トリートメントアイロン、1万円台から4万円近くまで値段の幅が広いのに、説明文はどれも似ていて選びにくいですよね。実は4台とも超音波を使うので、「超音波かどうか」では選べません。
分かれるのは超音波を何にどう当てるか。髪に直接当てる機種と、専用セラムをミストにしてから熱で定着させる機種があります。今使っているトリートメント剤を流用できるかも、3年後の出費を左右する差でした。
この記事でわかること
- 4台とも超音波なのに何が違うのか
- 直接当てるタイプとセラムをミスト化するタイプの違い
- 手持ちのトリートメント剤を使えるかどうかの差
- 3年後の出費まで考えた選び方
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
4台の違いは、この表でだいたい掴めます
| 製品 | 超音波の当て方 | 実売の目安(税込) |
|---|---|---|
| ヤーマン シャインプロ HC21 | 塗ったトリートメント剤ごと超音波振動を髪へ伝える | 27,500円前後 |
| KYOGOKU ナノシルクケラチン トリートメントアイロン | コーム構造と振動プレートを組み合わせて超音波を伝える | 18,700円前後 |
| CARE PRO DEEP | 可変周期の超音波に赤外線の温熱を組み合わせる | 39,600円前後 |
| ReFa TREATMENT IRON | 専用セラムを超音波でミストに変え、ブラシと熱で定着させる | 38,500円前後 |
この並びのまま、上から順に見ていきます。表と見出しの順番はそろえてあるので、気になった行の名前を目で追ってください。
選ぶときに見るところは、実質3つに絞れます。ひとつ目は、いま使っているトリートメントを続けられるかどうかです。ふたつ目に、浴室で使いたいかどうかを確かめます。3つ目が、毎日かけたいのか、週に一度まとめてかけたいのかという頻度でした。値段だけで並べると、この3つが全部ずれた機種を掴むことになります。
ひとつ目の剤については、4台の状況を先に並べておきましょう。ヤーマンは普段使っているトリートメント剤をそのまま使えるとしていて、CARE PRO DEEPもFAQで特定のヘアトリートメントとの相性の良し悪しはなく種類を問わないと答えています。この2台については、手持ちの剤をそのまま使って構いません。ReFa TREATMENT IRONは専用セラムが前提になっていて、KYOGOKUは使い方にトリートメントを塗布しとあるだけで、専用品が要るとも手持ちで構わないとも書かれていませんでした。

手持ちのトリートメントをそのまま使えるヤーマン シャインプロ HC21
まずは、いま浴室にあるトリートメントをそのまま使える一台からです。ヤーマンの機能ページには、超音波振動でトリートメント剤を毛髪内部へ叩き込むと書かれていて、髪に当てるのは超音波振動そのものです。トリートメント剤のほうは、自分で選んだものを塗ってから当てます。
ここが導入のしやすさに直結します。防水仕様(IPX5)のコードレスタイプでお風呂での使用もでき、普段使っているトリートメント剤を使ってサロンさながらのホームケアができると明記されています。つまり、いま浴室に置いてあるボトルを買い替える必要がありません。サロンで勧められた剤を使い続けている人や、季節で剤を変えている人にとっては、この一点だけで候補に残る理由になります。
本体の仕様も数字で出ています。質量は約260g(本体のみ)、消費電力は約3W、電源はDC9V1Aです。型番はHC-21で、カラーはHC21Bのブラックと、HC21Gのグレージュの2色から選べました。コードレスなので、洗い場に座ったまま使えます。
価格は27,500円前後でした。時期によっては割引クーポンが出ますが、期間が過ぎれば戻る値段なので、通常価格のほうを基準に考えたほうが失敗しません。
超音波アイロンを一度も使ったことがなくて、まずは剤を変えずに試してみたい。そういう入り方をしたい人に、いちばん近いところにある機種です。
プレートとコーム構造を組み合わせたKYOGOKU ナノシルクケラチン トリートメントアイロン
構造の説明がいちばん細かいのが、この一台でした。KYOGOKUのサイトには、ナノシルクコーティングとケラチン技術を組み合わせたプレート設計が特徴だとあり、そのうえでコーム構造と振動プレートの組み合わせによりトリートメントの浸透率を高め、ダメージケアの両立を目指したトリートメントアイロンだと書かれています。プレートとコーム、どちらの要素も併せ持たせた作りでした。
超音波の役割も明記されています。超音波振動によりケラチン成分を微細化し、髪内部へなじみやすい環境を整える設計だと説明しています。振動を出しているのは振動プレートで、髪に触れる面についてはプレート表面は滑らかに設計されており髪との摩擦を軽減しながらスムーズに操作できると書かれていました。ショップページ側では、狙いを内部へ均一に整いやすい状態を目指すと説明しています。
手順も載っています。シャンプー後、トリートメントを塗布し毛束を少量ずつ取り、根元から毛先へゆっくりと滑らせるように通し、髪全体に当てたら洗い流して乾かすと手順に書かれていました。根元から毛先へ一方向に通して、最後は洗い流す流れです。ここは4台の中でも独特で、当てたあとに流す前提の使い方になります。
重量は約280gと公表されています。JANコードは4580802791062で、美容室向けの流通に載っている製品です。
実売は18,700円前後です。セール期間中はさらに下がることもありますが、この額を通常の入手価格として見ておくと、判断がぶれません。
4台の中では、いちばん手を出しやすい価格帯にいます。構造や手順まで書き出されているので、仕組みを読んでから納得して買いたい人に向いています。
KYOGOKU トリートメントアイロン 超音波 コードレス(ナノシルクケラチン トリートメントアイロン)
参考価格 18,700円前後
プレートで挟むのが苦手な人向けの、とかしながら使うコーム型
浴室で週1回、集中してかけるCARE PRO DEEP
使い方の設計が、はっきり他と違う一台です。ブランドサイトが示す使用目安は週1回・約3〜5分で、1スライドあたりの時間も10秒程度と細かく書かれています。週末に時間をとって、まとめて手当てする組み立てになっています。
超音波の出し方も独特です。1秒間に独自の可変周期で超音波を出力し、トリートメント粒子の髪への浸透を大きく促進するとあります。加えて温める仕組みを持っていて、エッセンシャルライトからの赤外線の照射によって髪を内部からやさしく温めると説明されています。赤外線で温める仕組みを持っているのは、4台の中でこの機種だけでした。
塗る剤は、いつものもので構いません。使い方STEP1は、シャンプー後にいつも通りヘアトリートメントを塗布するとあり、FAQでも特定のヘアトリートメントとの相性の良し悪しはないと答えています。浴室のボトルを買い替えずに、この一台だけ足せる形です。
浴室での使用を前提にした造りも徹底しています。防水はIPX7の防水設計で、水深1mに30分間沈めても水が侵入しないレベルと書いています。湯気だけでなく、うっかり湯船に落としても大丈夫という水準でした。寸法は約W32×D39×H276mm、重量は約265gで、細長い形をしています。
価格は39,600円税込です。
サロン帰りの質感を、次の来店までなんとか持たせたい。そう考えている人にとっては、4万円の使いどころがはっきりしている一台です。

専用セラムをミストに変えて使うReFa TREATMENT IRON
残る一台は、考え方が根本から違う機種です。ReFaのサイトには、超音波で微細化した専用セラムが独自構造のブラシで髪1本1本の芯まで届き、均一な熱で定着していくメカニズムだと書かれていて、超音波の役割がはっきりしています。髪を直接震わせるのではなく、搭載した超音波技術は専用セラムを微細なトリートメントミストに変換する。ミストにしてからブラシで届け、熱で留める、という三段構えです。
だから本体だけでは動きません。セット内容は、リファトリートメントセラム150mL、リファセラムタンク、クリーニングブラシ、取扱説明書の4点です。セラムタンクへの充填は1回で約7日分が使えて、1回の使用時間は約2分とされています。使い方は「梳かすだけで」と書かれていて、挟む操作は必要ありません。
温度は5段階から選べます。120/140/160/180/200℃で、髪の太さや傷み具合で下げていける幅があります。今回の4台で温度設定が公表されているのは、この機種だけでした。毎日のスタイリングと兼ねたい人には、この温度の刻みが効いてきます。
価格は38,500円税込です。この38,500円には専用セラム150mLが含まれています。追加のセラムは「ReFa TREATMENT SERUM」150mLが3,300円税込で単品でも買えました。
すでにReFaで揃えている人、朝のブラッシングと一体で済ませたい人には、この方式がいちばん自然に日課へ入ります。
ReFa TREATMENT IRON(リファ トリートメントアイロン)
参考価格 38,500円前後
リファで揃えている人・毎日のスタイリングと兼ねたい人向けの専用セラム式
買ってから気づきやすいところを、先に出しておきます
4台とも、弱点を抱えていました。買う前に知っておいたほうが後悔しない箇所を、正直に書きます。
ヤーマン シャインプロ HC21の防水はIPX5で、CARE PRO DEEPのIPX7より一段下です。浴室で使えるとはいえ、水に沈めることを想定した造りではありません。もうひとつ、メーカーが出している浸透の数値は自社試験にもとづく参考値で、第三者機関のデータではない点も頭に入れておいてください。
KYOGOKUは、説明に書かれていないことが2つあります。ひとつは塗る剤で、「トリートメントを塗布し」とあるだけで、専用品が要るのかどうかが読み取れません。もうひとつは挟む動作の有無で、手順は「根元から毛先へゆっくりと滑らせるように通します」までしか書かれていませんでした。ストレートアイロンのように毛流れを整えたい人は、ここを確かめてから買ってください。重量も約280gで、数字が公表されている3台の中ではいちばん重い数字でした。
CARE PRO DEEPは、週1回・約3〜5分を目安として示しています。毎日たっぷり当てて使い倒す道具ではありません。39,600円という価格を、週に1回という頻度で受け入れられるかどうかが分かれ目です。
ReFa TREATMENT IRONは、専用セラム以外を使う設計になっていません。手持ちの剤で使えると明記しているヤーマンとCARE PRO DEEPに対して、こちらは150mLで3,300円のセラムを買い続けることになります。本体価格だけで並べると見落とす部分です。
なお今回の価格は、各ブランド店と正規販売店で確認したものです。実際に買うときは、ほかの販売ページも一度のぞいてみてください。
値段は時期で大きく動きます
ヤーマンとKYOGOKUの2台は、時期によって割引クーポンやセール表示が乗ります。そのときに見た数字は、期間が終われば元に戻ります。
一方でCARE PRO DEEPとReFa TREATMENT IRONには、セールでの値引きの動きが見られませんでした。この2台は、表記の39,600円と38,500円をそのまま予算に置いて構いません。
急いでいないなら、ヤーマンとKYOGOKUはセールのタイミングを待つ価値があります。ただし記事で採用した27,500円と18,700円は、セールが終わった後に戻る価格です。そちらを基準に予算を組んでおくと、買い逃したときに慌てずに済みます。
使う前に確かめておきたい3点
- 浴室で使えるかは機種で違います。ヤーマン シャインプロはIPX5、CARE PRO DEEPはIPX7の防水設計です
- 1か所に当て続けず、示されているスライド時間に合わせます。CARE PRO DEEPなら1スライド約10秒が目安
- 使用頻度も目安に従います。CARE PRO DEEPは週1回3〜5分、ReFa TREATMENT IRONは1回約2分です
髪の状態から逆算すると、迷いが減ります
道具を足す前に、いまの土台を見直したほうが早いこともあります。カラーやブリーチを繰り返している髪なら、乾かし方の見直しだけで手触りが変わることもありますし、ドライヤーの風量や温度が合っていないケースも少なくありません。アイロンは、その上に重ねる一手として考えると失敗しにくくなります。
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4台を、選ぶ順にもう一度並べます
剤を変えたくないなら、ヤーマン シャインプロ HC21が入口です。普段使っているトリートメント剤を使えると明記しているので、いまの習慣を崩さずに一台だけ足せます。
構造まで読んでから決めたいなら、KYOGOKUです。「コーム構造と振動プレートの組み合わせ」と書かれていて、18,700円前後という価格も、最初の一台としては手を伸ばしやすい位置にあります。
浴室で週に一度、時間をとって手当てしたいなら、CARE PRO DEEPです。IPX7の防水と赤外線の温熱は、この一台だけが持っている組み合わせでした。
毎日のブラッシングと兼ねたいなら、ReFa TREATMENT IRON。温度を5段階から選べて、梳かすだけで使えます。専用セラムのランニングコストを織り込めるなら、日課には最も入れやすい形です。
4台とも超音波を使う点は同じでした。違うのは当て方と、剤の調達方法と、使う頻度。この3つを自分の生活に当てはめてから値段を見ると、選ぶべき一台はかなり絞れます。
※本記事はプロモーションを含みます

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