ニキビパッチは、赤くふくらんだところをゲル状のシートで覆って、そこに指が届かないようにするための道具です。夜のあいだ無意識にさわってしまう人ほど、翌朝の見え方が変わったと感じやすいところでした。
ですから見るところは、1枚あたりいくらかと、ハイドロコロイドかマイクロニードルかの2つで足ります。「どれがいちばん効くのか」という並べ方をやめてこの2軸に切り替えると、8つの候補は迷わず並び替わりました。
今回そろえた8種は、内容量が6パッチから240枚まで開いていました。1枚あたりに直すと6.2円から230円まで差があり、袋に書かれた総額だけを見て安い高いを決めると、かなり損をします。ここがこの分野のいちばん厄介なところでした。
私は極度の脂性肌で、ニキビとは10年以上の付き合いです。いろいろ試したうえでたどり着いたのは、貼って覆えるか、触らずに一晩やり過ごせるか、その2つだけを見るというやり方でした。そこで選ぶようになってから、買って後悔することがほとんどなくなりました。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
赤くふくらんだところを覆って、指を遠ざけるのが役目です
ニキビパッチの主役は、ハイドロコロイドと呼ばれるゲル状の素材です。気になるところにぺたりと貼ると、そこだけ薄い膜がかかった状態になります。上から指を当てても直接は触れませんので、無意識にいじってしまう癖のある人ほど、この物理的なガードが効いてきました。
見た目の面でも助かります。半透明のものなら貼ったまま人と会えますし、白いタイプでも夜のあいだだけと割り切れば気になりません。コンシーラーを重ねる前のワンクッションとして挟むと、指でよれを直す回数がぐっと減りました。
もうひとつがマイクロニードルタイプです。パッチの面に微細な突起が並んでいて、そこに練り込まれた美容成分を肌の表面から届ける設計になっています。うるおいや凹凸まで一緒にととのえたいときの、ここぞの1枚として持っておくと使いどころがありました。

今回そろえた8種を並べると、6種がハイドロコロイド、2種がマイクロニードルでした。毎日いくつも貼る消耗品として買うのか、大事な予定の前夜に1枚だけ使うのか。 ここを先に決めておくだけで、8つの候補はすぐ半分に絞れました。
そして、どちらを選ぶにしても効いてくるのが1枚あたりの値段です。触らずに済ませるという役目は、貼り続けてはじめて意味を持ちます。惜しんで貼らない日ができてしまうと、そこで途切れてしまいました。
1枚あたりに直すと、順番が入れ替わります
袋の値段は590円から2,456円まで並びますが、入っている枚数がまるで違います。240枚入りと6パッチ入りを同じ土俵で比べても意味がないので、価格を枚数で割った額をそのまま出しました。
| 商品名 | 1枚あたり | タイプと使いどころ |
|---|---|---|
| メディヒール エイゼロショット | 6.2円(240枚で1,490円前後) | ハイドロコロイド/毎日たっぷり貼る |
| G9SKIN OK CICAクリアパッチ | 14.4円(108枚で1,560円前後) | ハイドロコロイド/12mmと10mmを貼り分け |
| VT PRO CICA CLEAR SPOT PATCH | 18.3円(48粒で880円前後) | ハイドロコロイド/まず1袋だけ試す |
| COSRX アクネ ピンプル マスターパッチ | 24.6円(24枚で590円前後) | ハイドロコロイド/7・10・12mmの3サイズ |
| バンドエイド 顔用パッチ | 47.9円(16枚で766円前後) | ハイドロコロイド/極薄・日中も貼れる |
| マイティパッチ オリジナル | 68.2円(36枚で2,456円前後) | ハイドロコロイド/夜に6〜8時間 |
| イニスフリー レチノールシカアンプルフォーカシングパッチ | 155.6円(9パッチで1,400円前後) | マイクロニードル/凹凸のスペシャルケア |
| ACROPASS エイシーケアNE | 230円(6パッチで1,380円前後) | マイクロニードル/勝負の前夜に1枚 |
1枚6.2円のものと1枚230円のものが、同じ「ニキビパッチ」という名前で同じ棚に並んでいます。しかも高いほうが上位互換というわけではなく、後述するとおり作りがそもそも違いました。表を見て「安い順に買えばいい」と結論を出さないでください。
ハイドロコロイドとマイクロニードルは、そもそも別のものです
8種のうち6種がハイドロコロイド、2種がマイクロニードルでした。この2つは名前が並んで売られているだけで、中身の考え方がまったく違います。
ハイドロコロイドは、ゲル状の素材でぺたりと覆うタイプです。上から貼って、そこに指が届かないようにするのが主な役割になります。夜のあいだ無意識にさわってしまう人ほど、この物理的なガードがありがたく感じられました。1枚あたりが安いものが多いので、気になるところに毎日いくつも貼るという使い方に向いています。
マイクロニードルは、パッチの面に微細な突起が並んでいて、そこに配合された成分を肌の表面から届ける設計です。今回のACROPASS エイシーケアNEは、商品ページの全成分にヒアルロン酸Na、ナイアシンアミド、マデカッソシドといった名前が並んでいました。うるおいを抱えこむ成分と、肌あれをととのえる成分がひとつのパッチに乗っている形になります。
使い分けの目安はごく単純でした。触ってしまうのを止めたいならハイドロコロイド、成分を届けるという別の軸を足したいならマイクロニードル。この2つを同じ表で単価比較しても、判断材料にはなりません。単価が高いから良いのではなく、やろうとしていることが違うだけでした。硬さのあるふくらみを潰したくなってしまう人は、固いニキビを潰さないほうがいい理由のほうも先に読んでおくと、貼る意味が腑に落ちると思います。
毎日いくつも貼るなら、1枚20円を切る3つ
顔のあちこちに貼りたいときや、家族で分け合いたいときもあります。そういう使い方をすると、1枚あたり50円に近いものはあっという間に減っていきました。1枚20円未満のものを常備しておくと、惜しまずに貼れるようになりました。
メディヒールのエイゼロショットは、20パッチ入りのシートが4枚で1箱、それが3箱まとめて届く構成です。合計240枚で1,490円前後ですから、1枚あたり6.2円という計算になります。ここまで安いと、貼るかどうかを迷う時間そのものが減りました。製造国は韓国です。
毎日のように使う前提なら、この単価の安さは他に代えがききません。まとめ買いの一本目としてどうぞ。
G9SKINのOK CICAクリアパッチは、36枚入りが3個で合計108枚、1,560円前後です。1枚あたり14.4円で、こちらも十分に安い部類でした。特徴は12mmが18枚と10mmが18枚という2サイズ構成で、貼る場所に合わせて選べるところにあります。鼻の脇のような狭い場所に大きいものを貼ると端が浮くので、サイズが分かれている意味は思ったより大きいです。
サイズを選びながら遠慮なく使いたい人には、この構成がいちばん合っていました。
OK CICAクリアパッチ(G9SKIN共同開発)
参考価格 1,560円前後
12mm/10mmのサイズ違いが混在した3個セット。ニキビの大きさによって貼り分けたい人向け
VTのPRO CICA CLEAR SPOT PATCHは、48粒入りで880円前後、1枚あたり18.3円です。商品名にCICAと付いたシリーズで、韓国コスメの棚では見かける機会の多い定番でした。シカ、つまりツボクサエキスを配合していますので、ふくらみを覆いながら、その周りのごわつきや赤みまで落ち着かせたい人に向いています。3個セットまではいらないものの、安く数は確保しておきたい。そんなときにちょうどいい容量でした。
まずは1袋だけ試して、自分の肌に貼りっぱなしにできるかを確かめたい方に向いています。
PRO CICA CLEAR SPOT PATCH
参考価格 880円前後
シカ(ツボクサエキス)配合の韓国コスメ定番シリーズ。ニキビと同時に肌荒れも落ち着かせたい人向け
サイズ違いと国内流通、選び分けたいのはここです
安さの次に効いてくるのが、サイズがそろっているかと、どこから届くかという点でした。この2つは使い勝手に直結します。
COSRXのアクネ ピンプル マスターパッチは、24枚入りで590円前後、1枚あたり24.6円です。7mm、10mm、12mmの3サイズが1袋に混ざっているので、大きさに合わせて貼り分けられます。生産国は韓国で、個人輸入という扱いになります。少ない枚数で3サイズを試せるので、自分がどのサイズをいちばん使うのかを見きわめる目的にちょうど合いました。
サイズの当たりをつける最初の1袋として、ここから入るのが遠回りに見えていちばん早いです。

バンドエイドの顔用パッチは、16枚入りで766円前後、1枚あたり47.9円になります。販売名は「スポットケアパッチ」です。商品ページには極薄のハイドロコロイド素材と完全防水であることが明記されていました。薄いぶん段差が出にくく、洗顔や汗で剥がれにくいという2点がそろっていますので、仕事や学校で日中も貼っておきたい人にはここがいちばん現実的です。国内のドラッグストアで流通している正規品なので、在庫が安定していて欲しいときに買える点も地味に助かります。
単価は韓国コスメ系より高いのですが、明日すぐ使いたいときに手に入るという価値は、数字に出にくいところで効いてきます。
Hero Cosmeticsのマイティパッチ オリジナルは、36枚入りで2,456円前後、1枚あたり68.2円でした。直径約12mmの1サイズ構成で、商品ページには主成分として「医療グレード・ハイドロコロイドゲル」と書かれています。米国発の定番ブランドで、日本の棚でも名前を見かける機会が増えました。白い不透明タイプなので、人と会わない夜のあいだにしっかり覆っておきたい人に向いています。
そのうえで、6〜8時間ほど貼りっぱなしにする夜の使い方を想定するなら、1サイズで枚数の多いこの構成は素直に扱いやすいです。
マイティパッチ オリジナル(The Original Hydrocolloid Patch)
参考価格 2,456円前後
米国発の定番ブランド。白い不透明タイプで、就寝中など6〜8時間貼りっぱなしにしたい人向け
マイクロニードルは枚数で選ばない。ここぞの2つ
残る2種はマイクロニードルで、1枚あたり155.6円と230円という別の価格帯にいます。毎日の消耗品として買うと財布がもちませんので、ここぞという日に使うものとして考えてください。
ACROPASSのエイシーケアNEは、1箱6パッチで1,380円前後、1枚あたり230円です。全成分にヒアルロン酸Na、ナイアシンアミド、マデカッソシドなどが表示されており、原産国は韓国でした。うるおいを抱える成分と、肌あれをととのえる成分が同じパッチに乗っていますので、覆うだけでは物足りない夜に1枚使うという買い方が合っています。
大事な予定の前夜に1枚だけ使う、という買い方なら6パッチでも十分に足ります。
エイシーケアNE
参考価格 1,380円前後
貼って保護するだけでなく、微細なニードル状の美容成分(ヒアルロン酸Na・ナイアシンアミド・マデカッソシド等)を届けるタイプ。跡や乾燥も同時にケアしたい人向け
イニスフリーのレチノールシカアンプルフォーカシングパッチは、1枚に9パッチが付いて1,400円前後、1枚あたり155.6円です。商品名のとおりレチノールとシカを軸にした設計で、韓国からの発送になります。ざらつきや凹凸が気になるところへピンポイントに置くスペシャルケアの枠として持っておくと、使いどころに困りません。跡の色味そのものが気になっている方は、ニキビ跡の化粧水を跡の色で選ぶ話のほうが先かもしれません。
枚数は少ないですが、そもそも毎晩使うものではありませんでした。
レチノールシカアンプルフォーカシングパッチ
参考価格 1,400円前後
レチノール+シカ成分配合のマイクロニードルタイプ。ニキビ跡や肌の凹凸が気になる人向けのスペシャルケア枠
日中に貼るか、夜だけかで、見るところが変わります
サイズと厚みと透明度。この3つは、そのパッチを昼間に使えるかどうかを決めます。ところが、ここは商品ページからいちばん読み取りにくいところでもありました。
サイズについては、今回の8種のうち数値が公表されていたのは3点だけです。COSRXが7mm、10mm、12mmの3サイズ、G9SKINが12mmと10mmの2サイズ、マイティパッチが直径約12mmの1サイズという内訳でした。残りの5点は枚数の表記だけで、寸法が見当たりません。ですから、サイズを基準に選びたいならこの3点から入るのが確実です。
厚みは、バンドエイドの顔用パッチが「極薄」と明記していた以外に、はっきりした記述を見つけられませんでした。透明度にいたっては、今回の8種すべてで公表値がありません。写真の見た目で判断するしかないのが実情です。
だからこそ、日中も貼るつもりなら国内で買えるものを1袋試して、実物の見え方を自分の目で確かめてから量を買うほうが早いです。私はここで一度失敗して、大容量セットを持て余しました。どうしても隠しきれないときは、メンズ用コンシーラーで隠す方法と併用するほうが現実的です。
貼るときに助かった小さなコツ
- 洗顔後、水分が残っているうちに貼ると端から浮きます。しっかり乾かしてから貼ってください
- 化粧水や乳液の油分が残った上に貼ると、同じように浮きます。パッチを貼る場所だけ後回しにする段取りが楽です
- 大きすぎるサイズを選ぶと端が擦れて剥がれます。少し小さめのほうが最後まで留まりました
- 剥がすときは端からゆっくり。爪を立てて一気に取ると肌をひっぱります
ここは正直に言っておきます
良いところばかり書いても選べませんので、引っかかりやすい点を並べます。
まず、今回の8種のうちCOSRX、メディヒール、イニスフリーの3点は個人輸入という扱いです。購入者が輸入者になる形なので、注文から到着まで日数がかかることがあります。今夜使いたいという状況には向いていません。国内流通で確実に手に入るのはバンドエイドの顔用パッチでした。
次に、マイティパッチ オリジナルは1枚あたり68.2円と、今回のハイドロコロイド6種のなかでいちばん高くつきます。しかも白い不透明タイプですから、日中に貼って外を歩くとそれなりに目立ちました。夜専用と割り切れる人向けだと考えてください。
3つめは容量の話です。G9SKINは3個セット、メディヒールは3箱セットが前提の販売単位でした。少しだけ試したい人にとっては、枚数が多すぎます。逆にACROPASSとイニスフリーは6パッチと9パッチしかありませんので、広い範囲や日常使いには足りません。
最後にもうひとつ。8種のうち6種は韓国製で、国内ブランドのような知名度はありません。周囲で使っている人が少ないぶん、合うかどうかは自分で確かめるしかありませんでした。ここを面倒だと感じるなら、最初の1袋は国内流通のものにしておくのが無難です。
数週間ひかないときは、皮膚科という選択肢があります
パッチが得意なのは、覆って隠すことと、指を近づけさせないことです。範囲が広い、痛みが強い、何週間たっても状態が変わらない、同じ場所で何度も繰り返す。こういう場面まで市販のパッチで押し切ろうとすると、時間だけが過ぎていきます。気になる段階で皮膚科に相談するほうが、結局は近道でした。
毎日の生活のなかで触ってしまう回数を減らしていくのが、パッチの持ち場です。皮膚科のケアと並べて使うと、どちらの役目もはっきりして無理がありませんでした。
あわせて読んでおくと選びやすくなります
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- ニキビを冷やす場面とやり方夜のケアを組み立て直したいとき
買う順番をもう一度だけ整理します
1枚あたりの単価と、ハイドロコロイドかマイクロニードルかという2つで並べ直すと、8つの候補はきれいに役割が分かれました。比べるべきは効きめの強さではなく、1枚あたりいくらで、どのサイズがあって、いつ手元に届くかという3点です。
最後にもう一度だけ振り分けておきます。毎日たっぷり使うならメディヒールかG9SKIN、まず1袋だけならVT、サイズを見きわめたいならCOSRX、日中も貼るならバンドエイド、夜にじっくり覆うならマイティパッチです。うるおいや凹凸まで一緒に整えたい夜がある人だけ、ACROPASSかイニスフリーを1箱そえてください。迷ったらメディヒールの240枚から始めるのがいちばん失敗しません。
※本記事はプロモーションを含みます

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