机に置けるモニタースピーカーで、曲づくりがはかどるのはどれでしょうか。サイズと重さ、価格は、少し下の基本情報の表で確かめられます。僕の答えはヤマハのHS5です。5インチの小さな箱で、音に色を付けずに聞かせてくれます。机の上でミックスまで済ませたい人に、まず手に取ってほしい1本です。
この記事でわかること
- 2ウェイとバイアンプでできること
- 2つのスイッチの使いどころ
- 夜の机で使って気づいたこと
- 横置きできない点とHS7との違い
1本売りとペア売りがあるので、本数を見て選んでください。
ヤマハ HS5(パワードスタジオモニタースピーカー・1本・ブラック)
参考価格 24,200円前後
DTMの制作環境に、コンパクトな5インチのモニタースピーカーを置きたい人向け。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
HS5の基本情報
HS5は、ヤマハのHSシリーズの5インチモデルです。今のHSシリーズは第二世代にあたります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | ヤマハ(Yamaha) |
| 商品名 | HS5(ブラック・1本) |
| 形式 | バイアンプ2WAYバスレフ型パワードスタジオモニター |
| サイズ | 幅170×高さ285×奥行き222mm |
| 質量 | 5.3kg |
| 価格(税込) | オープンプライス |
色はブラックです。白いHS5Wも用意されていて、仕様の数字はHS5と同じです。
箱に入っているのは本体1台と取扱説明書、電源コード。電源は100Vの50/60Hzで、消費電力は45Wです。
ヤマハ HS5(パワードスタジオモニタースピーカー・1本・ブラック)
参考価格 24,200円前後
DTMの制作環境に、コンパクトな5インチのモニタースピーカーを置きたい人向け。
小さな箱で色を付けない音
ヤマハがスタジオモニターでずっとこだわってきたのは、音に色を付けずに再生することです。ミックスで音色や定位がほんの少し変わったとき、その変化をそのまま聞かせる。その考えを5インチの箱に入れたのがHS5で、DTMからスタジオでの作業まで、いろいろな制作の場に向けて作られています。
5インチのウーファーと1インチのツイーター
低い音は5インチのコーン、高い音は1インチのドームが受け持ちます。2つの間で音を分ける境目は2kHz。箱はバスレフ型です。
再生周波数帯域は、-3dBで74Hz〜24kHz、-10dBで54Hz〜30kHzです。幅170mmの箱でも、-10dBの数字で見れば下は54Hzまで届きます。
アンプは、低音用の45Wと高音用の25Wを別々に積んだバイアンプです。合わせて70W。ウーファーとツイーターに、それぞれ専用のアンプが付いている形です。
部屋に合わせる2つのスイッチ
本体には、音量を決めるLEVELコントロールのほかに、音を整えるスイッチが2つ付いています。
ひとつはROOM CONTROLです。500Hzより下の音を、0dB、-2dB、-4dBの3段階で下げられます。もうひとつのHIGH TRIMは、高い音を±2dBの幅で上げ下げするスイッチです。
低い音が多すぎると感じたらROOM CONTROLを下げる。高い音が耳につくならHIGH TRIMを下げる。本体のスイッチだけで手直しが済むのは、机まわりで使うときに助かります。
XLRとフォーンの2つの入力
入力はXLRとフォーン(Phone)が1つずつで、どちらもバランスです。2つは中でパラレルにつながっているので、つなぐ機材の端子に合わせてどちらか一方を使えば足ります。
入力感度の設定は、-10dBuと+4dBuの2つ。電源を入れると、白いLEDが点きます。

夜の机で使ってみて
HS5を使うのは、たいてい夜です。仕事が終わって部屋が静かになってから、机に向かって曲を作ったり、ミックスを直したりしています。
机の左右に1本ずつ縦に立てて、2本で使っています。しばらく使っていますが、今も机の上の景色はこのままです。
低い音はROOM CONTROLで少し下げた
僕の机は壁にくっついています。最初はスイッチに触らず、そのままの設定で聞いていました。ベースが少しふくらんで聞こえたので、ROOM CONTROLを-2dBにしています。それだけで、キックとベースの境目が聞き取りやすくなりました。
HIGH TRIMはいじっていません。高い音は、そのままで耳に痛いと感じたことがなかったからです。
音そのものは、派手に盛った感じではありません。ボーカルをほんの少し上げ下げしたときの違いが、すっと耳に入ってきます。使い始めは地味に聞こえました。それが、何度もミックスを直すうちに、この素直さが手放せなくなっています。
置く前に机を測っておいてよかった
1本5.3kgは、持つとずっしりきます。片手でひょいと動かす重さではないので、置き場所は最初に決めてから箱を開けました。
奥行きも、スピーカーだけで222mm取られます。キーボードと画面を並べたら、机の上はほぼいっぱいです。置く前にメジャーで机を測っておいたので、届いてから慌てずに済みました。
電源を入れると白いランプが点くので、消し忘れにはすぐ気づけます。夜の作業を終えて席を立つとき、ここを見るのが癖になりました。
向かなかったのは、作業をしない日にBGMとして音楽を流す使い方です。僕には少し淡々と聞こえて、休みの日は別のスピーカーを使っています。
HS5が向く人・向かない人
- 机で曲を作り、ミックスまで仕上げたい
- 音に色を付けずに細かい変化を聞き取りたい人
- XLRかフォーンの出力がある機材を使っている
- 横に寝かせて置きたい人には向きません
横置きできないことと付属品の少なさ
このスピーカーは、縦に立てて使うのが決まりです。横向きに置くことは、取扱いの注意ではっきり止められています。棚の低いすき間に寝かせて入れたい、という置き方はできません。
置く台にも注意があります。ぐらつく場所には置かないこと。滑りやすい机や台なら、必要に応じて滑り止めをすること。5.3kgの箱が落ちたら危ないので、ここは守ってください。
もうひとつは付属品です。箱に入っているのは取扱説明書と電源コードだけで、スピーカーケーブルや入力ケーブルは同梱品に書かれていません。つなぐケーブルは、手元の機材の端子に合わせて別に用意することになります。注文と同じタイミングでそろえておかないと、届いた日に音が出せません。
つなぐ側の機材を探しているなら、Focusrite Scarlett Solo 第4世代のレビューも合わせてどうぞ。
仕様は予告なく変わる場合があります。届いたときは、取扱説明書の注意にひととおり目を通しておくと安心です。
縦に立てる場所さえ用意できれば、あとはケーブルをつないで電源を入れれば使えます。
HS7・PM0.4cと比べると
同じヤマハのHS7は、ひとまわり大きい6.5インチのモデルです。数字を並べると、こう違います。
| 項目 | HS5 | HS7 |
|---|---|---|
| ウーファー | 5インチコーン | 6.5インチコーン |
| ツイーター | 1インチドーム | 1インチドーム |
| 定格出力 | 70W(LF 45W・HF 25W) | 95W(LF 60W・HF 35W) |
| 再生周波数帯域(-10dB) | 54Hz〜30kHz | 43Hz〜30kHz |
| 質量 | 5.3kg | 8.2kg |
| サイズ | 幅170×高さ285×奥行き222mm | 幅210×高さ332×奥行き284mm |
HS7は下が43Hzまで届き、出力も95W。そのかわり1本8.2kgで、奥行きは284mmになります。机の上に置くならHS5、もう少し大きな箱を据えられる部屋ならHS7、という分け方がわかりやすいです。
FOSTEXのPM0.4cは、10cmのウーファーと1.9cmのソフトドームツイーターを組んだアクティブスピーカーです。出力は30W+30W、再生周波数帯域は60Hz〜20kHz。入力はRCAピンジャックで、重さはRが2.4kg、Lが2.1kgです。黒は在庫限りで販売終了、白はすでに販売終了と表示されています。
PM0.4cについては、FOSTEX PM0.4cのレビューで詳しく書いています。
PM0.4cとの違いがはっきり出るのは、つなぐ端子です。PM0.4cの入力はRCAピンジャック。HS5はXLRとフォーンを1つずつ持っています。ただ、PM0.4cは黒も在庫限りの表示です。これから1組そろえるなら、HS5の端子に合わせて、XLRかフォーンで出せる機材を用意しておくと話が早いと思います。
HS5W・HS5Iとの見分け方
名前の似た仲間が、HS5にはいくつもあります。白いHS5W、吊り金具用のポイントが付いたHS5IとHS5IW。限定のHS5SGと、HS MPは販売終了になっています。この記事で書いたのは、黒で吊り金具用のポイントがないHS5です。
HS5IとHS5IWは、吊り金具用のポイントがある分だけ重く、5.5kgあります。吊金具用のポイントはM5×8です。壁や天井に付けるためのブラケットとして、BWS20とBCS20が別売で用意されています。
もうひとつ見ておきたいのが本数です。HS5の梱包は1台ですが、店によって1本売りとペア売りが混ざっています。商品名に「1本」「ペア」「2台セット」のどれが書かれているか、注文の前に確かめてください。
並行輸入の表記はなく、楽天では楽器店が扱っています。黒か白か、吊り金具のポイントがあるかないか、何本入りか。この3つを見れば、取り違えずに選べます。
HS5をすすめたい人
ヤマハのHS5は、5インチのウーファーと1インチのツイーターを70Wのバイアンプで動かすパワードスタジオモニターです。ROOM CONTROLとHIGH TRIMで部屋に寄せられて、入力はXLRとフォーンの2つ。縦置きが決まりで、ケーブルは別に用意します。
机の上で曲を作り、音に色を付けずに確かめたい人に、僕はHS5をすすめます。
置けるかどうかは、上の基本情報の表にある幅170mm、奥行き222mm、5.3kgを、自分の机と見比べてから決めてください。
ヤマハ HS5(パワードスタジオモニタースピーカー・1本・ブラック)
参考価格 24,200円前後
DTMの制作環境に、コンパクトな5インチのモニタースピーカーを置きたい人向け。
※本記事はプロモーションを含みます

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