望遠カメラおすすめ5点|レンズ交換なしの3台と交換レンズ2本

大きな望遠レンズのカメラで撮影する男性

子どもの徒競走、遠くのステージ、電線にとまった鳥。スマートフォンで撮ると、どれも小さすぎて誰なのか分かりません。もっと寄りたい、と思ったところが望遠カメラの入口です。

ただ、入口の先で道が二つに分かれます。レンズと本体が一体になったカメラを1台買うか、いま持っているカメラ本体に望遠レンズを足すか。この記事では前者を3台、後者を2本えらびました。

ここだけは先に書いておきます。後半の交換レンズ2本は、レンズだけの商品です。カメラ本体を別に用意しないと、1枚も撮れません。しかも本体とレンズをつなぐ規格(マウント)が合わないと、物理的に取り付けられません。ニコンZの本体にキヤノンRFのレンズは付きませんし、逆も同じです。手元にカメラがない人は、レンズ交換のいらない3台のほうから読んでください。

もうひとつ、倍率の読み方をそろえておきます。この記事に出てくる倍率はすべて光学ズーム、つまりレンズが実際に動いて届く範囲の数字にしました。カタログにはデジタル領域の倍率も併記されますが、そちらは画像を切り出して引き伸ばす処理なので、画質は落ちます。混ぜて比べると選び方を間違えるので、分けて書きました。

このブログを書いている人

men's house 運営者

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

プロフィールを見る ▶ YOUTUBE

目次

5点がどこに立っているか

先に全体像を置きます。上の3台がレンズ一体型、下の2本が交換レンズです。以降の見出しも、この表と同じ順に進みます。

商品光学ズームで届く範囲実売の目安
キヤノン PowerShot SX740 HS(一体型)光学40倍・24-960mm相当97,000円前後
パナソニック LUMIX DC-FZ85D-K(一体型)光学60倍・20-1200mm相当65,000円前後
ニコン COOLPIX P1100(一体型)光学125倍・24-3000mm相当135,000円前後
ニコン NIKKOR Z DX 50-250mm VR(レンズ)光学5倍・75-375mm相当41,000円前後
キヤノン RF100-400mm F5.6-8 IS USM(レンズ)光学4倍・100-400mm106,000円前後
焦点距離は35mm判に換算した数字です。下の2本はカメラ本体が別に必要です

金額は楽天とYahoo!ショッピングの複数店で確認した中心の価格なので、店によって上下します。表の倍率はどれも光学域だけの数字にそろえました。

レンズ交換なしで望遠まで届く3台

ここからの3台は、箱を開けてバッテリーを入れれば、その日から撮れます。レンズを買い足す必要はありませんし、マウントを気にする場面もありません。そのかわり、レンズを外して別のものに替える自由はないという作りでした。1台で完結させたい人には、むしろこちらが向いています。

キヤノン PowerShot SX740 HS|上着のポケットに入る光学40倍

3台のうち、いちばん小さいのがこれです。質量は約299gで、これはバッテリーとメモリーカードを入れた状態の数字、本体だけなら約275gと公式仕様に出ています。35mmフィルム換算で24mmから960mm、光学40倍まで届きます。ポケットに入る大きさで960mm相当まで伸びるカメラは、そう多くありません。

手ブレ補正は350mm時で3.5段という数字が公式に示されています。光学40倍の先はプログレッシブファインズームという仕組みで約80倍相当まで伸ばせますが、こちらはデジタル領域なので、光学域と同じようには写りません。

実売の中心は97,000円前後でした。2018年に出たモデルですが、コンパクトデジタルカメラ全体の品薄で、実売価格は発売時より上がっています。旅行や運動会に手ぶらで持っていきたい人、カメラバッグをこれ以上増やしたくない人に向く1台です。

軽さと倍率の釣り合いから入るなら、まずここを見てください。

キヤノン PowerShot SX740 HS

キヤノン PowerShot SX740 HS

参考価格 97,000円前後

運動会や旅行に手ぶらで持っていきたい人

パナソニック LUMIX DC-FZ85D-K|広角20mmから望遠1200mmまで1台で

望遠だけでなく、広いほうも1台で済ませたい人にはこの機種が効きます。35mm判換算で20mmから1200mm、光学60倍です。望遠端の1200mm相当はSX740 HSより上ですが、それ以上に効いてくるのが広角側の20mm相当のほう。狭い室内や建物の全景など、これ以上下がれない場所で助かります。

質量は本体約596g、バッテリーとメモリーカードを入れて約640gです。SX740 HSの約299gと比べると倍以上あるので、ポケットには入りません。実売は65,000円前後で、一体型3台のなかではいちばん安い値段でした。

レンズ交換はできない作りなので、この1台の守備範囲がそのまま撮れる範囲になります。広角から望遠まで任せきりにしたい人、荷物を増やしたくない人向けです。

1台で全部やりたいなら、この機種の範囲を見てから決めましょう。

パナソニック LUMIX DC-FZ85D-K

パナソニック LUMIX DC-FZ85D-K

参考価格 65,000円前後

1台で広角も望遠も済ませたい人

ニコン COOLPIX P1100|光学125倍という別の桁

5点のなかで倍率が飛び抜けているのがこの1台です。35mm判換算で24mmから3000mm相当、光学125倍まで伸びます。1200mm相当のLUMIX DC-FZ85D-Kと比べても2倍以上の望遠端で、月や野鳥、離陸していく飛行機を狙う人が選ぶ範囲に入りました。

電子ズームは最大4倍まで別にあり、公式仕様には35mm判換算で約12000mm相当という数字も載っています。ただし電子ズーム域は画像を引き伸ばす処理なので、光学域と同じようには写りません。手ブレ補正はレンズシフト方式で、中央4.0段という数字が公式仕様に出ています。質量は約1410gと5点で最も重く、3000mm相当まで伸ばすと手持ちでは構図を止めづらくなります。三脚や手すりに載せる前提で考えたほうが、この倍率は生きるはずです。

実売は135,000円前後で、5点の上限にあたります。撮りたいものが月や鳥にはっきり決まっている人なら、倍率がそのまま結果に返ってきます。

望遠端の数字だけで選んでいい珍しい1台です。

ニコン COOLPIX P1100

ニコン COOLPIX P1100

参考価格 135,000円前後

月・野鳥・飛行機を撮りたい人

カメラ本体に足す交換レンズ2本

ここから先の2本は、レンズだけの商品です。箱を開けてもカメラ本体がなければ、1枚も撮れません。そして本体とレンズをつなぐマウントという規格が合わないと、そもそも取り付けられません。

ニコンZマウントのレンズはニコンZの本体に、キヤノンRFマウントのレンズはキヤノンRFの本体に付きます。メーカーが違えば付きませんし、同じメーカーでもマウントが違えば付きません。自分のカメラのマウントが何かを確かめてから、この2本を見てください。

ニコン NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR|Zマウント(DX)に足す一番安い望遠

5点でいちばん安いのがこのレンズで、実売は41,000円前後です。焦点距離は50-250mm、DXフォーマットに載せると35mm判換算で75-375mm相当の画角になります。APS-Cサイズ相当(DXフォーマット)の撮像素子を積んだカメラに向けた設計なので、フルサイズ(FX)のZ本体に装着するとDXクロップ撮影になり、使える画素数が減りました。

手ブレ補正VRはCIPA規格準拠で5.0段、質量は約405gです。望遠ズームとしては軽い部類に入り、Zの本体をすでに持っている人が最初に足す1本として据わりのいい価格帯でした。光学ズームは5倍、250mmまで。これ以上の望遠が要るならデジタルズームに頼ることになり、画質は落ちます。

Zマウントの本体があって、望遠側だけが足りていない人は、この1本から検討してください。

ニコン NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR

ニコン NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR

参考価格 41,000円前後

ニコンZの本体を持っていて望遠だけ足したい人

キヤノン RF100-400mm F5.6-8 IS USM|400mmまで約635g

こちらはキヤノンRFマウント用で、フルサイズに対応します。RFはフルサイズがネイティブなので、100-400mmという表記がそのまま35mm判換算の画角です。質量は約635gです。400mmまで伸びる望遠ズームとしては軽く、5点で唯一のフルサイズ対応の望遠レンズになります。

手ブレ補正はレンズ単体で中央4.0段です。EOS R5と組み合わせてボディ協調制御が働くと最大6.0段、EOS Rでは5.5段という数字が公式に出ています。弱点は開放F値です。F5.6-8と暗めなので、夕方の運動場や体育館のような暗い場所ではシャッタースピードを確保しにくくなります。

実売は106,000円前後です。楽天とYahoo!ショッピングの一部店舗では並行輸入品として扱われているので、保証の条件は店舗ごとに確かめてください。

RFの本体で望遠を本気で撮りたい人が、最初に検討する1本です。

キヤノン RF100-400mm F5.6-8 IS USM

キヤノン RF100-400mm F5.6-8 IS USM

参考価格 106,000円前後

キヤノンRFの本体を持っていて本気で撮りたい人

光学ズームと電子ズームは別のものとして読む

カタログの倍率は、二種類が並んで書かれています。片方が光学ズームで、レンズそのものが動いて像を大きくする仕組みでした。もう片方がデジタルズーム、機種によっては電子ズームという呼び名です。後者は写った画像の一部を切り出して引き伸ばすので、倍率を上げるほど画質は落ちます。

この記事の表と各節の倍率を光学だけにそろえたのは、そのためでした。今回の5点でいうと、SX740 HSのプログレッシブファインズーム約80倍相当と、COOLPIX P1100の電子ズーム最大4倍がデジタル側にあたります。交換レンズ2本にはデジタルズームがなく、光学の数字がそのまま上限です。

倍率を見る順番

  • まず光学ズームの倍率と、35mm判に換算した焦点距離だけを並べて比べます
  • デジタルズーム・電子ズームの倍率は、光学の倍率と足し合わせないでください
  • 換算焦点距離が同じなら、倍率の書き方が違っても届く範囲は同じです

買う前に引っかかるところを先に

良いところだけでは選べないので、ここからは弱点です。

  • PowerShot SX740 HSは光学40倍までで、そこから先はデジタル領域になります。2018年発売のモデルで、実売価格は発売時より上がっています。
  • LUMIX DC-FZ85D-Kはレンズ交換ができません。本体約596gとSX740 HSより大きいので、持ち歩きやすさは一段落ちます。
  • COOLPIX P1100は約1410gと重く、望遠端では手ブレ補正があっても構図を止めづらくなります。
  • NIKKOR Z DX 50-250mmはDXフォーマット専用のレンズ。フルサイズのZ本体に付けるとDXクロップ撮影になり、使える画素数が減ります。カメラ本体は別売です。
  • RF100-400mmは開放F5.6-8と暗く、こちらもカメラ本体が別に必要でした。並行輸入品として扱う店舗もあるので、保証の条件は買う前に確かめてください。

もうひとつ、5点に共通する話です。望遠になるほど手ブレも大きく写るので、どの機種でも三脚や手すりに載せるだけで写りが安定します。補正段数の数字は、あくまで手持ちでどこまで粘れるかの目安と考えてください。

5点をどう振り分けるか

結局のところ、いま何を持っているかで答えが変わる話でした。ニコンZの本体があるならNIKKOR Z DX 50-250mm、キヤノンRFの本体があるならRF100-400mmで、本体を買い直す必要はありません。マウントさえ合っていれば、望遠だけを足せます。

カメラを持っていない人、あるいは1台で完結させたい人は一体型の3台から選びます。軽さならPowerShot SX740 HS、広角も欲しいならLUMIX DC-FZ85D-K、倍率を突き詰めるならCOOLPIX P1100という並び方です。どれもマウントを気にせず、届いた日から使えます。動きの速い被写体を近くから撮りたい場面が多いなら、アクションカメラのおすすめのほうが合うこともあります。

あわせて読みたい

※本記事はプロモーションを含みます

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

コメント

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次