手のひらに載せたShure MV88 USB-Cは、思っていたよりずっと軽く感じました。重さは40 gで、スマホのUSB-C端子にそのまま挿して使うステレオマイクロホンです。僕は短い動画や声を録るときに使っています。スマホ1台で、録る音だけを良くしたい人にすすめたいマイクでした。
この記事でわかること
- 4つの収音パターンと5つのプリセット
- 部屋の声と外の音を録った使い心地
- 厚いケースと合わせるときの注意
- MV88+ ビデオキット・MoveMic 88+との違い
身軽に録りたいなら、先に値段を見てみてください。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
MV88 USB-Cの基本情報

Shureのステレオマイクロホンで、スマホやパソコンのUSB-C端子に直接挿して使います。振動子はコンデンサー。Future Innovations Best of CES 2026を受賞したマイクでもあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Shure |
| 商品名 | MV88 USB-C ステレオマイクロホン(MV88-USBC) |
| 重さ | 40 g |
| 振動子 | コンデンサー |
| 価格(税込) | 2026年11月時点で約26,000円 |
| 発売時期 | 2026年2月(国内) |
箱に入っているのは、マイク本体とフォームウインドスクリーン、保護キャリングケースの3つです。別売りのアクセサリーには、AMV88-WSフォームウインドスクリーンと、Rycote社製ウインドジャマーのAMV88-FURがあります。
音の数字では、周波数特性が20 Hz–20 kHz、感度は-32.75 dBFS/Pa。最大音圧は120 dB SPLで、これは最小ゲインかつフラットモードのときの値です。
MV88 USB-Cでできること
スマホに挿すだけのマイクですが、挿したあとに選べることがたくさんあります。録る場面に合わせて、音の拾い方と仕上がりの両方を変えられるマイクです。
4つの収音パターン
収音パターンは、ステレオ、モノカーディオイド、モノ双指向性、ミッドサイドの4種類です。さまざまな場面で使い分けられるように、これだけ用意されています。
ステレオは、60度から135度まで幅を調整できます。同じステレオでも、広く録るか狭く録るかをその場で決められるわけです。マイクを買い足さずに録り方を変えられるのは、荷物を減らしたい人にはありがたいところでしょう。
5つのプリセットとアプリでの調整
プリセットは、スピーチ、歌唱、フラット、アコースティック、ラウドの5つ。プリセットの中身は自由にカスタマイズでき、選んだらすぐに録音を始められます。
もっと詰めたいときは、Shure MOTIVアプリの出番です。マイクゲイン、コンプレッサー、5バンドEQ、ハイパスフィルターなどを手で調整できます。スマホで使うのはMOTIV Video & Audio、パソコンで使うのはMOTIV Mix。スマホでもパソコンでも、同じShureのアプリで音を整えられます。
オートレベルとリアルタイム・デノイザー
オートレベルモードは、マイクのゲインをリアルタイムでコントロールする機能です。声が急に大きくなったり小さくなったりしても、録音のレベルを安定させてくれます。録ったあとで音が割れていた、小さすぎて聞こえなかった、という失敗を減らしたい人に向く機能です。
リアルタイム・デノイザーは、バックグラウンドノイズを取り除く機能です。録りたい声が、まわりの不要な音に邪魔されにくくなります。
MV88 USB-Cを使ってみて

使い始めるときは、先にスマホへMOTIVアプリを入れておき、挿したらプリセットを選んでから録り始めるのが僕のやり方です。5つのプリセットは名前で中身の見当がつくので、録るものに近いものを選べば迷いません。細かい調整は、録り終えて聞き返してからで十分でした。
最初のうちは、同じ文章をプリセットだけ替えて何度か録り比べました。同じ声でも聞こえ方が変わるので、自分の声に合うものを探すのが楽しかったです。
部屋で話す声を録る
よく使うのは、自分の部屋でスマホに向かって話す動画です。モノカーディオイドにして、プリセットはスピーチ。挿したままスマホを手に持っていても、マイクの重さはほとんど気になりませんでした。
話しているうちに声が大きくなる場面でも、オートレベルに任せておけば録音のレベルが暴れません。聞き返したときに、途中だけ音が割れているということもありませんでした。デノイザーを入れると、エアコンの低い音が気になりにくくなった印象です。内蔵マイクで録っていたころより声が聞き取りやすく、聞き返すのが楽しくなりました。
Macにつないで、MOTIV Mixでゲインを少しずつ詰めたこともあります。スマホと同じマイクをそのまま挿せるので、つなぎ替えに手間取ることはありませんでした。
外の音をステレオで録る
散歩のついでに、公園や川沿いの音を録ることもあります。このときはステレオにして、幅を広めに取ります。聞き返すと、左右に音が広がって、その場に立っている感じが戻ってきました。
広すぎると感じたら、その場で幅を狭めて録り直します。付属のフォームウインドスクリーンを付け、使わないときは保護キャリングケースに入れて、かばんのポケットに放り込んでいます。軽いので、持ち出すのがおっくうになりません。
厚いケースとの相性
スマホケースは、厚さ2.1mmまでなら付けたまま接続できます。それより厚いケースでは、延長用のUSB-Cアダプターが要る場合があります。僕がふだん使っている耐衝撃のケースは厚みがあり、付けたままだと挿し込みが浅く感じました。結局、録るときだけケースを外しています。毎回外すのが面倒な人は、ケースの厚さを先に測っておくと安心です。
風の強い日の河原では、付属のフォームを付けていても風の音が入る場面がありました。外でよく録るなら、別売りのRycote社製ウインドジャマーAMV88-FURも頭に入れておきたいところです。
MV88 USB-Cが合う人・合わない人
- スマホ1台で、声も外の音も録りたい
- 録り方を収音パターンとプリセットで変えたい
- スマホとパソコンで同じマイクを使い回したい
- 厚いケースを付けたまま使い続けたい人には合いにくい
同じShureのMV88+などとの違い
同じShureで比べたくなるのが、MV88+ ビデオキットです。LightningとUSB-Cのケーブルが付いていて、Manfrotto PIXIミニ三脚とスマホクランプもセットになっています。ヘッドホン出力があり、本体はオールメタル。重さは79 gで、周波数特性は20 Hz–20 kHzです。2026年11月時点の価格は、4万円台に入ります。
MoveMic 88+は、ワイヤレスのステレオ・コンデンサーマイクロホンです。最大8時間の連続使用ができ、電波は最大30mまで届きます。重さは99 g、周波数特性は40 Hz–18 kHzです。
スマホで録るマイクをほかのメーカーとも比べたいなら、DJI Mic Mini 2のレビューも参考になります。パソコンにつないで机で録るなら、オーディオテクニカ AT2020USB-Xの記事も読んでみてください。
使い分けは、スマホとマイクの距離で考えるとわかりやすいです。三脚とケーブルまでまとめてそろえたいならMV88+ ビデオキット。スマホから離れた場所の音をワイヤレスで録りたいならMoveMic 88+。スマホに直接挿して、身軽に録りたいならMV88 USB-Cです。
型番とつなげる機器
選ぶ型番はMV88-USBC。Lightningでつなぐ旧型のMV88や、ケーブル付きのMV88+ ビデオキット(MV88+DIG-VIDKIT)は別の品です。名前がよく似ているので、商品名にUSB-Cと入っているかを見てから選んでください。
つなげるのは、USB-C端子を搭載したほとんどのAndroidとiOSのモバイル機器、それにWindowsとMacのパソコンです。スマホ用とパソコン用を別々に買う必要はなく、1本で両方に挿せます。楽天のSHURE公式ストアの商品名には、国内正規品とメーカー保証2年の表記があります。
挿すだけで録れるMV88 USB-C
スマホのUSB-Cに挿して、プリセットを選べばすぐ録れる。部屋の声も外の音も、収音パターンを切り替えるだけで録り分けられるのがMV88 USB-Cです。重さは40 gしかありません。
注文する前に1つだけ見てほしいのが、MOTIVアプリと自分のスマホの相性です。アプリの互換性の条件は、それぞれのアプリの製品ページか、App Store・Google Playで確かめられます。手持ちのスマホが入っているかを見てから選んでください。
※本記事はプロモーションを含みます

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