昼に何を食べるかより先に、入れ物で止まっている人は多いはずです。弁当箱は見た目で選びたくなりますが、男性が毎日持ち歩くとなると、最初に効いてくるのは容量でした。小さければ足りませんし、大きすぎると詰めるのが面倒になって続きません。
結論を先に置きます。成人男性の普段使いなら、800mL前後をいったんの出発点にして、そこから自分の食べる量で上下させるのがいちばん外しにくいです。もちろん体格も活動量も人それぞれですから、これはあくまで目盛りの真ん中だと思ってください。今回そろえた7個は、650mLから合計1,270mLまで幅を持たせてあります。
もう一つ、買ってから後悔しやすいのが電子レンジと食洗機の可否です。「本体は使えるけれどフタは不可」という条件付きの製品がとても多く、ここを読まずに温めてフタを変形させてしまう事故が起きます。7個すべて、公式ページや販売ページに書かれている範囲で可否を書きました。
汁漏れについてもはっきりさせておきます。「絶対に漏れない弁当箱」は、この価格帯にはないと思っておくほうが安全です。パッキンがあるかどうか、メーカーがどんな言葉で説明しているかを見て、汁気の多いおかずをどこまで入れるかを自分で決める形になります。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
容量と型、この2つだけ先に決めてください
弁当箱選びが長引く人は、たいてい容量と型を同時に考えています。順番を分けるだけでかなり楽になりますので、まず容量から決めてしまいましょう。
目安の掴み方はシンプルです。今回の中でいちばん小さい650mLは、昼を軽めに済ませたい人や、外で何か一品足す前提の量になります。850mLから950mLのあたりが、ご飯とおかずをしっかり詰めて満足できる標準的なところです。そして合計1,270mLまでいくと、ご飯・おかず・スープが別々に入る定食サイズになります。数字だけ見てもピンときませんが、この三段階に当てはめると自分の位置は見つかるはずです。
型のほうは、何を持っていきたいかで決まります。ご飯とおかずの量を自分で調整したいなら2段、丼や麺をワンプレートで詰めたいなら1段、盛りつけを潰したくないならドーム型。汁物を温かいまま運びたいならスープジャー、ご飯そのものの状態にこだわりたいなら曲げわっぱ、昼に温かい定食を食べたいなら保温ランチジャーという並びです。

| 製品名 | 容量 | 電子レンジ・食洗機 |
|---|---|---|
| サーモス DJB-906W | 900mL(上550+下350) | 公式ショップに食洗機対応の記載あり/フタは記載なし |
| スケーター AFT8BN | 850mL | レンジ可・食洗機可 |
| OSK PCD-650 | 650mL | レンジ可・食洗機可 |
| サーモス JBR-501 | 500mL | レンジ不可・食洗機は記載なし |
| 大館工芸社 曲げわっぱ 750mL | 750mL | レンジ不可・食洗機不可 |
| 象印 SL-GH18 | 合計1,270mL | レンジ可(フタを外す)・食洗機は記載なし |
| ののじ NLR0950 | 950mL | 本体のみ可・木のフタは不可 |
2段タイプなら、ご飯とおかずの比率を自分で決められます
上下で容器が分かれている2段は、ご飯を多めにしたい日とおかずを増やしたい日で、詰め方を変えられるのが強みです。おかずの汁気がご飯に移らないのも、地味ですが毎日効いてきます。
サーモスのフレッシュランチボックス DJB-906Wは、上容器550mLと下容器350mLで合わせて900mLです。ちょうど先ほどの標準ゾーンに収まりますから、量で悩んでいる人の第一候補になります。本体寸法は20.5×9×10.5cmで、質量は保冷ケース込みで約0.4kgと軽めでした。保冷ケースが付属するのも、この価格でこの構成かと少し驚いた点です。
可否のところは慎重に見てください。食洗機対応は公式オンラインショップの商品説明に書かれていますが、フタについては電子レンジも食洗機も記載がありません。ですからフタは手洗いする前提で考えておきましょう。パッキンの有無も公式の仕様ページには書かれていないので、汁気の多い煮物などは控えめにしておくのが無難です。
2,480円前後という値段は、今回の7個ではもっとも安いところに並びます。まず1つ試したい人が入りやすい価格帯だと思います。
サーモス フレッシュランチボックス DJB-906W
参考価格 2,480円前後
上下2段で主食とおかずを分けたい人向けの定番2段弁当箱。900mlで男性の昼食量にも対応
仕切りのない1段は、丼ものを詰めたい人と相性がいいです
親子丼やビビンバ、パスタのように、ご飯の上にそのまま乗せてしまうタイプの弁当を作るなら、仕切りがないほうが素直です。詰めるのも洗うのも早くなります。
スケーターのランチボックス AFT8BNは850mLの1段で、寸法は122×192×61mmです。本体はポリプロピレン、フタにはシリコンパッキンが付いています。パッキンがあると書かれているのは今回の中でも数が限られますので、汁気を気にする人はここを見ておいてください。もちろん傾ければ漏れる可能性はありますから、カバンの中では立てて運ぶほうが安心できます。
電子レンジ対応可能、食洗機対応可能と販売ページに明記されている点も、ありがたいところでした。会社で温めて、帰ってから食洗機に入れられます。この流れがそのまま成立する製品は意外と少ないのです。
弱点も書いておきます。仕切りがないぶん、おかずを何品か分けたいときは自分でシリコンカップなどを使うことになります。手間というほどではありませんが、詰め方を工夫する余地がある型だと考えてください。価格は2,480円前後で、2段のサーモスと同じところに並びました。
ドーム型のフタは、盛りつけを潰したくない人のためにあります
フタが山なりに膨らんでいるドーム型は、ご飯の上に乗せた具材が押しつぶされません。のっけ弁当やカレー、麺類のように、見た目がそのまま食欲につながるおかずを持っていく人には効きます。
OSKのカームカラー PCD-650は650mLで、寸法は18.7×11.9×7.2cmです。パッキンにはオリコン製ゴムが使われていて、電子レンジ対応可能・食洗機対応可能と販売ページに書かれています。日本製という点も、長く使う道具としては安心材料になりました。
容量は650mLですから、今回の中では軽めの位置づけです。昼を控えめにしたい人、あるいはパンやスープを別に買い足す前提の人に合います。がっつり食べたい日は物足りないかもしれません。
短所は高さです。ドーム型は背が高くなるぶん、通勤カバンの中では倒れやすくなります。横に寝かせて入れるのは避けて、立てて固定できる場所を確保してください。価格は3,000円前後で、相場のちょうど中心あたりでした。
汁物を温かいまま運びたいなら、スープジャーがいちばん確実です
冬場のスープや、夏でも味噌汁を持っていきたい人には、真空断熱のスープジャーという選択肢があります。弁当箱の隣に足すこともできますし、これ一つで昼を完結させることもできます。
サーモスの真空断熱スープジャー JBR-501は500mLで、寸法9.5×9.5×13.5cm、質量は約0.3kgです。公式に書かれている保温力は、6時間で63℃以上、保冷は6時間で11℃以下となっています。数字で保証されている製品は、やはり選びやすくて助かりました。交換用のゴムパッキンが部品として販売されていることからも、パッキンで密閉する構造だとわかります。
注意点は明確です。本体がステンレスですから、電子レンジは使えません。食洗機についても公式ページに記載がないため、手洗いが基本になります。7,700円前後と今回では2番目に高い価格帯ですが、保温性能に投資する製品だと考えれば納得できる範囲だと思いました。
スープジャーを使う日の小さな手順
- 使う直前に熱湯を注いで数分置き、容器そのものを温めてから中身を入れます
- 冷たいものを入れる日は、逆に冷水で冷やしてから詰めます
- 予熱にお湯を毎日使うなら、[[denki-kettle-osusume
- 電気ケトル]]が台所にあると朝の数分が変わります
サーモス 真空断熱スープジャー JBR-501(500ml)
参考価格 7,700円前後
汁物やご飯を1つの容器で温かいまま持ち歩きたい人向け。予算を出せるなら候補にしたい真空断熱タイプ
曲げわっぱは、道具として持つ楽しさがあります
秋田杉の曲げわっぱは、木の香りとご飯の水分の落ち着き方に惹かれて選ぶ人が多い型です。プラスチックの弁当箱とは、フタを開けたときの気分がまるで違います。
大館工芸社の小判弁当(大)は容量750cc、外寸205×130×60mm、内寸190×115×50mmの仕切りなしです。容量としては標準よりやや控えめですが、木の器はご飯が主役になりますので、この寸法で不足を感じる場面は少ないでしょう。
そのかわり、扱いには手がかかります。無塗装のため電子レンジも食洗機も使えません。公式にも対応の記載はありませんから、温めたい人はこの型を外してください。使ったあとは都度手洗いして、しっかり乾かす必要もあります。
価格は11,550円前後で、今回いちばん高いところです。毎日の効率を上げる道具ではなく、長く使って育てる道具という位置づけになります。そこに価値を感じるかどうかで判断が分かれる、いさぎよい一台だと思います。
大館工芸社 曲げわっぱ 小判弁当(大) 750ml 仕切りなし
参考価格 11,550円前後
秋田杉の木の香りとご飯の水分調整を楽しみたい人向けの伝統工芸の曲げわっぱ。職人手作りにこだわりたい層向け
保温ランチジャーは、昼に温かい定食を食べたい人向けです
ご飯・おかず・スープを別々の容器に分けて、まとめて保温するのがランチジャーです。外食に近い満足感を昼に持ち込みたい人には、これが答えになります。
象印のステンレスランチジャー SL-GH18は、ごはん容器0.59L、おかず容器0.40L、スープ容器0.28Lの3点セットで、合計すると1,270mLになります。今回の中では圧倒的に大きい容量です。外形寸法は15×13.5×21cmでした。
可否も整理しておきます。電子レンジには対応していますが、各容器のフタは外して使う指定です。ここを守らないと事故になりますので、必ず外してください。本体は丸洗いできると公式に書かれています。食洗機についての記載はないので、手洗いで扱うのが安全です。汁物容器のパッキンが交換パーツとして用意されている点も、長く使ううえでは安心できます。
短所は重さです。3容器の合計で質量は約1.0kgあり、今回では明確に重い部類でした。通勤で持ち歩くなら、ビジネスバッグは容量に余裕のあるものを選んでおいたほうが後悔しません。価格は4,000円前後で、性能を考えると素直に安いと感じました。

象印 ステンレスランチジャー SL-GH18
参考価格 4,000円前後
ご飯・おかず・スープを別容器で保温したい人向けの3点セット型ランチジャー。がっつり食べたい男性の定番
ステンレスに木のフタを合わせた1段は、容量と見た目を両立します
最後は、机の上に出したときに気分が上がるタイプです。ステンレスの角型に天然木のフタを合わせた1段で、容量も今回では最大でした。
ののじのステンレスランチボックス レクタングルは950mLです。寸法は11.4×18.1×6.3cm、質量は約347gと軽く仕上がっています。本体はSUS304、フタは天然木にウレタン塗装、パッキンにはシリコーンゴムが使われています。しっかり食べたい人が容量で妥協せず、見た目にもこだわれる数少ない選択肢になりました。
可否には条件があります。電子レンジと食洗機に対応しているのは本体だけで、天然木のフタは対応していません。温めるときも洗うときも、フタは必ず外してください。フタは毎回手洗いすることになりますから、そこを許容できるかが分かれ目です。価格は3,300円前後でした。
ののじ ステンレスランチボックス レクタングル 950ml
参考価格 3,300円前後
天然木のフタで見た目にもこだわりたい人向けの角型1段。950mlと7点中もっとも大容量で食べ盛りの男性にも向く
毎日使ってから効いてくる弱点も、先に書いておきます
洗う手間は、買った翌週から効いてきます。パーツが多いほど、そして凹凸が多いほど、シンクの前に立つ時間は延びていくのです。今回でいえば、3容器のランチジャーと、フタを外して洗う木製・木フタの製品が、いちばん時間を取ります。逆に1段でパッキンが外せるタイプは、慣れると1分もかかりません。
パッキンは外して洗ってください。付けたままにしていると溝に汚れが残り、においの原因になります。外せるということは、いつか劣化して交換が要るという意味でもあるのです。スープジャーやランチジャーのように交換パーツが用意されている製品は、その点で長持ちします。
汁漏れは、パッキンがあれば起きないという話ではありません。フタの閉め方が甘かったり、熱いまま密閉して内圧が変わったりすると漏れます。粗熱を取ってから閉めること、カバンの中では立てること。この2つを守るだけで、体感の事故率はかなり下がります。
季節の話も一つだけ。9月に入っても昼の気温はまだ高い日がありますから、保冷剤やアイスノンを一緒に入れておくと安心です。保冷ケース付きの製品なら、そのまま放り込むだけで済みます。
型ごとの向き不向きを、もう一度並べておきます
ご飯を多めに食べたい人は2段か1段の大容量、汁物を持っていきたい人はスープジャーかランチジャー、洗う手間を減らしたい人はパーツの少ない1段。この3つの軸で見ると、7個はきれいに分かれます。
容量は800mL前後を出発点にして、足りなければ950mLや合計1,270mLへ、軽めでよければ650mLへ動かしてください。そして電子レンジと食洗機の可否は、必ず自分の使い方と突き合わせてから買ってください。会社に電子レンジがないなら、そもそもレンジ対応にこだわる必要はありません。
弁当を続けられるかどうかは、入れ物だけでなく作る側の環境にも左右されます。台所の道具が使いやすくなると、朝の10分の中身が変わります。
弁当づくりの台所まわりも見直すなら
※本記事はプロモーションを含みます

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