手がふさがらないので、通勤でも作業中でも使える。ただ、買ってすぐ使わなくなる人も多い道具です。理由はだいたい決まっていて、髪の巻き込みか、音か、風の当たる位置です。先に構造の違いを知っておくと外しません。
羽根がどこにあるかで別物になる
首かけ扇風機と一口に言っても、構造が3つに分かれます。見た目が似ていても使い勝手はかなり違う。
| 構造 | 風の出方 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 羽根が外に出ている | 強い風が直接当たる | 短髪。屋外で使う |
| 羽根が内蔵されている | 首元から吹き上がる | 髪が長い。人前で使う |
| 羽根なし(送風口だけ) | 穏やかに全体へ | 静かさを優先したい |
髪が肩にかかる長さなら、一番上は避けたほうがいい。動いた拍子に巻き込まれます。
逆に屋外の作業で強い風が欲しいなら、内蔵型では物足りません。使う場所で選ぶ道具です。
音は思っているより響く
首にかけるので、音源が耳のすぐ近くにあります。机の上の扇風機と同じ感覚で選ぶと後悔します。
| 段階 | 体感 | 使える場面 |
|---|---|---|
| 弱 | 話し声の邪魔にならない | 職場・電車 |
| 中 | 近くの人には聞こえる | 屋外の移動 |
| 強 | 会話がしにくい | 作業中・単独 |
実際に使うのは弱か中がほとんどです。強で長時間使う場面は少ないので、弱の風量で足りるかを基準にしてください。
静音をうたう製品でも、耳元では印象が変わります。可能なら店頭で一度耳の近くに寄せて確かめたほうが早い。
重さと当たる位置
首にかけ続けるので、重さがそのまま疲れになります。200グラムを超えると、数時間で肩に来ます。
買う前に見る3点
- 重さ|150グラム前後までが楽
- 首まわりの太さ|締めつけないか
- 風の向き|顔に当たるか、首元だけか
3つ目が意外と重要です。顔に当たるタイプは涼しい代わりに髪が乱れます。整えた髪で人と会う日は、首元だけに当たるほうが使いやすい。
自分がどちらを優先するかを決めてから選ぶと、選択肢が半分になります。
電池の持ちは表示より短い
表示されている連続使用時間は、最も弱い段階での数字であることが多いです。実際に使う段階だと、その半分から3分の1になります。
| 表示 | 弱で使ったとき | 中で使ったとき |
|---|---|---|
| 12時間 | 10時間前後 | 4〜5時間 |
| 8時間 | 6〜7時間 | 3時間前後 |
| 4時間 | 3時間前後 | 1〜2時間 |
通勤の往復だけなら4時間の製品でも足ります。一日中使うなら、充電しながら使えるかを確認してください。
充電しながら使えない製品もあります。外出先で切れると、ただの首輪になります。
探すときの手がかり
スペックの数字より、実際に首にかけたときの収まりのほうが効きます。可能なら実物を試してください。
折りたためる形なら、使わない時間はカバンに入ります。毎日持ち歩くつもりなら、そこも見ておくといい。
使う場所ごとの現実的な使い方
同じ道具でも、場所によって使い方を変えたほうが長く使えます。常に最大で回す必要はありません。
| 場所 | 風量 | 注意 |
|---|---|---|
| 通勤の徒歩 | 中 | 汗が引いたら弱に落とす |
| 電車の中 | 弱 | 音が周りに届く |
| 職場の自席 | 弱 | 書類が飛ばない向きに |
| 屋外の待ち時間 | 中〜強 | 日陰に入るほうが先 |
| 自転車 | 使わない | 走行風があるので不要 |
一番下は意外と見落とされます。自転車では走行風のほうが強いので、重さと電池を消費するだけになります。
電池を節約したいなら、暑さの山だけ強くして普段は弱で回すほうが一日持ちます。
価格帯で何が変わるか
安いものから2万円近いものまで幅があります。何にお金を払っているのかを知っておくと選びやすい。
| 価格帯 | 違い | こういう人向け |
|---|---|---|
| 3千円前後 | 風量は出るが音が大きい | 短時間の使用 |
| 5千〜1万円 | 静音と電池持ちが安定 | 毎日使う |
| 1万円以上 | 冷却機能や軽量化 | 炎天下で長時間 |
毎日使うなら真ん中が無難です。一番安い層は音と電池で不満が出やすく、結局使わなくなります。
一番上は冷却板がついているものが多い。風だけでは足りない環境で働く人には意味がありますが、通勤で使うだけなら過剰です。
買う前に知っておく弱点
まず、気温が体温を超えると涼しくなりません。熱い空気を送っているだけになるので、猛暑日の屋外では効果が落ちます。
次に、汗をかいた状態でないと涼しさを感じにくい。風は汗の蒸発を助けているだけなので、乾いた状態では体感が変わりません。
それと、人前では音と見た目が気になります。会議や食事の席では外すことになるので、着け外しがしやすい形を選んだほうが結局使う頻度が上がります。
最後に、首の後ろが蒸れます。接触面が広い製品ほどこれが起きるので、隙間のある構造かどうかも見ておいてください。
それと、真夏の屋外では涼しさより日陰のほうが効きます。道具を過信せず、休む場所を先に確保してください。
あわせて読みたい
- 手持ち型も見るならハンディファンの記事もどうぞ。
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まとめ
羽根の位置で別物です。髪が長いなら内蔵型を選んでください。
音は耳のすぐ近くで鳴ります。弱の風量で足りるかが判断基準です。
気温が体温を超えると涼しくなりません。屋外の猛暑日は過信しないこと。
※本記事はプロモーションを含みます









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