ZOOMのPodTrak P4nextは、XLRマイクを4本つないで4人分の会話を録れるポッドキャスト用レコーダーです。このレビューでは、1台で何人の声を録れるかという「人数」を軸に書きました。僕はひとりで話を録る日もこれを使っていて、マイクを挿せばすぐ録れる手軽さが気に入っています。XLRマイクで声を残したい人に、すすめたい1台。
この記事でわかること
- 4人分の声を1台で録るための機能
- 使ってみて合わなかった場面
- 電池だけでどこまで録れるか
- 旧型P4やP2との違い
声を録る最初の1台に、僕はこれを推します。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
PodTrak P4nextの基本情報
持ち出すか、机に置くか。まずは電源と大きさの数字を見てください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | ZOOM |
| 商品名 | PodTrak P4next(JAN 4515260030392) |
| 入力と出力 | XLRマイク入力×4/ヘッドフォン出力×4 |
| 電源 | 単三乾電池×2、またはUSB(電池の持ちはアルカリでダイナミックマイク4本なら約3.5時間、コンデンサーマイク4本なら約20分) |
| サイズと質量 | 125.9×120×40mm/300g(電池を含む) |
| 価格(税込) | オープン価格(ZOOM STORE価格 19,900円) |
録音はmicroSDHCかmicroSDXCのメモリーカードに残ります。名前の似た旧型のPodTrak P4は生産完了品なので、型番の最後に「next」が付いているかを見てから選んでください。
値段は時期で動くので、注文の前にいまの額を確かめておくと安心です。
P4nextが声の収録で頼れる理由
P4nextの売りは3つあります。マイクを4本つなげること、声を聴きやすく整える機能、そしてスマホやパソコンとつながることです。
PodTrak P4nextのXLR入力とヘッドフォン出力
XLRジャックは4つあり、4人がそれぞれ自分のマイクを使えます。+48Vのファンタム電源も出せるので、コンデンサーマイクもつなげます。入力ゲインの幅は-∞〜+70dBです。
ヘッドフォン出力も、XLR入力と同じ4つです。4人それぞれが、自分のヘッドフォンをつないで声を聴けます。
録り方は2通りあります。全員の声を1本にまとめるステレオMIX録音と、マイクごとに分けて残すマルチトラック録音です。同時に録れるトラックは最大11で、形式はWAV(48kHz、24-bit)。
録音データは30秒ごとに自動で保存されます。電池で録る日は、下の節に書いた電池の持ちとあわせて覚えておいてください。
AIノイズリダクションとTONE、COMP
声を整える機能は3つです。
AIノイズリダクションは、屋内の空調音や街の騒音のような背景のノイズを学習して、狙って取り除く機能です。会話の音質はそのままに、いらない音だけを減らします。周りの環境を気にせず、どこでも収録できる、というのがZOOMの説明です。
TONEはイコライザーとディエッサーを内蔵していて、歯擦音を抑えて、声をはっきりさせます。ボタン1つで聴き取りやすい声に寄せられます。
COMPは、声の大きさをそろえる機能です。ささやくような話し方から急に笑い声が出ても、マイクと口の距離が変わっても、音量を一定に保ってくれます。
スマホやパソコンとUSBでつながる
端子はUSB Type-Cです。パソコンやスマホにつなぐと、12-in/2-outのオーディオインターフェースとして動きます。Windows、Mac、iOS、Androidのどれにも対応。ライブ配信やビデオポッドキャストの音声にも使えます。
スマホとつなげば、通話の相手をゲストとして収録に入れることもできます。つなぎ方はUSB、Bluetooth、TRRS(4極ミニ)の3通りで、ゲストは最大2人まで。通話の相手側にエコーが出ないようにするミックスマイナス機能も入っていて、マイク3本とゲスト2人で最大5人分を録れます。
ほかにも、MUTEキーと音声ガイダンスがついています。サウンドパッドは4つで、プリセットは拍手・笑い声・リムショット・エアホーンです。

P4nextで録ってみて
電池で外に持ち出した日は合わなかった
正直に言うと、合わなかったのはコンデンサーマイクをつないで、アルカリ乾電池だけで外に持ち出したときです。ファンタム電源を入れたまま話していたら、思っていたよりずっと早く電池が切れてしまいました。
それからは、コンデンサーマイクを使う日はUSBから電源を取るようにしています。外で録るなら、ダイナミックマイクに替えています。スマホをBluetoothでつなごうとして、別売のアダプタが要ると気づいたのもこのころでした。
部屋でひとりで話を録るとき
普段は机の上にP4nextを置いて、ダイナミックマイクを1本つないで録っています。マイクを挿して、録音ボタンを押すだけです。準備に手間がかからないので、話したいことを思いついた日にすぐ録れます。
僕が助かっているのはCOMPです。話しているうちに声が大きくなる癖があるのですが、あとで聴き返しても音量の波が気になりにくくなりました。空調の音がする部屋で録るときは、AIノイズリダクションもオンにしています。
TONEは、声がこもって聞こえる日に押しています。ボタン1つで切り替わるので、録り始める前に設定で迷うことがありません。パソコンにUSBでつないで、配信の音声を入れる日もあります。サウンドパッドは、ひとりで話すときにはあまり使っていないのが正直なところです。
軽量コンパクトな本体は300gで、カバンに入れても苦になりません。天気のいい日は、そのまま外へ持ち出して録っています。
電池だけでどこまで録れる?
P4nextの弱点は、電池の持ちがマイクの種類で大きく変わることです。
ダイナミックマイクを4本つないだときは、アルカリ乾電池で約3.5時間、ニッケル水素電池で約4時間、リチウム乾電池で約8.5時間もちます。ところがコンデンサーマイク4本になると、アルカリ乾電池では約20分しかもちません。ニッケル水素電池でも約1.5時間、リチウム乾電池で約2.5時間。コンデンサーマイクを使うときは、ニッケル水素電池かリチウム乾電池がすすめられています。
電池が心配な日は、USBからの電源に切り替えてください。モバイルバッテリー、USBバスパワー、12W以上のUSB-ACアダプタのどれでも動きます。
もう1つの弱点は、Bluetoothでつなぐのに別売のBluetoothアダプタ「BTA-2」が必要なことです。BTA-2は7,500円なので、スマホを無線でつなぎたい人は、その分も予算に入れておいてください。
旧型P4やP2とどう違う?
比べる相手は、同じPodTrakのP4とP2です。
PodTrak P4との違い
旧型のPodTrak P4も、XLRマイク入力が4つ、ヘッドフォン出力が4つあります。質量は本体のみで290gです。オープン価格の製品で、すでに生産完了品です。
型番がよく似ているので、在庫品や中古を見るときは、P4かP4nextかを商品名で確かめてください。P4nextの300gは電池を含んだ重さで、P4の290gは本体のみの重さです。量り方が違うので、数字だけで比べないでください。
PodTrak P2との違い
PodTrak P2は、USBマイク用のポッドキャストレコーダーです。USBマイクの入力が2つ、ヘッドフォン出力が2つで、質量は電池を含めて226gです。電源は単3電池4本で動きます。オープン価格で、ZOOM STORE販売価格は14,900円です。
使い分けは、手持ちのマイクで決まります。XLRマイクをつなぐのがP4nextで、USBマイクをつなぐのがP2です。電源もP4nextは単三乾電池2本、P2は単3電池4本と違うので、替えの電池を用意するときに気をつけてください。
箱を開ける前に知っておくこと
付属品の一覧は、商品ページに載っていません。マイクやmicroSDカードが箱に入っているかは、取扱説明書か販売店で確かめておくと安心です。
ヘッドフォン出力が4つあるので、人数分のヘッドフォンをつないで録れます。手持ちが足りない人はヘッドホンのおすすめも見ておくと選びやすいはずです。
関連の製品には、ZDM-1PMP Podcast Mic Pack(14,000円)や、ダイナミックマイクのZDM-1(8,500円)があります。USB-ACアダプタで電源を取るなら、12W以上のものを用意してください。ユーザー登録をすると3年の延長保証が受けられます。
PodTrak P4nextをすすめたい人
PodTrak P4nextは、XLRマイクで最大4人の声を1台で録りたい人のためのレコーダーです。AIノイズリダクションとTONE、COMPがそろっているので、録る段階で声を聴きやすく整えられます。USBでスマホやパソコンにつなげば、配信の音声にも回せます。コンデンサーマイクと電池の組み合わせだけは苦手なので、そこはUSBの電源で補ってください。
迷ったら、上の基本情報の表をもう一度見てください。電源の行に電池の持ちがあります。手持ちのマイクがダイナミックかコンデンサーかと合わせて見れば、電池だけで録れるか、USBの電源を用意したほうがいいかが分かります。
※本記事はプロモーションを含みます

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