焼きながらそのまま食べられるところが、ホットプレートのいちばんの良さです。ところが実際に商品を並べて選ぼうとすると、大型と小型で見るべき項目がきれいに入れ替わります。同じ「おすすめ」の枠に並んでいても、判断の材料そのものが違うのです。
大人数で使う大型で効いてくるのは、消費電力と収納サイズでした。食卓の面積をどれだけ取るか、使い終わったあとにどこへしまうか。ここを詰めずに買うと、大きさそのものが理由で出番が減っていきます。
1〜2人で使う小型なら、話はプレートの構成と手入れのしやすさに寄ります。毎週のように出すつもりなら、洗う手間の差がそのまま使用回数として出てきました。
今回は大型4台と小型2台を、本体サイズ・消費電力・プレート構成・丸洗いの記載という順で見ていきます。丸洗いについては、公式に書かれているものと書かれていないものが、はっきり分かれました。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
大型と小型では、見る順番が入れ替わります
大型を選ぶときは、まず使用時の面積から入ってください。今回いちばん大きいアイリスオーヤマのWHPK-021は、使用時が幅58.9×奥行39.7cmあります。4人掛けのテーブルに置くと、取り皿を並べる場所を先に考える必要が出てきました。
小型はその逆で、面積より先にプレートの中身を見るほうが早いです。BRUNOのコンパクトはW375×D235mmなので、置き場所で悩む場面はほとんどありません。そのかわり、平面とたこ焼きの2種で足りるかどうかが分かれ目になります。
| 製品 | 本体サイズ | 消費電力 |
|---|---|---|
| BRUNO BOE02 | W375×H140×D235mm | 1200W |
| 象印 EA-KL30 | 18×48×33cm | 1300W |
| アイリスオーヤマ WHPK-021 | 幅58.9×奥行39.7×高さ9.4cm(使用時) | 1350W |
| パナソニック NF-HM310-K | 約55.6×32.6×17.0cm(ふた使用時) | 1250W |
| タイガー CQG-B30N | 約40.2×36.0×19.1cm | 1100W |
| BRUNO BOE026 | W480×H155×D280mm | 1200W |

消費電力は1100Wから1350Wまで開いていました
6点の消費電力は、1100Wから1350Wの範囲に収まっていました。数字だけ見れば小さな差ですが、家庭のコンセントは回路ごとに上限があるので、同じ回路で別の家電を同時に動かすとブレーカーが落ちることがあります。ホットプレートを出す日は、電子レンジや電気ケトルと重ねて使わないようにしてください。
最大はアイリスオーヤマのWHPK-021で1350Wでした。おもしろいのは内訳で、シーズヒーター675Wが2基という構成になっています。この2基が左右で独立しているため、片側で肉を焼きながら反対側では低めの温度で野菜を扱う、といった進め方ができます。
最小はタイガーのCQG-B30Nで1100Wです。グリルなべなので、深なべを使った調理が中心になります。象印のEA-KL30は1300W、パナソニックのNF-HM310-Kは1250W、BRUNOの2台はどちらも1200Wでした。
温度の上限もあわせて見ておくと選びやすくなります。BRUNOのコンパクトは65〜250℃、象印は最高250℃、パナソニックは140〜250℃、タイガーは保温から240度までと案内されていました。焼肉のように高い温度で一気に焼きたいなら、上限が250℃まで届く側のほうが扱いやすいです。
プレートの構成と、丸洗いできるかどうか
ここが今回いちばん差の出た部分でした。プレートの枚数だけでなく、公式ページに丸洗いの記載があるかどうかで、後片づけの前提が変わってきます。
| 製品 | プレートの構成 | 丸洗いの記載 |
|---|---|---|
| BRUNO BOE02 | 平面・たこ焼きの2種 | 公式ページに明記なし |
| 象印 EA-KL30 | 深型・焼肉・たこ焼きの3枚 | 鍋の丸洗いは可と明記 |
| アイリスオーヤマ WHPK-021 | 平面・たこ焼きの2枚 | 公式ページに明記なし |
| パナソニック NF-HM310-K | 平面・溝つき焼肉・たこ焼きの3種 | プレート丸洗い対応と明記 |
| タイガー CQG-B30N | 深なべ・波形・たこ焼きの3種 | なべとプレートの丸洗いに対応 |
| BRUNO BOE026 | 平面・たこ焼きの2種 | 公式ページに明記なし |
明記の無い3台は、BRUNOの2台とアイリスオーヤマでした。フッ素樹脂コートのプレートなので汚れそのものは落としやすい作りですが、本体ごと水に沈められるとは公式に書かれていません。購入前に取扱説明書の記載を確かめておくと確実でしょう。
一方で、パナソニックのNF-HM310-Kはプレート丸洗い対応が公式仕様に明記されています。タイガーのCQG-B30Nはなべとプレートの両方が丸洗いに対応し、さらに深なべは直火にもかけられます。象印のEA-KL30も、鍋の丸洗いは可と書かれていました。
毎週使うつもりなら、この一行があるかどうかで気持ちがかなり変わります。洗いにくいという理由だけで出番が減っていく調理家電は、正直よく見かけました。
大型の4台は、家族と来客の食卓を前提に選びます
鍋まで1台でまかなう 象印 EA-KL30
本体サイズは18×48×33cm、本体重量は7.0kgで、6点の中ではもっとも重い一台になります。消費電力は1300W、最高温度は250℃と案内されています。プレートは深型・焼肉・たこ焼きの3枚構成なので、鍋料理まで含めて1台で回せました。
深型プレートがあるぶん、すき焼きや鍋の日にも出番があります。鍋の丸洗いが可と明記されている点も、日常的に使うなら効いてくるところでした。油カットの機能はありますが、煙カットは付いていません。室内で焼肉をよくやる家庭では、換気を前提に置き場所を決めてください。
7.0kgという重さは、収納棚の高い位置に上げるにはややきつい数字です。出し入れしやすい場所を確保できるなら、鍋も焼肉もこれ1台で足ります。
左右で温度を分けられる アイリスオーヤマ WHPK-021
使用時サイズは幅58.9×奥行39.7×高さ9.4cmで、6点の中でもっとも大きい一台です。消費電力は1350Wで、内訳はシーズヒーター675Wが2基という構成になっています。この2基が左右で独立しているので、同じ天板の上で違う温度の料理を同時に進められました。
価格は9,980円前後と、6点の中でいちばん安く並んでいます。この大きさと機能でこの価格は、正直おどろきました。プレートは平面とたこ焼きの2枚です。
注意したいのは、しまう場所のほうでした。収納時は幅59.6×奥行15×高さ42.4cmと縦置きになるので、収納棚の高さを先に測っておいてください。質量も8.7kgあります。丸洗い可否の明記が公式ページに無い点も、頭に入れておくと安心です。
アイリスオーヤマ 左右温度調節ホットプレート WHPK-021(大型ワイド)
参考価格 9,980円前後
左右で別々に温度調節し、大人数で同時に2品調理したい人向けの1台。
丸洗い対応が公式に書いてある パナソニック NF-HM310-K
本体寸法は約55.6×32.6×17.0cm(ふた使用時)で、消費電力は1250Wです。温度調節は140〜250℃、プレートは平面・溝つき焼肉・たこ焼きの3種がそろいます。そのうえでプレート丸洗い対応が公式仕様に明記されているので、後片づけの見通しが立てやすくなりました。
質量は収納時が約6.2kg、平面プレート使用時は約3.2kgです。卓上に出すときに持つのは軽いほうの状態なので、出し入れの負担は思ったより小さくなります。ふたが付く分、収納時の高さは出ました。
19,981円前後という価格帯は、今回の6点では上のほうです。ただ、洗いやすさが公式にうたわれている点を重く見るなら、この価格は納得できました。
パナソニック ホットプレート NF-HM310-K(平面・焼肉・たこ焼き3プレート)
参考価格 19,981円前後
立ち上がりの早さとプレートの丸洗いのしやすさを両立したい人向けの1台。
デザインそのままに大きくした BRUNO BOE026
サイズはW480×H155×D280mm、重量は3.2kgで、コンパクト版と天板のデザインを共有しながら一回り大きくなっています。消費電力は1200W、プレートは平面とたこ焼きの2種で、どちらもフッ素樹脂コートです。電源コードはマグネット式の脱着になっていました。
食卓に出したときの見え方を優先する人には、この一台がいちばん近いはずです。18,700円前後という価格は、同じサイズ帯の中では高めに映ります。そのぶん、そのまま食卓の真ん中に置ける外観を買う買い物になりました。
惜しいのはコンパクト版と同じ点で、丸洗いや食洗機への対応が公式ページに明記されていません。プレート2種という構成も、鍋料理まで求める人には物足りないでしょう。

小型の2台は、1〜2人の食卓に寸法が合わせてあります
置き場所を選ばない BRUNO BOE02
サイズはW375×H140×D235mm、本体重量は2.3kgです。6点の中でいちばん小さく、片手で出し入れできる重さでした。消費電力は1200W、温度調節は65〜250℃で、プレートは平面とたこ焼きの2種になります。
12,100円前後という価格は、BRUNOの中では入り口にあたります。ひとり暮らしの部屋や、2人分の食卓で使うぶんには過不足がありません。逆に、大人数で焼肉を囲む用途には面積が足りませんでした。
丸洗いと食洗機への対応は公式ページに明記されていません。フッ素樹脂コートなので拭き取り自体は楽ですが、洗い方は取扱説明書に従ってください。
鍋も焼肉も小さく回す タイガー CQG-B30N
本体サイズは約40.2×36.0×19.1cm、本体質量は4.6kgです。グリルなべタイプとしてはもっともコンパクトで、消費電力は1100Wでした。プレートは深なべ・波形・たこ焼きの3種、温度は保温から240度まで調節できます。
いちばん効くのは手入れの部分です。なべとプレートの両方が丸洗いに対応していて、しかも深なべは直火にかけられます。下ごしらえをコンロで済ませてから食卓へ運ぶ流れを作れるのは、素直に便利でした。
プレートの直径は24.8〜26.1cmなので、大皿料理を一気に作る使い方には向きません。2人分をていねいに作る卓上の鍋、という位置づけで見ると、12,800円前後は納得できる価格でしょう。
タイガー グリルなべ CQG-B30N(深なべ・波形・たこ焼き3枚)
参考価格 12,800円前後
鍋・焼肉・たこ焼きを1台でまかない、深なべは直火にもかけたい人向けの1台。
しまう場所を決めてから買うと、出番が減りません
ホットプレートが使われなくなる理由は、味でも性能でもなく、たいてい置き場所のほうでした。買う前に、収納する棚の内寸を測っておいてください。
収納で見ておく3つ
- 棚の高さ(アイリスオーヤマWHPK-021は収納時の高さが42.4cmになります)
- 持ち上げる重さ(象印EA-KL30は7.0kg・アイリスオーヤマWHPK-021は8.7kgです)
- プレートの置き場(3枚構成の製品は本体と別に場所が要ります)
キッチンまわりの物量そのものを見直したい人には、キッチンで出しっぱなしにする物の決め方が参考になります。使う頻度の高いものだけを手前に置くという発想は、ホットプレートの定位置を決めるときにもそのまま使えました。
買う前に知っておきたい、惜しいところ
6点を並べて最後まで残った引っかかりは3つありました。1つめは、丸洗いの記載が無い製品が3台あることです。BRUNOの2台とアイリスオーヤマがそれにあたります。毎回の後片づけを軽くしたいなら、明記のあるパナソニック・タイガー・象印の側から見ていくほうが確実でしょう。
2つめは重さでした。象印のEA-KL30が7.0kg、アイリスオーヤマのWHPK-021が8.7kgと、片手で気軽に扱える範囲を超えています。棚の上段にしまう計画なら、この2台はもう一度考え直したほうがいいかもしれません。
3つめは煙です。象印のEA-KL30には油カットの機能がありますが、煙カットは付いていません。室内で焼肉をする頻度が高いなら、換気とセットで考える必要があります。そのほかの5点についても、煙に関する機能は公式に案内されていないので、期待せずに選ぶほうが安全です。
大型と小型、どちらを買っても後悔しない決め方
人数と回数の2つで決めると、迷いはほとんど消えます。来客や家族で囲む日が年に何度もあるなら大型、平日の夕食に週1回出すだけなら小型のほうが、結局よく使われました。大型なら収納の高さ、小型ならプレートの構成。この2点を先に確かめておけば、届いた日から食卓に出せます。
卓上の家電をもう少し見直すなら
- 電気ケトルのおすすめと選び方容量と温度調節から選ぶ考え方
- バルミューダ ザ・トースターのレビュー同じ卓上に置く調理家電の使い勝手
※本記事はプロモーションを含みます

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