こめかみに一本見つけて抜くのをやめた朝から、色をどうするか悩みますよね。結論から言うと、先に決めるべきは色ではなく、一度で染めるか、風呂のついでに足していくかです。1剤2剤を混ぜるタイプは一度で白い部分が周りの髪と同じ濃さに寄り、カラートリートメントは少しずつ色を補います。仕組みの違いと自分に合う1点の選び方が、この記事でわかります。
この記事でわかること
- 一度で染めるか風呂のついでに足すかの決め方
- 混ぜて使うタイプと足していくタイプの違い
- 6点それぞれの向き不向き
- 自分に合う1点への絞り方
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
一度で入れるか、風呂のついでに足すか。先に決めるのはここです
混ぜて使うタイプは、1剤と2剤を合わせたときに始まる反応で色を作ります。髪の内部まで色が入るため、1回の使用で白い部分が周りの髪と同じ濃さに寄ります。今回の6点でいえば、サロンドプロの泡タイプ、ルシードの乳液タイプ、メンズビゲンのクリームタイプがこちらです。明日の朝までに何とかしたい、という切迫した状況で頼りになるのはこの3つでした。
もう一方が、利尻のカラートリートメント、スカルプDのカラーコンディショナー、サロンドプロのヘアマニキュアの3点になります。こちらは髪の表面に色をのせて、洗うたびに落ちるぶんを補い直していく使い方が前提です。ですから「1回でどこまで」ではなく、「何回で自分の落としどころに届くか」という見方に切り替えてください。混ぜる作業がないぶん、続けるハードルはぐっと低くなります。
どちらが優れているという話ではありません。手間と仕上がりの速さを取るか、日常の延長で少しずつ進めるかという、性格の違いです。週末にまとめて時間を取れる人と、風呂のついでにしか動けない人とでは、続くものが変わってきます。髪と頭皮の扱い全体を先に整えたい方は、メンズヘアケアの完全ガイドのほうに髪質別の基本をまとめました。

| タイプ | 色の入り方と手間 | 該当する商品と価格 |
|---|---|---|
| 混ぜて使う染毛タイプ | 1回で染まる。1剤と2剤を混ぜて使う | サロンドプロ泡(988円前後)/ルシード(2,534円前後)/メンズビゲン(630円前後) |
| 風呂で使うトリートメント・コンディショナー | 使うたびに色がのる。混ぜる手間がない | 利尻(2,280円前後)/スカルプD(2,343円前後) |
| 表面をコーティングするヘアマニキュア | 髪の表面に色をのせる。内側は触らない | サロンドプロ マニキュア3箱(2,756円前後) |
一度で色を入れたい人が見る、混ぜて使う3点
時間を取れる日にまとめて済ませたいなら、こちらの3点から選ぶ形になります。混ぜたその日のうちに、こめかみや生え際の白い部分が周りとなじむ濃さまで入りました。ただし1剤と2剤を混ぜる以上、手や浴室が汚れやすく、においやかぶれのリスクはトリートメントタイプより高くなります。使う前のパッチテストは、面倒でも省かないでください。
メンズビゲン スピーディーIIN:630円前後という入口の低さ
40gの1剤と40gの2剤を混ぜて使う、ドラッグストア定番のクリームタイプ。630円前後という価格なので、白髪染めそのものを試したことがない人でも踏み出しやすいでしょう。試すハードルがここまで下がるのかと、価格を見たときは少し驚きました。色は自然な黒色の1色で、迷わず周りの髪となじませたい人にはこれで足ります。
クリームタイプの弱点は後処理のほう。液がゆるくないぶん狙った場所には置きやすいのですが、手や洗面台に付くと落とすのに手間がかかります。作業用の手袋と、汚れてよいタオルを先に用意しておくと違ってきました。
まず一度、自分の髪がどのくらい色を受けるのかを確かめたいと思ったとき、これ以上ためらいの少ない金額はそう多くありません。
メンズビゲン スピーディーIIN 自然な黒色 40g+40g
参考価格 630円前後
1剤と2剤を混ぜるクリームタイプの定番です。630円前後なので、白髪染めそのものを初めて試す人の1本目に向いています。
サロンドプロ 泡のヘアカラーEX メンズスピーディ:放置5分という短さ
1剤40g・2剤40gの泡タイプで、価格は988円前後でした。商品ページには「ニオイのない泡タイプの白髪用ヘアカラー」「放置5分でムラなくきちんと染めます」と書かれています。ワンプッシュで出る泡を髪になじませる形なので、クリームのように塗り分ける必要がありません。においが出にくいという点も、家族と暮らしている人には効いてきます。
この5分という数字が効いてくるのは、平日の夜です。置き時間が長いタイプだと、その間ずっと風呂場で待つことになります。短ければ、シャンプーの前後にそのまま組み込めるのは正直ありがたい仕様でした。生え際だけを直したい日にも取り回しが利きます。
泡は広がりやすい反面、量の加減がつかみにくい面もありました。最初は少なめに出して、足りなければ足す順番のほうが失敗しません。
サロンドプロ 泡のヘアカラーEX メンズスピーディ(白髪用)7 ナチュラルブラック 1剤40g・2剤40g
参考価格 988円前後
ワンプッシュで出る泡を、放置5分でなじませるタイプです。平日の夜に短時間で済ませたい人に向いています。
ルシード デザインヘアカラー クールアッシュ:黒に戻さない選択肢
3セットで2,534円前後の乳液タイプです。商品ページには「黒髪も白髪も明るく均一にキレイに染まる」と記載されていました。今回の6点で、黒以外の色味を正面から選べるのはこの一点です。
クールアッシュという色名のとおり、狙いは真っ黒に戻すことではありません。白い部分だけが浮かないところまで持っていきつつ、全体の印象は明るいまま残す方向です。真っ黒に染めると顔まわりだけ不自然に濃くなる、という違和感を避けたい人に向きます。
ただし混ぜて使うタイプである以上、地肌が弱い人にとっては刺激の強い部類に入ります。トリートメントタイプと比べればなおさらなので、パッチテストの結果を見てから決めてください。
ルシード デザインヘアカラー クールアッシュ 白髪染め メンズ(3セット)
参考価格 2,534円前後
乳液タイプで髪全体に塗りやすく、黒だけでなくアッシュ系の色味に振れます。真っ黒に戻したくない人向けです。
風呂のついでに、少しずつ色を足していく3点
ここから先の3点は、重ねるほど落ちついた濃さに近づいていくタイプです。1週間ほど続けて色を作り、そのあとは落ちたぶんを足していく進み方になります。この前提を持って使うかどうかで、満足度がまるで変わってきました。
代わりに得られるのは、混ぜる作業が要らないことと、風呂の流れに組み込めることです。放置時間の管理も、2剤混合ほど神経を使いません。
利尻 ヘアカラートリートメント:200gを風呂の中で使い切る
200g入りで2,280円前後という値付けでした。日本製のカラートリートメントで、風呂で髪に塗って置いてから流すという、いちばん手数の少ない手順で色が足せます。白い部分にじわじわ色がのっていく形ですので、明日いきなり変えなくていい人と相性がいいです。
使い方は単純で、髪に塗って置いてから流すだけ。混ぜる手間も、余った液を捨てる気まずさもありません。そのかわり色は1回では決まらず、数日かけて濃くなっていきます。週末に予定が控えている人は、そこから逆算して始めてください。
トリートメントタイプの代表格として、まずここから試す人が多い一本。想定していた単価帯の下寄りに収まるので、続けやすさの面でも入口になりました。
利尻 ヘアカラートリートメント(白髪用)200g
参考価格 2,280円前後
風呂で塗って流すだけのカラートリートメントです。混ぜる作業を避けて、少しずつ色を足していきたい人に向いています。
スカルプD ヘアカラー コンディショナー:頭皮のほうを気にする人へ
2,343円前後のカラーコンディショナーで、日本製です。こちらも使うたびに色を足していくタイプになります。メンズ向けの頭皮ケアで知られるブランドが出していますので、地肌の当たりを気にしてきた人にとっては、そこがそのまま選ぶ理由になるはずです。
コンディショナーという形をとっている以上、単発で使うものではありません。毎日の洗髪にそのまま組み込んで、色と地肌のケアを一度に進める設計です。急いで濃く入れたい人よりも、白髪を目立たせないまま日々を回したい人に向いています。
頭皮のかゆみやフケが気になっていて、そちらを先に片付けたい場合は、原因で選び分ける頭皮のかゆみ向けシャンプーの話が先です。色の話は、地肌が落ち着いてからのほうが続きます。
スカルプD ヘアカラー コンディショナー 男性用
参考価格 2,343円前後
毎日の洗髪に組み込めるカラーコンディショナーです。頭皮ケアで知られるメンズ専用ブランドで、地肌の当たりを気にする人向けです。
サロンドプロ EX メンズヘアマニキュア:表面に色をのせる3箱セット
3箱セットで2,756円前後です。毛髪の表面に色をコーティングするヘアマニキュアで、髪の内側で反応を起こすタイプとは仕組みが違います。混ぜる作業がいらないぶん、思い立った日にそのまま取りかかれるのが持ち味でした。
表面に色を置く作りのため、シャンプーのたびに少しずつ色が落ちます。裏を返せば、色味が思っていたのと違ったときに引き返しやすいという利点でもありました。髪の内部に反応を起こす方式を避けたい人にとっては、この仕組みそのものが選ぶ理由になります。
3回分がまとまっているので、1回あたりの負担は抑えられました。色はナチュラルブラックの1色構成です。

サロンドプロ EX メンズヘアマニキュア 7 ナチュラルブラック(3箱セット)
参考価格 2,756円前後
毛髪の表面に色をコーティングするヘアマニキュアです。髪の内側で反応を起こす方式を避けたい人向けの3箱セットです。
この6点でも解けない不満を、先に書いておきます
まず、どれを選んでも白髪そのものが無くなることはありません。染毛も着色も、いま生えている毛の色を扱う話であって、これから生える毛の色を変えるものではないからです。1か月もすれば根元から元の色が出てきますし、そこは道具を替えても同じでした。
次に、色の入り方は髪質でばらつきます。同じ商品でも、硬い髪と柔らかい髪、量の多い頭と少ない頭では結果が変わりました。商品ページの仕上がり見本は目安であって、約束ではありません。1箱で全体をまかなえるかどうかも、髪の長さと量しだいです。
そして、地肌が弱い人にとって混ぜて使うタイプは無理をしてよい相手ではありません。かゆみや赤みが出たなら、そこで止めて皮膚科に相談してください。トリートメントやマニキュアに切り替えるという逃げ道もありますが、それでも合わないことはあります。生え際の薄さのほうが気になってきた場合は、色を足すより薄毛が気になりだした人の髪型の側から組み立て直すほうが早いこともあるはずです。
染める日に先回りしておくこと
- パッチテストを使用の48時間前に済ませる。前回平気だったから今回も平気、とは限りません
- 首まわりにタオルを巻き、洗面台の縁を古タオルで覆う。色は乾く前なら落とせます
- 生え際とこめかみから塗り始める。目立つ場所ほど置き時間を長く取れます
- トリートメントとマニキュアは1週間ほど続けてから判断する。1回目の結果だけで決めないでください
結局どれを買えばいいか、最後に振り分けます
棚の前で迷う時間の多くは、実は色で迷っているのではなく、仕組みの違うものを同じ土俵で比べているせいでした。1回で染めたいなら混ぜて使う3点、混ぜる作業を避けて日常の延長で色を足したいなら風呂で使う3点、と先に振り分けてください。この分岐を通してしまえば、残るのは色名と価格の比較だけになります。
そのうえで最初の一つを選ぶなら、630円前後のメンズビゲンか、988円前後のサロンドプロ泡タイプです。どちらも失敗したときの痛みが小さく、自分の髪がどのくらい色を受けるのかを知る一回として使えます。真っ黒に戻したくないと感じたらルシードのクールアッシュ、混ぜる作業そのものが面倒だと思ったら利尻のトリートメントへ移ってください。地肌を気づかいながら続けたいならスカルプD、内側で反応を起こしたくないならサロンドプロのマニキュアです。迷ったままなら、まずは988円前後の泡タイプを1箱そろえてみてください。
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