初めてガーバーグを握ったとき、厚い刃の背と太めのハンドルに「これは割る側のナイフだな」と感じました。この記事では、焚き火の段取りに沿って見ていきます。
薪を割る、木を削る、火花を出す。この3つを1本で済ませたい人に、僕が迷わずすすめるナイフです。
この記事でわかること
- 薪割りから着火までのこなし方
- 焚き火で使った握り心地
- 料理で困るところ
- コンパニオンなどとの違い
色と値段はここから見られます。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
ガーバーグ スタンダードの基本情報
まずはサイズと素材をざっと押さえておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | Morakniv ガーバーグ スタンダード (S) ステンレス |
| 価格(税込) | 12,540円(3色とも同額) |
| サイズ | 刃長 約109mm・全長 約229mm・刃厚 約3.2mm |
| 素材 | 刃 ステンレススチール・柄 ポリアミド |
| つくり | フルタング |
| 付属品・生産国 | シース・ベルトループ/スウェーデン |
刃の厚みは約3.2mmあります。鋼材がグリップエンドまで通ったフルタングのナイフです。
鋼材はスウェーデンのAlleima(旧Sandvik)製のステンレス鋼。スウェーデン本国のページでは、鋼種が14C28N、硬さが58HRCと書かれています。モーラナイフの鋼は、80%以上がリサイクルされたスウェーデン鋼からなる合金でもあります。サビをあまり気にせず、ガシガシ使いたい人に向けたモデルです。
色は3色あって、型番はブラックが13715、ダーラレッドが14145、グリーンが14472です。気になる色があれば、ここで見てみてください。
割る・削る・火を起こすが1本で
ガーバーグの持ち味は、焚き火の支度をひと通りこの1本でこなせることです。バトニング、フェザーリング、着火までを、ナイフを持ち替えずに進められるように作られています。
ガーバーグの厚い刃は薪割りに向く
約3.2mmの厚い刃は、バトニング(ナイフで薪を割る技術)やチョッピング(ナイフを木に叩きつけて切り込みを入れる技術)で威力を発揮する厚みです。
フルタングなので、グリップエンド側から叩き込めば、太い枝や丸太を切ることもできます。割るのも、このあと紹介する削りも、同じ1本の刃でこなします。
ガーバーグは削りと着火もこなす
刃はスカンジナビアングラインドという研ぎ方で、木を削るのに向いた形です。研ぎ角は、本国のページで総角26〜28°です。
ガーバーグ自体の重さを使えるので、あまり力を入れずにフェザースティックが作れます。
さらに、刃の背(スパイン)とグリップエンドに出ている金属部分はエッジ加工されていて、ファイヤースターターを擦って着火できます。付属品はシースとベルトループなので、ファイヤースターターは手持ちのものを使う形です。
握りやすいハンドルと左右対称のシース
フルタングのナイフは、ブレードを木材などで挟んだつくりが多く見られます。ガーバーグは、ブレードをポリマーで覆ったデザインです。冬の北欧で、冷えた金属が手のひらに触れないように考えられたつくりになっています。
ハンドルはバレル型で、握りやすく滑りにくい形です。モーラナイフのシースの多くは、ナイフを収めたときにシースとブレードが干渉しないように設計されています。本国のページによると、フィンガーガード付きです。ガーバーグのシースは左右対称なので、右利きでも左利きでも使えます。ベルトループは取り外しができるタイプです。
焚き火で使ってみて
僕がガーバーグを手に取ったのは、焚き火のたびに、薪を割る道具と木を削る道具を別々に持っていくのが面倒になったからです。1本にまとまれば、荷物がひとつ減ります。最初はそれくらいの理由でした。
割って、削って、火花を出すまで
細めの薪に刃を当てて、背を木の棒で叩くと、刃がぶれずにまっすぐ入っていきます。刃に厚みがあるので、叩いても手元が落ち着いていて、怖さを感じにくいです。
太めの枝を短くしたいときは、グリップエンド側から叩き込むやり方も使っています。刃が厚いぶん、思い切って叩いても不安がありませんでした。
削るときは、刃を寝かせて引くだけで、薄い木くずがくるくると続きます。腕に力を込めなくていいので、焚き付けをたくさん作っても手が疲れにくいと感じました。
そのまま刃の背でファイヤースターターを擦ると、火花がしっかり飛びます。削ったばかりの木くずに火を移すところまで、ナイフを置かずに進められます。僕がこのナイフを手放せないのは、この流れがあるからです。
握り心地と持ち歩き
ハンドルは太めで、グローブをはめたままでも握りがずれにくいです。寒い朝に握っても、金属の冷たさが手のひらに来ないのはありがたいところでした。
シースはベルトに下げて持ち歩いています。左右対称なので、その日の服や荷物に合わせて付ける側を変えられるのも気がラクです。腰に下げるとそれなりに存在感はありますが、焚き火の場ではすぐ手が届く位置にあるほうが便利だと感じました。

料理やこまかい作業にも使える?
調理に使うこと自体は問題ないとされています。ただ、ブレードが厚いモデルなので、スライスのような繊細な作業は苦手です。食材によっては、刃を入れたところでぱっくり割れる場合があります。
僕もキャンプで野菜を薄く切ろうとして、途中で割れてしまいました。刃が食材を押し広げながら進むような感じで、きれいな薄切りには向きません。
腰に下げて歩くと、重さを感じる場面もあります。日本の取扱元のスペック表では、重さは約170g(ナイフのみ)とされています。
料理もしっかりやりたい人は、包丁や薄刃のナイフを別に持っていくほうが気がラクです。そのぶん、薪を割って火を起こす場面では、この厚みとつくりが頼りになります。
コンパニオンやブッシュクラフトとの違い
同じモーラナイフで比べる相手になりそうなのが、コンパニオン (S) とブッシュクラフト サバイバル (S) です。どちらもステンレスの刃を使っています。ガーバーグは刃長約109mm、全長約229mm、刃厚約3.2mmで、柄はポリアミドです。
コンパニオン (S) は、刃長約104mm、全長約219mm、刃厚約2.5mmで、柄はラバー、シースはプラスチックです。重さは約84g(ナイフのみ)、価格は2,420円(税込)。ガーバーグより刃が薄く、持ち物を軽くしたい人は数字を並べて比べてみてください。
ブッシュクラフト サバイバル (S) は、刃長約109mm、刃厚約3.2mmとガーバーグと同じで、全長は約232mm。柄はラバーで、プラスチックのシースとファイヤースターターが付いてきます。重さは約123g(ナイフのみ)、価格は10,890円(税込)です。
使い分けで言うと、ファイヤースターターまで一式そろえて始めたいならブッシュクラフト サバイバル。ブレードをポリマーで覆ったつくりや、左右対称のシースを選びたいならガーバーグです。
焚き火まわりの道具をこれからそろえる人は、焚き火台のおすすめも合わせて見ておくと、当日の段取りが組みやすくなります。
焚き火の支度を1本で通したいなら、ガーバーグのつくりがそのまま役に立ちます。
型番と色、正規品の見分け方
ガーバーグには、ブラックブレード(C)、グランド、サバイバルキット、マルチマウントといった名前違いのモデルもあって、どれもこの記事のスタンダード (S) ステンレスとは別の商品です。注文するときは、商品名を見ておくと安心です。
モーラナイフのガーバーグ、エルドリス、カンスボルのシリーズには、海外のECサイトで模倣品が見つかっています。正規品は、日本の取扱元UPIが運営するオンラインストアと正規販売店で売られているので、そちらから選ぶのが安心です。
この商品は、正当な理由なく持ち歩くことが法令で禁止されています。18歳未満の人は購入しないように、との案内も出ています。使うのに支障のない場所の小さな傷は良品として扱われるので、そこも覚えておいてください。
色のことも少しだけ。ダーラレッドは、モーラナイフを象徴する色として出されたカラーで、2023年にスウェーデンだけで発売され、2024年冬から全世界で買えるようになりました。グリーンも2025年春から全世界での販売が始まっています。どの色も値段は同じなので、色は好みで選んで大丈夫です。
ガーバーグ スタンダードのまとめ
ガーバーグ スタンダードは、約3.2mmの厚い刃とフルタングで薪を割り、スカンジナビアングラインドの刃で木を削り、刃の背で火花を出すところまでを1本でこなせるナイフです。ブレードをポリマーで覆ったつくりで、バレル型のハンドルは握りやすく、シースは左右どちらでも使えます。
薄切りのような細かい料理は苦手なので、そこは別の刃物に任せるのがおすすめです。キャンプ道具全体の組み方はキャンプ道具のそろえ方にまとめています。
焚き火の支度を、持ち替えなしで1本に任せたい人に向いています。
※本記事はプロモーションを含みます

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