プロジェクターを買ったあとで手が止まるのは、映す面をどうするかという一点です。白い壁でも映ることは映りますが、下地の凹凸や壁紙の色みを拾って、文字の輪郭が甘くなりがちです。使う日だけ下ろして、終わったら巻き上げておけるロールスクリーンなら、部屋の見た目をふだんのままにしたうえで大画面を用意できます。
ここでは、100インチの映写面を作れるロールスクリーンを5点挙げます。天井や壁の上部から吊るタイプ、壁に掛けるタイプ、そして窓の内側に取り付けるオーダー品まで入れました。
分かれ目になるのは、生地の表記と、部屋のどこに付けるかの2つ。ネジを打てる場所があるかどうかで候補が変わりますし、毎回上げ下げするのか、掛けたままにするのかでも向く機構が違います。実売の額は各商品の節にまとめました。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
生地と付ける場所で映り方は変わります
生地の書き方は各社でばらつきます。イーサプライのEEX-PST1-100HDは拡散型のマットスクリーン、シアターハウスのBTP2220WSDはスタンダードマットの生地、サンワダイレクトの100-PRS019はマット白と書かれています。タチカワブラインドのラルクシールドだけは毛色が違い、窓を暗くするための遮光1級の生地です。同じ白い面でも、狙っているものが違います。
付ける場所は大きく3通りに分かれます。天井や壁の上部から吊り下げる形、壁に打った金具へ引っ掛ける形、窓の内側に取り付ける形の3つ。吊り下げる形は使わない時間帯に巻き上げて天井際へ収まりますし、掛ける形なら本体が2.8kgで済むものもあります。窓に付ける形は、そもそも専用の面を置く場所を作らずに済みます。
巻き上げの機構も見ておきたいところです。手動のスプリング式は、引き出した位置で止まって、軽く引くと戻ります。スロー巻き上げ式については、収納するときに画面がねじれにくい仕様だという説明が付いていました。掛け軸タイプに巻き上げ機構はなく、掛けたままにしておく使い方が前提になります。
買う前に決めておくと早いこと
- 天井や壁の上部にネジを打てるか
- 使うたびに上げ下げするか、掛けたままにするか
- 窓まわりにまとめたいか、映すための面を別に作りたいか
- 収納したときに出っ張る奥行きと、本体の質量
映すための面を専用に作る方向へ寄せるなら、プロジェクタースクリーンの記事にも候補があります。映す本体から選び直したい人には家庭用プロジェクターが参考になるはずです。ここからは、ロールスクリーンの形をした5点にしぼって見ていきます。
おすすめの5点をタイプ別に見ていきます
並びは、天井や壁から吊る2点、掛けて使う2点、窓に付けるオーダー品の順です。設置のしかたと生地の表記を先に一覧にしておきました。
| 商品名 | 設置のしかた | 生地・仕上げの表記 |
|---|---|---|
| イーサプライ EEX-PST1-100HD | 天井や壁の上部から吊る | 拡散型のマットスクリーン・防炎仕様 |
| サンワダイレクト 100-PRS019 | 吊り下げ・天井・壁に対応(スロー巻き上げ式) | マット白 |
| シアターハウス BTP2220WSD | 掛け軸タイプ(掛けるだけ) | スタンダードマット・日本製 |
| イーサプライ EEX-PSK3-100HDK | 壁のフックに引っ掛ける | シワがつきにくい素材 |
| タチカワブラインド ラルクシールド フェアII遮光1級 BC | 窓に取り付けるオーダー品 | 遮光1級・防炎1級C |
イーサプライ EEX-PST1-100HD は好きな高さで止められます
対角100インチ・16:9の映写面を、天井から吊っても壁に掛けても使える1本です。イーサプライの製品ページには「100インチ(16:9)のプロジェクタースクリーンです。吊り下げ・壁掛け設置可能。任意の位置まで引き出せるスクリーンです。ホーム・オフィスを選ばず、ご使用できます。」と書かれています。引き出した位置で止まるので、天井の高さや座る位置に合わせて映写面の高さをずらせます。
外寸は幅2350×奥行73×高さ1510mmで、質量は約6.1kg。巻き上げは手動のスプリング式で、電源は要りません。
映写面の生地は拡散型のマットスクリーンという表記です。素材はPVCとポリエステルで、防炎仕様である旨も公式ページに記載があります。公式の説明文は「ホーム・オフィスを選ばず、ご使用できます。」で締めくくられていて、家でも仕事場でも同じ1本で回す前提です。
ふだんは巻き上げておいて、使う日だけ下ろす。この往復を毎回やるつもりなら、任意の位置で止められる引き出し方が効いてきます。天井から吊るか壁に掛けるかも選べるので、部屋の側に合わせられる幅は広めです。実売は12,800円前後です。
イーサプライ プロジェクタースクリーン 100インチ 16:9 吊り下げ EEX-PST1-100HD
参考価格 12,800円前後
リビングを映画用に占領したくない人向け
サンワダイレクト 100-PRS019 は収納するときに画面がねじれにくい
上げ下げの回数が多くなりそうなら、巻き取りの機構を見ておく価値があります。サンワダイレクトの製品ページには「吊り下げ式・天井・壁掛けなど、どの場所にも設置できるプロジェクタースクリーン。どの高さの位置にも設置できるので場所を選ばず使用できます。スロー巻き上げ式のため、収納時に画面がねじれにくい仕様です。」とあります。片づけたときに映写面がどうなるかまで、公式が仕様として書き出しているわけです。
100インチ・16:9で、スクリーンの表示サイズは幅2208×高さ1245mm。質量は本体7.8kg、梱包した状態で10.1kgと記載されています。設置は吊り下げ・天井・壁掛けのどれにも対応する書き方になっているため、部屋の形が変わっても付け替えが利きます。
生地の表記はマット白で、実売は21,980円前後です。天井でも壁でも組めるので、引っ越しや模様替えで部屋の間取りが変わっても持っていけます。
映画のたびに下ろして、終わったら巻き上げる。この往復を何年も続ける前提なら、巻き取りの丁寧さは無視できません。毎週のように下ろす部屋でこそ、この機構の価値が出てきます。
サンワダイレクト プロジェクタースクリーン 100インチ スロー巻き上げ式 100-PRS019
参考価格 21,980円前後
家族が寝たあとに使うので静かに片付けたい人向け
シアターハウス BTP2220WSD は掛けるだけで設置が終わります
可動する部分がないほうが気楽、という考え方もあります。この1本は掛け軸タイプで、シアターハウスが直営する通販ページには「壁に掛けるだけのタペストリー(掛け軸)タイプスクリーンです。電源不要!ネジ付きフックなどで簡単に設置可能です。他のスクリーンに比べて軽量のため、どなたでも持ち運びや設置が簡単です。」と書かれています。
同じページで、100インチ・16:9、スタンダードマットの生地、日本製、生涯保証、フルHD対応が示されています。生涯保証が付くのは、映写面を数年おきに買い替える前提を置かなくていいということです。巻き上げのためのバネも電源も入っていないので、経年で戻りが弱くなる部分がそもそもありません。
掛け軸タイプは、掛けたままにしておく使い方が前提になります。ふだんは壁の絵のように見えるので、映写面を出しっぱなしにしても部屋が散らかりません。使わないときは外して立てかけておく、という運用も取れます。
生地の仕上げと生涯保証にお金を寄せるなら、この1本が候補に残ります。実売は28,300円前後。壁の高い位置に可動するものを付けずに、映写面だけを用意できる形です。
イーサプライ EEX-PSK3-100HDK はフックに引っ掛けるだけで使えます
フックさえ壁に付いていれば、あとは引っ掛けるだけで設置が終わります。イーサプライの製品ページには「大型なのに、軽量で取り付けやすいプロジェクタースクリーンです。壁掛け・吊り下げタイプ。100インチ。壁に取り付けたフック(別売り)に、引っ掛けるだけで設置できるプロジェクタースクリーンです。」とあり、続けて「画面を引き出した時に、シワがつきにくい素材を採用しています。」と書かれています。
質量は約2.8kgで、外寸は幅2350×奥行32×高さ1310mm。映写面の表示サイズは幅2205×高さ1230mmで、比率は16:9です。素材はPVCとポリエステル。奥行が32mmなので、巻き上げた状態でも壁からの出っ張りが小さく収まります。
気をつけたいのは、壁掛け用のフックが別売りである点です。手元に合うフックがなければ、本体とは別に用意する必要があります。そのぶん、壁側の下地に合わせて金具を選べる自由もあります。
実売は11,480円前後。壁に打つ金具をできるだけ小さく済ませたいなら、フックの側を自分で選べるこの形が効いてきます。模様替えのたびに映写面ごと持って動く部屋でも、質量2.8kgなら扱いやすいはずです。
イーサプライ プロジェクタースクリーン 100インチ 壁掛け 吊り下げ フック EEX-PSK3-100HDK
参考価格 11,480円前後
賃貸で壁に固定できない人向け
タチカワブラインド ラルクシールド フェアII遮光1級 BC は窓まわりにまとめられます
専用の映写面を吊る場所がない部屋では、窓側で兼ねるという手があります。この製品は窓の内側に取り付けるオーダーのロールスクリーンで、サイズは幅81〜300cm・高さ30〜450cmの範囲から指定する形です。楽天の販売ページには、遮光1級・防炎1級Cで遮光率99.40%以上という表記があります。同じページのタイトルには、映写・プロジェクタースクリーンという言葉も並んでいました。
ここは正確に書いておきます。タチカワブラインドの製品ページで「映写幕 映写スクリーンに適した高輝度タイプの生地。会議室などにおすすめ。」と説明されているのは、ラルクシールドの生地バリエーションのひとつ「フェアⅡ RS-8559」(高輝度タイプ)についての記載です。今回取り上げた遮光1級の生地には、その記載が確認できませんでした。「映写」「プロジェクタースクリーン」という言葉を使っているのは販売ページの側になります。
短所として、この生地は非ウォッシャブル(洗えない)と表記されていました。受注生産のオーダー品でもあるため、サイズを決めてから届くまでに時間がかかります。取り付ける窓の幅と高さは、注文の前に測っておいてください。
実売は24,220円前後で、これは幅と高さの指定で動くオーダーの価格帯の代表値です。専用のスクリーンを1本増やす余地が部屋にないなら、昼間の光を落とす役目と映す面を1本で兼ねるこの形が現実的な答えになります。
買う前に確かめておきたいところ
つまずきやすいのは取り付け面です。掛け軸タイプもフック式も、壁や天井にネジを打てることが前提になります。賃貸で下地に穴を開けられない部屋なら、窓枠の内側に収まるオーダー品のほうが現実的でしょう。

サイズも先に測っておきたいところです。100インチの映写面は、外寸で幅2350mmに届くものがあります。壁の幅だけでなく、両端に家具や配線の出っ張りが来ないかまで見ておいてください。天井から吊るなら、巻き上げたときの奥行き、たとえば73mmや32mmといった数字も響いてきます。
質量の差は、必要な下地の強さに直結します。約2.8kgのものと、本体で7.8kgあるもの。掛ける金具の選び方も変わってきます。石膏ボードだけの壁に質量のある本体を付ける計画なら、下地の位置を先に探しておいてください。
それから、フックの別売りと、オーダー品の受注生産。この2つは、買ってすぐ使えるつもりでいると予定が狂います。上映の日が決まっているなら、余裕を持って手配しておきたいところです。
部屋の条件で選ぶときの目安
天井や壁の上部にネジを打てて、使う日だけ下ろしたいならイーサプライのEEX-PST1-100HDが素直な選び方になります。引き出した位置で止まるので、座る高さに合わせて映写面を決められます。
上げ下げの回数が多くなりそうな部屋にはサンワダイレクトの100-PRS019。巻き取りをゆっくり行う仕様なので、毎日のように使う人ほど差が出てきます。
可動する部分を持たせたくない、生地と保証を優先したいならシアターハウスのBTP2220WSDです。掛けたままにしておく前提なら、この形が手間の少ない選択になります。
壁に打つ金具を小さくしたい人はイーサプライのEEX-PSK3-100HDK。フックが別売りなので、壁の下地に合わせて金具側を選べます。
そして、映写面を置く場所そのものがない部屋なら、タチカワブラインドのラルクシールド フェアII遮光1級 BCが候補に入ります。窓を暗くする役目と兼ねられる形です。部屋の条件から逆にたどっていくと、残るのは1つか2つになるはずです。
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※本記事はプロモーションを含みます

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