安心なのですが、そうなっていないのが実情です。

オールシーズン1枚で回したい方に向く綿毛布です。使う期間の長さで元を取るという考え方が好きな方に、素直に合う1枚だと思います。

綿毛布

綿毛布

参考価格 5,999円前後

オールシーズン使える1枚ものの綿毛布。掛けて使う。

メリノウール100%という答え。ふとんタウン ウールマイヤー毛布

素材にお金をかけると決めたときの行き先が、このウールマイヤー毛布です。6,999円前後で6枚のなかでもっとも高く、シングル140×200cm・製品重量は約1.3kg。パイル糸がウール100%(メリノウール)、地糸はポリエステル100%で、泉大津産・日本製のPB商品と記載されています。

ウールなのに洗濯機が使えるという点が、この毛布のいちばんの驚きでした。商品ページにはウォッシャブル(洗濯機使用可)と明記されていて、防縮加工が施されています。制電効果の記載もありますので、化学繊維の毛布で静電気が気になっていた方には、ここが乗り換える理由になり得ます。もちろん、洗う際は水温や洗剤を含めて製品タグの指示に従ってください。

重さは綿毛布と同じ約1.3kgで、数字の上では特別に重いわけではありません。ウールは繊維が縮れていて空気を抱え込みますから、重さの割に体に乗る感じが軽く出ます。この「重さと体感の差」は、実際に掛けてみると素材の違いがいちばんわかる部分だと思います。

価格が6点中で最も高いこと、そして保管に気をつかうことは、次の節でもう一度触れさせてください。それを飲み込めるなら、素材として素直に良い1枚です。

ウールマイヤー毛布(メリノウール)

ウールマイヤー毛布(メリノウール)

参考価格 6,999円前後

メリノウール100%で、6点中もっとも温かさを重視した1枚。掛けて使う。

吸湿発熱の2枚合わせで厚みを取る。ニトリ Nウォーム WSP

ニトリの2枚合わせ毛布(NウォームWSP A2512)は5,841円前後。表生地・えり・裏生地は毛羽部分がポリエステル100%(地糸はポリエステル55%+レーヨン等の混紡)で、充填物は上層がポリエステル100%、下層がポリエステル70%+アクリレート30%の吸湿発熱素材と記載されています。

吸湿発熱については、メーカーが表示しているとおりの機能として受け取ってください。体から出る水分を繊維が吸うときに熱が生まれるという仕組みで、湿度や使い方によって感じ方は変わります。ここを「何度あたたかい」と数字で語ることはできません。ただ、生地を2枚合わせて中に充填物を入れている構造そのものが、単層の毛布より空気を抱えやすいという話は成り立ちます。

洗濯は洗濯機が使え、その際はネットの使用が指定されています。厚手の毛布で洗濯機が使えるのは助かりますが、家庭用の洗濯機の容量を先に確認しておいたほうが安心です。

短所もはっきりしています。2枚合わせで生地が重なるぶん、単層の毛布と比べて収納時にかさばります。クローゼットの上段に空きがない方は、そこを先に測っておいてください。なお、重量はページ内に記載が見当たりませんでした。厚みのある2枚合わせという構造からは軽い部類にはなりにくいはずですが、数字がないので断定は避けます。

厚みで冬を越したい、そのぶんの収納は許容できる。そういう方に向く1枚です。2枚合わせの構造と吸湿発熱の中身は、生地の表記を見るとイメージしやすくなります。

2枚合わせ毛布(NウォームWSP A2512)

2枚合わせ毛布(NウォームWSP A2512)

参考価格 5,841円前後

吸湿発熱素材を2枚合わせにした、厚手タイプ。掛けて使う。

洗い方は6枚で全部違います。ここを混ぜないでください

素材の話をひととおりしたので、洗濯についての表記だけを並べ直します。ここは商品ページの記載をそのまま写したもので、推測は入れていません。記載がないものは「記載なし」と書いています。

商品洗濯についての表記乾燥機
mofua マイクロファイバー洗濯機の可否は明記なし・手洗い時に色落ちや毛羽落ちの可能性あり使用不可
アイリスオーヤマ ミルキータッチ洗濯機で丸洗い可使用不可
西川 kuluminen(アクリル)ページ内に記載なし・同梱タグで確認ページ内に記載なし
西川 綿毛布カラーにより異なるとの記載のみページ内に記載なし
ふとんタウン ウールマイヤーウォッシャブル(洗濯機使用可)・防縮加工ページ内に記載なし
ニトリ NウォームWSP洗濯機使用可(ネット使用)ページ内に記載なし
各商品ページの表記にもとづきます。実際に洗う前には必ず製品に付いている洗濯表示タグを確認してください。

表にして並べると、6枚の性格の違いがそのまま出ます。洗濯機での丸洗いが明記されているのはアイリスオーヤマ・ふとんタウンのウール・ニトリの3枚で、残る3枚はページの記載だけでは判断がつきません。判断がつかないものを「たぶん洗える」で洗ってしまうのが、いちばん危ない進み方です。

洗う前にやること

  • 製品に付いている洗濯表示タグを先に読む
  • 洗濯機が使える表示でも、容量に対して毛布が大きすぎないか確かめる
  • ネット使用の指定があるものは、必ず毛布用の大きいネットを使う
  • 乾燥機不可の表示があるものは、脱水後に陰干しへ回す

家で洗えない毛布や、洗う頻度を落としたい毛布は、ふとん乾燥機で湿気を飛ばす手もあります。ホースの形で届き方が変わる話は布団乾燥機のおすすめ3台でまとめていますので、毛布の手入れとあわせて読んでみてください。

重さで寝心地が変わります。820gと1.5kgは別物です

数字が出ているものだけ並べると、アイリスオーヤマが約820g、西川の綿毛布とふとんタウンのウールが約1.3kg、西川のアクリルが約1.5kgでした。mofuaとニトリの2枚合わせは、商品ページに重量の記載が見当たりません。

この差は寝床でそのまま体感に出ます。重い毛布は体に沿って落ちてくれるので、すき間から冷気が入りにくくなります。反面、寝返りのたびに毛布を動かす力が要りますし、胸のあたりに圧迫感を覚える方もいるでしょう。軽い毛布はその逆で、寝返りは楽になるかわりに、夜のあいだにずれて落ちやすくなります。

どちらが正解ということはありません。寝返りが多い自覚があるなら軽いほうへ、朝までほとんど動かないなら重いほうへという決め方が、いちばん外れにくいと思います。洗って干す作業を自分でやるかどうかも、けっこう効いてきます。1.5kgの毛布を水を含んだ状態で持ち上げる場面を、一度想像しておいてください。

寝床の寝心地は毛布だけで決まるものではありませんので、体が沈む側も気になる方はマットレスおすすめ11枚枕のおすすめ9個もあわせて見てみてください。

買ってから気づく、6枚それぞれの引っかかり

良いところだけ並べても選べませんので、ここは正直に書きます。まず価格の話をすると、ふとんタウンのウールマイヤー毛布が6,999円で、6枚のなかでいちばん高い1枚でした。さらにウールという素材の性質上、しまう時期の虫食い対策に気をつかう必要があります。防虫剤を入れる、しまう前に汚れを落とすといった手間を面倒に感じる方には、正直おすすめしにくいところです。

西川のアクリル kuluminen は約1.5kgという重さと、ページ内で洗濯表示が確認できない点が引っかかります。西川の綿毛布も、洗濯表示がカラーによって異なるという記載にとどまっていました。どちらも同梱タグを読めば解決する話ではありますが、買う前に確定できないのは惜しいと思います。

mofuaは価格が魅力的なぶん、洗濯機の可否がページに書かれておらず、乾燥機は使えません。アイリスオーヤマは洗いやすさと軽さが持ち味ですが、約820gという軽さの裏返しで、厚手の毛布ほどの保温力は期待できないと明記されていました。ニトリの2枚合わせは、厚みと引き換えに収納でかさばります。

こうして並べると、6枚とも「これを飲み込めるならいい」という条件付きであることがわかります。全部入りの1枚は今回ありませんでした。逆に言えば、自分がどこを飲み込めるかを先に決めておけば、選ぶのは早く終わります。

掛けるのか、敷くのか、羽織るのか

ここまでの6枚は、いずれも掛けて使う毛布です。もし探しているのが敷いて使うタイプ、あるいは電気であたためるタイプだとすると、そもそも売り場が違います。敷き・掛け兼用・ひざ掛けの選び分けは電気毛布のおすすめ3選に、デスクで羽織る用途は着る電気毛布のほうにまとめてあります。

掛け毛布として選ぶなら、順番は素材、洗い方、重さです。素材で肌ざわりとあたたかさの出方が決まり、洗い方で日々の扱いやすさが決まり、重さで寝返りのしやすさが決まります。この3つを順に通すと、6枚は自然に2枚くらいまで絞れるはずです。

9月はまだ本格的に寒くなる前ですから、実物を触ってから決める時間も取れます。急いで決める必要はありません。

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この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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