家でカラオケをやろうと思ってプロジェクターを調べると、「カラオケ対応」という言葉があちこちに出てきます。ところが、その言葉が指している中身は製品ごとにばらばらでした。歌詞を映すだけのもの、専用のマイクまで用意されているもの、マイクは自分で探してくださいというもの。ここを混ぜたまま注文すると、届いてから困ります。
いちばん多いつまずきが、マイクだけを先に買ってしまうケースです。この記事に出てくる純正マイクは2種類ありますが、どちらも対応する機種が決まっています。Aladdin Mic2はAladdin Xシリーズの本体に、エプソンのELPKM01はEF-71とEF-72に対応する製品です。手持ちのプロジェクターが対応表に載っていなければ、箱を開けても投影も音声出力もできません。
そこでこの記事では、本体3台と純正マイク2種を、対応する組み合わせのまま並べました。アラジンならX2 PlusとMic2、エプソンならEF-71とELPKM01。この2つの組み合わせが、家カラオケの軸になります。5点目のAnker Nebula Capsule 3 Laserは純正マイクを持たないぶん、別の強みで並んでいる1台です。
価格は12,800円前後から138,000円前後まで開きます。マイクだけなら1万円台、本体まで含めると10万円を超える買い物になるので、順番を間違えないところから始めてください。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
家カラオケは「本体」と「マイク」の組み合わせで決まります
最初に全体像を並べます。下の表は、このあとの見出しと同じ順番です。上の2点がアラジンの組み合わせ、続く2点がエプソンの組み合わせ、最後の1点が単独で成り立つ本体になります。
| 品名 | 役割と組み合わせ | 実売の目安 |
|---|---|---|
| Aladdin X2 Plus | プロジェクター本体/純正マイクAladdin Mic2に対応 | 109,800円前後 |
| Aladdin Mic2 | 純正マイク2本/Aladdin Xの本体が別に必要 | 12,800円前後 |
| エプソン dreamio EF-71 | プロジェクター本体/純正マイクELPKM01に対応 | 138,000円前後 |
| エプソン ELPKM01 | 純正マイク2本とドングル/EF-71・EF-72に対応 | 17,600円前後 |
| Anker Nebula Capsule 3 Laser | プロジェクター本体/純正のカラオケマイクは設定なし | 85,000円前後 |

スピーカーの話も先に片づけておきます。この5点のうち、スピーカーを内蔵しているのはAladdin X2 Plus・エプソンEF-71・Anker Nebula Capsule 3 Laserの3点です。残るAladdin Mic2とELPKM01はマイクなので、音は本体側のスピーカーから出ます。マイク単体では音が鳴らないという当たり前の話ですが、通販の商品ページだけ見ていると意外と見落とします。
つまり、選ぶ順番は本体が先です。本体を決めてから、その本体に対応する純正マイクを足す。この順番なら、対応表と実際に買うものがずれません。
アラジンの組み合わせ:X2 Plus と Mic2
天井から映せる Aladdin X2 Plus
Aladdin X2 Plusは、プロジェクターとシーリングライトが一体になった製品です。型番はPA2P22U02DJです。天井の引掛シーリングに直付けするので、台も置き場所も配線もいりません。部屋を片づけずに始められる点が、この形のいちばんの取り柄です。
投影は単板DLP方式で、明るさは900ANSIルーメン、解像度はフルHDの1080pです。音はハーマンカードン製の8W+8Wスピーカーを内蔵していて、Dolbyオーディオにも対応します。OSはAndroid 9.0で、Wi-Fi6とBluetooth5.0を備えました。
カラオケまわりでは、公式ページで『歌っちゃ王』のカラオケ機能と、純正マイクAladdin Mic2への導線が確認できます。マイクを別に用意する前提の製品ではなく、はじめから歌う使い方を想定して作られた本体です。
弱点も書いておきます。質量は4.9kgあり、設置できるのは引掛シーリングのある天井だけです。賃貸で照明が直付けタイプの部屋だと、そもそも取り付けられません。調光機能付きの壁スイッチにも対応しないので、購入前に自宅のスイッチを見ておいてください。
天井に付けたまま、映画も歌も同じ部屋で済ませたい人に向いた1台です。
挿すだけで歌える純正マイク Aladdin Mic2
Aladdin Mic2は、Aladdin X本体のための純正ワイヤレスマイクです。型番はW303Mで、ダイナミックマイクが2本セットになっています。指向性は超単一指向性、周波数特性は40Hzから15KHz、バッテリーは3.7V/2000mAhでUSB Type-C充電に対応しました。
公式サイトのモデル別対応表では、Aladdin X2 Plusに対して全項目が対応と示されています。マイク機能、ボイスエフェクトの切り替え、おうちカラオケの起動、曲目の切り替え、音声アシスタント。ここまで本体側の操作をマイクから触れるのは、純正ならではの作りです。X2 PlusのほかにX2 Light、Marca、popIn Aladdin 2・2 Plus・SEなども対応機種として挙げられています。
純正マイクは、マイク機能の切り替え、ボイスエフェクト、おうちカラオケの起動、曲目の切り替えを本体側から操作できます。汎用のBluetoothマイクにはこの連携がありません。ここが1万円台を払う理由になります。
裏を返せば、Aladdin Xの本体が無いと何もできません。単体では投影も音声出力もしない専用アクセサリーです。手持ちのプロジェクターに挿して使うといった転用はできないので、必ず本体とセットで考えてください。
すでにアラジンを使っていて、カラオケだけ足したい人には、これ以外の選択肢がありません。
エプソンの組み合わせ:EF-71 と ELPKM01
Google TVとBoseを積んだ エプソン dreamio EF-71
エプソンのdreamio EF-71は、純正カラオケマイクELPKM01に対応する現行機です。方式は3LCDで、0.62型ワイドポリシリコンTFT液晶に3原色LED光源を組み合わせています。解像度は1920×1080のフルHD、明るさは700ルーメンです。
Google TV機能を搭載しているので、YouTubeのカラオケ音源をそのまま映せます。音を出すのはSound by Boseのスピーカーです。自動台形補正と障害物回避にも対応していて、置いた場所に合わせて勝手に整えてくれます。質量は約4kgでした。
明るさの数字については、単位に注意してください。EF-71は700ルーメン、Aladdin X2 Plusは900ANSIルーメンという表記で、そもそも測り方が違います。単純な引き算では比べられないものの、公表値としてはEF-71のほうが小さい数字です。カーテンをしっかり閉めた部屋で使うほうが、実力が出ます。
そしてこの5点で最も高いのがEF-71でした。実売の目安は138,000円前後で、2番目に高いAladdin X2 Plusの109,800円前後より3万円ほど上に立ちます。エプソン公式のニュースリリースでは参考価格144,899円と案内されていました。1台で映画もカラオケもまかなう前提なら、この金額をどう見るかが分かれ目になります。
対応機種が公式に決まっている エプソン ELPKM01
ELPKM01は、エプソン純正のワイヤレスカラオケマイクです。マイク2本とドングルの構成で、価格は17,600円前後でした。楽天のec-currentでもヤマダ電機でも17,600円、ヨドバシとビックカメラの希望小売価格も同じ金額で並んでいました。値引き合戦になっていない、素直な純正品の値付けです。
対応機種は、エプソンの公式ニュース(2025年10月8日)でEF-71とEF-72が挙げられています。ここが大事なところで、同じエプソンのプロジェクターでも、対応表に載っていない旧機種では使えません。家に古いdreamioがあるからマイクだけ買い足そう、という買い方はできない仕組みです。
逆に言えば、EF-71かEF-72を買う予定があるなら、このマイクは同時に検討していい製品です。本体側でカラオケ機能が設計されているので、汎用マイクを探して相性を試す時間がまるごと省けます。
マイク単体で先に買うのだけは避けてください。対応する本体が家に無い状態では、ただの箱です。
純正マイクを持たないぶん身軽な Anker Nebula Capsule 3 Laser
5点目は毛色が変わります。Anker Nebula Capsule 3 Laserは缶コーヒーほどのサイズのモバイルプロジェクターで、型番はD2426N12。Google TVを搭載し、レーザー光源でフルHDの1080pを投影します。明るさは300ANSIルーメンです。
スピーカーは8Wのドライバーを内蔵していて、Dolby Digital Plusに対応しました。自動台形補正も入っているので、置いた向きを気にせず投げられます。天井にも壁にも映せるため、友人の家に持ち込む、旅行先の部屋で広げる、といった使い方が現実的にできる1台です。
ただし、専用のカラオケマイクは用意されていません。歌うなら市販のBluetoothマイクや外部スピーカーを自分で組み合わせる前提になります。純正の組み合わせが決まっているアラジンやエプソンと比べると、この点は手間がかかります。
連続使用時間はフル充電で約2.5時間です。映画1本なら足りますが、宴会の後半まで電源なしで押し切るのは難しいでしょう。コンセントの位置は先に確認しておいてください。
価格は実売85,000円前後で、本体3台のなかでは最も手が届きやすい水準にあります。持ち運びを優先する人、カラオケは月に何度かでいい人には、この身軽さが効いてくるはずです。組み合わせるスピーカーはBluetoothスピーカーのおすすめから選ぶと、音量の不足を埋められます。
そろえる前に知っておきたい、5点の弱いところ
いいところだけ並べても部屋には置けません。ここは弱点も正直に書きます。
Aladdin X2 Plusは4.9kgあり、引掛シーリングのある天井にしか付きません。調光機能付きの壁スイッチにも非対応です。EF-71は138,000円前後という価格が最大のハードルで、天井に据え付けたい場合はフロアスタンドなどの別売りオプションが要ります。Capsule 3 Laserは純正マイクが無く、連続使用が約2.5時間で止まります。
マイク2種に共通する制約は、単体では成立しないという一点です。Aladdin Mic2はAladdin Xの本体が、ELPKM01はEF-71かEF-72が手元にないと動きません。セールでマイクだけ安くなっていても、本体を持っていないなら見送ってください。
明るさの表記が製品によって違う点も、比較を難しくしています。ANSIルーメンで表記されている2台のうちでは、Aladdin X2 Plusの900がCapsule 3 Laserの300を上回りました。EF-71の700ルーメンは別の基準なので、同じ土俵には載せられません。カタログの数字だけで決めず、部屋をどこまで暗くできるかを先に考えるほうが確実です。
注文する前に確かめる3つ
- 家の天井は引掛シーリングか、それとも直付けか
- 買おうとしているマイクは、手元の本体の対応表に載っているか
- 歌う時間ぶんの電源は、置き場所の近くにあるか
予算と使う場所から、組み合わせを決めます
価格の幅は12,800円前後から138,000円前後までありました。最も高いのがEF-71の138,000円前後、最も安いのがAladdin Mic2の12,800円前後です。本体3台に絞れば、EF-71、Aladdin X2 Plus、Capsule 3 Laserの順に下がります。
天井から映して部屋を広く使いたいなら、Aladdin X2 PlusとMic2の組み合わせが素直です。合計で12万円台になりますが、置き場所を1つも取られません。映画の画質と音にもこだわりたいなら、EF-71とELPKM01で15万円台。金額は上がるものの、Google TVとBose製スピーカーの組み合わせは日常の使用時間が長くなります。
持ち出す予定があるならCapsule 3 Laserです。マイクは別に探すことになりますが、本体が85,000円前後で収まるぶん、その差額をマイクとスピーカーに回せます。

据え置きで使うなら、テレビまわりとの位置関係も先に考えておくと後悔しません。配置の考え方はテレビまわりのインテリアが参考になります。持ち運びを重視する人はモバイルプロジェクターのおすすめも合わせて見てください。
本体を先に決めてから、マイクを足してください
家カラオケの買い物で失敗する原因は、ほとんどが順番です。マイクの値段だけを見て先にカゴへ入れると、対応する本体が無くて使えません。純正マイクはあくまで本体の付属品として設計されています。
だから決める順番は、本体、次にマイク、最後にスピーカーやスタンドという流れになります。天井に付けたいならアラジン、映画の質を取るならエプソン、持ち歩くならAnker。この3択で本体を決めてしまえば、マイクは自動的に1つに絞られます。
もうひとつ、部屋の暗さも先に確かめてください。カーテンの遮光性が低い部屋では、どの機種を選んでも昼間の投影はつらくなります。夜に歌う前提なら問題ありませんが、昼から集まる予定があるなら、遮光カーテンの費用も一緒に見ておくほうが安全です。
プロジェクターまわりで次に読むなら
- モバイルプロジェクターのおすすめ持ち運べる機種を比べたい人へ
- Bluetoothスピーカーのおすすめ音量が足りないと感じたら
- テレビまわりのインテリア据え置きで使うときの配置に
※本記事はプロモーションを含みます

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