くせ毛のウルフカットに使うスタイリング剤5点、剤形で選び分ける

丸い鏡越しに見る散髪中の男性の後ろ姿

レイヤーの入ったウルフカットは、くせのある髪ほど形になります。ただ、朝にワックスを一度もんだだけで出かけると、えり足だけ跳ねて頭の上が潰れる日が続きます。カットが悪いわけではありません。手に取った一本が、その工程で使う剤形ではなかったというだけの話です。

くせ毛のウルフカットで朝の形を決めるなら、乾かす前・濡れているうち・乾いてから・仕上げ、という四つの場面に一本ずつ当てはめるほうが早いです。ジェルとオイルとワックスとバームとスプレーは、同じ棚に並んでいても受け持つ場面が違います。全部そろえる必要はありません。自分が崩れている時間帯に当たる剤形から、一本ずつ足していけば足ります。

この記事では、ウルフカットにしているくせ毛の人が朝の形を決めるために使うスタイリング剤を、剤形で割って5点えらびました。ジェル・クリームワックス・バーム・スプレー・オイルで一点ずつです。容量とキープ力については、それぞれのブランドが公式に出している表記だけを見ています。

どれを選ぶかは、朝のどこで詰まっているかで決めてください。

このブログを書いている人

men's house 運営者

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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目次

朝の工程に剤形を割り当てて選ぶ

ウルフカットは、レイヤーで段が入っているぶん、毛の向きがそろっていないところが表に出ます。くせ毛だと、根元のうねりで上が膨らみ、毛先だけ乾いて散る、という二つの崩れが同時に起きやすいです。この二つは、同じ一本では片づきません。

根元の広がりは、乾かす前に手を打つ場面です。毛先の散りは、乾いたあとに足す場面になります。日中の崩れはさらに別で、出かける直前に止める役が要ります。場面が三つに分かれているのに、手元にワックスしかないというのが、朝の形が決まらないいちばん多い形です。

下の表は、この記事で扱う5点を、朝に使う順番のまま並べたものです。見出しもこの順で続きます。

剤形使う工程向いている崩れ方
オイル(リファ ロックオイル)ドライヤーを当てる前根元のうねりで上が膨らむ
ジェル(ロレッタ ハードゼリー)濡れているうち毛先の束が作れない
クリームワックス(レタッチ ウェーブワックス)半乾きから乾いた髪くせの波が中間で暴れる
バーム(ザ・プロダクト ヘアワックス)仕上げの毛先とえり足毛先だけ乾いて散る
スプレー(オーシャントリコ ユニバーサルハードスプレー)いちばん最後昼過ぎに形が落ちる
価格と在庫は2026年9月4日時点の実測です。

五つの枠のうち、いま自分が困っている行だけ読んでもらえば足ります。全部いっぺんに買うより、一本ずつ試したほうが、どれが効いたのかも分かりやすいです。

乾かす前に入れる一本|リファ ロックオイル 80mL

くせ毛のウルフカットは、乾かし終えた時点でその日の形がほとんど決まります。うねったまま乾かして、あとからワックスで押さえにかかるのがいちばん遠回りです。ここに一本入れておくと、あとの工程が軽くなります。

ブランド公式サイトでは「熱をすばやく伝えて、髪を固めずにロック」「ヒートケア成分によりロックしたヘアスタイルを長持ちさせます」と説明されています。固めずに、という部分がウルフには効いてくるところです。 段の入った髪を固めてしまうと、レイヤーの動きが板になって見えるためです。ドライヤーの熱を使って形を落ち着かせる考え方なので、乾かす工程とセットで使う一本になります。

80mLはAmazon公式ストア限定のサイズです。実売は2,350円前後になります(販売者は株式会社MTGの公式ストア、2026年9月4日時点で在庫あり)。乾かす前の工程を埋める役は、他の4点が持っていません。

80mLと100mLを同じものとして見ない

ここは買う前に一度止まってほしいところです。この80mLはAmazon公式ストア限定のサイズで、楽天とYahooには並んでいません。

楽天やYahooで「リファ ロックオイル」を探すと出てくるのは、同じラインの100mL「ロックオイル R」です。ブランド公式サイト(refa.net)の展開も100mL・2,640円のみで、80mLの記載はありません。

つまり、同じ品番を三つのモールで見比べる形にはならないわけです。値段だけを横に並べると、容量の違う商品を比べてしまいます。買うときは、商品名に80mLと入っているか、100mLの「R」なのかを先に見てください。1mLあたりで考えたい人は、この記事の数字をそのまま割らずに、開いたページの容量表記で計算し直すのが確実です。

リファ ロックオイル 80mL

リファ ロックオイル 80mL

参考価格 2,350円前後

乾かす前に入れる下地。うねりを落ち着かせてからでないと、上の4点をどれだけ使っても朝の形が決まらない、工程の最初を埋める枠。

濡れているうちに毛先を束にする|ロレッタ ハードゼリー 300g

ウルフカットの毛先は、束になっているかどうかで印象が変わります。くせ毛は毛先が勝手に散るので、濡れているうちに握って束を作っておくと、乾いてからの直しが減ります。この役はジェルの担当です。

ブランド公式サイトの表記は剤形が「ヘアジェル」、キープ力が「セット力★★★★★」「ハードなセット力」でした。5点の中で唯一のジェル剤形で、キープ力を星の数まで公式が出しているのもこの一本だけです。特徴成分としてダマスクバラ花油・ハチミツエキス・ローヤルゼリーエキスが挙げられていました(公式ページに全成分の詳細リストはありません)。

300gという容量は今回の5点で最大です。毎朝ためらわずに使える量があるのは、地味ですがスタイリング剤では大きい条件になります。少量ずつ節約して使うと、そもそも束が作れません。

値段は1,800円前後です。店によって上下しますので、この額を目安に見ておくとちょうどよいところに落ちます。

弱点も先に書きます。ウォーターベースのジェルなので、一度崩れたあとに上から足すとべたつきやすく、乾いた髪への足しづけには向いていません。このジェルは朝の一発目に使う前提の一本として持つのが正解です。

ロレッタ ハードゼリー 300g

ロレッタ ハードゼリー 300g

参考価格 1,800円前後

ウルフの毛先を濡れ感で束にするジェル。300gと量があるので毎朝使っても減りが気にならない、この記事の入口。

くせの波をそのまま動かす|レタッチ RETOUCH ウェーブワックス 90g

商品名にくせ毛と書いてあるスタイリング剤は、そう多くありません。ブランド公式サイトには「強すぎず・弱すぎないセット力で、パーマ・くせ毛をニュアンスで動かし、ちょうど良い仕上がりに」と書かれています。くせを伸ばす方向ではなく、もとの波を残したままレイヤーを見せたい人に向いた設計です。

剤形の表記は「柔らかなクリームタイプのテクスチャー」でした。硬いワックスだと段の入った毛が引っかかって束が太くなりますが、クリームなら中間から指を通せます。ウルフカットは中間から毛先にかけての段が命ですから、この柔らかさとは相性がよいです。

全成分にはセラミドNG・セラミドNP・セラミドAP、加水分解ケラチン、加水分解卵殻膜、シア脂、アルガニアスピノサ核油、ホホバ種子油などが並びます。スタイリング剤としてはケア寄りの並びで、毎日つけるものとしては安心して手に取れる中身です。

内容量は90gで、値段は1,980円前後です。ケア寄りの中身でこの額ですから、毎日つける一本として手を出しやすい位置にあります。

短所は、公式にキープ力の数値表記がないことです。湿気の強い日に一日中この一本で持たせる想定の設計ではありません。梅雨や真夏は、後述のスプレーと組み合わせる前提で買うのが実際的です。もうひとつ、同じ名前で「WAVE HARD」という硬いタイプが別に存在します。カートに入れる前に、無印の「WAVE」かどうかを確かめてください。

レタッチ RETOUCH パーマ用 ウェーブワックス 90g

レタッチ RETOUCH パーマ用 ウェーブワックス 90g

参考価格 1,980円前後

商品名にくせ毛と書いてあるクリームワックス。もともとの波を活かして中間から動かす役で、ジェルのように固めない。くせを伸ばさずウルフのレイヤーを見せたい人向け。

えり足と毛先にだけ足す|ザ・プロダクト ヘアワックス 42g

ウルフカットは、えり足の遊びで全体の形が決まります。ここだけは全体につけた剤とは別に、指先で足す一手が要る場所です。少量を毛先とえり足に置く使い方には、バームの硬さが合います。

ブランド公式サイトでは正式名称が「ヘアワックス」、内容量が42gで、「全身に使えるマルチバーム」と説明されています。商品カテゴリーはワックスですが、剤形としてはバームで、今回の5点で唯一のバーム剤形です。

中身がとにかく単純で、全成分はシア脂、ミツロウ、トコフェロール、マンダリンオレンジ果皮油、アロエベラ液汁、クエン酸の六つだけでした。香料は入っていません。香りの強いスタイリング剤が苦手な人や、香水と喧嘩させたくない人には、この構成が効いてきます。乾燥でパサついて見えるくせ毛の毛先にも、この手のバームは合わせやすいところです。

42gは今回の5点でいちばん小さい容量なので、全体につける使い方だとすぐ無くなります。えり足と毛先の担当と割り切るなら、この大きさでちょうどよいです。

値段は2,178円前後です。数量限定の枠でこれより安い値がつくこともありますが、基本はこの額を見ておくほうが安全です。

短所は、公式にキープ力やホールド力の数値表記がないところです。「濡れ髪スタイリングはもちろんリップ・ハンド&ネイル・ボディケアにも」という多機能性が前に出た製品で、強い固定力をうたう一本ではありません。形を止める役はこのバームに求めないでください。

ザ・プロダクト ヘアワックス(ヘアバーム)42g

ザ・プロダクト ヘアワックス(ヘアバーム)42g

参考価格 2,178円前後

毛先とえり足だけに足すバーム。ウルフは襟足の遊びで形が決まるので、全体につける2点とは使う場所が違う。乾燥でパサつくくせ毛の毛先にも効く。

昼過ぎに落ちる形を止める|オーシャントリコ ユニバーサルハードスプレー 140g

くせ毛のウルフカットでいちばん多い不満は、朝は決まっていたのに昼過ぎには落ちている、というあたりです。湿気を吸ってうねりが戻ってくる時間帯です。ここに効くのは、ベースを作る剤ではなく、最後に止めるスプレーになります。

楽天の公式ストアに載っている商品情報では、内容量が140g、成分がエタノール、LPG、DME、各種コポリマー、フラーレン、加水分解シルクエチル、セラミドNG、水、PVP、香料などと逐語で記載されていました。キャッチコピーは「ハードスプレーなのにマットな質感。バリバリ感のストレスゼロなのにスタイリングをしっかりキープ」です。ハードなのにマットという言い方は、ウルフカットとは相性がよいところで、テカらせずに形だけ残したい人に向きます。

値段は1,700円前後です。香料が入っている点は、無香料で使いたい人だけ覚えておいてください。

短所ははっきりしています。エアゾールのハードスプレーなので、朝のベース作りには使えません。束感を作ったり毛先に質感を足したりする用途はほかの4点にまかせて、これは仕上げの固定専用として持つ一本です。逆に言えば、ここまでの4点はどれも「留める」ことを主目的にしていません。日中の崩れが不満なら、この一本を足すのがいちばん効きます。

オーシャントリコ ユニバーサルハードスプレー 140g

オーシャントリコ ユニバーサルハードスプレー 140g

参考価格 1,700円前後

仕上げに形を止めるスプレー。くせ毛のウルフは日中に湿気で崩れるところが最大の不満なので、留める1点が要る。他4点はどれも留める力が主目的ではない。

朝の順番を決めておくと迷いません

ウルフカットの朝の順番

  • 乾かす前にオイル、濡れているうちにジェル
  • 半乾きから乾いた髪にクリームワックス
  • えり足と毛先にバームを少量
  • 最後にスプレーで止める

一度に全部を使う必要はありません。まずは自分が崩れている時間帯に当たる一本を足して、それで足りなければ次を足す、という順で増やすほうが、どれが効いたのかを判断できます。

前髪とえり足は最後にまわしてください。先に触ると、後から全体を整えるときに崩れます。ヘアセットが決まらないと感じているときは、剤の種類より順番のほうを疑ってみるのが早いです。

買う前に引っかかりそうなところ

5点それぞれに、先に知っておいたほうがよい弱点があります。まとめて並べておきます。

リファ ロックオイルは、80mLがAmazon公式ストア限定のサイズです。楽天とYahooには同じラインの100mL「ロックオイル R」が並ぶので、容量表記を見ずに値段だけで比べないでください。

ロレッタ ハードゼリーは、崩れたあとに上から足す使い方に向いていません。乾いた髪への足しづけでべたつきやすいところがあります。

レタッチ ウェーブワックスは、公式にキープ力の表記がなく、湿気の強い日を一日持たせる想定ではありません。「WAVE HARD」という別タイプがある点も、買い間違いのもとです。

ザ・プロダクト ヘアワックスは、多機能性が前に出た製品で、強い固定力をうたっていません。42gという容量も、全体使いには小さいです。

オーシャントリコ ユニバーサルハードスプレーは、仕上げ専用です。これ一本ではベースが作れませんので、必ず何かと組み合わせることになります。

一本だけ足すならどれか

朝の形が決まらない原因が根元のうねりなら、乾かす前のオイルから足してください。毛先が散るのが不満ならジェルかバームです。くせの波を活かしてレイヤーを見せたいなら、名前にくせ毛と書いてあるクリームワックスがいちばん近いところにいます。日中に落ちるのだけが不満なら、スプレー一本で解決することもあります。

まず一本、朝の詰まっている工程に当てはめて足してみてください。

ヘアオイル単体でもっと比べたい人はくせ毛向けヘアオイルの記事、ワックスだけで組みたい人はくせ毛向けワックスの記事のほうが近いです。

続けて読むなら

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この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

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