ワコム Wacom One 14を使ったレビュー。描き心地と弱点

ノートパソコンを置いた明るい作業デスク

箱から出して最初に持ち上げたとき、14型の画面にしては薄くて、片手でひょいと持てる軽さでした。Wacom One 液晶ペンタブレット 14(DTC141W0)の質量は750gです。僕はノートパソコンにつないで、イラストやラフを描いています。はじめて液晶ペンタブレットを買う人に、まずすすめたい1台です。

この記事でわかること

  • 14型の画面と付属ペンで何ができるか
  • 実際に描いてみて気づいたこと
  • スタンドやマルチタッチの弱点
  • Movink 13やXPPenとの違い

まずは今の値段だけでも、ここで見ておいてください。

Wacom One 液晶ペンタブレット 14(DTC141W0)

Wacom One 液晶ペンタブレット 14(DTC141W0)

参考価格 39,800円前後

はじめての液晶ペンタブレットとして、14型のペンディスプレイで描いてみたい人向け。

このブログを書いている人

men's house 運営者

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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目次

Wacom One 14の基本スペック

まずは押さえておきたい数字を表にしました。

項目内容
ブランドWacom(ワコム)
商品名Wacom One 液晶ペンタブレット 14(DTC141W0)
画面14.0インチ・1920×1080・IPS方式
大きさと重さ201×336×10mm(縦×横×厚さ)・750g
付属ペンWacom One スタンダードペン(筆圧4096レベル)
価格(税込)39,800円(ワコムストア)
数字は各商品ページの表記にもとづきます

色はホワイトで、保証期間は1年です。ペンで描ける範囲は309×174mmあります。

表を見て気になったら、ここからどうぞ。

Wacom One 液晶ペンタブレット 14(DTC141W0)

Wacom One 液晶ペンタブレット 14(DTC141W0)

参考価格 39,800円前後

はじめての液晶ペンタブレットとして、14型のペンディスプレイで描いてみたい人向け。

Wacom One 14でできること

この1台のいいところは、画面の描きやすさ、充電のいらないペン、つなぎ方の手軽さの3つです。

14型の画面とWacom Oneのガラス

Wacom Oneは、画面にペンを当ててそのまま描ける液晶ペンタブレットです。画面は14.0インチで、解像度は1920×1080のフルHD。液晶はIPS方式で、視野角は上下左右とも178°です。色域はsRGBの98%(typ)をカバーしています。

ワコムは、マンガやイラスト、アニメ、スケッチなどの創作にぴったりのサイズだと紹介しています。大きめの画面なのに、本体はコンパクトに収まっているのがこの機種の売りです。

表面のガラスには、映り込みを抑えるアンチグレアと、指紋をつきにくくするアンチフィンガープリントの加工がしてあります。さらにダイレクトボンディング加工で、ペン先と描いた線のずれ(視差)を軽くしています。ワコムの言葉では、そのおかげで「紙のような自然な描き心地」が味わえる、という作りです。

Wacom Oneのペンは充電いらず

付属のWacom One スタンダードペンは、コードもバッテリーもありません。充電を気にせず、描きたいときにすぐ手に取れます。

筆圧は4096レベルで、傾きは60°まで読み取れる作りです。ペンの横にはサイドスイッチが2つあって、よく使うショートカットを割り当てられます。読取方式は電磁誘導方式で、ワコムの40年以上の技術を活かしたペンだと説明されています。

使えるペンは、付属の1本だけではありません。ステッドラーやLAMY、Dr.Gripなど、文房具メーカーのデジタルペンにも対応しています。描くペンを付属の1本に決めなくても、こうした別メーカーのものから選べるわけです。

箱には替え芯(標準芯3本)と芯抜きも入っています。

ケーブル1本で済むWacom Oneの接続

付属のUSB Type-Cケーブルは長さ1.8mで、データ転送・充電・映像出力に対応しています。パソコンとはこの1本でつながるので、机の上で配線がごちゃつきません。

狭いデスクや、ノートパソコンと一緒に持ち運ぶ使い方にも合う、とワコムは書いています。本体の厚さは10mmです。

対応するOSは、Windows 10以降、macOS 13以降、ChromeOSの最新バージョンです。ChromeOSだけは、地域によって対象外の場合がある点に気をつけてください。

Wacom IDと製品登録をすると、ソフトの特典も使えます。CLIP STUDIO PAINT PRO(3+3か月ライセンス)のほか、Foxit PDF EditorやSkillshareなどのトライアルが付いてきます。ほかにもMagma、パルミー(1ヶ月無料受講。Wacom One 液晶ペンタブレットのみ)、Concepts(Windows版のみ)、VRWARE Edu StoryBuilderのトライアルがあります。

僕の使い方と描き心地

使い始めて最初にやってよかったのは、ペンのサイドスイッチ2つにショートカットを入れることでした。僕は片方に取り消し、もう片方にスポイトを割り当てています。線を引き損ねたら、ペンを握ったまま親指で戻せます。キーボードに手を伸ばさなくて済むので、描いている流れが止まりにくくなりました。

画面の上でペンを走らせると、ガラスなのにつるつる滑りすぎません。ほどよく引っかかりがあって、ゆっくり線を引くときも手元が落ち着きます。ペン先と線の位置もぴったり重なって見えるので、細かいところを描き込むときに迷いませんでした。

手のひらを画面に置いたまま描いても、表面がべたっとしにくいのは助かっています。部屋の照明が映り込んで見えにくい、と感じた場面もほとんどありません。

スタンドを使わずに描いてみて

僕はスタンドを買っていないので、机に寝かせたまま描いています。ラフを描くくらいならこれで困りません。ただ、腰を据えて描き込んだ日は、画面をのぞき込む姿勢になって首が少し疲れました。

ノートパソコンの横に置くときは、スピーカーや冷却ファンのある側から少し離すようにしています。

画面を指でつまんで拡大したくなる場面では、ついスマホのくせで指が出てしまうんですよね。マルチタッチに対応していないので、拡大や回転はキーボードのショートカットでやっています。慣れてしまえば、ペンとキーボードの組み合わせで十分回せるようになりました。

スタンド別売りとマルチタッチ非対応

気をつけておきたい点は4つあります。

1つ目は、スタンドが別売りなことです。角度をつけて描きたい人は、Wacom Foldable Stand(ACK652Z)を別に用意する必要があります。

2つ目は、マルチタッチ機能がないことです。仕様表でもマルチタッチ機能は「―」になっています。スマホのように、指を2本使って画面を操作する使い方はできません。

3つ目は、つなぐパソコンの条件です。1本でつなぐには、パソコン側のUSB Type-CポートがDisplayPort Alt Modeに対応している必要があります。Thunderbolt 3以降のポートでもかまいません。DisplayPort Alt Modeに対応していないパソコンでは、Wacom Converter Kit(ACK45719Z)が別に要ります。

4つ目は、置き場所の注意です。読取方式が電磁誘導方式なので、磁石やモーターを内蔵した機器のそばだと、描画のゆがみなど動作が不安定になる場合があります。パソコンのスピーカーや冷却ファン、マグネット式のカバーケースなどが、その例です。

Movink 13・XPPenとの違い

同じワコムには、Wacom Movink 13(DTH135K0C)というディスプレイタブレットもあります。ワコムストアでの価格は税込88,000円です。ワコムはこの機種を「ワコム史上、最薄・最軽量のディスプレイタブレット」と紹介しています。Wacom One 14は、同じストアで税込39,800円です。

ほかのメーカーなら、XPPen Artist 16 3rdが比べる相手になります。画面は15.4インチで、解像度は1920×1080とWacom One 14と同じです。色域は99% sRGB、本体の重さは1355g。ペンはX4スマートチップスタイラスで、筆圧は16,384レベル。画面はフルラミネーションです。折りたたみ式のスタンドも付いてきます。

液晶ペンタブレット以外のタブレットも候補にしている人は、タブレットのおすすめも見てみてください。

スタンドまで箱の中にそろっていてほしいなら、XPPen Artist 16 3rdのほうが話は早いです。ノートパソコンと一緒に動かしたり、手持ちの文房具ブランドのデジタルペンで描いたりしたいなら、Wacom One 14が合います。どちらが上というより、描く場所と道具の好みで分かれる2台です。

DTC141W0とセット品の違い

この記事で取り上げているのは、単品のDTC141W0です。JANは4949268707817。

ワコムストアでは、スタンドセット、Converter(HDMI接続)セット、スタンドとConverterの両方が付いたセットが、それぞれ別の価格で売られています。どれも単品とは別の商品です。スタンドやConverterが必要だと分かっているなら、最初からセットを選ぶのも手でしょう。

また、13インチの旧型(DTH134)は別の製品です。名前が似ているので、型番で見分けてください。

箱の中身は、本体、Wacom One スタンダードペン、替え芯(標準芯3本)、芯抜き、USB Type-Cケーブル(1.8m)、クイックスタートガイド、重要な製品情報です。ドライバやソフトはインターネットからダウンロードするので、届いた日にネットにつながる環境も用意しておきましょう。

Wacom One 14のまとめ

Wacom One 液晶ペンタブレット 14(DTC141W0)は、14.0インチのフルHD画面に、充電のいらないペンで直接描ける液晶ペンタブレットです。表面はアンチグレアとアンチフィンガープリントのガラスで、ダイレクトボンディング加工もしてあります。パソコンとはUSB Type-Cのケーブル1本でつながり、本体は厚さ10mm、750gです。はじめて画面に直接描いてみたい人に、迷わずすすめます。

セット品も含めて、販売ページはこちらです。

Wacom One 液晶ペンタブレット 14(DTC141W0)

Wacom One 液晶ペンタブレット 14(DTC141W0)

参考価格 39,800円前後

はじめての液晶ペンタブレットとして、14型のペンディスプレイで描いてみたい人向け。

注文の前に見ておいてほしいのは、手持ちのパソコンのUSB Type-Cポートが、DisplayPort Alt Modeに対応しているかどうかです。パソコンの仕様表でこの1点を見ておけば、Converter Kitが要るかどうかが先に分かります。

※本記事はプロモーションを含みます

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この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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