夜、作業を終えた机でヘッドホンをつなぎ、volca fm2のツマミを回すのが僕の息抜きです。机の上にパソコンしか置けない部屋で、FMシンセを1台足したい人に向けて書きます。電池で動いて6音まで重ねられるので、場所を取らずにFMの音作りを始めたい人にすすめます。
この記事でわかること、短くまとめると4つです。
- 6ボイスのFM音源で何ができるか
- 夜の机と外で使ってみた感触
- volca keys・bassとの使い分け
- 初代fmやセット品との見分け方
今の値段は、先にこちらで見られます。
KORG volca fm2 DIGITAL FM SYNTHESIZER(本体のみ)
参考価格 22,000円前後
電池駆動で持ち出せる、6ボイスの小型FMシンセを探している人向け。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
volca fm2の基本情報
細かい話に入る前に、要点だけ表にしておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | KORG(コルグ) |
| 商品名 | volca fm2 DIGITAL FM SYNTHESIZER(型番VOLCA-FM2・本体のみ) |
| 音源 | 6オペレーター・32アルゴリズムのFM音源・発音数6 |
| 電源 | 単3形乾電池×6本(アルカリ/ニッケル水素)またはACアダプターKA350(別売り) |
| 大きさと重さ | 193×115×40mm(ツマミの高さ込み)・360g(電池含まず) |
| 価格(税込) | 22,000円(2026年10月の通販の表示) |
付属品は、シンク・ケーブルとエディット・パラメーター・リストの2つです。電池寿命はアルカリ乾電池で約10時間とされています。
値段は日によって変わることがあるので、ボタンの先で今の額を見てください。
KORG volca fm2 DIGITAL FM SYNTHESIZER(本体のみ)
参考価格 22,000円前後
電池駆動で持ち出せる、6ボイスの小型FMシンセを探している人向け。
volca fm2でできること
推したいところは、音の数、DX7の音色が使えること、シーケンサーの3つです。
volca fm2は6ボイスで和音もベースも重ねられる
発音数は6。初代volca fmの3ボイスから倍に増えました。シーケンスやアルペジオのコードに最大6ボイスを使えるので、メロディーとハーモニーとベースを1台で鳴らしても音が足りなくなりにくいです。
ボイス・モードはPoly・Mono・Unisonの3つから選べます。エフェクトはコーラスとリバーブを積んでいて、それぞれ別々にかかり具合を調整できます。
アルペジエーターは、Rise・Fall・Randomが3種類ずつで全部で9タイプ。外部のMIDIキーボードをつなぐとベロシティにも反応するので、弾く強さで表情をつけられます。
エディットとコントロールの項目には、LFO(Rate、P.Depth)やアルゴリズムの切り替え、Transpose、Octave、Arp(Type、Div)、Chorus Level、Reverb Levelも用意されています。
DX7の音色ファイルを取り込める
音源は6オペレーター・32アルゴリズムのFM音源です。FM音源を広めたヤマハ社のDX7のサウンド・エンジンを再現していて、DX7の音色フォーマットであるSYS-EX/SYXファイルを取り込めます。DX7の音色データを手元に持っているなら、取り込んでこの小さな本体で使えます。
本体に入れておけるプログラムは64。
音作りの入口になるのは、MODULATORとCARRIERの2つのノブです。どちらにも複数のパラメーターがあらかじめ割り当てられていて、回すだけでFMらしい音の変化を作れます。もっと深く触りたくなったら、メニューから全部のパラメーターを1つずつエディットできます。そのときの手引きになるのが、付属のパラメーター・リスト・カードです。
予測できない音を出すプログラム・ランダマイザーも載っています。パソコンでじっくり編集したいときに使えるのが、インストール不要で無料のSynthmataオンライン・エディターです。
16ステップのシーケンサーで、ループを組んで外ともつなぐ
シーケンサーは16ステップで、パターンは16個まで本体に保存できます。タッチ・パネル鍵盤で弾いたフレーズを、そのまま記録できるつくりです。
ツマミの動きを記録するモーション・シーケンス、途中のステップを飛ばすアクティブ・ステップも入っています。ワープ・アクティブ・ステップは、16ステップ未満のパターンを16ステップと同じ長さに補正して再生する機能です。ほかのvolcaと同期させて鳴らせば、ステップのタイミングをあえてずらした変則的なリズムを作れます。パターン・チェーンでつなげられるのは最大16個のパターンで、長さにすると256ステップまでです。メトロノームも付いています。
接続はMIDI IN・OUTとシンク・イン・アウト。MIDI端子はφ3.5mmのステレオミニホンジャックなので、MIDI DIN変換器(タイプA)が別に必要です。MIDI INはノート、コントロール・チェンジ、MIDIクロックを受けるので、DAWとも同期できます。
2台のvolca fmをシンク接続すれば、音色のプログラムやシーケンスのデータを相手に書き出すこともできます。

夜の机と持ち出しで使ってみて
僕がvolca fm2を触るのは、たいてい夜です。机を片づけてからヘッドホンを挿して、電源を入れます。休みの日の昼間は、電池を入れてソファやベランダに持ち出すこともあります。
MODULATORとCARRIERだけで、音の表情がかなり変わる
使い始めのころは、メニューの奥には入らず、MODULATORとCARRIERの2つのノブばかり回していました。それだけでも、硬い音からやわらかい音まで思っていた以上に表情が変わります。FMは難しいという先入観があったぶん、最初の印象はかなり気楽でした。
リバーブを少しだけ足して、ヘッドホンで聴くのも好きな時間です。音が部屋の外まで広がっていくような感じがして、夜の静かな机にちょうど合います。
慣れてきてからは、付属のカードを横に置いて、メニューから細かいパラメーターも触るようになりました。数値を1つずつ追う作業なので、ここは時間に余裕のある夜のほうが落ち着いて進められます。
アイデアが出ない夜は、ランダマイザーを押して、出てきた音をきっかけにすることもあります。そのまま使える音ばかりではありません。それでも、手が止まったときの助けにはなってくれました。
電池を入れて、机の外へ持ち出す
単3形の電池を入れておけば、コンセントの位置を気にせずに持ち歩けます。手に持つと、思っていたより軽く感じました。
内蔵スピーカーがあるので、ソファでちょっと鳴らすだけならヘッドホンも要りません。ただ、音の細かいところを詰めるときは、結局ヘッドホンに戻ります。スピーカーは、思いついたフレーズをすぐ鳴らして確かめる用と割り切っています。
シーケンサーに短いループを打ち込んで鳴らしっぱなしにし、ツマミを回して音を少しずつ変えていくのが、僕のよくやる遊び方です。
合わなかったのは、タッチ・パネル鍵盤で速いフレーズを弾く場面でした。指で押す面が小さく、僕には思いどおりに弾くのが難しく感じます。シーケンサーのパートは1つなので、1台で曲全体を組むより、ほかの機材と並べて1パートを任せる使い方に落ち着きました。
volca keysやbassとの違い
同じvolcaシリーズで迷いやすいのが、volca keysとvolca bassです。
volca keysは、27キーのアナログ・リード・シンセ。シンプルな3音のアナログ・シンセサイザーです。fm2はデジタルのFM音源で6音なので、音の作り方も重ねられる数も違います。アナログの音でリードを弾く1台がほしい人にはkeys、FMの音で和音まで重ねたい人にはfm2が合います。
volca bassは、名前のとおりアナログ・ベース・シンセ。コルグは「圧倒的存在感のアナログ・ベース・サウンド」とうたっています。ベースの音をアナログで鳴らしたいときに候補になるのは、こちらです。
タッチ・パネルではなく、ちゃんとした鍵盤で弾きたい気持ちが強いなら、電子ピアノのおすすめから探すほうが近いかもしれません。夜にヘッドホンで鳴らす使い方なら、ヘッドホンのおすすめも合わせてどうぞ。
FMの音で和音まで重ねられて、DX7の音色ファイルも取り込める。この2つに惹かれたなら、keysやbassではなくfm2のほうが合います。
初代fmやセット品との見分け方
volca fm2は、初代のvolca fmとは別の機種です。初代は3ボイス、fm2は6ボイス。名前がほぼ同じなので、商品名に「fm2」か型番のVOLCA-FM2が入っているかを見てください。
通販では、本体だけのものと、ACアダプターKA350が付いたセットが別々に出ています。この記事で書いているのは本体だけのほうです。本体にACアダプターは付かないので、電源は単3形乾電池6本か、別売りのKA350です。
電池で持ち出す使い方が中心なら、本体だけで足ります。机に置いたまま鳴らす時間が長いなら、セットを選ぶか、KA350を一緒に頼んでおくと、電池の減りを気にしなくて済むはずです。
本体のソフトは、volca fm2 System Updaterとして2022年12月にv1.1、2023年7月にv1.12が出ています。
volca fm2をすすめたい人
volca fm2は、6オペレーター・32アルゴリズムのFM音源を、持ち出せるコンパクトな本体に収めたシンセです。6音まで重ねられて、DX7の音色ファイルも読み込めます。MIDIでつなぐなら変換器を、家で長く鳴らすならACアダプターを、注文のときに一緒に考えておくと困りません。
机に鍵盤を置く場所がなくても、FMの音作りを夜の楽しみにしたい人に向く1台です。
KORG volca fm2 DIGITAL FM SYNTHESIZER(本体のみ)
参考価格 22,000円前後
電池駆動で持ち出せる、6ボイスの小型FMシンセを探している人向け。
※本記事はプロモーションを含みます

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