ケラチントリートメントのおすすめ6点|成分と使い方で選び分ける

店頭でヘアケア製品のラベルを確認する男性

「ケラチン配合」と書かれたトリートメントは、ドラッグストアの棚にもネット通販にも山ほど並んでいます。ところが裏の成分表まで下りて見比べると、同じ言葉を掲げていても、載っている名前の数と種類がきれいに分かれました。ケラチンの表記が1つだけの品もあれば、4つ並んでいる品もあります。

今回そろえた6点は、売り文句こそどれも「ケラチン」で共通していますが、成分表の書き方まで見ると中身はそろっていません。その違いがどこから来ているのかを、成分表の書き方・容量・使うタイミングの3つで追いかけていきましょう。

先に向き先だけ置いておきます。安く様子を見たいならパンテーン、量を気にせず使いたいならAdvanced Clinicals、サロン専売品で週の集中ケアを固めたいならQ+です。トリートメントの前に1工程足すならビオルチア、ドライヤーとアイロンを毎日使う髪ならby one sii、成分表の密度で選ぶならKYOGOKUが候補に入ってきます。

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30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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目次

成分表の「ケラチン」は、名前の書き方で分かれます

この記事でいちばん見てほしいのがここです。成分表に出てくる「ケラチン」と「加水分解ケラチン」は、別の名前として並びます。「加水分解」というのは大きな分子を切って水になじみやすくした状態を指す言葉で、表示のうえでも別の成分名として書かれるわけです。パッケージの「ケラチン配合」という一言だけでは、どちらが入っているのかは分かりません。

6点のうち、販売ページで全成分の逐語まで確認できたのは5点でした。その5点を並べると、「加水分解ケラチン」だけを載せているのが4点、加水分解の付かない「ケラチン(羊毛)」を含んでいるのがKYOGOKUの1点です。残る1点のby one siiは、楽天もAmazonもページ内のテキストに全成分が見当たりませんでした。

この5点の中で表記の数がいちばん多いのは、ビオルチアとKYOGOKUの4つで並びます。ただし顔ぶれは違いました。ビオルチアは4つとも「加水分解ケラチン」で、由来がすべて書き分けられています。KYOGOKUは「ケラチン(羊毛)」が1つと加水分解ケラチンが3つという組み合わせでした。

商品名成分表のケラチン表記容量
パンテーン ディープダメージリペア ヘアマスク加水分解ケラチン(羊毛)が1つ170g
Advanced Clinicals ケラチン スムージング ヘアマスクHydrolyzed Keratinが1つ340g
Q+(クオリタス)ヘアマスク加水分解ケラチン(カシミヤヤギ)が1つ250g
ビオルチア ブースター ヘアミスト加水分解ケラチンが4つ180mL
by one sii トリートメント シルキーケラチンページ内テキストに全成分の記載が見当たらず475mL
KYOGOKU ケラチントリートメントケラチン(羊毛)が1つと加水分解ケラチンが3つ200g
表記はいずれも2026年9月4日時点の各販売ページの成分欄から書き写しました。容量はグラムとミリリットルが混在するため、数字どうしを直接は比べられません。

ブランドの公式サイトが必ず答えをくれるとはかぎりません。パンテーンの公式ページには「ケラチン*配合」というアスタリスク付きの記載があるだけで、全成分の一覧は載っていませんでした。何がどう入っているかを確かめたいときは、楽天やAmazonの販売ページにある成分欄まで下りるほうが早いです。

いつものコンディショナーに、1工程だけ足すなら

パンテーンのヘアマスクは170gで880円前後です。ドラッグストアでも見かける品なので、ケラチン配合のトリートメントを初めて買う人の入口になります。

成分欄の逐語に入っているケラチンは「加水分解ケラチン(羊毛)」の1つだけでした。ケラチンの種類で押すタイプの商品ではありません。そのぶん値段が下がっている、という読み方ができます。JANは4987176163110、原産国はタイでした。Amazonでは「ダメージリペア」の名前で出ていますが、JANが同じなので中身は同一の商品です。

使い方で1つだけ気をつけたいのは、これが週に数回の集中ケア用ではなく、毎回のコンディショナーのあとに重ねる設計になっていることです。手持ちのシャンプーとコンディショナーを変えないまま、最後に1工程だけ足したい人と相性がいいと思います。

パンテーン ディープダメージリペア ヘアマスク 170g

パンテーン ディープダメージリペア ヘアマスク 170g

参考価格 880円前後

ドラッグストアで買える入口。『ケラチン配合』を商品名に出している数少ない大手品で、手を出しやすい価格で試せる1本。

340gの大容量で、量をケチらずに使いたい人へ

容量から選ぶならAdvanced Clinicalsです。グラムで容量を書いている4点(170g・250g・200g・340g)ではこの340gがいちばん大きく、髪が長い人や1回の使用量が多い人でも「あと何回使えるか」を気にせずに済みます。実売は2,300円前後です。

成分表はブランド公式サイトのIngredients欄で確認できました。ケラチンは9番目に出てくる「Hydrolyzed Keratin」の1つだけで、羊毛や羽毛といった由来の表記はありません。ほかにココナッツオイル、パンテノール、加水分解ライスプロテインが並びます。ケラチン一本槍ではなく、油分とタンパク質をまとめて入れてくる構成でした。

注意したいのは買う場所のほうです。海外ブランドなのでAmazon上に並行輸入や非正規の出品が同時にいくつも並びます。楽天のanys-storeには「日本公式」の表記がありました。パッケージや品質表示が違う可能性があるので、出品者を確認してから買ってください。

Advanced Clinicals ケラチン スムージング ヘアマスク 340g

Advanced Clinicals ケラチン スムージング ヘアマスク 340g

参考価格 2,300円前後

340gの大容量枠。1回の使用量が多いロング髪の人が『何回使えるか』で選べる1本。

サロン専売品で、週の集中ケアを固めるなら

Q+の通常価格は2,480円です。イルミルドの公式ショップで扱いがあります。

成分欄には「加水分解ケラチン(カシミヤヤギ)」が1つ入っていました。羊毛でも羽毛でもなくカシミヤヤギ由来という書き分けで、全成分を確認できた5点ではQ+とビオルチアの2点だけに出てくる表記です。販売ページの商品名は「Q+(クオリタス)ダメージケアヘアマスク」で、容量は250gでした。マーケティング文では「(浸透)加水分解ケラチン(カシミヤヤギ)」という表記も使われています。

価格の見え方だけは慎重にいきたいところです。クーポンで大きく下がって見える時間帯があります。安く見えたタイミングで飛びつく前に、通常価格が2,480円だという線を頭に置いておくと判断しやすくなります。

Q+(クオリタス)ヘアマスク サロン専売 250g

Q+(クオリタス)ヘアマスク サロン専売 250g

参考価格 2,480円前後

週2回の集中ケアという使い方が、商品側に明記されている1本。

ケアの前後もまとめて見直すなら

トリートメントの前に入れる、順番の起点になる1本

使うタイミングが他の5点と違うのがビオルチアのブースター ヘアミストです。洗い流さない導入美容液という枠で、トリートメントやヘアオイルの前に入れます。180mLで3,480円です。

全成分を確認できた5点で見ると、ケラチンの表記数はこの1本が最多タイになります。公式ショップの注記には「※1加水分解ケラチン(羊毛) ※2(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛) ※3ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチン(羊毛) ※4加水分解ケラチン(カシミヤヤギ)」と4種類が並びます。4つとも「加水分解」が付いていて、ケラチン単体の表記はありません。由来まで1つずつ書き分けているページは、確認できた5点の中でも少数でした。

裏を返すと、これ1本で終わる設計ではありません。あとにトリートメントやヘアオイルを重ねる前提の商品なので、単品で買っても手順が完結しないという点は先に知っておいてください。すでに洗い流さないトリートメントを使っている人が、その手前に1工程足す、という入れ方がいちばん素直です。

ビオルチア ブースター ヘアミスト 180mL(ケラチン原液使用)

ビオルチア ブースター ヘアミスト 180mL(ケラチン原液使用)

参考価格 3,480円前後

トリートメントの前に入れる導入(ブースター)専用ミスト。『ケラチンを入れる順番』の起点になる1本。

ドライヤーとアイロンを毎日通す髪に、475mL

by one siiは、この記事でいちばん扱いに注意が要る1本でした。販売タイトルは「トリートメント シルキーケラチン」ですが、楽天の商品情報欄に書かれている正式な商品名は「バイワンシー ヒートケアトリートメント」です。販売タイトルと商品情報欄で名前が違うので、検索するときは両方の呼び方を覚えておくと迷いません。

容量は475mLです。ミリリットルで容量を書いているのは6点中この1本とビオルチア(180mL)だけで、その2点で比べるとこちらが大きいほうになります。価格は3,740円です。ただし買えるのは楽天とAmazonの2モールだけで、Yahoo!ショッピングには通常小売の出品が見つかりません。ヒットするのは福岡市のふるさと納税返礼品だけでした。3モールで買い比べるつもりの人は、ここで手が止まります。

もう1点、全成分の一覧が楽天でもAmazonでもページ内のテキストでは確認できませんでした。画像で載せている可能性はありますが、ケラチンがどの表記で入っているかを文字で読みたい人には物足りない作りです。名前のとおり熱を扱う場面を想定した商品なので、ヘアアイロンドライヤーを毎日使う人が名前で選びやすい1本になります。

by one sii(バイワンシー)トリートメント シルキーケラチン 475mL

by one sii(バイワンシー)トリートメント シルキーケラチン 475mL

参考価格 3,740円前後

ドライヤーやアイロンの熱に反応して補修するタイプ。熱を毎日当てる人向けで、洗い流す工程の説明が他と変わる1本。

ケラチン原液100%まで振り切った、この記事の上限

成分表の密度で選ぶならKYOGOKUです。公式ショップの成分表示には「水、セタノール、グリセリン、PG、ステアルトリモニウムクロリド、>1ケラチン(羊毛)、※2加水分解ケラチン(羽毛)、※3加水分解ケラチン(羊毛)※4(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)」と並びます。全成分を確認できた5点では唯一、加水分解の付かない「ケラチン(羊毛)」が書かれている商品でした。

表記の数自体はビオルチアと同じ4つですが、中身の組み立てが違います。ビオルチアが加水分解4種でそろえているのに対して、こちらは非加水分解1種と加水分解3種の混成です。原液100%をうたう側の代表として、パンテーンと並べたときの差が分かりやすく出る1本だと思います。容量は200g、製造国は日本でした。

5,100円前後を見ておくと過不足がありません。公式店より大きく安い出品を見かけたときは、出品者まで確かめてから買ってください。

KYOGOKU ケラチントリートメント 200g(原液100%)

KYOGOKU ケラチントリートメント 200g(原液100%)

参考価格 5,100円前後

この記事の上限。高濃度のケラチン原液をうたう側の代表として、パンテーンと並べたときの差を示す1本。

買う前に引っかかりやすいところを、1点ずつ

弱点も正直に書きます。並びは本文と同じ順です。パンテーンは全成分に黄4・赤227・青1という着色料が入っています。Advanced Clinicalsも同じく着色料入りで、こちらはBlue 1・Red 33・Red 4が並びました。色つきを避けたい人は、この2点を候補から外してください。

Advanced Clinicalsにはもう1つ、買う場所の問題があります。並行輸入や非正規の出品がAmazon上に同時に並ぶので、出品者の確認が要ります。同ブランドには「ビオチン ストレングセニング ヘアマスク」という別のヘアマスクもあるため、ケラチン版と取り違えないように商品名まで見てください。

Q+は逆に、安すぎる価格が出たときが要注意です。通常価格は2,480円なので、そこから大きく離れた表示が出たときは条件を読んでから決めましょう。値段だけを追うと、次に買うときの基準が分からなくなります。

ビオルチアは、これ1本で手順が終わらない商品です。導入の位置に入るので、後ろに重ねるトリートメントやオイルの費用も一緒に考える必要があります。by one siiはYahoo!ショッピングに通常小売の取り扱いがないので、比べられるのが楽天とAmazonの2つだけでした。加えて全成分がページ内のテキストで読めません。ケラチンの表記まで確かめてから買いたい人には、ここが引っかかると思います。

最後がKYOGOKUです。成分表にはプロピルパラベンとメチルパラベンが入っているので、防腐剤の種類にこだわりがある人は先に確認してください。価格も高いほうなので、いきなりここから入るより、手頃な1本で使い方の相性を見てから移るほうが失敗しにくいはずです。

順番でつまずかないためのメモ

  • 洗い流すタイプと洗い流さないタイプを同じ日に使うなら、洗い流すほうが先です
  • ビオルチアは導入の位置に入るので、そのあとにトリートメントやオイルを重ねます
  • パンテーンだけは毎回のコンディショナー後に使う設計で、週の集中ケア枠とは役割が違います
  • 成分表の「ケラチン」と「加水分解ケラチン」は別の名前なので、パッケージの一言では判断しないでください

今のケアで空いている工程から、1本を決めてください

6点を並べて見えてきたのは、「ケラチン配合」という言葉が同じでも、成分表の書き方には段階があるということでした。1つだけ書く品、由来まで書き分けて4つ並べる品、そもそも文字で読めない品まであります。値段の差は、この密度と容量とブランドの立ち位置がまざった結果です。

決め方はそう複雑ではありません。今のヘアケアで空いている工程を1つ埋める、それだけで十分だと思います。最後の1工程がないならパンテーン、量が足りないならAdvanced Clinicals、週の集中ケアを固めたいならQ+が入ります。手順の最初に何もないならビオルチア、熱を毎日当てるならby one sii、成分表の密度を上げたいならKYOGOKUという並びになりました。

もし今使っているシャンプーのほうに不満があるなら、トリートメントを買い替える前にダメージケアシャンプーから見直すほうが順番として自然です。洗う工程が合っていないまま高いトリートメントを足しても、手応えは掴みにくくなります。

※本記事はプロモーションを含みます

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この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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