テレビ周りが片づいて見えないなら、何かを買い足すより先に、電源タップとアダプタの置き場所を変えたほうが早いです。僕の部屋は、家具をひとつも買い替えないままそれで印象が変わりました。
棚を整えてもラグを替えても、部屋を撮った写真ではテレビの下だけ画角から外したくなる。原因は家具の趣味ではなく、床の一点に集まった黒いかたまりのほうにあります。掃除機をかけるたびに避ける場所ができていて、そこにだけホコリが残っている状態です。
解き方は3つ。床のかたまりを箱に入れる、テレビの背面へ上げる、テレビ台ごとやめる。下に行くほど手間と費用はかかりますが、そのぶん床は空きます。エレコムのケーブルボックス、山崎実業のテレビ裏ケーブルボックス、EQUALSのWALL V3 ロータイプを、それぞれ外しやすい条件と一緒に並べ、注文する前に測っておくものまで書きました。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
配線を隠すと、テレビ周りは片づく
引っ越してから半年、テレビの周りだけがどうしても片づいて見えませんでした。ラグを替えても、横に観葉植物を置いても、写真に撮ると同じところが気になる。原因が分かったのは、部屋の写真を並べて見返していたときです。気になっていたのは家具ではなく、床を這う黒い線と、コンセントの前で団子になったアダプタでした。
そこを視界から外したら、家具は何ひとつ買い替えていないのに部屋が広く見えるようになった。テレビ周りのインテリアで最初に手を付けるべきは、飾るものを足すことではありません。すでにある線を、目に入らない場所へ移すことです。
やり方は大きく3つ。床に置いたまま隠す/テレビの裏に上げる/テレビ台ごとやめる。下に行くほど手間と費用がかかり、そのぶん片づき方も大きくなります。この記事では効く順に並べて、自分の部屋ならどれを選べばいいかまで書きました。
散らかって見える正体は「線」ではなく「かたまり」
先に、なぜテレビ周りだけ散らかって見えるのかを整理します。ここを取り違えると、ケーブルをまとめる結束バンドを何本買っても印象が変わりません。
視線が引っかかっているのは、細い線そのものではないんです。引っかかるのは面積のあるかたまりのほう。電源タップ、ACアダプタ、余った電源コードのとぐろ。この3つが床の一点に集まると、そこだけ色と密度が周囲から浮きます。壁も床もフローリングも、たいていの部屋は明るい面で構成されているので、黒くて凸凹した物体が床にあると強烈に目立つ。
さらに厄介なのが、そのかたまりが動かせないこと。掃除機をかけるたびに避けなければならず、避けるからホコリが溜まり、溜まったホコリが「生活感」に見える。散らかっているのではなく、掃除できない場所ができている、というのが正確な説明です。
だから対策の優先順位は決まります。第一に、かたまりを箱に入れて面積を消す。第二に、そのかたまりを床から離す。第三に、床に置く家具そのものを減らす。番号が進むほど効きますが、費用も上がる。順に見ていきます。
効く順に3つ、選択肢がある
3つの解き方を先に表で並べておきます。自分がどこまでやりたいのかを決めてから読み進めると早いはずです。
| 解き方 | 片づく度合い | 越えないといけないハードル |
|---|---|---|
| 床のかたまりを箱に入れる | タップとアダプタの見た目が消える | 箱のサイズにタップが収まるか |
| テレビの背面へ上げる | テレビ台の下から物が消える | テレビにVESAのネジ穴があるか |
| テレビ台をやめる | 床に置く家具ごと減る | 費用と、機器を置く棚の追加 |
3つは排他ではなく、上から順に試して足りなければ次へ進む、という積み上げ方ができます。予算と部屋の条件で、どこまで進むかを決めてください。
床の「かたまり」を先に消す
一番手軽なのが、電源タップとACアダプタをまとめて箱に入れてしまう方法です。工具は不要、壁も傷つけない、賃貸でも今日からできる。効果の割に敷居が低いので、最初の一手としてはここが正解だと思っています。
ただし箱選びには落とし穴があって、多くの人はサイズで失敗します。「4個口のタップが入る」と書いてあっても、問題は口数ではなく長さと厚み。手持ちのタップが箱の内側に収まらなければ、買った箱は一日で押し入れ行きです。
エレコムのケーブルボックス EKC-BOX002WH は、4個口のタップ向けとして作られた樹脂製の箱で、公式がタップ本体の長さ230mm以下という条件を明示しています。ここが一番大事な数字なので、注文する前に必ず自分のタップを測ってください。本体はW250×D160×H139.5mm、重量610gで、片手で持ち上げられる程度の軽さです。素材にはUL94 V-0という難燃グレードの樹脂が使われています。
この方式で効いてくるのは、見た目の変化よりむしろ掃除のしやすさのほうだと思います。箱ごと持ち上げて床を拭ける。これまで避けながら掃除機をかけていた場所が、ただの床に戻る。副次的なようでいて、日々の面倒がひとつ減るのは大きい。
弱点もはっきりしています。まず、4個口タップ向けのサイズなので、大きなACアダプタが何個も並ぶ構成だと物理的に入りきりません。ゲーム機とレコーダーとルーターが同居しているような環境だと、箱に入れる前に配線を減らす作業が先に必要になります。次に、これは床に置く道具なので、タップからテレビ台までの「通り道」の線は隠れないまま。かたまりは消えますが、線は残る。そして白い樹脂の質感は、ウォールナットのような濃い木の家具と並べると馴染みにくい。床の色に近いほうを選ぶのが無難です。
工具も取り付けも要らず、まずかたまりだけ消したい人に向いています。
エレコム ケーブルボックス EKC-BOX002WH(4個口タップ向け・難燃素材)
参考価格 2,380円前後
予算重視の入口枠。取り付けも工具も要らず、床のタップとアダプタのかたまりだけ先に消す

床に置かず、テレビの裏に上げる
箱で満足できなかった場合、次の一手は「床から離す」です。ここが見た目の効き方としては一番大きいと僕は思っています。
理屈は単純で、床に何もなければ床は広く見えるから。テレビ台の下に何も置かないだけで、部屋の写真の印象は変わります。逆に、箱がひとつでも床にあれば、そこは視線が止まる点として残り続ける。
山崎実業の「テレビ裏ケーブルボックス スマート」は、テレビの背面に直接取り付けて、そこに電源タップを収めてしまう箱です。テレビ台の下が完全に空くので、床に置く箱では届かなかったところまで片づきます。サイズはW40×D15.5×H14.5cm、内寸はW39×D14.5×H13.5cm。7個口までの電源タップに対応します。素材は箱と同じくUL94 V-0の難燃グレードのPC-ABS樹脂で、テレビに当たる面にはシリコンの緩衝材が付いています。品番4988の色はブラック。白い箱がよければ、同じ形でホワイトの4987があります。
取り付け条件はVESA規格のネジ穴があるテレビであること。ここだけは確認が必要ですが、必要以上に身構えなくて大丈夫です。M4/M6/M8のネジ6種類と六角レンチ、スキマ用のワッシャーとクッションが同梱されているので、テレビ側にVESA穴さえあれば、ホームセンターで金具を買い足す必要はありません。テレビの背面を覗いて、四隅に等間隔のネジ穴があるかを見るところから始めてください。
制約は2つあります。ひとつは耐荷重で、本体1.5kg・フタ250gまで。重いACアダプタを何個もまとめて載せる用途には向きません。もうひとつは、VESA穴の無いテレビ、たとえば脚一体型の一部モデルでは端から選択肢に入らないこと。なお本体はW40cmあるので、テレビの幅がこれに近い小型モデルでは、背面のほぼ全幅を箱が占めます。
テレビにVESA穴があって、床を完全に空けたい人。ここが本命です。
山崎実業 テレビ裏ケーブルボックス スマート ブラック(4988)
参考価格 3,700円前後
本命枠。床に置かずテレビの背面へ上げる。テレビ台の下からタップとアダプタが消えるので、見た目の効き方が一番大きい
テレビ台をやめるという解き方
3つめは方向性が変わります。線を隠すのではなく、線を集める柱を作って、床に置く家具そのものを減らすという考え方です。
テレビ台という家具は、実は面積を食っています。幅120cmや150cmの箱が壁に沿って居座り、その上にテレビが乗り、下に機器が入り、後ろに配線が溜まる。この構造をやめて、床との接地面が細い1本の支柱に置き換えると、壁際の床が一気に見えるようになります。
EQUALS(ナカムラ)の WALL インテリアテレビスタンド V3 ロータイプは、まさにその置き換えをやる製品です。ウォールナットの支柱にテレビを取り付け、機器も同じ支柱側にまとめる。対応サイズは32〜80型、耐荷重は50kgとされています。配線については、公式がスライド式フロントパネルを採用した2重構造だと説明していて、支柱を高くしても配線をきれいに隠せる作りになっている、と明記されています。つまり「隠す道具を足す」のではなく、隠す機能が家具側に組み込まれている。
代わりに、越えるハードルは他の2つより明らかに高い。まず、価格帯が箱ふたつとは桁が違います。次に、棚板が別売であること。レコーダーやゲーム機、サウンドバーを置くつもりなら、その分の追加費用を最初から見込んでおく必要があります。棚板無しの単品を買ってから「機器の置き場がない」と気づくのが、この手の製品で一番ありがちな躓き方です。そして対応サイズの下限が32型なので、それより小さいテレビを使っているならこのモデルではなく、24〜55型に対応する V3 COMPACT のほうを見ることになります。
長く使う前提で、テレビ台ごと入れ替えてしまいたい人向け。買い替えのタイミングが重なっているなら、検討する価値は十分あると思います。
EQUALS(ナカムラ)WALL インテリアテレビスタンド V3 ロータイプ WLTVB5238 ウォールナット
参考価格 35,930円前後
長く使う上位枠。テレビ台そのものをやめて、テレビと機器を1本の支柱にまとめ、床に置く物を減らす

「難燃」は「不燃」ではない
ケーブルボックスの商品説明でよく見かける「難燃素材」という言葉について、誤解を解いておきます。ここは書き手として曖昧にしたくない部分です。
UL94 V-0 というのは、燃えにくさを段階分けした規格の等級のひとつで、自己消火性を示すもの。不燃材料という意味ではありませんし、安全装置の類でもありません。ケーブルボックスは、あくまで見た目を整えるための樹脂の箱です。
だからこそ、扱い方は普通の電源タップと同じ注意が要ります。タップの定格を超えて機器をつながない。箱の中でコードを強く折り曲げたまま押し込まない。ホコリが溜まった状態で放置しない。箱に入れると中が見えなくなるぶん、こうした点検が後回しになりがちなので、季節の変わり目にでもフタを開けて中を見る習慣を作っておくと安心です。
箱を使うときに守っていること
- タップの定格を超える数の機器をつながない
- コードを強く折り曲げたまま押し込まない
- フタを閉めっぱなしにせず、たまに開けて中を見る
- 密閉して熱がこもる置き方をしない
隠す前に、線そのものを減らせないか見る
道具を足す前にやると効くことが、もうひとつあります。そもそも挿さっている線を減らすという工程です。
テレビ周りの配線は、時間とともに勝手に増えます。使わなくなったゲーム機、契約を切った回線のチューナー、前のテレビで使っていたスピーカー。一度挿したケーブルは、抜く理由が発生しないので残り続ける。ここを整理すると、隠すべき対象そのものが小さくなります。
僕がやったのは、休みの日にテレビ裏のケーブルを一本ずつ辿って、行き先を紙に書き出す作業でした。地味ですが、これが一番効いた。半分近くが「どこにも繋がっていない」か「もう使っていない機器」で、抜いた時点でタップの空き口が増え、箱に入れる前の段階でかたまりが縮みました。
次に見るのがケーブルの長さです。短い距離で足りる場所に長すぎるHDMIケーブルが刺さっていると、余った分はどこかでとぐろを巻きます。とぐろは面積を持つので、これも「かたまり」の一員。実際の距離を測って、合う長さのものに替えるだけで、束ねる作業そのものが消えます。
最後に色。テレビ周りの家電のケーブルは黒が標準ですが、壁が白い部屋では黒い線が線として見えてしまう。壁沿いを通す区間だけでも白いケーブルに替えると、同じ配線でも視認性がかなり落ちます。隠すより先に、目立たなくする。この考え方は道具を買わなくても実行できます。
買う前に測っておくもの
3つのどれを選ぶにせよ、注文ボタンを押す前に測っておくべきものがあります。ここを飛ばすと、届いた箱がそのまま押し入れ行きになる。
ひとつめは電源タップの長さ。箱に入れるなら、これが全ての前提です。EKC-BOX002WH なら230mm以下という条件があるので、メジャーを当てて確認する。数分で終わる作業です。
ふたつめはテレビ背面のVESA穴の有無。背面に箱を付けるなら穴が必須で、ここが無ければ選択肢から外れます。テレビの型番で検索すれば、メーカーの仕様ページにVESA対応の記載があります。
みっつめは壁のコンセントからテレビまでの距離。ここが遠いと、どの方法を選んでも延長コードが床を這います。可能なら家具の配置を先に見直して、コンセントの近くにテレビを寄せるほうが早い。道具を買う前に、レイアウトで解ける問題かどうかを一度考えてみてください。
そのうえで、3つのうちどれから始めるかは予算で決めていいと思います。まずかたまりだけ消したいなら箱、床を空けたいなら背面、家具ごと替えたいならスタンド。上から順に試して、足りなければ次へ進む形で問題ありません。
片づいた床は、置きたいものの余白になる
配線を処理して床が空くと、そこに何を置くかを初めて選べるようになります。逆に言えば、床にタップが転がっている状態で照明や植物を足しても、視線はタップのほうへ行ってしまう。順番として、隠すのが先、飾るのが後です。
テレビ周り以外にも、同じ考え方で片づく場所はいくつかあります。買う順番で満足度が変わる話は 買ってよかったメンズアイテム大全 にまとめてあるので、あわせて読んでみてください。
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僕の部屋でテレビ周りの印象が変わったのは、飾りを足したときではなく、床の線を視界から外したときでした。家具を買い替えなくても写りが変わる場所が家の中に残っているなら、そこから触るのが一番早いはずです。
部屋づくりで、一緒に考えると早いもの
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※本記事はプロモーションを含みます

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