リビングを広く見せたいなら、何かを買い足すより先に、ソファとテーブルの距離を決めるほうが早いです。僕がやったのはそれだけで、家具は一つも増えていないのに、去年より部屋が広く見えます。
片づけた直後だけきれいで、一週間もすると元に戻っている。ソファの前に半端な空きができて、テーブルがなんとなく浮いている。「インテリア リビング」で検索してここに来た人の部屋は、たぶんそういう状態だと思います。物が多いのではなく、家具を戻す位置を決める基準が無いだけです。基準が無いと、掃除機をかけるたび、座るたびに少しずつずれていきます。
並べたのはラグ、センターテーブル、ソファの3点ですが、全部そろえる必要はありません。いま距離を壊しているのがどれか、読みながら一つ決めてもらえれば足ります。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
ソファとテーブルの距離を決めると、リビングは広く見える
僕が住んでいるのは6畳前後のリビングで、置いてある家具は引っ越してから一つも増えていません。それでも去年より部屋が広く見えます。やったのは物を減らすことではなく、ソファとテーブルの距離を先に決めて、その外側に何も置くのをやめたことだけでした。
部屋が狭く見えるときの正体は、たいてい床の切れ目です。ソファの前に半端な空きがあって、その先にテーブルが浮いていて、さらに向こうに雑誌の山がある。床が三回切れています。切れた床は、切れた回数だけ狭く感じる。逆に、ソファの前脚からテーブルの向こう側までをひとつの島にまとめてしまうと、床は「島」と「通路」の二つに減ります。面積は一平方センチも変わっていないのに、目に入る情報の数が減るぶん広く見える。
だから、買う順番も普通とは変わります。大きいものから選ぶのではなく、距離を固定できるものから選ぶ。この記事では、床に線を引くラグ、高さで距離が決まるセンターテーブル、倒すと距離が変わるソファの3点を、その順番で並べました。

距離は「測る」より「合わせる」
メジャーで間隔を測って置き直していた時期もありました。続きませんでした。掃除機をかければずれるし、座るたびに膝でテーブルが動く。数字で管理するものは、生活のたびに壊れます。
続いたのは、距離そのものではなく基準になる面を先に置くやり方でした。床に一枚敷いて、その外周から先へ家具を出さない。ずれても戻す位置が決まっているので、直すのが一瞬で終わります。
| 置くもの | これで決まること | 選ぶときに見る数字 |
|---|---|---|
| ラグ | 島の外周と通路の境目 | 短辺のサイズ |
| センターテーブル | 座ったときの手の高さ | 天板までの高さ |
| ソファ | 倒したときに伸びる奥行 | 座面高と最大奥行 |
距離は家具ではなくラグで決める
ラグは足元の寒さ対策だと思っていました。実際に置いてみて効いたのは、そこではなく配置のほうです。
ソファの前脚がラグに乗り、テーブルの脚が四本ともラグの中に収まる。この状態だと、ソファとテーブルは別々の家具ではなくひとつの島として見えます。島の外側は全部通路なので、床の切れ目は一回だけ。狭い部屋ほど、この一回に減らす効き目が大きい。
もうひとつ、拭き掃除のときに気づいたことがあります。ラグを敷くと、その上に物を置かなくなる。テーブルの下に置きっぱなしだった充電器や雑誌が、自然と島の外へ出ていきました。床の見え方が変わると、置き方の癖まで変わります。
サイズを一段間違えると、島にならない
萩原の洗えるヘリンボンラグ ボーナは、サイズが6種類の選択式です。約90×150cm、約130×190cm、約190×190cm、約190×240cm、約230×230cm、約230×330cm。ここを間違えると、いま書いた話が丸ごと成立しません。
いちばん小さい約90×150cmを選ぶと、ソファの前脚が乗らずにテーブルの足元だけを覆う形になります。これは島ではなく、テーブルの下敷き。床の切れ目は減らないので、広く見せる効果はほとんど出ません。ソファの前脚とテーブルを両方乗せたいなら、約130×190cmから上を見るのが現実的です。
表面はポリエステル100%、ウレタン入りで、裏面には滑り止めが付いています。カラーは4色。ヘリンボンの織り柄は、床の色と家具の色の中間くらいのトーンを選ぶと、島の輪郭がぼやけずに出ます。
洗える。ただし条件がある
このラグは洗濯機で洗えます。ここが選んだ理由の半分でした。飲み物をこぼしても、洗って戻せるなら気楽に暮らせる。
ただし条件が2つあります。ひとつ、ドラム式の洗濯機は不可です。家がドラム式なら、この一点だけで候補から外れるので、先に洗濯機の前まで見に行ってください。ふたつ、洗濯機の容量によって入るサイズが変わり、大判サイズは手洗い表記になります。公式の記載は「洗濯機で洗えます(ドラム式不可)※お使いの洗濯機により対応サイズが異なります。大判サイズは手洗い表記となっております。」です。さきほど約130×190cm以上をすすめたぶん、ここは自分の洗濯機の容量と一緒に確かめてください。
洗える点とは別に、厚みが7mm程度と薄いことも先に知っておいてください。あくまで床に線を引くための一枚で、床の硬さはほとんど消えません。ラグの上に直接座って過ごしたい人には、これは物足りない厚みです。座るのはソファ、床は通路と割り切れる人向けの薄さだと思ってください。
そのうえで、ソファとテーブルの置き場所を先に固定してしまいたいなら、最初の一枚はここから入るのが早いです。
萩原 洗える ヘリンボンラグ ボーナ(約130×190cm)
参考価格 4,990円前後
5,000円前後で、ソファとテーブルの置き場所を先に固定してしまいたい人。まず床に線を引く枠
テーブルは幅より高さで選ぶ
センターテーブルを買うとき、僕は天板の広さばかり見ていました。今なら先に見るのは高さです。
理由は単純で、距離が許されるかどうかが高さで決まるからです。天板が座面より高すぎると、ソファに座った手が持ち上がって、自然に体が前へ出ます。前へ出た体はテーブルを押しのけたくなるので、間隔が広がる。広がった間隔のぶん、島が崩れて床の切れ目が増えます。
東谷のアルンダ センターテーブルは、W90×D50×H38cmです。販売ページも「天板までの高さは38cmと一般的なセンターテーブルの高さなので、ソファにも合わせやすい」と書いています。この記事の3点目に置いたソファは、15cmの脚を付けた状態で座面高がおよそ32cm。座面よりも天板がわずかに高い関係になるので、座ったまま手を伸ばしても肩が上がりません。
奥行50cmという数字が、通路を残す
6畳前後のリビングでいちばん困るのは、テーブルの向こう側です。ここが詰まると、部屋を横断するのに毎回ソファを回り込むことになります。
アルンダの奥行は50cm。天板が広いテーブルに比べると控えめですが、島の奥に人が通れる幅が残るかどうかは、この数字がほぼ決めます。買う前に、床にマスキングテープでW90×D50の四角を貼ってみてください。その向こう側を、コップを持ったまま横歩きで通れるか。通れないなら、テーブルではなく置き方を変えるほうが先です。
組み立てと重さ、それと耐荷重
いい面ばかり書いたので、ここで釣り合いを取ります。
まず、これは組立式です。付属の六角レンチで、組立人数は1人、組立時間は約15分。完成品だと思って届いた日の夜に間に合わせようとすると、少し焦ります。次に本体重量が9kgあり、片手で持ち上げて掃除機をかけるという動き方はできません。模様替えのたびに、両手が空いている時間が必要になります。
天板はアカシア化粧繊維板のオイル仕上げです。マットで落ち着いた質感が出るぶん、水滴を長く放置していい面ではありません。コースターを置く習慣とセットで考えたほうがいい。静的耐荷重は20kgなので、天板の上をラップトップと本の置き場にするくらいなら収まりますが、人が腰かける台としては使わないでください。
もうひとつ、販売店によっては取り寄せ扱いになります。届く日が決まっている買い方なら、注文前に納期の表記を確認してください。
それでも、ソファ前に通る幅を残したまま高さを合わせたいなら、この一台は素直な選択肢です。
距離は、倒した状態で測る
ここまでは動かない前提の話でした。最後の一点だけは、置いたあとに形が変わります。
リクライニングソファは、背と肘を倒すと奥行が伸びます。セルタン(Cellutane)の和楽の極 リクライニングソファ 3人掛け。公式サイトの現行名は「カウチソファ 3人掛け KAN」で、品番はA652です。公式の本体サイズは幅158×奥行75〜109×高さ17〜50.5cm(脚なし)。15cmの脚を付けると、高さは32〜65cm相当になります。通常時の奥行75cmが、倒すと109cmまで伸びます。
通常時の間隔だけで配置を決めると、倒した瞬間に足がテーブルへ当たる。これは僕が友人の家で実際に見た失敗で、結局テーブルを毎回どかしながら使っていました。距離を決めるときは、必ず倒しきった状態を基準にしてください。

脚を付けて座面高32cm。低さが効くところ
このソファを距離の話に入れた理由は、座面の低さです。公式の座面高は17cm(脚なし)で、15cmの脚を付けるとおよそ32cmになります。脚は選択式なので、注文画面でどの脚を選ぶかまで見てください。
座面が低いと、座ったときの目線が下がります。目線が下がると、天井までの空きが増えて、同じ部屋でも上に余裕が出る。しかも低いソファは、テーブルとの間隔を詰めても圧迫感が出にくい。距離を詰められるということは、島が小さくまとまるということでもあります。
構造材はスチール、クッション材はモールド成型のウレタンにポケットコイルを組み合わせたもの。表地は選ぶ生地によって変わり、布地のダリアンとタスクはポリエステル、PVCは合成皮革です。裏地はポリエステル100%で、日本製です。届いたら脚を取り付けるだけの完成品なので、組み立ての負担はテーブルより軽い。背もたれと肘掛けは14段階のリクライニングです。
重さと、生地の選択式
重量は約22kgあります。完成品で届くのはありがたい反面、模様替えのたびに二人がかりになる重さです。一人暮らしで頻繁に配置を変えたい人には、ここが一番のハードルになります。
生地は17種類の選択式で、ダリアンが5、タスクが6、PVCが4、デニム調が2。選ぶ生地によって価格が変わり、公式サイトでは44,990〜47,990円の幅があります。色だけ決めて注文画面に進むと、想定と違う金額が出ることがあるので注意してください。在庫は、公式サイトが当日発送、メーカー直営のヤフー店は色によって残りわずかで発送予定日が先になります。引っ越しの日程に合わせたいなら、在庫の表示と発送予定日を先に見てください。
3人掛けを置いてなお通路を残したい、そのために座面の低さで圧迫感を逃がしたい。そういう条件のときに、この一台が効いてきます。
和楽の極 リクライニングソファ 3人掛け(日本製・ポケットコイル)
参考価格 44,990円前後
3万円台で長く使う1台を選びたい人。座面高32cmと低いので、テーブルとの距離を詰めても圧迫感が出にくい
3点をまとめて置くときの順番
同時に届いたら、順番があります。
置く順番と、そのときに確かめることは次の5つです。
1.ラグを敷く。外周が島の輪郭になるので、ここが決まるまで家具は入れない。
2.ソファを置く。前脚がラグに乗っているかを、床にしゃがんで横から見る。
3.背と肘を倒しきる。奥行が伸びた状態のまま、次へ進む。
4.テーブルを置く。倒したソファに当たらない位置で、四本の脚がラグに収まるか見る。
5.背を起こす。ここで空いた隙間が、普段の通り道になる。
4と5を逆にすると、ほぼ確実にやり直しになります。倒したときの奥行109cmは、起こしたときの75cmよりずっと手前まで出てくる数字。先に狭いほうで合わせてしまうと、広いほうが入りません。
3点そろえなくていい。どこから買うかを条件で分ける
全部いっぺんに買い替える人は少ないはずです。今ある家具のどこが距離を壊しているかで、入口を選んでください。
ソファもテーブルもあるのに散らかって見える人は、ラグから。家具を替えずに床の切れ目だけ減らせるので、費用に対する変化がいちばん大きい入口です。ここで注意するのは、いま置いてあるソファの前脚とテーブルが両方乗る短辺を選ぶこと。手持ちの家具を先に測ってから、6サイズの表を見てください。
ソファに座るとテーブルが低すぎる、または高すぎると感じている人は、テーブルから。座面と天板の関係が合っていないと、ラグを敷いても体が前に出て島が崩れます。天板までの高さが38cmという数字が手元の座面に合うかどうかだけ、先に確かめる価値がある。
そもそもソファが大きすぎて通れない人は、ソファから。ただし買い替えるなら、幅よりも座面の低さと、倒したときの奥行を見てください。3人掛けを置きたいのに部屋が狭い、という条件では、低さが唯一の逃げ道になります。
僕が自分の部屋で手を入れたのは床とテーブルの高さで、ソファは条件が合う人向けの選択肢として並べました。3点そろえたときの完成形を想像するより、いま崩れている一点を直すほうが、部屋は早く広く見えます。
それでも広く見えないときに疑うところ
距離を整えても部屋が広く見えないことはあります。僕の場合、原因はだいたい家具ではありませんでした。
ひとつは、島の外に置かれた季節家電です。扇風機やヒーターは背が高くて面積を取るわりに、置き場所を決めずに買ってしまいがち。扇風機やヒーターをいつ買うかは、季節家電の買い時をまとめた記事で書きました。
もうひとつは、照明が一箇所しかないこと。天井の一灯だけだと、島の外周に影が落ちて床が切れて見えます。ラグで引いた線を活かしたいなら、光源を増やすほうが家具を買い替えるより安く済みます。
最後に、色数です。床、ラグ、テーブル、ソファで四色使うと、それだけで視界の情報量が増える。3点のうち少なくとも2点を近いトーンで揃えると、島が一枚に見えます。
なお、家具を替えても体の調子がどうこうという話にはなりません。ここで扱っているのは、あくまで見え方と動線の話です。
続けて読むなら
- 季節家電は需要の前に買うと安い置き場所と買う時期をセットで決める話。島の外に何が増えるかが分かります
- 1万円で印象が変わるものから並べた予算の配分を先に決めたい人向け。家具以外も含めた優先順位です
距離が決まると、あとは崩れにくい
3点を並べ直してから、部屋の写真をほとんど撮らなくなりました。整えた直後だけきれいな部屋ではなく、放っておいても戻る部屋になったからだと思います。
ラグの外周という基準がひとつあるだけで、ずれても戻す先が決まる。テーブルの高さが座面に合っていれば、体が前に出ないので間隔が広がらない。ソファを倒した状態で距離を決めてあれば、寝転がっても足がぶつからない。三つとも、意識しなくても勝手に効き続ける仕組みです。
買う順番に迷ったら、床に線を引く一枚から。家具はそのあとで決めても間に合います。
部屋づくりで、一緒に考えると早いもの
- インテリアコーディネートは色数を絞れば決まる。先に買う3つ色数を絞ると部屋はまとまる。順番の話
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※本記事はプロモーションを含みます

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