ヤマハ ピアニカ P-32Eレビュー|M-32Cとの違いと弱点

鍵盤のクローズアップ

休みの日の昼、リビングのテーブルにヤマハのピアニカ P-32Eを置いて、覚えている曲をなぞるのが僕の息抜きです。部屋に電子ピアノを置く場所はないけれど、鍵盤で何か弾いてみたい。そんな人に向けて書いています。机で気楽にメロディを吹きたい大人にもすすめられる1台で、決め手は息がそのまま音になる手応えでした。

この記事でわかること

  • P-32Eの音と鍵盤まわりの特徴
  • 机で吹いてみて気づいたこと
  • 水洗いできないなど、手入れで気をつける点
  • スズキ M-32C・ヤマハ P-37E2との違い

僕が使っているのはブルーです。

ヤマハ ピアニカ P-32E(32鍵・ブルー)

ヤマハ ピアニカ P-32E(32鍵・ブルー)

参考価格 5,500円前後

学校で使われる定番の32鍵ピアニカを探している人向け。

このブログを書いている人

men's house 運営者

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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目次

P-32Eの基本情報

学校でよく使われている、ヤマハのピアニカの定番モデルです。型番のP-32Eはブルーを指します。

項目内容
ブランドヤマハ
商品名・型番ピアニカ P-32E(ブルー)
鍵盤数・音域32鍵・f~c”’
本体サイズ幅425mm・高さ49mm・奥行96mm
質量600g(ケースは含まない)
希望小売価格7,260円(税込)
数字は各商品ページの表記にもとづきます

音域のf~c”’は、下はファから、上はドまでという意味です。ケースの寸法は幅456mm・高さ58mm・奥行173mmあります。

同じシリーズに、ピンクのP-32EPとオレンジのP-32EOがあります。ブルーとピンクは前からある色で、そこに華やかで品のあるオレンジが加わりました。希望小売価格は3色とも7,260円(税込)です。ブルーの通販での今の値段は、ボタンの先で確かめてください。

ヤマハ ピアニカ P-32E(32鍵・ブルー)

ヤマハ ピアニカ P-32E(32鍵・ブルー)

参考価格 5,500円前後

学校で使われる定番の32鍵ピアニカを探している人向け。

P-32Eの音と作りの特徴

P-32Eは息がそのまま音になる作り

このピアニカは、吹き込んだ息を逃がさないことに手をかけています。息もれの原因になるパーツの継ぎ目に、3種類のパッキンを入れています。

1つめは薄紙でできたプレートパッキン。残りの2つは、継ぎ目のないスポンジゴムのフレームパッキンとバルブパッキンです。継ぎ目ごとに合った材質と形のパッキンを置いて、気密性を上げています。吹いた息をロスなく音に変えるための工夫です。

リードには特殊な防錆塗料が塗ってあります。金属の劣化を防いで、澄んだ音色と正確で安定したピッチを長く保つためのものです。音量が豊かで音域も広く、低学年から高学年まで幅広く使えるモデルです。

P-32Eの鍵盤と吹き口

鍵盤の下には、白鍵と黒鍵で張力の違うバネが入っています。押したときのタッチに、白鍵と黒鍵で差が出ないようにするためです。

さらに鍵盤の下にはブレ防止ガイドが付いていて、横ブレを防いでいます。鍵盤楽器を知るヤマハならではのこだわり、というわけです。

吹き口はカーブした形をしていて、吹きながらでも指の動きが見やすくなっています。息の入り口(ウインドウェイ)の形はリコーダーに近く、リコーダーへ移るときもスムーズに吹けるように作られています。ヤマハがこの形を「こだわりの吹き口」と呼んで、特長の1つに挙げているところです。

P-32Eのケースとパイプクリップ

ケースは、本体と同じ系統の色をしたプラスチックのハードケースです。中空二重ブロー成型で作られていて、耐久性が高く、楽器をしっかり守ります。タブレットや楽譜を安定して置けるのは、開いた蓋の部分です。

演奏用パイプの差し込み口には、パイプクリップが付いています。特許を取った仕組みで、吹かない間はパイプをここに留めておけます。吹き口がどこにも触れないので衛生的です。立って吹くときにも便利に使えます。

ケースの横には名前シールを貼るスペースがあります。持ち手も、子どもの小さな手でしっかり握れる形です。

P-32Eを机で吹いてみて

最初に気づいたのは、黒鍵を押したときの指の沈み方が、白鍵とほとんど変わらないことでした。白鍵と黒鍵をまたぐフレーズでも、指が引っかかる感じがありません。鍵盤が横にぐらつかないので、隣の鍵まで一緒に鳴らしてしまうことも少なく感じます。

息の強さで音が変わる

吹きはじめは、思ったより少ない息で音が出ました。そっと吹けば小さく、強く吹けばしっかり大きな音になります。息の強さがそのまま音に出るので、メロディに強弱をつけるのが楽しいです。

僕はパイプをつないで本体をテーブルに置き、ケースの蓋にタブレットを立てて楽譜を見ながら吹いています。蓋が譜面台の代わりなので、ほかに何も出さなくていいのは気楽でした。

吹き口がカーブしているおかげで、吹きながら鍵盤の上の指をのぞき込まずに済みます。楽譜と指のあいだを行き来する目の動きが少なくて、うろ覚えの曲でも弾き直しやすく感じました。

吹き終えてからが短い

手を止めるときは、吹き口をパイプクリップに留めておきます。吹き口がテーブルに触れないので、そのまま置いておけるのが便利です。

吹き終えたら、水滴がたまっていないかを見ます。たまっていれば水抜きボタンを押して、勢いよく息を送ります。そのあと、やわらかい布で拭いてケースに戻すだけ。ここまでがすぐ終わるので、片づけのたびに面倒だと感じることはありません。ケースのまま棚にしまえるので、出しっぱなしにならずに済んでいます。

P-32Eは水洗いができません

本体は水洗いできません。内部に水がたまって、故障の原因になるからです。汚れはやわらかい布で拭きます。シンナーやベンジンで拭くのもやめてください。布で拭くだけなので手間はかかりませんが、うっかり水で流さないようにだけ気をつけています。

演奏用パイプも分解しないでください。息もれの原因になります。日差しの強く当たるところや、ストーブの前に置くのも避けます。熱で変形するなど、故障につながるからです。

使っていて合わないと感じたのは、夜に家で吹く場面でした。そっと吹いてもそれなりの音が出るので、夜遅くには吹かないようにしています。

もう1つは音域です。鍵盤は32鍵で、音はf~c”’まで。弾きたい曲によっては、上の音が足りないことがありました。

P-32Eが合う人・合わない人

  • 机に置いて気軽にメロディを吹きたい人に合います
  • 楽譜をタブレットで見ながら吹きたい人は、ケースの蓋が譜面台になります
  • 32鍵より広い音域で弾きたい人には足りません
  • 夜遅くに家で吹くことが多い人には向きません

M-32C・P-37E2との違い

同じ32鍵で比べる相手なら、スズキのメロディオン M-32Cです。音域はf~c3で、カバーはスチール、リードはリン青銅を使っています。

質量は本体が765gで、ケースが546gです。付属品として、立奏唄口と卓奏唄口、中空二重ブローケースが挙がっています。税込価格は7,480円(本体6,800円)です。

ヤマハのP-32Eは、質量600g(ケースは含まない)で、希望小売価格は7,260円(税込)。唄口が2種類付くことをはっきり書いているのがM-32Cです。P-32Eは、息もれを防ぐパッキンや鍵盤のバネ、パイプクリップの工夫を打ち出しているモデルです。鍵盤の数は同じなので、僕なら付属品の中身と、本体の作りの工夫のどちらを重く見るかで決めます。

鍵盤を増やしたい人には、同じヤマハの大人のピアニカ P-37E2があります。こちらは37鍵で、音域はf~f”’。質量は830gで、価格はオープン価格です。

発売は2024年1月で、色はブラウン・ブラック・レッドから選べます。付属品は吹き口、ロングとショートの演奏用パイプ2種類、ショルダーストラップ、取扱説明書、ソフトケースです。P-32Eの音域で上の音が足りなくなったとき、次に見る相手だと僕は考えています。

鍵盤そのものをもっと弾き込みたくなったら、電子ピアノのおすすめも参考にしてください。弦の楽器に興味が出てきたら、ウクレレのおすすめもどうぞ。

色違いの型番と付属品

ブルーの型番がP-32Eです。ピンクはP-32EP、オレンジはP-32EOで、型番の末尾で色が分かれています。この記事で書いたのはブルーのP-32Eなので、注文の画面で色と型番が合っているかを見ておくと安心です。

付属品は、仕様の欄に一覧がありません。販売ページの表題では「唄口・ホース付」「ハードケース付」と書く店もあれば、「中空二重ブローケース・吹き口・卓奏用パイプ付」と書く店もあります。届く中身は、注文する店のページで確かめておいてください。

保証についても、公式のページには書かれていません。販売ページの表題にメーカー保証1年付きと書いている店はあります。保証が気になる人は、買う店の説明に目を通しておくと迷いません。

僕がP-32Eを手元に置く理由

息がそのまま音になって、鍵盤は白鍵も黒鍵も同じ感覚で押せる。吹き終えたら水を抜いて、ハードケースに戻すだけです。P-32Eは、机の上で気楽にメロディを吹きたい大人が手元に置いておきやすいピアニカでした。

手入れで気をつけるのは、水洗いしないこと、シンナーやベンジンで拭かないこと、演奏用パイプを分解しないこと、日差しやストーブのそばに置かないこと。この4つです。

37鍵まで欲しい人には、ショルダーストラップやソフトケースが付属品に挙がっているP-37E2が合います。机に置いて32鍵で足りるなら、僕はP-32Eをすすめます。

ヤマハ ピアニカ P-32E(32鍵・ブルー)

ヤマハ ピアニカ P-32E(32鍵・ブルー)

参考価格 5,500円前後

学校で使われる定番の32鍵ピアニカを探している人向け。

※本記事はプロモーションを含みます

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この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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