タンノイのスピーカーおすすめ5選|部屋の置き場所で選び分ける

スピーカーを置いたリビングの様子

タンノイのスピーカーを一覧で眺めると、同じブランド名の下に、机の上に納まる小さな箱と、天井に埋め込む設備向けの製品が並んでいます。最初に決めたいのは音の好みよりも、部屋のどこに置くかのほうです。ここでは通販で買える5点を、置き場所と鳴らし方の順に並べました。

金額の大きい買い物になるので、もうひとつ先に見ておきたいことがあります。日本での取り扱いがどの会社なのか、そして保証がどう書かれているか。タンノイは製品によって日本の窓口が分かれていて、今回の5点も2つに分かれました。この2つは、それぞれの製品のところに書き添えました。

先に振り分けだけ書いておきます。机や棚の上で鳴らしたい人はAutograph mini/GR、部屋を用意できて音量も出せる人はSGM 10です。アンプを別に買いたくない人にはアンプ内蔵のGOLD 7、床にスピーカーを置きたくない人は天井埋め込みのCVS301-BK、すでにメインの1組があって別の場所に音を足したい人はVMS 1という並びになります。

価格は各製品のところに書いていますが、並べた順番は金額ではありません。部屋の条件から見ていきます。

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30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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目次

タンノイはどこが日本の窓口なのか

タンノイのプレステージ系とSGMシリーズは、エソテリック株式会社が日本の輸入元です。エソテリックの公式サイトには「輸入ブランドから選ぶ」というページがあり、そこにTANNOYが入っています。同じサイトにESOTERIC正規特約店の一覧も置かれていて、今回の5点のうちSGM 10を出している吉田苑は、この一覧に名前がありました。

もう一方の流れがあります。GOLD・CVS・VMSの3シリーズは、Music Tribe傘下のTANNOY(tannoy.com)の製品で、エソテリックの正規特約店一覧の対象外です。同じロゴが付いていても、買ったあとに連絡する先は変わります。ここを取り違えると、問い合わせのときに遠回りになります。

保証の年数は、今回見た範囲では数字が出てきませんでした。エソテリックの品質保証ページに載っているのは、ESOTERICブランドの区分だけです。「5年間保証」の欄にはアンプ類やD/Aコンバーターなど、「3年間保証」の欄にはディスク再生機構を備えた製品などが並んでいて、TANNOYブランドの年数は同じページに記載がありません。SGM 10については公式の付属品に「取扱説明書 × 1、保証書 × 1」とあり、保証書が付くことは分かりますが、年数までは書かれていません。

販売ページ側も見ておきます。島村楽器のGOLD 7のページには保証年数の記載がありませんでした。ミュージックハウス フレンズのCVS301-BKとVMS 1のページには「当店商品に 「保証シール」 がございます。」とあり、そのシールの保証コードが「保証書の代わりを果たします」と書かれています。棚や机の高さから決めたい人はスピーカースタンドの記事もあわせてどうぞ。窓口と保証の話が片付いたところで、5点を順に見ていきます。

アンプと組んで音楽を聴く

ここで挙げる2点は、アンプを別に用意して鳴らす形です。何をつなぐか決めていない人はレコードプレーヤーの記事も参考になりますが、まずはスピーカー側の大きさと置き場所を先に固めておくと、あとの機器選びが楽になります。

机や棚の上に置ける Autograph mini/GR

外形寸法は209×356×155mm(突起部含む)、質量は4.4kgです。机の上や棚の一段に納まる大きさで、専用の部屋を用意しなくても置き場所が作れます。

形式は「100mmデュアル・コンセントリック・ドライバー(高磁束密度マグネット)」。ウーハー部は「100mm ファイバーパルプコーン型」、ツイーター部は「19mm チタニウムドーム」と表示されています。公式は「音像の分解能と定位に優れ、スピーカーの存在を感じさせないより自然な音場を再現します」と書いています。ウーハー部については「軽量化と剛性を両立させたマルチファイバー・ペーパーコーンを採用」、ツイーター部については「倍音の豊かな質感を再現」という説明も並んでいました。

電気側の数字も、公式の仕様説明から引いておきます。インピーダンスは8Ω、能率は85dB(W/m、1kHz)、連続許容入力(RMS)は50Wで、最大許容入力(瞬間)が200Wです。クロスオーバー周波数は2kHz。エンクロージャー形式はバスレフ方式(リア)で、容積は3.45リットルと表示されています。キャビネットは「ウォルナット無垢材 / 突き板仕上げ」、周波数特性は60Hz〜54kHz(–10dB、+3dB)です。

公式のメーカー希望小売価格は396,000円(税込)で、単位はペアです。実売は360,000円前後(ペア)でした。この額を出しているのはYahoo!ショッピングのあなデジ工房で、出品名には「国内正規代理店品」と入っています。ただしエソテリックの正規特約店の一覧に「あなデジ工房」の記載は見あたらず、そこは確かめきれていません。楽天で見つかったのは商品名に「【中古】」と入った出品だけでした。

広い部屋を用意できないけれど、机や棚の上でひと組を長く鳴らしたい。そういう条件に合うのがこの1組です。

TANNOY Autograph mini/GR スピーカーシステム(ペア)

参考価格 396,000円前後

広い部屋を用意できず、机や棚の上で鳴らしたい人向け

SGM 10 は音量を出す部屋に向きます

公式に「2024年7月 発売」と書かれた、SGMシリーズの1台です。形式は「254mm(10インチ)デュアル・コンセントリック・ドライバー」で、Autograph mini/GRの100mmと比べると口径が大きく変わります。外形寸法は351×523×309mm、質量は18.5kg/台です。

アンプ選びに関わる数字が公式に出ています。能率は89dB(1W/1m)、インピーダンスは8Ω、推奨アンプ出力は20〜200Wという表示です。連続許容入力(RMS)は100W、最大許容入力(瞬間)は400W、クロスオーバー周波数は1.2kHz。手持ちのアンプがこの範囲に入るかどうかは、買う前に確かめておきたいところです。

箱の作りも書かれています。エンクロージャー形式は「バスレフ(フロント・ツイン)」で容積は85リットル、キャビネット構造は「19mm厚パーチクルボード+MDFエンクロージャー 高剛性積層合板製ブレーシング」、仕上げは「ウォルナット突き板仕上げ、高音響透過性ナイロングリル」です。周波数特性は40Hz〜30kHz(±6dB)。公式はこのシリーズを「音楽を愛する全ての愛好家に向けたHi Fiスピーカーです。」と説明しています。

エソテリックが出しているメーカー希望小売価格は550,000円(税込)で、1台あたりの表示になっています。販売単位は2台と書かれているので、実際に用意する金額はその倍です。取り扱っているのは楽天の吉田苑で、この店の名前はESOTERIC正規特約店の一覧にありました。

大きめの部屋やスタジオで音量を出し、細部まで確かめたい人が候補にする1台です。

TANNOY SGM 10 スピーカーシステム(1台)

参考価格 550,000円前後

大きめの部屋やスタジオで、音量を出して細部まで確かめたい人向け

アンプを別に買わずに済ませる

アンプを内蔵した GOLD 7

島村楽器の詳細情報では、クロスオーバー・タイプが「2 way, active」、アンプのタイプが「Class-AB」、最大出力ワット数が300Wという表示になっています。島村楽器の説明には「※GOLD5(5インチ)は200W、GOLD7(6.5インチ)とGOLD8(8インチ)は300Wです。」という注記があり、シリーズの中で数字が分かれています。公式の見出しも「独自の6.5インチ・デュアルコンサントリックポイントソース技術を搭載したプレミアム300ワットバイアンプ近接スタジオリファレンスモニター」です。

同じ詳細情報には「1 x 6.5”(165mm) LF driver 1 x 1”(25.4mm) HF drivers」という記載があります。再生周波数帯域は「65Hz – 20kHz ±3dB」「46Hz – 20kHz -10dB」、最大出力音圧レベルは110dB、クロスオーバー周波数は1.5kHzです。寸法は357×221×288mm、重量は9.4kg。消費電力は「70 W @1/8max power」という表示です。アンプを内蔵したアクティブ型なので、仕様表に公称インピーダンスの欄はなく、代わりにインプット・インピーダンスとして「5 kΩ unbalanced, 10 kΩ balanced」が出ています。

入力の欄は「1 x XLR, balanced 1 x 1/4” TRS, balanced 3.5mm stereo mini jack」という表示です。島村楽器の説明には「GOLDはXLRと1/4”ステレオ標準フォン入力を使用し最大2つのオーディオソースを同時に接続できます。また3.5mmステレオミニプラグでリンク接続しLRを割り当ててのステレオ使用も可能です。不使用時の省電力モードを搭載し任意でON/OFF可能です。」と書かれています。設置については「独自のフロント・フィリングバスは壁付近でも重低音の演出が可能。」という説明も添えられていました。

注意しておきたい点も同じページにあります。詳細情報の「電磁シールド」の欄は「なし」です。販売は1本単位で、商品名も「1本」と明記されています。実売は66,000円前後(1本)です。取り扱っているのは島村楽器の自社店とRIZING 楽天市場店でした。GOLDはMusic Tribe系のTANNOYなので、エソテリックの正規特約店一覧の対象外になります。保証年数は公式ページにも島村楽器の商品ページにも書かれていませんでした。JANコードは4033653107716です。GOLDは5・7・8で出力の数字が変わるので、注文の前に型番を見てください。

自宅で録音やミックスをしていて、アンプを別に用意したくない人には、机の前に据える1本として計算が立ちます。

TANNOY GOLD 7 スタジオリファレンスモニター(1本)

TANNOY GOLD 7 スタジオリファレンスモニター(1本)

参考価格 66,000円前後

自宅で録音やミックスをしていて、アンプを別に用意したくない人向け

置き場所を取らない2モデル

天井に埋め込む CVS301-BK

床にスピーカーを置く場所がないときの選択肢です。楽天のミュージックハウス フレンズの説明には「TANNOY製の3インチ天井埋め込み型スピーカーです。カラーはブラック。」とあり、仕様の欄には「■天井埋込型同軸スピーカー」「■3インチ」「■8オーム、40W」「■20W(連続),80W(ピーク)」「■100/70V対応」「■ペア」という並びでした。

ドライバーは「■耐久性に優れたブチルゴムとポリプロピレンを採用した3インチドライバー」で、公式側では75mm(3.00インチ)のポリプロピレン・フルレンジと書かれています。指向性については「■幅広い指向性」とだけ表示されています。接続は「■70Vおよび100VラインシステムまたはLow-Z(8オーム)対応のトランスタップスイッチ」という説明です。

認証の記載が並ぶのもこの製品の特徴です。「■UL1480の防火シグナリングシステムに適合」「■UL2043の空気処理スペースの認定済」とあり、公式の説明ではEN54-24にも触れています。同じ説明に「CVS301は、レストランやホテル、礼拝堂などのあらゆるアプリケーションに最適な80W(ピーク)のシーリングスピーカーです。」とあるとおり、もともと設備向けに作られた製品です。楽天の仕様にも「■設備アプリケーション用のフルレンジ天井埋込型スピーカー」と書かれていて、天井に開口をあける取り付けが前提になります。

型番の表記にはひとつ引っかかる点があります。公式の現行製品一覧に載っているのは「CVS 301X」と「CVS 301X-BK」で、「CVS301-BK」という表記は見あたりませんでした。販売ページの商品名は「CVS301-BK」です。実売は69,828円(ペア)です。取り扱っているのはミュージックハウス フレンズという楽器・音響の専門店でした。公式ページに保証年数の記載はなく、店側の保証シールに保証コードが記載される形になります。

取り付けまで含めて決められるなら、床を空けたまま部屋に音を入れられます。

TANNOY CVS301-BK 天井埋め込み型スピーカー(ペア)

参考価格 69,828円前後

床置きのスピーカーを置く場所がなく、部屋を広く使いたい人向け

VMS 1 は部屋のもう一か所に足す1組

TANNOY公式の見出しは「設置用の5インチ 多目的2ウェイコンパクトモニター」です。寸法は(H×W×D)で235×159×142mm、質量は1.8kgと表示されています。棚の一段を空ければ置き場所が作れる大きさです。

ドライバーの構成は5インチ(127mm)のLFと、1インチ・24mmのHFです。HF側は公式に「soft dome」と書かれています。公式の仕様表では、公称インピーダンスが4Ω、許容入力は連続25W・ピーク100W、能率は1W/1mで86dB、最大SPL(ピーク)は100dBという表示になっています。周波数特性は±3dBで85Hz〜20kHz、-10dBで70Hz〜20kHzです。指向角は-6dBで「150° H x 115° V」という表記でした。

取り付けについては、色を合わせた取付ブラケットが付属し、棚に置いて使うこともできると公式に書かれています。ブラケットが同梱されている分、置き方の選択肢が増えます。販売は「Sold by pairs」でペア単位。実売は37,818円(ペア)でした。

VMS 1もMusic Tribe系のTANNOYなので、窓口はエソテリックではありません。公式ページに保証年数の記載はなく、店側は保証シールの保証コードで対応する形です。パッケージ内容物が無いと保証を受けられない場合があるという注意も、同じページに書かれていました。

メインの1組はそのままに、部屋のもう一か所へ音を回す。1.8kgという重さと取付ブラケットは、その使い方に合う組み合わせです。

TANNOY VMS 1 コンパクトモニター(ペア)

TANNOY VMS 1 コンパクトモニター(ペア)

参考価格 37,818円前後

すでにメインのスピーカーがあり、部屋の別の場所に音を足したい人向け

注文の前に確かめたい販売単位と保証

見落としやすいのが販売単位です。SGM 10は1台あたりの価格表示で、販売単位は2台と書かれています。Autograph mini/GRとCVS301-BK、VMS 1はペア単位、GOLD 7は1本単位です。

商品名販売単位保証年数の表示
Autograph mini/GRペア(公式の価格表示もペア)エソテリックの品質保証ページにTANNOYの年数記載なし
SGM 101台の価格表示で販売単位は2台付属品に「保証書 × 1」。年数の記載なし
GOLD 71本公式ページと島村楽器の商品ページに記載なし
CVS301-BKペア公式ページに記載なし。店の保証シールに保証コード
VMS 1ペア(公式は「Sold by pairs」)公式ページに記載なし。店の保証シールに保証コード
販売単位と保証の表示は、公式ページと各販売ページの記載から写しました。

供給についての案内もありました。エソテリックの公式には「一部TANNOY製品の入荷遅延のお知らせ」が掲載されていて、Autograph mini/GRとSGM 10のページから読めます。すぐ手元に届く前提で予定を組まないほうが安全です。

中古の出品にも触れておきます。Autograph mini/GRを楽天で探すと、並ぶのは商品名に「【中古】」と入った出品でした。新品のつもりで注文しないよう、商品名の表記を先に見てください。CVS301-BKのように、公式の現行一覧と販売ページで型番の表記が食い違っている製品もあります。買う前に型番をそのまま検索して、どちらの表記なのかを確かめておくと安心です。

部屋の条件から選び分けます

置き場所から見た5点

  • 机や棚の一段に納めたいなら Autograph mini/GR
  • 床に置いて音量まで出すなら SGM 10
  • アンプを買い足さずに済ませたい人は GOLD 7
  • 天井に納めて床を空けるなら CVS301-BK
  • すでに1組あって音を足すなら VMS 1

同じタンノイでも、ここまで見てきたとおり中身はかなり違います。Autograph mini/GRとSGM 10はアンプを組む前提で、ドライバーの口径は100mmと254mm。GOLD 7はアンプ内蔵で1本単位、CVS301-BKは天井に開口をあける設備向け、VMS 1は1.8kgで取付ブラケットが付いてきます。

窓口の違いももう一度だけ。Autograph mini/GRとSGM 10はエソテリックが輸入元で、GOLD 7・CVS301-BK・VMS 1はMusic Tribe系のTANNOYです。買ったあとに連絡する先が変わるので、購入前にどちらの流れの製品なのかを押さえておいてください。

あわせて読みたい

置き場所が決まっている人は、その条件に合う1点をそのまま選んでかまいません。まだ決めきれていない人は、机の上から始められるAutograph mini/GRか、アンプを用意せずに置けるGOLD 7から見ていくと、部屋の側の条件が見えてきます。

※本記事はプロモーションを含みます

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この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

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