スマートリモコンで一番がっかりするのは、届いた箱を開けてアプリを入れたあと、自分の部屋のエアコンがリストに出てこない瞬間です。センサーの有無やデザインで選んでしまうと、この確認が最後に回ります。順番が逆でした。
まず見るのは、家にある家電が登録できるかどうかです。手元にあるテレビ、エアコン、照明、扇風機。それぞれの赤外線リモコンをスマホに肩代わりさせられるかが決まらないうちは、他の機能を比べても意味がありません。
登録の道は二つあります。ひとつは、メーカーがあらかじめ用意したプリセットから自分の機種を選ぶ方法です。もうひとつは、手持ちのリモコンをかざして信号そのものを覚えさせる方法です。前者は数分で終わる代わりに、リストに載っていなければ手が出ません。後者は手間がかかりますが、リストに無い古い家電でも拾える可能性が残ります。
今回の6台は、プリセットの規模を公式に出している3台と、機種数を公表していない2台、そしてセンサーを持たない1台に分かれました。以下ではその順で見ていきます。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
「対応しているか」は、プリセットと学習の二段構えで決まります
プリセットというのは、メーカー側が用意した家電の対応表です。SwitchBot ハブ2のように対応可能メーカー数と対応リモコン種類まで公表している製品なら、買う前に自分の家電が入っているかを見当づけられます。ラトックのように機種数を出している製品も同じでした。
一方で、機種数を公表していない製品もあります。これは対応が弱いという意味ではなく、公式に確かめられる材料が少ないという意味です。この場合は、手持ちのリモコンを覚えさせる方式が使えるかを見ることになります。
もうひとつ、赤外線が届く距離と向きも登録できるかを左右します。SwitchBot ハブミニの赤外線通信距離は最大10m、LinkJapan eRemote6 は最大30mと公式に書かれていました。ここは部屋の広さそのものより、家電との間に何が置かれているかが効いてきます。赤外線は光と同じで、家具や壁を回り込みません。
センサーは、その次に考える条件でした。室温に応じてエアコンを動かすといった自動化をしたいなら内蔵型を、まず手元のリモコンをまとめたいだけならセンサーなしを選べば足ります。

プリセットの規模を公式に出している3台
登録できるかを買う前に確かめたいなら、この3台から見るのが確実です。数字が公表されている分だけ、判断の材料があります。
| 製品 | 登録の手がかり | 内蔵センサー |
|---|---|---|
| SwitchBot ハブ2 | 対応メーカー4,877社・リモコン21,363種 | 温度・湿度・光 |
| ラトック RS-WFIREX4 | プリセット12,000機種以上 | 温度・湿度・明暗 |
| Nature Remo Lapis | 14,000以上のモデルに対応 | 温度・湿度 |
| SwitchBot ハブミニ | 公式に機種数の記載なし | 非搭載 |
SwitchBot ハブ2|対応の広さを数字で示している上位機
9,980円と6台でもっとも高い1台ですが、その分だけ手がかりが多い製品です。対応可能メーカー数4,877社、対応リモコン種類21,363種と公式に出しているので、家にある家電が拾える見込みを事前に立てられます。
温度・湿度・光の三つのセンサーを内蔵し、赤外線の送信範囲はハブミニの約2倍とされています。部屋の中央に置きにくい間取りでも届きやすい構成でした。
ただしWi-Fiは2.4GHz帯のみの対応です。5GHz帯しか飛ばしていない環境では設定でつまずくので、ルーターの設定を先に確認しておいてください。本体サイズもハブミニより大きくなります。
登録できるかを数字で確かめてから買いたい、という慎重な選び方をする人にはこの1台が向きます。
ラトックシステム RS-WFIREX4|4,480円で3センサーとプリセット12,000機種以上
6台でもっとも安い入口でありながら、温度・湿度・明暗の3センサーを積み、プリセット対応家電は12,000機種以上という国産機です。価格とプリセット規模の釣り合いでは、今回のなかで頭ひとつ抜けていました。この価格帯でセンサーを三つ載せてくるのは、率直に言っておどろきました。
本体は45×45mmと小さく、壁掛けでの設置を前提とした形です。棚の上に置く道具としてはやや存在感が薄いので、そこを狙って選ぶ人もいれば、見失う人もいるでしょう。
Amazon Alexa、Googleアシスタント、Siriショートカットに対応します。まず安く始めて、うまく回るようなら台数を増やしていく入り方。そこに合わせやすい1台です。
ラトックシステム スマート家電リモコン RS-WFIREX4
参考価格 4,480円前後
温度・湿度・明暗の3センサーを搭載し、プリセット12,000機種以上に対応する国産機
Nature Remo Lapis|14,000以上のモデルに対応、エアコン中心なら
価格は7,182円です。14,000以上のモデルに対応し、温度・湿度センサーを内蔵しています。エアコンの運転を室温に合わせて動かす使い方に強く、定番として名前が挙がり続けている製品です。
上位にあたる Nature Remo(無印)が持つ照度センサーは、こちらには載っていません。明るさで照明を切り替えたいなら上位機を見る必要があります。Wi-Fiは2.4GHz帯のみです。
Siri、Alexa、Googleアシスタントの三つに対応しているので、家の中で使っている音声アシスタントを問わず組み込めます。エアコンを軸に自動化を始めたい人の標準解でしょう。

プリセットの機種数が公表されていない2台
この2台は、公式に対応機種数が書かれていません。買う前に一覧で確かめる方法が使えないので、別の長所で選ぶことになります。
LinkJapan eRemote6|赤外線を最大30m飛ばし、本体で状態が読めます
価格は5,985円になります。赤外線の送信距離は最大30mと公式に記載があり、6台のなかでは長いほうです。高精度の温度・湿度センサーを内蔵し、日本語の曜日表示に対応した液晶パネルを持っています。スマホを開かなくても本体で状態が読める点は、この製品だけの性格でした。
対応家電のプリセット機種数は公式に明記がないため、ここでは赤外線学習で登録するとだけ書いておきます。Alexa、Google Home、Siri、HomeLink に対応します。
広めのリビングで、リモコンとの距離が離れがちな環境。そこに置くなら送信距離の余裕が効いてきます。
Aqara スマートリモコン M2ハブ|Apple HomeKit と Zigbee で広げていく
こちらは8,980円です。Zigbee3.0に対応し、最大128台のAqara子機を束ねられます。360°の赤外線制御に加えて、Wi-Fiだけでなくイーサネット接続も選べる構成でした。Apple HomeKit に正式対応している点が、iPhone 中心の家では大きな意味を持ちます。
注意しておきたいのは音声アシスタントの対応範囲です。Siriショートカットはフルに使える一方、Google Assistant と Amazon Alexa はテレビ・エアコンなど一部のデバイスタイプの制御にとどまります。ここを取り違えると、買ってから「思ったように喋れない」となります。プリセットの機種数も公式には出ていません。
将来的にセンサーやスイッチを足して家全体へ広げたい、という前提がある人向けの拡張機です。
Aqara スマートリモコン M2ハブ
参考価格 8,980円前後
Zigbee3.0で最大128台のAqara機器と接続でき、Apple HomeKitにも正式対応する拡張性重視モデル
センサーを外して、価格と手数を下げる1台
SwitchBot ハブミニ|まず赤外線家電をまとめるところから
5,480円。温湿度センサーは載せず、赤外線家電の一括操作に振り切ったシンプルな構成です。赤外線通信距離は最大10m、Wi-Fiは2.4GHz帯のみ、Alexa・Google Home・Siri に対応します。
室温に連動させた自動制御をしたい場合は、別売りの SwitchBot 温湿度計と組み合わせる形になります。最初から自動化まで見込んでいるなら、ハブ2を選ぶか、追加購入の予算を織り込んでおいてください。
とはいえ、リモコンが四つも五つもテーブルに散らばっている状態を片づけるだけでも、生活の手数は目に見えて減ります。SwitchBot の製品群へ入る入口としても選ばれてきた1台でした。掃除機まで含めて揃えたい人は、SwitchBot K10+の使い勝手も合わせて見ておくと全体像がつかめます。
設置してから引っかかるのは、だいたいこの三つでした
ひとつめがWi-Fiです。今回の6台のうち SwitchBot の2台と Nature Remo Lapis は、公式に2.4GHz帯のみの対応と書かれています。最近のルーターは5GHz帯を優先して掴ませる設定になっていることがあり、そのままでは設定画面から先へ進めません。スマホを一時的に2.4GHz帯へ繋ぎ替える必要が出てきます。箱を開けた日にここで止まるのは、いちばん惜しいつまずき方だと思います。
ふたつめが赤外線の見通しでした。距離の数字は直線で届く前提のものです。テレビ台の中、観葉植物の陰、扉付きの棚。どれも信号が遮られる置き方です。設置場所は見た目より、家電との間に何もないかで決めてください。
三つめが音声アシスタントの対応範囲です。「Alexa対応」と書かれていても、すべての操作が喋って動くとは限りません。Aqara の M2ハブのように、アシスタントによって制御できるデバイスの種類が限られる製品もあります。よく使う家電を音声で動かしたいなら、そこまで公式で確かめておきましょう。
買う前に手元で確認する三つ
- 自宅のルーターが2.4GHz帯を飛ばしているか。5GHz帯だけの設定になっていないかを見てください
- 置きたい場所から、動かしたい家電が直線で見えるか。棚の中や家具の陰は避けましょう
- エアコンやテレビの型番を控えて、各社の公式ページで対応の記載を探しておくと確実です
決め手は、いま部屋にあるリモコンの顔ぶれです
対応の広さを数字で確かめたいなら SwitchBot ハブ2、価格を抑えつつセンサーも欲しいならラトック、エアコン中心なら Nature Remo Lapis。距離が要るなら eRemote6、iPhone を軸に広げるなら Aqara、まとめるだけで足りるならハブミニ。ここまで来れば、あとは手元のリモコンを並べて数えるだけです。
部屋の道具を一度に見直すなら、そのほかのガジェットや照明まわりの選び方と合わせて考えると設置場所の計画が立てやすくなります。
部屋の家電まわりをまとめて整えるなら
- SwitchBot K10+同じアプリで動かせる掃除機
- ガジェットのおすすめ買い足す順番を決める
- 目にやさしいデスクライト照明側から手数を減らす
- リビングのインテリア置き場所から先に考える
※本記事はプロモーションを含みます

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