自宅でギターの音を録るとき、アンプのスピーカーの前に立てているのがシュアのSM57-LCEです。この記事は、用途で話を分けています。結論を先に言うと、楽器アンプやドラムの音をマイクで録りたい人に向く1本です。
この記事でわかること
- SM57-LCEが得意な楽器と場面
- ギターアンプの前で使ったときの印象
- SM58-LCE・BETA 57Aとの違い
- 型番と付属品で見ておく点
スネアやギターアンプに向けるマイクを探しているなら、候補に入れておきたいマイクです。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
SM57-LCEの基本情報
メーカー品番はSM57-LCE。ダイナミック型の、楽器向けのマイクです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | シュア(Shure) |
| 商品名 | SM57-LCE 楽器用ダイナミックマイクロホン |
| タイプ・指向性 | ダイナミック・カーディオイド |
| 周波数特性 | 40Hz〜15kHz |
| 寸法・質量 | φ32×157mm・284g |
| 価格(税込) | 16,998円(SHURE公式ストア【楽天市場】) |
インピーダンスは310Ω、コネクターはXLR3ピンのオスになっています。
楽器の音を拾うために作られたマイク
SM57は、ドラムや打楽器、楽器アンプにマイクを向けて音を拾うためのダイナミックマイクです。ステージでもスタジオでも使える作りで、ギターアンプやベースアンプ、サックス、トランペット、ドラムと、アンプを通す楽器にも生の楽器にも合わせられます。
鳴り響くスネア、余韻の長いアルペジオ、勢いのあるサックスのソロ。どれも演奏の力がそのまま出る音で、SM57はその勢いに耐えて録るためのマイクとして作られています。
カーディオイドで、狙った音を拾う
指向性はカーディオイドです。マイクの正面にある音を中心に拾い、まわりの雑音を抑えます。
ピックアップの形が均一で、狙った楽器の音を、ほかの楽器や雑音から分けて録るための指向性です。マイクを向けた先の音を中心に録りたい人は、まず見ておきたい性能です。
楽器にも声にも合わせた周波数特性
周波数特性は40Hz〜15kHz。楽器の音色をきれいに、声も豊かに出せるように調整されています。楽器を録るついでに歌も入れたい人には、声に向けた調整が入っているのは心強いところです。
ライブで音を作るときにも、レコーディングにも合う音として仕上げられているのがSM57です。ドラムや打楽器、楽器アンプのマイキングに耐える、プロ品質の再現力を持たせてあります。
手で持ったときの雑音と、丈夫さ
中にはエアー式ショック・マウント・システムが入っています。手でマイクを握ったときに出る雑音、いわゆるハンドリング・ノイズを抑えるための仕組みです。
もう1つの売りが、ハードな使い方にも耐えるとても高い耐久性。ハードな条件で使う前提の作りなので、ライブの現場に持ち出すマイクとしても選びやすくなっています。

ギターアンプの前に立てて使ってみて
最初に気づいたのは、アンプの音だけがまっすぐ入ってくることでした。部屋のエアコンの音や、外を走る車の音が、思っていたより乗ってきません。録った音を聴き返したとき、まずそこでほっとしました。家で録ると生活の音が混ざりがちなので、ここは助かっています。
僕がSM57を使うのは、自宅でギターの練習を録るときです。アンプのスピーカーの前にスタンドで立てて、そのまま弾き始めます。マイクを向けた方向の音を拾ってくれるので、立てる向きさえ決めれば、あとは演奏に集中できました。
録った音の印象
歪ませたギターを録ると、ジャリっとした粒の感じがそのまま残ります。低い弦を鳴らしたときも、音がやせて聞こえることはありませんでした。アンプの音量を上げて鳴らしても、録った音が割れて使えなくなったことはありません。勢いのある音を受け止めるマイクだと、こういうところで実感します。
クリーンなアルペジオでは、弦をはじいた瞬間の硬さと、そのあとに残る響きの両方が入ってきます。耳で聴いていた音と、録った音の差が小さい。そこが気に入って、練習の録音はずっとこのマイクです。
ベースアンプに向けてみたこともあります。太い低音がぼやけずに入ってきて、ギター用と分けて別のマイクを買い足す気にはなりませんでした。弾いた本人が聴き返して違和感の少ない音、というのが僕の正直な感想です。
手に持ったときと、扱いの気楽さ
手に取ると、細身のわりにしっかり重みがあります。握ったまま位置を変えても、手のこすれる音が録音に入って困ったことはありません。
使い終わったらマイクポーチに入れて、ケースの隅に放り込んでいます。丈夫さが売りのマイクなので、ほかの機材と一緒に持ち出すときも気が楽でした。スタンドへの付け外しも、ホルダーに差し込むだけ。準備に手間取らないので、弾きたいと思ったときにすぐ録り始められます。
アンプに対するマイクの向きを少し変えるだけで、録れる音の感じも変わりました。しっくりくる角度を探して、何度か録り直すこともあります。正面に寄せると音が近く、少し外すと柔らかく聞こえる。その差を自分の耳で選べるのが、このマイクを使う楽しさの1つになりました。
試しに、歌を録ってみたこともあります。声もきちんと拾ってくれるので、ギターに鼻歌を少し重ねる程度なら、僕はこのまま使っています。ただ、口を近づけてしっかり歌うと、息がマイクに当たる音が気になりました。歌をメインに録る使い方だと、僕には少し扱いにくく感じました。
SM57-LCEが合う人・合わない人
- ギターアンプやベースアンプの音をマイクで録りたい人
- ドラムや管楽器に、1本ずつマイクを立てて録りたい人
- ステージでもスタジオでも、同じマイクで通したい人
- 歌を中心に録るつもりなら、ボーカル用に調整されたSM58-LCEも見ておくと安心です
SM58-LCE・BETA 57Aとの違い
同じシュアのダイナミックマイクで、SM57と並べて見たくなるのがSM58-LCEとBETA 57Aです。
SM58-LCEは、ボーカル用に調整された周波数特性を持つマイクです。範囲は50Hz〜15kHz。球形のウィンド/ポップ・フィルタを中に積んでいて、付属品はマイクホルダー(A25D)、3/8″→5/8″の変換ねじ、マイクポーチ(95A2313)です。ホルダー・ねじ・ポーチの3つが付く点は、SM57-LCEと変わりません。
SM57が楽器の音を拾う前提で作られているのに対して、SM58は歌を受け持つ前提で作られています。
SM58-LCEについては、シュア SM58-LCEのレビューで詳しく書いています。
BETA 57Aは、SM57と同じ楽器用のダイナミックマイクです。指向性はスーパーカーディオイド。ネオジウム・マグネットと硬化スチール製のメッシュを使っていて、エアー式ショック・マウント・システムはSM57と同じく入っています。
楽器を録る用途は同じです。BETA 57Aを選ぶ理由になるのは、スーパーカーディオイドの拾い方と、ネオジウム・マグネットや硬化スチール製メッシュを使った作りのほう。2本を見比べるときは、まず指向性の欄に目を向けると、拾い方の違いがつかみやすくなります。
型番と付属品で見るところ
注文するときは、商品名にSM57-LCEとあるかを確かめてください。シュアのページには、SM57-LCEのほかにSM57-LC-X、SM57-X2U-Xという販売SKUも並んでいます。この2つの違いはページの中で説明されていません。迷ったら、品番がSM57-LCEのものを選ぶと、この記事の内容とずれずに済みます。
名前の近い商品にも気をつけたいところです。スタンドやケーブルが付いたセットや、ドラムマイクキットのDMK57-52は、単品のSM57-LCEとは別の商品として売られています。SM58-LCEも、型番が1文字違うだけの別のマイクです。マイクだけがほしいときは、商品名にセットやキットの文字が入っていないかを見ておくと取り違えません。
SHURE公式ストアの付属品は、マイクホルダー、マイクポーチ、3/8インチ→5/8インチの変換ねじの3つ。XLRケーブルは付属品に入っていないので、手元に無ければ一緒に用意してください。
同じストアの商品名には、国内正規品でメーカー保証2年と書かれています。シュアのページの購入先には、SHURE公式ストア【楽天市場】、Hibino.com、SOUND HOUSEが並んでいます。保証を重く見るなら、商品名に国内正規品の表記があるかも見ておいてください。
SM57-LCEは楽器を録る1本
SM57-LCEは、カーディオイドの指向性と40Hz〜15kHzの周波数特性で、楽器の音を拾うことに向けて作られたダイナミックマイクです。ギターアンプにもドラムにも向けられて、手で持ったときの雑音も抑えてあります。歌を中心に録るなら、ボーカル用に調整されたSM58-LCEが用途に合います。
ギターアンプやドラムの音を、自分でマイクを立てて録りたい人に向くマイクです。
※本記事はプロモーションを含みます

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