玄関のインテリアは3つで足りる。狭くても片づく置き方

木造の吹き抜けと階段

玄関のインテリアは、足すより先に置くものを3つに決めたほうが早く決まります。鍵、靴、鏡。僕はこの3つに絞ったときが、いちばん片づいて見えました。

朝、出る直前に鍵を探す。たたきに靴が出たままで床が見えない。靴を履いてから違和感に気づいて、脱いで部屋に戻る。玄関で起きる面倒はだいたいこの3つで、どれも「その動作をどこでやるか」を決めていないから起きています。しかも玄関は家の中でいちばん面積が小さいぶん、物を1つ足すたびに存在感が勝手に大きくなる。センスの前に、数の話が先に来る場所です。

順に見ていくのは、鍵の定位置、靴の一時置き、鏡の3つ。それぞれに製品を1つずつ挙げます。山崎実業towerのマグネットキーフックと浮かせる伸縮シューズラック、リフェクスのスリム姿見。どれも耐荷重や棚板の厚みに条件があって、測らずに買うと付かないので、その線も一緒に書きます。

このブログを書いている人

men's house 運営者

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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目次

玄関に置くものは、鍵・靴・鏡の3つでいい

玄関のインテリアを考え始めると、話はたいてい足す方向に転がります。ラグを敷いて、スツールを置いて、観葉植物を並べて、壁に小さなアートを掛けて。雑誌やSNSで見る玄関はどれも要素が多くて、あれを全部やらないと格好がつかないような気になってくる。

僕も一度その方向で手を入れて、結局ほとんど戻しました。残ったのは逆の答えで、置くものを3つに絞ったときがいちばん片づいて見えた。鍵の定位置、靴の一時置き、鏡。この3つだけです。

理由ははっきりしていて、玄関は家の中でいちばん面積が小さい場所だから。ごく限られた面積に4つも5つも物を置けば、1つあたりの存在感が勝手に大きくなる。逆に3つしかなければ、そのぶん床とたたきが空きます。空いた面積が、そのまま「広い」という印象になる。玄関に関しては、これがほぼ全部と言っていい。

おしゃれに見せる近道も、結局は置くものを3つに決めることでした。この記事で書くのは、その3つをどこに固定するかだけ。狭い玄関ほどよく効く考え方です。

面積が小さい場所ほど、物の数がそのまま効く

リビングに物が1つ増えても、たいていは気づかれません。面積が広いぶん、1つの物が占める割合が小さいからです。玄関は真逆で、傘立てを1つ足しただけで動線が変わる。靴が2足たたきに出ているだけで、床が見えなくなる。

つまり玄関は、インテリアの腕前より前に物の数で結果が決まる場所。センスの話にする前に、数の話を先に片づけたほうが早い。

3つは「物」ではなく「動作の置き場」

僕が絞った3つは、飾りではありません。それぞれが、玄関で毎日必ず起きる動作を1つずつ引き受けています。

帰ってきて鍵を手放す。今週履く靴を出しておく。出かける前に自分を一度見る。この3つは、置き場所を決めていなくても毎日発生します。決めていない場合は、その動作が家じゅうに散らばるだけ。鍵はテーブルとカバンとポケットを行き来し、靴はたたきに並びっぱなしになり、着替えの確認は部屋に戻ってやり直すことになる。

置くもの引き受ける動作決めていないと起きること
鍵の定位置帰ってすぐ手放す毎朝ポケットとカバンを探すところから始まる
靴の一時置き今週履く靴を外に出すたたきに靴が並び、床が見えなくなる
出かける前に全身を一度見る部屋に戻って着替え直す回数が増える
3つとも仕事は「飾る」ではなく「決める」。場所が決まると、物が増える理由のほうが減る

この表の右の列が、玄関が散らかる原因のほぼ全部です。逆に言えば、左の3つを固定するだけで散らかる理由が消える。順番に見ていきます。

1つめ。鍵の定位置をドアに作る

3つのうち最初に手をつけるべきは、間違いなく鍵です。理由は効果が出るのが早いから。棚を買うわけでも組み立てるわけでもなく、置き場所を1か所決めるだけで、翌朝から変わる

鍵を探す時間は、鍵をなくしているから発生しているわけではありません。置き場所を決めていないから、毎回どこに置いたかを思い出す作業が要る。玄関に定位置があれば、帰った瞬間に手放して、出る瞬間に掴むだけになります。思い出す工程がまるごと消える。

玄関のドアは、たいていスチールでできている

ここで使えるのがドアそのものの面です。日本の集合住宅の玄関ドアは金属製が多く、マグネットが素直に付きます。壁に穴を開けず、ドアの内側に鍵かけを作れる。しかも目線の高さに付けられるので、下を向かずに掛けられます。

僕が使っているのが山崎実業towerのマグネットキーフックで、バーが上下2段になっているタイプ。フックが5個あるので、家の鍵、自転車の鍵、宅配ボックスの鍵くらいまでは一度に掛かります。本体はW15.8×D5.5×H15.8cmで、内寸はW14.8×D5cm。上下のバーの間は6.2cmで、下段に鍵を掛けたまま上段に印鑑を置いても干渉しません。重量は550gと軽く、スチールに粉体塗装、フックとマグネット部はABS樹脂です。

白と黒があり、白はドアの色に馴染ませたいとき、黒は締めたいときに選ぶ。玄関は面積が小さいぶん、色数を増やすと途端にうるさくなるので、ドアの色に寄せるほうが失敗しません。

山崎実業 tower マグネットキーフック2段 タワー

山崎実業 tower マグネットキーフック2段 タワー

参考価格 2,420円前後

2千円台。まず鍵の定位置だけ作りたい人。玄関に置くものを絞る最初の1つ

載せられるのは鍵と印鑑まで

正直に書いておくと、この製品の耐荷重は1kgです。鍵と印鑑くらいまでと考えたほうがいい。「玄関の小物を全部ここに集める」使い方はできません。エコバッグを何枚も掛けたり、マスクの箱を載せたりする用途には向いていない。

もう1つ。マグネットが効くのはスチール面だけです。木製ドアや、石こうボードの壁には磁石が付きません。その場合は付属の木ネジ2本での固定になり、下地か合板がある場所を選ぶ必要が出てきます。買う前に、玄関ドアに磁石を当てて確かめておくのが確実。冷蔵庫に付いているマグネットを1個持って行けば、その場で判断できます。

部屋のインテリア(1)

2つめ。床に物を置かないと、玄関は広く見える

鍵の次に効くのが靴です。ただ、ここで多くの人がやろうとするのが「靴を減らす」で、僕はこれをおすすめしません。減らす作業は重いうえに、減らしたところでたたきに出ている靴が1足でもあれば床は埋まる

見た目に効くのは数ではなく、床に接している面積のほうです。たたきに靴が並んでいる状態と、同じ靴が浮いている状態とでは、床が見える面積がまるで違う。玄関が広く見える・狭く見えるは、ほぼ床の見え方で決まります。

下駄箱の下の余白に、2〜4足ぶんだけ足す

そこで使えるのが、下駄箱の棚板に差し込んで棚下の空間を使うタイプのラックです。山崎実業towerの浮かせる伸縮シューズラックは、棚板を挟み込んで固定し、その下にバーを渡す構造。下駄箱の中でデッドスペースになっている棚下の高さを、そのまま靴1段ぶんに変えてくれます。

サイズは45.5〜80×20.5×15.5cmで、横幅は約46〜80cmの範囲で伸縮します。下駄箱の内寸に合わせて伸ばせるので、幅を測って買う商品というより、測ってから範囲に入るかを見る商品。重量は820gで、六角レンチが付属する組立式です。

ここは正確に書いておきます。載せられるのは大人用の靴で2〜4足。下駄箱をまるごと浮かせて収納量を倍にする、という製品ではありません。今ある棚の1段ぶんの余白に、2〜4足ぶんだけ足す道具です。そのぶん、よく履く数足をたたきから引き上げて床を空ける、という目的にはきれいにはまります。

山崎実業 tower 浮かせる伸縮シューズラック タワー

山崎実業 tower 浮かせる伸縮シューズラック タワー

参考価格 3,520円前後

本命。下駄箱下の余白に、よく履く2〜4足ぶんだけ足したい人

重さと棚板の厚み、条件は2つ

制約も具体的です。総耐荷重は3kgで、バー1本あたりは1.5kg。革靴のように1足で重量のあるものだと、2足で上限に届きうる数字です。メーカー側が想定しているのもサンダルやスリッパ、ヒールのある靴といった軽めのもの。ブーツを何足も載せる使い方は最初から外して考えたほうがいい。

もう1つが下駄箱の棚板の厚み。対応するのは1.5〜2.8cmの範囲で、これより薄くても厚くても差し込めません。棚板が固定されていない可動式の下駄箱だと、そもそも構造的に取り付かないこともあります。買う前に測るのは幅より先に厚み、と覚えておくと無駄がない。

組立式である点も書いておきます。工具は付属するので別途買う必要はありませんが、箱から出してすぐ棚板に差し込めるわけではなく、先に組み立てる時間が要ります。

3つめ。玄関に鏡があると、部屋に戻って着替え直す回数が減る

3つめは鏡です。ここまでの2つが「片づける」ための道具だったのに対し、鏡だけは出かける前の判断のために置きます。

やってみると分かるのですが、部屋の鏡で見る自分と、玄関で靴を履いた状態の自分は別物です。靴まで含めた全身のバランスは、玄関でしか確認できない。玄関に鏡がないと、靴を履いてから違和感に気づき、また靴を脱いで部屋に戻ることになります。この往復が、朝のいちばん惜しい時間を持っていく。

幅30cmは、全身が入る最小に近い

玄関に置く姿見は、大きければいいというものではありません。壁の余白が限られているうえ、大きい鏡は玄関の圧迫感に直結します。リフェクスのスリム姿見ミラーRM-3は30×150cmで、縦に長く、横は絞ってあるという形。玄関の壁の細い部分や、下駄箱の横の隙間に収まりやすい寸法です。

厚みは2cmしかなく、日本製。特筆すべきは重量で、1.4kgしかありません。ガラスの姿見を玄関に置いたことがある人なら分かると思いますが、あの重さは掛けるにも立てかけるにも神経を使う。1.4kgなら、片手で位置を変えられます。

玄関に置く鏡としては、この「軽い」という一点がかなり効きます。掃除のときにどかせる、模様替えで位置を変えられる、地震のときの不安が小さい。動かせる鏡は、置き場所を後から直せるということでもある。

リフェクス(REFEX)スリム姿見ミラー 30×150cm RM-3

リフェクス(REFEX)スリム姿見ミラー 30×150cm RM-3

参考価格 20,570円前後

長く使う上位。出かける前に全身を一度だけ見る場所を、玄関に作りたい人

フィルムミラーという素材を理解しておく

軽さの理由は素材にあります。ガラス鏡ではなく、フィルムミラー。ここは買う前に理解しておいたほうがいいところで、ガラスと同じものを期待して買うと違和感が出ます。素材が違う以上、映り方の質感もガラスと完全に同じにはなりません。全身のシルエットとコーディネートの確認には十分ですが、ガラス鏡の代替品として買う商品ではない、という理解が要る。

もう1つ、幅30cmは細い。全身は映るものの、左右の余裕はほとんどありません。少し離れて全身を眺める、という使い方には向いていない寸法です。玄関で立ち位置がほぼ固定される場所に置くなら問題ないけれど、部屋の真ん中に置いて距離を取って見たい人には物足りない。

フレーム色はシルバー、木目調オーク、木目調メープル、シャンパンゴールドから選べます。同じRM-3でも色ごとに型番の末尾が変わるので、注文時は色まで指定されているかを確認してください。実売価格は店舗によって幅が出るので、複数の店を見てから決めるほうが得をします。

部屋のインテリア(2)

3つを置く順番は、効果が出る速さで決める

3つ全部を一度に揃える必要はありません。むしろ順番に置いたほうが、それぞれの効果が分かります。僕がすすめる順番は、鍵、靴、鏡です。

鍵は工事がいらず、当日から効く。靴は測ってから買うぶん少し時間がかかるけれど、床が空くと見た目が一段変わる。鏡は3つの中でいちばん金額が張るので、前の2つで玄関の形が決まってから足すのが合理的です。先に鏡を買うと、鏡を置く壁が物でふさがっていて置けないという順番の事故が起きます。

置く順番と、その理由

  • 1. 鍵の定位置 — 買ったその日に付く。朝の探し物が消える
  • 2. 靴の一時置き — 床が空くと、面積が変わっていないのに広く見える
  • 3. 鏡 — 前の2つで壁とたたきが空いてから、余った面に置く
  • 逆順で買うと、鏡を置く場所が残っていないという事態になりやすい

買う前に測っておく3か所

この記事で挙げた3つは、どれも測ってから買うタイプの製品です。玄関は規格が家ごとにばらばらなので、ここを飛ばすと返品の手間が発生します。

1つめ、玄関ドアの材質。磁石が付くかどうかを、冷蔵庫のマグネットで確かめる。付かない場合は木ネジでの固定になるので、下地の有無まで見ておきたい。

2つめ、下駄箱の棚板の厚み。1.5〜2.8cmに入っているかどうかが、そのまま取り付けの可否になります。定規を1本持って、実際に棚板の断面を測る。

3つめ、鏡を立てる壁の幅と高さ。30cmの幅と150cmの高さが入る面があるか。ドアの開閉、スイッチの位置、下駄箱の扉が当たらないかまで含めて見ておくと確実です。

この3か所を測るのに5分もかかりません。5分で、買ってから失敗する確率をかなり下げられる。

4つめを足したくなったときの考え方

3つを置いて玄関が片づくと、今度は余白が気になってきます。ここで観葉植物やアートを足したくなるのは自然なことで、僕も同じ順番でそうなりました。

足すこと自体は問題ありません。ただし条件を1つだけ。床に置かないものにすることです。棚の上、壁の面、フックの上。床に接した瞬間に、せっかく空けた面積が減ります。3つを置いた目的が床を空けることだったのに、4つめで床を埋めてしまうと元に戻る。

もう1つの考え方として、玄関に足す前に、家全体で印象が変わるものから順に手をつけるという判断もあります。金額あたりの効きが大きい順に並べたものは買ってよかったメンズアイテム大全のほうに置いてあるので、予算の配分から考えたい人はそちらを見てください。

玄関の次に手を入れるなら

玄関が変わると、朝に判断する回数が減る

玄関を3つに絞ってから、朝に迷う回数が減りました。鍵を探さない、たたきの靴をどかさない、部屋に戻らない。この3つが消えるだけで、出るまでの時間がだいぶ静かになります。

インテリアという言葉から連想する「格好よくする」ことを、玄関ではいったん脇に置いていい。狭い場所では、置くものを決めることがそのまま見た目になる。鍵、靴、鏡。まずは、この3つの場所を決めるところから。玄関はそれで足ります。

部屋づくりで、一緒に考えると早いもの

※本記事はプロモーションを含みます

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この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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