箱から出して持ち上げたとき、まず目に入ったのは奥行きの薄さでした。ヤマハのP-145Bは88鍵で、奥行きは268mmです。これなら机の上にも置けると思えたのが、僕がこの1台に決めた理由でした。狭い部屋でも、ピアノらしい弾き心地で始めたい人にすすめたい電子ピアノです。
この記事でわかること
- 鍵盤と音で何ができるか
- 弾いて分かった、合う場面と合わない場面
- P-145BT、P-225との違い
- 型番とセットの見分け方
88鍵をあきらめたくない人に、僕なら最初にこれを挙げます。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
P-145Bの基本スペック
細かい仕様はたくさんありますが、最初は大きさと鍵盤だけ押さえておけば十分です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | ヤマハ |
| 商品名 | 電子ピアノ P-145B(ブラック) |
| 鍵盤 | 88鍵・GHC鍵盤(黒鍵マット仕上げ) |
| サイズと質量 | 幅1,326×高さ129×奥行き268mm・11.1kg |
| 発売 | 2023年7月 |
| 価格(税込) | オープン価格 |
幅は1,326mmあるので、置き場所は横の長さから測っておくと迷いません。机に置くなら、天板の横幅が足りるかを先に見ておいてください。
メーカーの希望価格は出ておらず、オープン価格になっています。通販ではヘッドホンやスタンドを組んだセットも並んでいて、中身によって額が違います。
今の額は、セットの中身と一緒にここで見比べてみてください。
P-145Bのいいところ
P-145Bは、Pシリーズの中ではエントリーモデルにあたります。必要な音色と機能を積んだ、コンパクトでシンプルな1台です。ヤマハは、鍵盤楽器が初めての人や、限られたスペースに置きたい人に向けたモデルとして紹介しています。頼れるのは、鍵盤、ピアノの音、練習に使える機能の3つです。
P-145の新しいGHC鍵盤
P-145Bの鍵盤は、新しく開発されたGHC鍵盤です。前のモデルはGHS鍵盤を積んでいて、それと比べると本体がよりコンパクトになりました。小さくしながらも、アコースティックピアノのような演奏感をねらって作られています。
黒鍵はマット仕上げです。タッチ感度はハード、ミディアム、ソフト、固定の中から切り替えられます。
88鍵そろっていて、奥行きは268mm。限られたスペースに置きたい人には、ここが選ぶ理由になります。
P-145のピアノ音はコンサートグランドから
ピアノの音は、ヤマハのフルコンサートグランドピアノからサンプリングしたものです。方式はAWMステレオサンプリングで、同時に鳴らせる音の数(最大同時発音数)は64あります。
ダンパーペダルを踏んだときの共鳴音を再現する、ダンパーレゾナンスも入っています。音色は10種類です。リバーブは4種類から選べて、サウンドブーストも1種類付いています。
スピーカーは楕円形(12cm×8cm)が2つで、アンプ出力は7W×2。ひとつだけ引っかかるのは、ヘッドホンが別売なことです。端子はステレオ標準フォーン端子が1つなので、手持ちのヘッドホンのプラグが合うかは見ておいてください。
P-145は練習の道具も入っている
メトロノームが付いていて、テンポは32から280まで変えられます。内蔵曲は、音色のデモ曲が10曲とピアノ曲が10曲です。デュアルとデュオの機能もあります。
トランスポーズは-6から+6まで、チューニングは414.8Hzから466.8Hzの間で合わせられます。オートパワーオフ付きです。USB TO HOST端子はMIDIとオーディオに対応していて、消費電力は電源アダプターPA-150B使用時で6Wです。
アプリは2つに対応しています。「スマートピアニスト」では、303曲ぶんの楽譜を無料のPDFで見られます。もう1つは「Rec’n’Share」です。初めて鍵盤に触る人でも、テンポを合わせる練習から入れる道具がそろっています。

しばらく弾いてみて
床に近い高さでは弾きにくかった
向かなかったのは、低いテーブルに置いて、床に座って弾いた場面です。手首の位置がなかなか決まらず、両手で弾くと落ち着きませんでした。
今は机の上に置いて、椅子に座って弾いています。奥行きが浅いので、机の奥に少し余裕が残るのは助かりました。
P-145の鍵盤を弾いた感触
鍵盤は軽すぎず、指を沈めるとしっかり押し返してきます。弱く弾いたときと強く弾いたときで音の大きさの差がちゃんと出るので、弾いていて飽きません。タッチ感度は、僕はミディアムのまま使っています。
黒鍵がマットなところも、個人的には気に入っています。指が少し汗ばんだ日でも、すべる感じはあまりありませんでした。
ピアノの音色で和音を鳴らして、ペダルをつないで伸ばしてみると、響きが重なっていくのが耳で分かります。グランドピアノの音を家で鳴らしている、という感覚が味わえるのは楽しいところでした。
ピアノ以外の音色にも何度か切り替えてみました。ただ、結局いつも戻ってくるのはピアノの音です。いろいろな楽器の音で遊びたい人だと、10種類では物足りなく感じるかもしれません。
夜はヘッドホンで弾くことがほとんどです。スピーカーの音量を絞るより、このほうが気がねなく弾けました。スマートピアニストの楽譜もよく開きます。知っている曲を探して、メトロノームを遅めに鳴らして、片手ずつ合わせています。
一方で、スタンドが付いていないのは気になりました。机が無い部屋だと、別売のスタンドL-100も一緒に考える必要があります。ハーフペダルを使いたいときも、別売のFC3AかLP-5Aをつなぐことになります。
P-145BTとP-225との違い
比べる相手は、同じヤマハのP-145BTとP-225です。3台とも88鍵のGHC鍵盤で、値段はオープン価格です。
P-145BTは2025年5月に出たモデルで、Bluetooth®オーディオを積んでいます。幅1,326mm、奥行き268mm、質量11.1kg、最大同時発音数64、音色数10は、P-145Bと同じです。大きさと音まわりの数字がそろっているので、Bluetooth®オーディオを使いたいかどうかで選べば迷いません。
P-225は、P-145Bと同じ2023年7月の発売です。ピアノ音はヤマハCFXのサンプリングで、最大同時発音数は192、音色は24種類あります。本体で1曲(2トラック)の録音ができて、色はブラックとホワイトから選べる形です。奥行きは272mm、質量は11.5kgなので、P-145Bより少しだけ大きく、重くなります。
88鍵をシンプルに始めたいならP-145B、Bluetooth®オーディオもほしいならP-145BT、音色の数や本体での録音まで求めるならP-225。どれが上というより、何を足したいかで分かれます。
ほかのメーカーも含めて比べたい人は、電子ピアノのおすすめも見てみてください。
僕は、置き場所と鍵盤の弾き心地をまず考えて、P-145Bにしました。
型番とセットの見分け方
通販で探すと、P-145BとP-145BTが同じ商品ページの中で選ぶ形になっていることがあります。型番の違いは、末尾にTが付くかどうかだけです。選んだ型番がP-145Bになっているかを見てから進めてください。JANコードは、P-145Bが4957812679190、P-145BTが4957812710879です。
ヘッドホン、ペダル、スタンド、イスを組んだセットも、同じ並びに出てきます。本体だけがほしいのか、まとめてそろえたいのかで選ぶ項目は違ってきます。
付属品は少しややこしいところです。仕様ページの付属品欄には、譜面台、ペダル/フットスイッチ、電源アダプターPA-150B、保証書、取扱説明書が載っています。一方で、概要ページには「ペダル、ヘッドホンは別売です」という一文もあります。ペダルが箱に入っているかは、注文する商品ページの付属品の表示で確かめてください。
ヘッドホンをまだ持っていない人は、ヘッドホンのおすすめも参考になります。
スマートデバイスとケーブルでつなぐときは、別売のケーブルと変換アダプターが要ります。iOSの機器と無線でMIDI接続するなら、別売のワイヤレスMIDIアダプターUD-BT01です。本体を持ち運ぶ予定がある人には、別売のソフトケースSC-KB851も用意されています。電源は付属のPA-150Bか、ヤマハ推奨の同等品から取ります。
P-145Bをすすめたい人
88鍵のGHC鍵盤を、幅1,326mm・奥行き268mmの本体に収めた電子ピアノです。ピアノ音はヤマハのフルコンサートグランドピアノから録ったもので、メトロノームと楽譜アプリもそろっています。ヘッドホンとスタンドは別に用意が要るので、そこだけ先に考えておいてください。
鍵盤楽器が初めてで、限られたスペースに88鍵を置きたい人に向く1台です。
※本記事はプロモーションを含みます

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