セグレタのシャンプーは、花王公式サイトのラインナップで現行4種類です。名前がそれぞれ「根元からふんわり」「うねる髪もまとまる」「1本でトップふっくら毛先まとまる」「プレミア 凝縮美容液シャンプー」となっていて、狙っている悩みがそのまま商品名に置かれています。棚の前で迷ったとき、いちばん見るべきなのは値札ではなく、ボトルに書かれたこの一文のほうです。
4本の関係は、花王公式のカテゴリ分けを見ると整理できます。「根元からふんわり」と「うねる髪もまとまる」が同じベーシックライン、「1本でトップふっくら毛先まとまる」は「1本シャンプー・その他」という別枠、「プレミア 凝縮美容液シャンプー」だけがプレミアムラインに置かれています。ラインが違うということは、想定されている使い方も違うということでした。
本体の実売は「根元からふんわり」が931円前後、「プレミア 凝縮美容液シャンプー」が2,542円前後です。花王公式に希望小売価格の記載がなくオープン価格のため、この記事の金額は確認時点の実売を載せています。
以下、花王公式のライン分類の順に4本を並べ、容量・実売・洗浄成分の系統・詰め替えの有無まで書いていきます。どれが優れているという話ではなく、拾いに行く悩みが違うだけというのが、4本を見比べたあとの結論でした。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
4本の違いは「どこが気になるか」で分かれます
選ぶ軸は3つに絞れます。根元とトップが気になるのか、毛先の広がりが気になるのか、それとも風呂での工程そのものを減らしたいのか、まずそこを言葉にしてください。どれかひとつに当てはまれば、残る選択肢は1本か2本まで減ります。もう一段の予算を出せる人だけが、4本目のプレミアムラインを検討する形になりました。
| シャンプー | 本体の容量と実売 | 花王公式でのライン分類 |
|---|---|---|
| 根元からふんわり | 430mL・931円前後 | ベーシックライン |
| うねる髪もまとまる | 430mL・1,109円前後 | ベーシックライン |
| 1本でトップふっくら毛先まとまる | 360mL・1,108円前後 | 1本シャンプー・その他 |
| プレミア 凝縮美容液シャンプー | 200mL・2,542円前後 | プレミアムライン |
表を見ると、ベーシックラインの2本だけが430mLでそろっているのが分かります。容量が大きいほうが1回あたりは安く済むので、まず試すならこの2本のどちらかを選んでおくと無駄がありません。金額の開きも小さいので、悩みのほうで素直に決めてしまってよいと思います。
根元からふんわり:分け目とトップが気になる人の入口
「根元からふんわり」は、ベーシックラインに置かれた本体430mLのシャンプーです。実売は931円前後です。1mLあたりに直すと約2.2円です。詰め替え用は340mLが用意されているので、気に入ったあとの買い足しも本体を買い直さずに済みます。
全成分の表示を見ると、洗浄成分はラウレス硫酸アンモニウムを主体としたラウレス硫酸系で、後ろのほうにラウレス硫酸Naも並びます。エモリエント成分としてビスメトキシプロピルアミドイソドコサン、いわゆるセラミドSが入っているのもこの1本の特徴でした。ほかにカニナバラ果実エキス、ザクロ果実エキス、センチフォリアバラ花水、ローヤルゼリーエキス、ダイズ種子エキス、ユーカリ葉エキスと、セグレタらしい植物由来のエキスがひととおり並んでいます。
分け目や根元の立ち上がりが気になるなら、まずここから入るのが分かりやすい位置づけです。ブランドの軸をそのまま名前にしているぶん、迷ったときの基準にもなります。
うねる髪もまとまる:横に広がるほうの悩みに
同じベーシックラインのもう1本が「うねる髪もまとまる」で、こちらも本体430mLです。実売は1,109円前後で、1mLあたりは約2.6円でした。詰め替え用340mLがある点も「根元からふんわり」と共通しています。
2本の差は、洗浄成分よりも配合されているポリマーのほうに出ていました。骨格はどちらもラウレス硫酸アンモニウムとラウレス硫酸Naの組み合わせで、そこはほぼ共通しています。「根元からふんわり」がポリクオタニウム-10・52・67の3種を並べているのに対し、「うねる髪もまとまる」はポリクオタニウム-10のみで、代わりにコハク酸やPEG-60水添ヒマシ油が入る構成です。全成分表示ではラウレス硫酸Naが3番目に来ていて、この点も「根元からふんわり」と並びが違います。
もうひとつ、この1本には着色料が入っていません。「根元からふんわり」が黄5・紫401・赤106を配合しているのと比べると、そこは分かりやすい差になっています。髪のうねりや横への広がりのほうが気になるなら、こちらが候補になります。同じ悩みで市販の選択肢を広く見たい人は、くせ毛のシャンプーを洗い上がりで選ぶ話もあわせて読んでみてください。
1本でトップふっくら毛先まとまる:工程を減らしたい人へ
3本目は花王公式で「1本シャンプー・その他」という独立したカテゴリに置かれている製品です。本体360mLのポンプ式で、実売は1,108円前後です。1mLあたりに直すと約3.1円で、ベーシックラインの2本より少し上がります。詰め替え用は285mLです。
この製品だけは、使い方の説明が公式に別途用意されています。花王公式のQ&Aには「シャンプーしてドライヤーで乾かしながら手ぐしで仕上げるだけ」と書かれていて、コンディショナーを重ねない前提の設計になっているということでした。処方の側もそれに合わせてあり、根元立ち上げキープ成分としてポリシリコーン-9、まとまり仕上げ成分としてポリクオタニウム-48が配合されています。
全成分をベーシックの2本と見比べると、この製品にはセンブリエキスが加わり、代わりにセラミドSが見当たりません。着色料は青1と赤227を配合しています。乾かし方でここまで仕上がりが変わる設計なら、道具のほうも一度見直してみてください。ドライヤーは風量で選ぶという話も置いておきました。
風呂での工程をひとつ減らしたい人、コンディショナーを使い分けない人には、この1本が素直な選択になります。

プレミア 凝縮美容液シャンプー:ベーシックの一段上
4本目は、花王公式で唯一プレミアムラインに分類されている製品です。ポンプ200mLで実売2,542円前後、詰め替え用は150mLです。1mLあたりは約12.7円です。容量が200mLと小さいぶん、単価はどうしても上がる計算でした。
花王はこの製品を「美容液ラッピング洗い」「ビューティストック技術」と説明していて、ニュースリリースでは美容液成分をベーシック比で約17倍配合とうたっています。公表されている範囲の全成分を追うと、ベーシックの2本には並ばない成分がまとまって顔を出しました。スクワラン、セラミドS、ヒアルロン酸Na、加水分解コンキオリンタンパクに加えて、アルギニン・アスパラギン酸・グリシンなど11種のアミノ酸、さらにPCA、PCA-Na、乳酸Naが並びます。
洗浄成分もベーシックの2本とは組成が違い、こちらはラウレス硫酸Naとラウラミドプロピルベタインの組み合わせでした。同じブランドの中でも別の設計として見ておくほうが正確です。ベーシックを一本使い切ってから移れば、違いも比べやすくなります。
買い方の選択肢もひとつ多く、シャンプーとトリートメントのセットも用意されています。単品で試すか、セットでそろえるかを選べる枠です。
洗浄成分・容量・詰め替えを、4本まとめて見ておきます
ここまで各論で触れた数字を、一度そろえて置いておきます。1mLあたりは「根元からふんわり」が約2.2円、「うねる髪もまとまる」が約2.6円、「1本でトップふっくら毛先まとまる」が約3.1円、「プレミア 凝縮美容液シャンプー」が約12.7円。上の3本は同じ帯にいて、プレミアムラインだけが離れた位置にあります。
洗浄成分の系統でいうと、ベーシックの2本がラウレス硫酸アンモニウム主体、「1本でトップふっくら毛先まとまる」も全成分表示の並びはラウレス硫酸アンモニウムにラウラミドプロピルベタインが続く形、プレミアだけがラウレス硫酸Naとラウラミドプロピルベタインの組み合わせです。4本とも硫酸系の洗浄成分を軸にしている、という点は共通していました。
共通点はエキスの側にもあります。ローヤルゼリーエキスとユーカリ葉エキスは、確認できた4本すべての表示に入っていました。ブランドとして守っている部分がここに出ているのだろうと読めます。
詰め替え用は4本とも用意されていて、本体430mLに対して340mL、360mLに対して285mL、200mLに対して150mLという組み合わせです。長く使うつもりなら、最初の1本だけ本体を買って、あとは詰め替えで回すのがいちばん無駄がありません。
買う前に確認しておく3点
- 悩みが「根元・トップ」なのか「うねり・広がり」なのかを先に決める
- コンディショナーを併用するかどうかで、3本目を選ぶかが変わる
- オープン価格なので、注文前に額を確かめておく
手放しでは薦めない、引っかかる部分も書きます
弱点も正直に書きます。まず、洗浄成分の系統を基準に選びたい人にとって、この4本は選択肢になりません。ベーシックもプレミアも硫酸系の洗浄成分が軸なので、アミノ酸系やベタイン主体のものを探している人は、はじめから別のブランドを見たほうが早いです。
着色料も、気にする人には引っかかる部分でしょう。「根元からふんわり」は黄5・紫401・赤106、「1本でトップふっくら毛先まとまる」は青1・赤227を配合しています。この点を避けたいなら、着色料を含まない「うねる髪もまとまる」を選んでください。
3本目の「1本でトップふっくら毛先まとまる」は、コンディショナーを重ねない前提で組まれているぶん、仕上げの自由度は他の3本より狭くなります。手持ちのトリートメントを使い分けたい人には向きません。
プレミアについては、200mLという容量そのものが検討材料です。1mLあたりの単価が上がるうえ、430mLのベーシックと比べれば買い足しの間隔も短くなります。まず1本試して合うかどうかを見る、という使い方が現実的でしょう。
価格そのものにも注意が要ります。4本ともオープン価格で、花王公式に希望小売価格の記載がありません。この記事の金額は確認した時点の実売なので、買うタイミングで動きます。
悩みが決まれば、選ぶ1本も決まります
分け目やトップが気になるなら「根元からふんわり」、横への広がりが気になるなら「うねる髪もまとまる」。風呂での工程を減らしたいなら「1本でトップふっくら毛先まとまる」、ベーシックから一段上げたいなら「プレミア 凝縮美容液シャンプー」。4本の役割はここまではっきり分かれているので、悩みさえ言葉にできれば、棚の前で迷う時間はかなり短くなります。
最初の1本を選ぶなら、931円前後で手が届くベーシックラインから入るのが無理のない順番です。合うと分かってから詰め替えに移せば、費用も抑えられます。
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