初めて買うキーボードに、弾く強さで音が変わる鍵盤は要るでしょうか。この記事では「表現力」を軸に見ていきます。僕の答えはイエスです。ヤマハのPSR-E383は強弱が付く61鍵で、左手の伴奏やレッスン機能も入っています。ひとりで鍵盤を始めたい人の最初の1台にすすめられます。
この記事でわかること
- タッチレスポンスで何ができるか
- 伴奏とレッスン機能の中身
- 別に用意が要るもの
- PSR-E283、CT-S400との違い
強弱から練習したい人に、僕がまず挙げる1台です。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
PSR-E383の仕様をざっと
細かい数字は後の節で話すので、ここでは全体の大きさと中身だけ押さえておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | ヤマハ PSR-E383(ポータブルキーボード) |
| 鍵盤 | 61鍵・タッチレスポンス(ソフト、ミディアム、ハード、オフ) |
| 音色・スタイル・内蔵曲 | 650音色・260スタイル・125曲 |
| サイズと重さ | 幅941×高さ105×奥行き317mm・4.4kg(乾電池除く) |
| 発売 | 2024年5月 |
| 価格(税込) | オープン価格(通販では24,704円の掲載あり) |
スピーカーは12cmが2つで、アンプ出力は2.5W+2.5Wです。電源は付属のアダプターPA-130Cで取れるので、届いたその日にコンセントにつないで弾けます。
値段はオープン価格で、メーカーが決めた額はありません。買うときは通販の表示で確かめてください。
PSR-E383でできること
PSR-E383のいいところは、大きく3つです。鍵盤の強弱、左手の伴奏、それからレッスン機能。順に話します。
強く弾けば大きく、弱く弾けば小さく
まずはタッチレスポンスです。鍵盤を強く弾くと大きな音に、弱く弾くと小さく優しい音になります。同じメロディでも、指の力ひとつで聴こえ方が変わるわけです。
設定はソフト、ミディアム、ハード、オフの4つから選べます。
音色には、ヤマハのグランドピアノの音が入っています。同時に鳴らせる音の数(最大同時発音数)は48です。ほかにギターやベース、ドラムの音色も入っていて、スーパーアーティキュレーションライトボイスも12種類あります。
ピアノの練習のつもりで買っても、いろいろな楽器の音で遊べる。強弱が付く鍵盤と650の音色、この2つがPSR-E383の土台だと僕は思っています。
左手ひとつでバンドの伴奏が付く
2つめは伴奏です。260種類あるスタイルから1つ選んで、左手でコードのルート音か和音を押さえます。それだけで、そのコードに合わせたリズムとベース、コードの音が鳴り出します。
ひとりで弾いていても、後ろでバンドが鳴っている感じになるのが楽しいところです。オートコードプレイを使えば、コードを自分で押さえなくてもコード進行を体で覚えられます。
ほかにもハーモニーが26種類、アルペジオが152種類。リバーブとコーラスに加えて、DSPエフェクトも41種類入っています。
3ステップレッスンとソングマスター
3つめはレッスン機能です。3ステップレッスンは、お手本、タイミング、マイペースの3段階で内蔵曲を練習できます。右手だけ、左手だけ、両手と分けて進められるので、いきなり両手で弾けなくても大丈夫です。
ソングマスターはフレーズごとに区切って練習する機能です。リズム&タッチスタディでは、鍵盤を弾くタイミングと強さを練習できます。内蔵曲は125曲で、そのうち10曲がリズム&タッチスタディ用です。テンポは11から280の間で変えられます。
弾いた演奏は本体に5曲まで録音できます(録音トラックは2つ)。自分の演奏を聴き返しながら、どこでつまずいたかを確かめられます。

実際に弾いてみて
夜はスピーカーより、ヘッドホンで
夜遅くに弾こうとしたとき、スピーカーのままだと音量を下げても気をつかいました。結局、夜はヘッドホンをつないで弾いています。
置き場所にも少し悩みました。机に置くと奥行きはおさまるのに、横幅がはみ出します。片手で持ち上げるとそれなりに重さもあるので、弾くたびに出し入れするより、置きっぱなしにできる場所を先に決めておくのが楽でした。
それでも、電池を入れておけばコンセントの無い部屋にも持っていけます。僕もたまに本体を抱えて、リビングで弾くことがあります。
強弱と伴奏で、弾くのが楽しくなる
よかったのは、やっぱり強弱です。同じフレーズを強く弾いたときと弱く弾いたときの違いが、ちゃんと耳で分かります。わざと弱く弾いて、どこまで小さくできるか試すのが地味に楽しいんですよね。
伴奏も気に入っています。左手でコードを押さえるだけでドラムとベースが付いてくるので、簡単な曲でも急にそれらしく聴こえます。ひとりで黙々と練習するより、続けたくなる感じがありました。
ピアノの音ばかりでなく、ギターやベースの音色に切り替えて遊ぶ時間も好きです。同じ曲でも音色を変えるだけで別の曲みたいに聴こえて、つい長く弾いてしまいます。
3ステップレッスンは、最初は右手のお手本を聴くところから始めました。そこからタイミング、マイペースと段階を踏めるので、譜面が苦手な僕でも入りやすかったです。難しいところだけテンポを落として、右手から合わせていくやり方も気に入っています。
ヘッドホンと電池は別売です
PSR-E383の箱には、ヘッドホンが入っていません。夜に弾くつもりなら、ヘッドホンは別に用意が要ります。端子はステレオ標準フォーン端子が1つなので、手持ちのヘッドホンのプラグと合うかを見ておいてください。
ヘッドホンをまだ持っていない人は、ヘッドホンのおすすめも参考にしてみてください。
電池で弾くこともできますが、単3電池6本は別売です。アルカリ乾電池、マンガン乾電池、充電式ニッケル水素電池のどれでも動きます。
スマホなどのスマートデバイスとつなぐときは、USBケーブル(A-Bタイプ)と、そのデバイスに合ったコネクターが別に必要です。本体にはMIDIとオーディオデータに対応したUSB TO HOST端子があり、USBオーディオインターフェース機能も付いています。
もう1つ、一部の内蔵曲は楽譜が載っていません。楽譜を見ながら全部の曲を練習したい人は、ここだけ頭に入れておいてください。
PSR-E383が合う人・合わない人
- 合う:弾く強さで音を変えながら練習したい
- 合う:左手の伴奏に合わせて、ひとりで弾いてみたい
- 合わない:ヘッドホンや電池を別に用意したくない
- 合わない:机の上に横長の本体を置く場所が無い
E283とCT-S400との違い
比べる相手として僕が挙げるのは、同じヤマハの下位機PSR-E283と、カシオのCasiotone CT-S400です。どちらも鍵盤は61鍵で、優劣より何を取るかの違いになります。
PSR-E283は、PSR-E383と同じ2024年5月発売で、値段はこちらもオープン価格です。最大同時発音数は32で、音色は410、スタイルは150、内蔵曲は122曲。録音できる曲数は1曲です。本体は幅940mm、重さ4.0kg(乾電池除く)で、PSR-E383より少しだけ軽くなります。
カシオのCT-S400は、タッチレスポンスが3種類で、最大同時発音数はPSR-E383と同じ48です。音色は600、リズムは200、内蔵曲は160曲で、自動伴奏も付いています。MIDIレコーダーは5曲・6トラック。カシオの発表ではサイズが930×258×84mm、重さは4.5kgとなっていて、PSR-E383の4.4kgとほぼ同じ重さです。
録音のトラック数や内蔵曲の数を取るならCT-S400、音色とスタイルの数を取るならPSR-E383、という分かれ方になります。
型番と付属品の確認
通販で探すと、下位のPSR-E283が同じ検索結果に混ざって出てきます。どちらも61鍵で、型番も1文字違いなので、商品名の型番がPSR-E383になっているかを見てから選んでください。通販の商品ページでは、JANコード4957812696685で出ています。
付属品は、譜面台(譜面板)、電源アダプターPA-130C(またはヤマハ推奨の同等品)、保証書を含む取扱説明書です。電源アダプターは別売のPA-3Cもあります。
サステインペダルにも対応していますが、付属品には入っていません。スタンドやケースも付いてこないので、要る人は別に用意します。純正ではソフトケースのSC-KB630、キーボードスタンドのL-2LとL-2Cがあります。机に置かずに弾きたい人は、スタンドも一緒に考えておくと置き場所に迷いません。
使わないときに電源を切り忘れても、オートパワーオフ機能があります。消費電力は電源アダプターPA-130C使用時で5Wです。
PSR-E383は最初の1台に向くか
弾く強さで音が変わる鍵盤で、左手の伴奏とレッスン機能まで入っている。ひとりで鍵盤を始めたい人の最初の1台として、僕はPSR-E383をすすめます。ヘッドホンと電池は別に用意が要るので、そこだけ先に考えておいてください。
比べた相手のうち、同じヤマハのPSR-E283は録音が1曲までです。弾いた演奏を何曲か残して聴き返したいなら、5曲まで録れるPSR-E383を選んでおくと困りません。
※本記事はプロモーションを含みます

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