ホワイトニングジェルは使える回数で選ぶ。3本を条件別に

歯をみがく男性

歯みがき用のジェルを買おうとして、僕は売り場でも通販でも同じところで止まりました。「どれが濃いのか」が、どこにも書いていないんです。

化粧品なら「◯%配合」と大きく出ている商品もあるのに、この手のジェルは有効成分の名前までは出しても、量は出していない。3本並べても、どれが強いのかは判断できませんでした。それで方針を変えて、比べられるものだけで選ぶことにしたわけです。

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men's house 運営者

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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目次

濃度で選べないなら、「使い切れる回数」で選べば外さない

先に結論です。ホワイトニングジェルは容量と、自分が続けられる期間で選んでください。この2つは誰でも比べられるし、選び方としていちばん外れません。

なぜ濃度で選べないのか。薬用のジェル、つまり医薬部外品は、有効成分の名前をパッケージや公式サイトに出す決まりになっています。ただ、その成分が何%入っているかまでは、多くのメーカーが公開していません。この記事で挙げる3本も、有効成分の名前は全部たどれるのに、配合量はどれも非公開でした。つまり「A社よりB社のほうが濃い」という比較は、買う側には最初から不可能なんです。

ここを認めてしまうと、選び方はむしろ楽になります。比べられない数字を必死に探す時間がなくなるからです。僕は3本ぶんの公式サイトと販売ページを開いて成分の表示を突き合わせた末に、結局どれも同じ結論にたどり着いて、そこでようやく方針を切り替えました。

一方で、容量ははっきりしています。30g、50g、75g、120g。この数字は、そのまま「何日ぶんか」に置き換わります。そして口の中のケアは、一度で結果が出るものではなく、続いた期間のほうが効いてきます。比べられない数字で悩むより、比べられる数字で決めたほうが早い。僕はそう割り切りました。

オーラルケア(1)

1本が何日もつかは、自分で数えるしかない

「1回◯グラム」という数字は、書いてある商品もあれば書いていない商品もあります。しかも、歯ブラシに載せる量は人によってかなり違う。他人の日数をそのまま当てにしても意味がありません。

僕がやったのは単純で、最初の1本を買った日に日付をメモして、無くなった日にもう一度メモする。これだけです。朝と晩の2回使うか、晩だけにするかでも変わるので、自分の使い方での実測を1回取ってしまえば、次からは容量を見るだけで何か月ぶんかが分かります。

この「最初の1本」を、いきなり大容量で始めないほうがいい。合わなかったときに、残りが全部むだになるからです。だから最初は小さい容量、続けられそうなら中くらい、生活に定着したら大容量、という順番を勧めます。

1日に何回使うかを、買う前に決めておく

容量と同じくらい効いてくるのが、1日の回数です。朝と晩の2回にするか、晩だけにするか。これを決めずに買うと、消費のペースが月ごとにぶれて、いつ次を注文すればいいのか分からなくなります。

僕は晩だけに固定しました。理由は続けやすさで、朝は家を出る時間が日によって違うからです。歯みがき自体は朝もしますが、ジェルを使うのは夜だけと決めてしまうと、1本の持ちが読めるようになる。逆に、コーヒーを一日に何杯も飲む人や、外で人と会う仕事の人は、朝を外さないほうがいいと思います。そのぶん減りは早くなるので、最初から容量の大きいほうを選ぶ理由になる。

つまり回数の話は、そのまま容量の話に折り返してきます。1日2回の人が30gを買うと、試用というより一瞬で終わる。1日1回の人が120gを買うと、飽きるまでの時間のほうが先に来る。ここが噛み合っていないと、どの商品を選んでも「合わなかった」という感想になってしまいます。

市販のジェルと、歯科でやるホワイトニングは別の話

順番を間違えないために、ここは先に書いておきます。歯科で行うホワイトニングは、歯科医院が専用の薬剤を使って行う施術です。市販のジェルは、そことはまったく別のカテゴリの商品になります。同じ「ホワイトニング」という言葉が看板にも商品名にも使われているせいで、ここを地続きだと思ったまま買ってしまう人が多い。

薬用のハミガキ類で認められている効能は、たとえば「歯を白くする」「歯垢を除去する」「口臭の防止」「ムシ歯を防ぐ」「タバコのヤニを除去する」といった範囲です。ここでいう「歯を白くする」は、ブラッシングによって表面に付いた着色汚れを落とす、という意味合いのもの。歯そのものの色を変えるという話ではありません。

だから期待の置きどころは、コーヒーやお茶や煙草で付いた汚れのほうにあります。僕の場合、いちばん自覚があったのは前歯の裏側と、歯と歯の境目でした。同じ悩みで、ジェルではなく研磨剤のある歯みがき粉から入るという手もあって、そちらはコーヒーの着色汚れに使える歯磨き粉のレビューにまとめてあります。ジェルと歯みがき粉のどちらから始めるかで迷っているなら、先にそちらを読んだほうが早いかもしれません。

30g:まず1か月ぶんだけ試したい人へ

最初の1本を、できるだけ小さく始めたい人向けの枠です。

チュラコス 薬用ちゅらトゥースホワイトニング 30gは、この3本の中でいちばん容量が小さい医薬部外品。有効成分はポリアスパラギン酸(PAA)、イソプロピルメチルフェノール、アラントインの3つで、公式サイトに名前が出ています。ただし配合量は非公開なので、やはり濃さの比較はできません。ここは他の2本と同じです。

何日ぶんもつかは公式にも書かれていないので、そこは最初の1本で数えて確かめてください。ただ、容量が小さいぶん、合わなかったときの損は小さくて済みます。ジェルというものが自分の生活に乗るのかどうかを試すには、ちょうどいいサイズだと思います。

引っかかる点を正直に書きます。まず、通販限定の商品なので、切らしたときに近所のドラッグストアで買い直せません。次が本題で、同じ商品名の出品が、驚くほど広い値幅で並んでいます。公式の単品価格に対して極端に安いもの、「4個セット」「お徳用3本」といった束、中古と明記されたもの、さらには名前の似た別ブランドまで、検索結果には混ざって出てきます。値段だけで選ぶと、正規の販売元でないところから買ってしまう可能性がある。判断の物差しとして、公式の単品価格は6,908円(税込)、定期便の初回が2,178円(税込)です。単品でこれより大きく安いものが並んでいたら、そこは一度立ち止まったほうがいい。販売元の名前を必ず見てから買ってください。

チュラコス 薬用ちゅらトゥースホワイトニング 30g

チュラコス 薬用ちゅらトゥースホワイトニング 30g

参考価格 7,000円前後

ジェルが自分に合うか分からない人。まず一番小さい容量で、1か月ぶんだけ試したい人

50g:2〜3か月、まず続けてみたい人へ

30gでは短すぎる、けれど120gまでは踏み切れない。いちばん多いのがこの状態だと思います。僕が今使っているのもこの帯です。

リジェンティス 薬用ポリリンジェルWX 50gは、有効成分とその他の成分が区分けして表示されているので、何が入っているかを買う前に確認できます。有効成分はポリリン酸ナトリウム、グリチルリチン酸ジカリウム、塩化セチルピリジニウムの3つ。そのほかにカルボキシメチルセルロースNa、エタノール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ヒドロキシアパタイト、メタリン酸ナトリウム、キシリトールなどが並びます。溶剤にエタノールを使っているので、アルコールの入ったものを避けたい人はここを見てから決めてください。

もうひとつ、この商品には75gの「ビッグボトル」があります。50gで自分の消費ペースをつかんでから、次の1本で大きいほうに移る、という進み方ができる。使える回数を基準に選ぶという、この記事の考え方と相性がいい構成です。

弱いところも書いておきます。単品より2本セットのほうが1本あたりの単価が下がるので、1本だけ買うと割高になります。ただ、最初から2本買うのは「合うかどうか分からない段階で2か月ぶん買う」ことでもあるので、そこは天秤です。それと、ドラッグストアでの取り扱いがほとんどなく、通販が前提になります。検索すると「EX-W 60g」「EXペリオ 60g」「EX-10プラス 60g」といった名前の近い別商品が上位に並ぶので、WXの50gかどうかを商品名で確かめてからカートに入れてください。

リジェンティス 薬用ポリリンジェルWX 50g

リジェンティス 薬用ポリリンジェルWX 50g

参考価格 2,940円前後

本命。30gでは足りず、かといって120gまでは踏み切れない人。まず2〜3か月続けてみる枠

商品向いている人買うときの注意同じシリーズの別容量
チュラコス 薬用ちゅらトゥースホワイトニング 30gジェルが自分に合うか試したい人通販限定・出品の値幅が極端に広いこの容量のみ
リジェンティス 薬用ポリリンジェルWX 50gまず2〜3か月続けたい人名前の近い別商品が検索上位に並ぶ75gのビッグボトル
薬用パールホワイト プロ シャイン PG 120g毎日2回・半年単位で使い切る人抱き合わせセットの出品が多い40g
3本とも医薬部外品で、有効成分の配合量は非公開。容量あたりの単価は大きいボトルのほうが下がる。

120g:半年単位で使い切る前提の人へ

毎日2回、他の商品に浮気せずに使い続けると決めている人向けの枠です。1回あたりの単価という意味では、大きいボトルがいちばん有利になります。ただし有利になるのは、あくまで使い切った場合だけ。途中で別の商品に移ると、残りはそのまま洗面台の肥やしになります。だから僕は、この容量は2本目以降に置くものだと考えています。

美健コーポレーション 薬用パールホワイト プロ シャイン PG 120g。ここで先に注意を書いておきます。この商品は、同じ中身が店によって「プロシャイン プレミアム」と「プロ シャイン PG」の2つの名前で売られています。メーカーの現行の製品一覧に載っているのはPGのほうで、プレミアムという名前で買った人が公式サイトを見に行くと「その名前の商品が無い」となる。判断に迷ったら、JANコード4571451200128で照合するのが確実です。

有効成分は、硝酸カリウム、ポリリン酸ナトリウム、ポリエチレングリコール400、トコフェロール酢酸エステル、イソプロピルメチルフェノールの5種類が公開されています。硝酸カリウムのように、歯がしみるのを防ぐ目的で配合される成分も入っている構成です。配合量が非公開なのは、やはりこの1本も同じ。

もうひとつ正直に書くと、メーカーがこの商品を置いているカテゴリは「歯みがき粉」です。ジェル状ではあるものの、ジェル専用品として作られたものではありません。この記事の3本目としては、ジェルの延長線上にある大容量の選択肢、という位置づけで見てください。

買い方の落とし穴が3つあります。ひとつめは、別商品「プロEXプラス 30ml」との抱き合わせセットの出品が多いこと。単品の公式価格は2,720円(税込)なので、それを大きく超える額が出ていたらセット品を疑ってください。ふたつめは40g版の存在で、パッケージがよく似ています。容量あたりの単価は120gのほうが下がるので、大容量の安さを狙うなら、120gと書いてあるかを見てください。みっつめは、同じ120gでも「PG」が付かない無印の「プロ シャイン」が別に売られていること(2,170円)。硝酸カリウムが入っているのはPGのほうなので、容量だけでなく「PG」の2文字が付いているかまで確かめてください。

美健コーポレーション 薬用パールホワイト プロ シャイン PG 120g

美健コーポレーション 薬用パールホワイト プロ シャイン PG 120g

参考価格 2,800円前後

長く使う上位。毎日2回、家族と分けずに半年単位で使い切る前提の人

オーラルケア(2)

買う前に見る3点

  • 販売元 ── 正規の販売元か、公式が認めている窓口かを確認する
  • 容量 ── 30g・40g・50g・75g・120gのどれかを商品名で確かめる
  • 内容 ── 単品か、セットか、中古かを注文画面の直前でもう一度見る

期待していい範囲と、そうでない範囲

ここまで選び方の話をしてきたので、最後に線引きを書きます。

市販のジェルでできるのは、ブラッシングによって表面の着色汚れを落とす方向の手入れです。歯そのものの色を作り変えるものではないし、歯科で行う施術の代わりになるものでもありません。ここを取り違えたまま毎晩磨くと、1か月たったところで「変わらないじゃないか」となって、たいてい途中でやめます。僕が最初にやりかけたのがそれでした。

逆に、目的が「今より汚れを溜めない」ことなら、この手のジェルは日課に組み込みやすい。歯みがき粉を替えるのと同じ手間で済むからです。口の中のケアを一度に全部やろうとせず、汚れを落とす担当と、においの担当を分けて考えるほうが続きます。

変化を見たいなら、記憶ではなく写真で見る

もうひとつ、続けるうえで役に立った工夫を書いておきます。始める前に、口元の写真を1枚撮っておくことです。

毎日鏡を見ていると、少しずつの違いはまず分かりません。しかも、その日の照明の色や体調で見え方が変わるので、記憶どうしを比べても当てになりませんでした。僕は洗面所の同じ位置に立って、同じ時間帯に、フラッシュを使わずに撮ることにしています。条件をそろえないと写真も当てにならないので、そこだけは決めておいたほうがいい。

これをやっておくと、続けるかやめるかの判断が感覚ではなくなります。1本使い切った時点で見比べて、自分にとって手応えがなければ、そこで大容量に進まずに別の方法を考えればいいだけの話です。判断材料を残さずに漫然と続けるほうが、時間もお金も無駄になります。

磨き方はいつもどおりでいい

使い方も凝る必要はありません。表示された使用量を守って、いつもの歯みがきと同じように磨く。それ以上のことをやろうとして力を入れて磨くと、歯ぐきのほうを痛めます。強く磨いても、落ちる汚れの量が比例して増えるわけではないので。

そして、しみる・痛むといった症状があるなら、市販品でどうにかしようとせず歯科で診てもらってください。これは商品の良し悪しの話ではなく、順番の話です。

口の中まわりで読まれている記事

最後に、この記事で伝えたかったことをもう一度だけ。3本のうちどれが濃いかは、買う側には分かりません。分かるのは容量と、自分が何日で使い切るかだけ。だから最初の1本は小さく買って、日数を数える。そこから先は、選択肢が勝手に絞れていきます。

歯まわりで、同じ見方が使えるもの

※本記事はプロモーションを含みます

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この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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