スマホとは別にもう1台。そう考えて調べ始めたときに、最初の分かれ目になるのは本体の大きさと重さです。毎日かばんに入れておける1台なのか、撮りに行く日だけ持ち出す1台なのか。ここが決まると、候補はぐっと減ります。
この記事ではコンパクトカメラのおすすめとして6台を選び、公式が出している外形寸法と質量、それにセンサーの大きさを並べました。質量は約146gから約426gまで開きがあります。
センサーの大きさも手がかりです。PowerShot V1 についてキヤノンは「1.0型センサーと比較して、面積が約2倍の「1.4型センサー」」と書いています。LUMIX DC-TZ99 は1/2.3型、FUJIFILM X half は13.3mm×8.8mm(1インチサイズ)、IXY 650 m と PENTAX WG-90 も1/2.3型、PowerShot G7 X Mark III は1.0型です。
大きさと重さ、そしてセンサー。この3つを先に表にしてから、6台を1台ずつ見ていきます。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
まず6台を並べて見比べます

| 商品名 | 大きさと質量 | センサー |
|---|---|---|
| キヤノン PowerShot V1 | 約118.3×約68.0×約52.5mm / 約426g | 1.4型 |
| パナソニック LUMIX DC-TZ99 | 約112.0×67.8×43.1mm / 約322g | 1/2.3型 |
| FUJIFILM X half(X-HF1) | 105.8×64.3×45.8mm / 約240g | 1インチサイズ(13.3mm×8.8mm) |
| キヤノン IXY 650 m | 99.6×58.0×22.8mm / 約146g | 1/2.3型(裏面照射型CMOS) |
| ペンタックス PENTAX WG-90 | 約122.5×61.5×29.5mm / 約194g | 1/2.3型(裏面照射型CMOS) |
| キヤノン PowerShot G7 X Mark III | 約105.0×約60.9×約41.4mm / 約304g | 1.0型(積層型CMOS) |
いちばん軽いのは IXY 650 m の約146gで、厚みは22.8mm。最も重いのが PowerShot V1 の約426gです。毎日持ち歩く前提で選ぶなら、この列を上から見ていくだけで候補が絞れます。
ここからは、その6台を順番に見ていきます。
コンパクトカメラのおすすめ6台
キヤノン PowerShot V1 は動画を始めた人に
まずセンサーからです。キヤノンは「1.0型センサーと比較して、面積が約2倍の「1.4型センサー」で、より高画質&高感度を実現」と書いています。有効画素数は静止画撮影時で最大約2230万画素、動画撮影時で最大約1870万画素です。公式には「4K60P(crop)の映像出力に対応しており、ハイエンドな動画撮影に必要な高品質な映像を手軽に撮影できます。」ともあります。
レンズは一体型で、交換はできません。静止画撮影時で約16-50mm相当(8.2-25.6mm)、開放F値はF2.8-4.5です。公式の言い方は「動画撮影を重視したレンズ一体型超広角ズームレンズ搭載。幅広いシーンでの撮影が可能に」。静止画では[1.4倍(クロップ)]に設定でき、そのときは1.0型センサー同等の領域を使って約23-71mm相当の標準ズームに切り換えられる、と書かれています。
大きさは約118.3(幅)×約68.0(高さ)×約52.5(奥行)mm、質量は約426g(バッテリー、カードを含む)で、本体のみなら約379gになります。この6台では最も重い1台です。価格はキヤノンオンラインショップで148,500円(税込)と公式にあります。
スマホで動画を撮っていて、画角も連続撮影も足りないと感じ始めている人が、最初に見る1台です。
光学30倍ズームの LUMIX DC-TZ99
旅行に1台だけ持っていくなら、ここが本命になります。パナソニックの説明文には「TZ99とともに世界を旅しよう。あらゆる瞬間を切り取ろう。光学30倍ズームと約2,030万画素MOSセンサー搭載、高倍率ズームコンパクトカメラ。」とあります。
レンズはLEICA DCレンズで、公式は「24mmから720mm※までの幅広い焦点距離に対応」と書いています(※は35mm判換算)。近くの被写体から遠くの景色まで一台で撮影できる、と説明にあります。センサーは約2,030万画素の高感度MOSセンサーで、サイズは1/2.3型です。夜や暗い室内についても「優れた描写性能で、細部まで美しく、鮮明に撮影できます。」と書かれています。
大きさは約 幅112.0×高さ67.8×奥行き43.1mm(突起部を除く)、質量は約322g(カード、バッテリー含む)です。約184万ドットの180度チルト式モニターを備えていて、公式は「セルフィーが驚くほど簡単に撮影できます。」と説明しています。パナソニックの公式ページはオープン価格の表示で税込の定価がなく、パナソニックの公式店では79,926円でした。
レンズを買い足さずに、子どもの行事も遠くの景色も1台でまかないたい人に向いた作りです。
FUJIFILM X half は縦構図が基本のカメラ
富士フイルムはこのカメラについて「写真の魅力、高画質でキレイな写真を撮ることだけが楽しさではありません。」と書いていました。
撮り方も決まっています。「Half the Size, Twice the Story」を掲げ、「X halfはこの3:4縦構図の撮影が基本となります。」と説明しています。3:4の縦構図を2コマ1組にした「2-in-1」については、フレーム切り替えレバーを引くか専用アプリを活用すると簡単に作成できる、と書かれていました。
仕様のほうも見ておきます。レンズはf=10.8mm(35mm判換算 約32mm相当)・開放F2.8の単焦点で、こちらもレンズ一体型です。センサーは13.3mm×8.8mm(1インチサイズ)で有効約1774万画素です。大きさは105.8mm×64.3mm×45.8mmで、最薄部は30.0mmと公式仕様にあります。質量は約240g(バッテリー・メモリーカード含む)で、含まない状態では約191gです。記録メディアはSDメモリーカード(〜2GB)・SDHC(〜32GB)・SDXC(〜2TB)で、UHS-Iに対応しています。
価格は102,300円(税込)です。カラーはブラック・シルバー・チャコールシルバーの3種類が選べます。
画質の数字を上げることより、撮っている時間そのものを楽しみたい人へ。
かばんを重くしない キヤノン IXY 650 m
質量は約146g(バッテリーおよびメモリーカード含む)で、この6台では最も軽い1台です。大きさは99.6×58.0×22.8mmで、本体のみなら約130g。
光学12倍のズームも積んでいます。レンズは35mm換算25(W)-300mm(T)で、開放F値はF3.6(W)-F7.0(T)。「プログレッシブファインズーム」については、公式が「高精細なまま24倍まで」と書いています。被写体が一人か複数かをカメラが判断して自動でズームイン・ズームアウトする「オートズーム」も、説明にある機能です。
暗いシーンについても説明があります。センサーは1/2.3型の高感度CMOS(裏面照射型)で、公式は「高感度時のノイズ発生を抑えた「高感度センサー」と、キヤノン独自の「映像エンジンDIGIC」との組み合せにより、高感度時も低ノイズで美しい写真を実現。」と書いています。記録媒体はmicroSDメモリーカードです。公式の説明には「IXY 650の基本機能はそのままにmicroSDカードに対応」とあり、キヤノンマーケティングジャパンの発表は2025年9月10日でした。
価格はキヤノンオンラインショップで55,000円(税込)です。
かばんの重さを増やさずに、スマホとは別のカメラを1台だけ足したい人に向きます。
水中撮影ができる PENTAX WG-90
公式が「全天候アドベンチャーモデル」と呼んでいる1台です。防水は「水深14mで連続2時間の水中撮影が可能な本格防水性能」、耐衝撃は「1.6mの高さからの落下試験をクリアした耐衝撃性能」、さらに「100kgfまでの重さに耐える耐荷重構造」と書かれています。氷点下10℃でも作動する耐寒性能も、同じページに出ていました。
等級の表記もあります。JIS防水保護等級8級(IPX8)相当、JIS防塵保護等級6級(IP6X)準拠と記載されています。
写りの側も見ておきましょう。センサーは1/2.3型で、公式は「有効約1600万画素、受光効率に優れた裏面照射型CMOSイメージセンサーと高性能画像処理エンジンを採用」と書いています。レンズは焦点距離5〜25mm(35ミリ判換算で約28〜140mm相当)の光学5倍ズームで、開放F値はF3.5(W)〜F5.5(T)。デジタルズームを併用すれば最大約36倍まで、というのが説明にある数字です。
大きさは約122.5(幅)×61.5(高)×29.5(厚)mm(操作部材、突起部を除く)、質量は約194g(電池、SDメモリーカード含む)です。価格は49,772円前後になります。
川や海、雪の日の外。カメラが濡れる前提の場所に持ち出すなら、ここから見るのが早いはずです。
暗い場所でもクリアに撮る PowerShot G7 X Mark III
夜の街や照明を落とした店内で撮ることが多いなら、この1台が候補に入ります。キヤノンは「暗い場所でもクリアに撮影「常用ISO125~12800(拡張ISO25600)※」」と見出しを立て、「夜景や室内などでの高感度撮影時にも、画像のザラつきを抑えてクリアで鮮明な一枚に仕上げます。」と書いています。
レンズは広角端F1.8、望遠端F2.8。焦点距離は35mmフィルム換算で24(W)-100mm(T)、光学ズーム倍率は4.2倍です。「UDレンズ1枚と非球面レンズ3枚など9群11枚のズームレンズを採用」と公式にあり、光学手ブレ補正はマルチシーンIS、静止画IS時の補正効果は4.0段と記載されています。
センサーは1.0型の高感度CMOS(積層型)で、有効画素数は約2,010万画素、総画素数は約2,090万画素です。公式は「キヤノン初※の積層型CMOSセンサーを採用。」と書き、画素領域と回路領域をそれぞれ独立したチップとして形成できる点を積層型のメリットに挙げています。大きさは約105.0×約60.9×約41.4mm(CIPA準拠)、質量は約304g(バッテリーおよびメモリーカード含む、CIPA準拠)です。
価格は200,000円前後です。携帯性について公式は「手のひらに収まるコンパクトなボディーに、高機能を凝縮。」と書いていました。
照明の条件を選べない場所で撮る機会が多い人にとっては、F1.8という開放F値がそのまま選ぶ理由になります。
買う前に確かめておきたいこと

公式が注記として出している項目を並べます。
まず電源まわりです。PowerShot V1 には「※バッテリーチャージャー、インターフェースケーブル、ACアダプターは同梱されていません。充電には純正の別売アクセサリー、または市販のACアダプター、USB Type-Cケーブルをご使用ください。」という注記が付いています。IXY 650 m は「USB端子(Type-C)は充電・給電には非対応です。」、LUMIX DC-TZ99 は給電ができないと注記していて、あわせて「当社で動作確認済みのモバイルバッテリーの情報はこちら」と案内しています。
次は記録メディアです。IXY 650 m はmicroSDメモリーカード/microSDHCメモリーカード/microSDXCメモリーカードで、公式仕様に「転送速度はUHS-Iに非対応(記録は可能)」とあります。FUJIFILM X half のほうは公式仕様がUHS-I対応で、同じSDカードでも系統が違います。PowerShot G7 X Mark III には「メモリーカード、インターフェースケーブルは別売です。」という記載があります。
連続で撮るときの条件も公式に出ています。PowerShot G7 X Mark III の連続撮影には「最大約70枚で連続撮影が停止します。」との注記が付いています。FUJIFILM X half は「※気温や撮影条件などにより記録時間が短くなることがあります」と注記し、動作環境の温度を0℃~+40℃としています。PENTAX WG-90 は「※耐寒性能について:使用環境温度が下がると撮影可能枚数が少なくなります。」と書いていて、寒い場所では撮影可能枚数が減る前提です。マクロ照明についても「※マクロ照明はプログラム、動画、CALSモード選択時に使用できます。」という条件が付いています。
PowerShot V1 の1.4倍クロップにも「※1.4倍クロップ時、記録画素数が減少します。」という注記があります。切り換えて使うつもりなら、ここは頭に入れておく項目です。
候補が2台まで絞れたところで読み直しておくと、買ったあとの取り違えが減ります。画質そのものを軸に選び直したくなったときは、高画質カメラのほうも合わせて見てみてください。
結局どれを選べばいいのか
6台を、もう一度用途で振り分けます。
動画から入るなら、1.4型センサーを積んだ PowerShot V1 です。1台で広い範囲をまかないたい人には、光学30倍ズームの LUMIX DC-TZ99 が向きます。撮る行為そのものを楽しみたいなら、3:4の縦構図が基本の FUJIFILM X half。この3台は、撮りたいものがはっきりしているほど選びやすくなります。
かばんの重さを増やしたくないなら、約146gの IXY 650 m。水や泥の心配がある場所に持ち込むなら PENTAX WG-90 で、防水は水深14m、耐衝撃は1.6mの落下試験と公式に書かれています。暗い場所で撮る機会が多い人には、F1.8のレンズと1.0型センサーを積んだ PowerShot G7 X Mark III が残ります。
※本記事はプロモーションを含みます

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