コードを外した本体の重さは240g。録った音を頭に載せて確かめる道具として、僕がすすめたいのがATH-M40xです。
音に味付けをしないモニターヘッドホンで、自宅で録音やミキシングをする人にまず候補に入れてほしい1本。ただ有線の密閉型なので、外で使いたい人には合いません。
この記事でわかること
- ATH-M40xの音の特徴と、作業で助かる機能
- 使って感じた良さと、合わなかった場面
- M20x・M50xとの違い
- 付属コードと別売パーツの確かめ方
今の値段と付属品は、販売ページで先に見られます。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
ATH-M40xの基本情報
型番まわりを先に押さえておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | オーディオテクニカ(Audio-Technica) |
| 商品名 | ATH-M40x |
| タイプ | 密閉ダイナミック型のモニターヘッドホン(有線) |
| 質量 | 240g(コード除く) |
| 発売日 | 2014年02月14日 |
| 価格(税込) | 16,940円(メーカー表示) |
インピーダンスは35Ω、出力音圧レベルは98dB/mW、最大入力は1,600mWです。プラグは標準(φ6.3mm)とミニ(φ3.5mm)の2ウェイで、どちらも金メッキのステレオプラグです。
家にある機材の端子を思い浮かべて、つながりそうだと思えたら販売ページもあわせてどうぞ。
ATH-M40xのいいところ
推したい点は3つあります。音、片耳で聴ける仕組み、それからコードとたためる本体です。
M40xは色付けのない音で細かいところまで聴ける
メーカーがこのヘッドホンに掲げているのは「全帯域で色付けのない原音に忠実な再生音」です。低音だけを強めたり、高音をきらびやかにしたりせず、入っている音をそのまま返す、という意味ですね。
ドライバーはφ40mm。新しく開発された強磁力のCCAWボイスコイルドライバーで、再生周波数帯域は15~24,000Hzです。広い帯域をフラットな特性で再生し、解像度の高いモニタリングができるのが売りで、スタジオレコーディングやミキシングに向けて作られています。
録った声や楽器の音を、良いところも粗いところも手を加えずに返す。直す場所を探すための音づくりです。
首に掛けたまま片耳で聴ける
イヤカップが回る反転モニター機構が付いています。前方に90度、後方に15度動くので、ヘッドホンを首から掛けたまま、片方のカップだけを耳に当てて音を確かめられます。
片耳で再生の音を聴きながら、もう片方の耳で部屋の音や自分の声を聞く。録音の合間にこれができると、いちいち着けたり外したりせずに済みます。
コードを替えられて、本体もたためる
コードは本体から外せる着脱式で、バヨネット式のロック機構で取り付けます。コードが傷んだときも、替えるのはコードだけで、本体はそのまま使い続けられる作りです。
付属のコードは2本。1.2mのカールコードと3.0mのストレートコードで、どちらもOFCリッツ線です。机の前で使うならカールコード、機材から離れて動くならストレート、と場面で選べます。カールコードの長さは1.2mで、伸ばしたときは約3mまで届く仕様です。
本体は折りたためて、持ち運び用のポーチも付いてきます。イヤカップは遮音性を高める楕円形。イヤパッドとヘッドパッドには、耐久性を高めた新しい素材が使われています。

ATH-M40xを使ってみて
使い始めたきっかけは、自宅で録った声を夜でも確かめたかったことです。スピーカーで音を出しにくい時間でも、ヘッドホンなら時間を気にせず聴けます。
最初に感じたのは音の素直さ
着けてすぐ思ったのは、派手さのない音だということでした。低音がドンと響くわけでも、高音がシャリっと目立つわけでもありません。
楕円形のイヤカップは耳をすっぽり覆う形で、着けると周りの音が小さくなりました。キーボードを打つ音やエアコンの音に気を取られにくく、録った音に集中できたのはうれしかったところです。
そのかわり、録った声の息づかいや、うっすら入った雑音にすぐ気づけました。スピーカーで聴いたときは流していた音が、ヘッドホンだと耳に残るんです。直してからスピーカーで聴き直すと、気になっていた雑音が目立たなくなっていて、ヘッドホンで確かめた意味を感じました。
音楽を楽しむために聴くと、正直ちょっと地味でした。でも直す場所を探すときには、この素直さが頼りになります。僕はそう割り切って、作業用として使っています。
首掛けとカールコードが手放せない
よくやるのは、首に掛けて片耳だけ当てる使い方です。録音の準備をしながら音を確かめたいときに、外す手間がないのは思った以上に楽でした。録音しない日でも、作業中に片耳だけ当てておけば、部屋の物音やインターホンに気づけます。
机ではカールコードを付けています。伸び縮みするので、椅子を少し引いてもコードが突っ張りません。床の上で絡まることも少なく、足で踏む心配も減りました。
締め付けはきつすぎず、しばらく着けていても耳まわりが痛くなりにくい印象です。片づけるときはたたんでポーチに入れておけば、机の上が散らかりません。
M40xは有線専用で240gあります
まず、コードをつながないと音が出ないヘッドホンです。通勤中に使うものや、ワイヤレスで気軽に使えるものを探している人には向きません。
コードを除いても240gあるので、僕も長めの作業のあとは頭のてっぺんに重さを感じる日がありました。
密閉型なので、暑い季節は耳まわりがこもりやすいのも気になったところです。夏場は作業の合間に一度外して、耳を休ませています。
音の面では、さっきの素直さがそのまま裏返しになります。迫力のある低音で音楽を楽しみたい人には、物足りなく感じるかもしれません。
イヤパッドがへたってきたら、交換用のHP-M40xが別売で用意されています。替えがきく部品があるので、長く使うつもりの人でも選びやすいヘッドホンです。
M20x・M50xとの違い
同じシリーズには、M20xとM50xがあります。3つは、重さと再生周波数帯域が少しずつ違います。
M20xは税込9,680円です。ドライバーはM40xと同じφ40mmで、再生周波数帯域は15~20,000Hz、インピーダンスは47Ω、質量は約190g。コードは3.0mの片出しです。軽さを大事にしたい人や、モニターヘッドホンを初めて試す人に合います。
M50xは税込24,200円です。ドライバーはφ45mm、再生周波数帯域は15~28,000Hz、インピーダンスは38Ω、質量は285gあります。発売日はM40xと同じ2014年02月14日です。ドライバーが大きく、再生周波数帯域の上側も広いモデルなので、高い音の側まで広く確かめたい人向けです。そのぶん質量はM40xより重くなります。
ほかのメーカーも含めて比べたい人は、ヘッドホンのおすすめの記事も見てみてください。
M40xのドライバーはφ40mmで、再生周波数帯域は15~24,000Hzです。そこに反転モニター機構と、付け替えられるコード2本が付きます。録音の合間に片耳で聴いたり、場面でコードを替えたりする使い方を考えているなら、M40xがしっくりきます。
コードとプラグ、別売パーツの確かめ方
型番はATH-M40x、JANコードは4961310125424です。似た名前のM20xやM50xと取り違えないよう、注文画面では型番の数字まで見ておいてください。
付属品はポーチと、さきほどのコード2本です。コードはどちらも片出しで、別売でも用意されているので、断線したときや予備が欲しいときに買い足せます。
交換イヤパッドを買い足すときは、M40x用のHP-M40xを型番で探すと迷いません。
なお、付属品と別売品は「改良などのため予告なく変更することがあります」と注記されています。届いた箱の中身が気になる人は、販売ページの付属品の欄もあわせて確かめておくと安心です。
ATH-M40xを選ぶ決め手
録った音を味付けなしで確かめたい人にとって、ATH-M40xは手元に置きやすいモニターヘッドホンです。φ40mmのドライバーで15~24,000Hzを再生し、片耳で聴ける反転モニター機構と、付け替えられるコード2本まで付いています。
有線専用で240gある点に納得できれば、自宅の録音やミキシングで頼れる1台になります。音を楽しむより、音を確かめるためのヘッドホンだと分かったうえで選ぶと、届いてから「思っていたのと違う」となりにくいはずです。
届いたら、机ではカールコード、機材から離れて動くときは3.0mのストレートコードに付け替えて使い分けてみてください。
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