休みの日に近所を歩くとき、僕がカメラに付けっぱなしにしているのがこのレンズです。ソニー FE 50mm F1.8(SEL50F18F)は、重さ約186gの標準単焦点レンズです。軽くて、絞りを開ければ後ろがぼける。初めての単焦点を1本足したい人に、僕はこれをすすめます。
この記事でわかることは、こんな4つです。
- 軽さとF1.8の明るさでできること
- 使っていて向かなかった場面
- 買ってから困りやすい弱点
- FE 50mm F2.5 GやFE 35mm F1.8との違い
先にいまの値段だけ見ておくと、話が早いです。
ソニー FE 50mm F1.8 SEL50F18F(Eマウント・フルサイズ対応)
参考価格 38,500円前後
軽量でフルサイズ対応の標準単焦点を、はじめての単焦点として選びたい人向け。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
SEL50F18Fの基本スペック
数字はこの表で一度に見られます。このあと何度か出てくるのは、重さと最短撮影距離の2つです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド・商品名 | ソニー FE 50mm F1.8(型番SEL50F18F) |
| マウント・対応サイズ | ソニー Eマウント・35mmフルサイズ対応 |
| 焦点距離・開放絞り | 50mm・F1.8(APS-C機では75mm相当) |
| 最短撮影距離・最大撮影倍率 | 0.45m・0.14倍 |
| 大きさ・重さ | 最大径68.6×長さ59.5mm・約186g |
| 価格(税込) | ソニーストア38,500円(希望小売価格48,400円) |
ソニーストアでの価格は税込38,500円です。希望小売価格は税込48,400円でした。
フィルター径は49mm。レンズの前に付けるフィルターを用意するときは、この数字で選びます。
ソニー FE 50mm F1.8 SEL50F18F(Eマウント・フルサイズ対応)
参考価格 38,500円前後
軽量でフルサイズ対応の標準単焦点を、はじめての単焦点として選びたい人向け。
FE 50mm F1.8のいいところ
このレンズのよさは、軽さ、ぼけ、APS-C機で使ったときの焦点距離の3つです。
FE 50mm F1.8は約186gで持ち出しやすい
重さは約186gです。大きさは最大径68.6mm、長さ59.5mmに収まっています。
ソニーはこのレンズを、コンパクトなα7シリーズにも合う小型・軽量の1本として出しています。単焦点の入門にすすめたい1本、という位置づけです。
マウント部分は金属でできています。質感を高めて、堅牢性も上げるために金属が選ばれました。
FE 50mm F1.8は開放F1.8と7枚の円形絞りでぼかせる
開放絞りはF1.8です。絞り羽根は7枚で、円形絞りです。単焦点らしい背景ぼけを生かして、撮りたいものを浮かび上がらせる写真が狙えます。
薄暗い室内や夜景でも使いやすいのが、明るいレンズのいいところです。ボディ内手ブレ補正のあるαと組み合わせれば、ISO感度を上げすぎずに手持ちで撮りやすくなる、とソニーは書いています。絞りはF22まで絞れるので、ぼかさずに全体をくっきり写したい場面でも困りません。
レンズは5群6枚。ダブルガウス構成に非球面レンズを1枚入れて、像面湾曲や歪曲収差を補正しています。球面収差やコマ収差も補正して、画面の端のほうの写りまで上げています。
FE 50mm F1.8はAPS-C機では75mm相当になる
フルサイズのボディに付ければ、焦点距離はそのまま50mmです。画角は47°です。
APS-Cのボディに付けると、35mm判に換算して75mm相当の中望遠になります。画角は32°まで狭くなるので、ポートレートにも向く焦点距離です。
フルサイズとAPS-Cの両方のαを持っている人なら、同じ1本で2通りの距離感を使い分けられます。

SEL50F18Fを使ってみて
最初に向かなかったのは、テーブルの上の料理を真上から近くで撮ろうとしたときです。いつものズームの感覚でカメラを近づけたら、ピントが合いませんでした。最短撮影距離が0.45mなので、それより近いとピントが来ないんです。
それからは、小物や料理を撮る日は一歩下がって構えるようにしています。寄って大きく写したいものが多い人は、ここが気になると思います。
夕方の散歩によく連れ出す
このレンズを付けるのは、夕方に近所を歩くときが多いです。日が傾いて少し暗くなってきても、F1.8まで開ければ手持ちで撮りやすいと感じています。
公園の花や、店先の看板を撮るのが好きです。絞りを開けて撮ると、後ろの景色がやわらかくぼけて、撮りたかったものだけがはっきり残ります。ズームで撮っていたころより、写真を見返すのが楽しくなりました。
部屋の中で、窓ぎわの観葉植物を撮るときにも使っています。曇りの日でもF1.8まで開ければ、ライトを足さずに撮れました。
軽いので、首から下げて歩いても重さが気になりにくいです。ボディとこのレンズだけで出かけられるのも気に入っています。
初めのうちは、ズームが無いぶん自分が前後に動いて構図を決めるのに戸惑いました。慣れてくると、その歩き回る時間も撮る楽しさのひとつになっています。
フードを付けたまま持ち歩いている
付属のフードは丸形のバヨネット式です。僕はフードを付けたままバッグに入れています。前玉を手で触りにくくなるので、出し入れのときに気をつかわずに済みます。
何を撮るか決めずに出かける日も、付けていくのはこの1本です。レンズを替えずに済むので、そのぶん撮ることに集中できます。
FE 50mm F1.8の弱点はどこ?
いいところの多いレンズですが、仕様を見ると、買ってから困りそうな点もいくつか見つかりました。
ひとつ目は、レンズ側に手ブレ補正が無いことです。仕様表の手ブレ補正の欄は「- (ボディ側対応)」となっています。手ブレ補正はボディ側に任せる作りです。
ふたつ目は、テレコンバーター(1.4x・2.0x)に対応していないこと。焦点距離を伸ばして使う予定がある人は、気をつけてください。
みっつ目は、寄れる距離です。最短撮影距離は0.45m、最大撮影倍率は0.14倍。使ってみての話でも書いたとおり、料理や小物を大きく写したい人には物足りないかもしれません。
もうひとつ、ケースは付属しません。持ち歩くときの入れ物は自分で用意します。
最後に、使うカメラによってはソフトウェアのアップデートが必要です。手持ちのボディで使えるかは、ソニーのサポートサイトの互換情報で見られます。
ほかの単焦点2本との違い
同じソニーのフルサイズ用単焦点で比べるなら、相手はFE 50mm F2.5 G(SEL50F25G)と、FE 35mm F1.8(SEL35F18F)の2本です。
FE 50mm F2.5 Gとの違い
FE 50mm F2.5 Gは、同じ50mmで開放F2.5のレンズです。レンズは9群9枚。最短撮影距離はAF時0.35m、MF時0.31mまで寄れます。最大撮影倍率はAF時0.18倍、MF時0.21倍になります。
大きさは最大径68mm、長さ45mm。質量は約174gで、防塵・防滴に配慮した設計でもあります。フィルター径は49mmで、FE 50mm F1.8と同じでした。
開放F値はFE 50mm F1.8がF1.8、FE 50mm F2.5 GがF2.5。最短撮影距離はAF時で0.45mと0.35mです。ぼけと寄れる距離のどちらを先に考えるかで、選ぶほうが変わってきます。
FE 35mm F1.8との違い
FE 35mm F1.8は、焦点距離35mmのレンズです。APS-C機では52.5mm相当になります。開放は同じF1.8で、レンズは9群11枚、絞り羽根は9枚でした。絞り羽根の枚数は、FE 50mm F1.8の7枚と違います。
最短撮影距離は0.22m、最大撮影倍率は0.24倍です。フィルター径は55mm。大きさは最大径65.6mm、長さ73mmで、質量は約280gあります。
近くまで寄って撮るなら0.22mのFE 35mm F1.8。同じF1.8のまま、約280gより軽い約186gで持ち歩きたいならFE 50mm F1.8です。
もっと広い焦点距離のレンズも見てみたい人は、カメラの広角レンズのおすすめも読んでみてください。
型番と付属品を確かめておく
ソニーのFEの50mmには、ほかにFE 50mm F2.5 GとFE 50mm F1.4 GMがあります。名前が似ていますが、どちらも別の商品です。この記事のレンズは、型番がSEL50F18Fのものです。
通販で型番を検索すると、中古品が一緒に並ぶことがあります。新品がほしい人は、商品名に新品か中古かの表記があるかを見てください。
箱に入っているのは、フードのALC-SH146、レンズフロントキャップのALC-F49S、レンズリヤキャップのALC-R1EMの3つ。ケースは入っていません。
ボディと一緒に持ち歩く入れ物を探すなら、カメラバッグのおすすめも参考になります。
ソニーストアで買うと、メーカー保証の3年が付きます。長く使うつもりなら、保証の年数も見ておくと安心です。
このレンズを選んでよかった点
FE 50mm F1.8は、約186gの軽さと開放F1.8の明るさを持った標準単焦点です。ボディに付けたまま出かけられて、絞りを開ければ後ろがやわらかくぼけた写真が撮れます。
弱点は、0.45mより近くには寄れないことと、レンズ側に手ブレ補正が無いことです。ここを分かったうえで選べば、初めての単焦点として長く付き合える1本です。
料理や小物に近づいて撮りたい日が多いなら、0.35mまで寄れるFE 50mm F2.5 Gのほうが合います。開放F1.8の明るさで後ろをぼかしたいなら、僕はこのFE 50mm F1.8をすすめます。
ソニー FE 50mm F1.8 SEL50F18F(Eマウント・フルサイズ対応)
参考価格 38,500円前後
軽量でフルサイズ対応の標準単焦点を、はじめての単焦点として選びたい人向け。
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