Androidのスマホに合わせるスマートウォッチは、機能の一覧を眺める前に確かめておきたいことがあります。対応OSのバージョンです。同じ「Android対応」の四文字でも、下限がAndroid 8.0の機種もあれば、Android 11以降を求める機種もあります。手元の端末が少し古いだけで候補から外れることがあるので、ここを飛ばすと買い直しになりかねません。
価格の幅も大きい分野でして、今回そろえた6モデルは6,980円前後から34,800円前後まで開いています。ただ、高いほど何もかも上、という並びにはなっていません。電池の持ちで見ると、いちばん安いXiaomiが通常使用で12日間、いちばん高いGarminがスマートウォッチモードで約16日間、そのあいだにあるFitbitは6日以上とされています。価格の順番と性能の順番が、きれいには重ならないのです。
そこでこの記事は、価格帯で節を割っています。区切りは1万円以下、1万円台、2万円台、3万円台の4つです。予算を先に決めてしまえば、比べる相手は多くても2台に減ります。選ぶ時間が短くなるのは、それだけでありがたいことだと思っています。
なお、Apple WatchはAndroidスマホでは使えません。ここは最初から選択肢の外に置いて読み進めてください。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
「Android対応」の中身は、機種ごとに違います
各社の公式仕様ページを一台ずつ開いて確認すると、書きぶりがそろっていませんでした。バージョンの下限まで数字で示すメーカーもあれば、「iPhone/Androidに対応」とだけ書いて版数に触れないメーカーもあります。
数字で示しているのは3モデルです。Xiaomi REDMI Watch 6 LiteはAndroid 8.0以降とiOS 14.0以降、HUAWEI WATCH FIT 5はAndroid 9.0以降とiOS 13.0以降、Fitbit Versa 4は「Android 11以降とApple iOS 16.4以降を搭載した対応スマートフォンとのペア設定が必要」と注記に明記されています。数年前のAndroid端末をまだ使っている方は、Fitbitの11以降がひとつの分かれ目になります。
残る3モデルは、Android対応そのものは公式が示しているものの、バージョンの下限までは書かれていませんでした。Amazfitの2モデルは「LINE通知への返信※Androidのみ」というAndroid専用機能の記載があり、Garmin Instinct Eは「Androidスマートフォンならテキストに返信することもできます」と説明されています。対応していることは確かでも、手元の端末で確実に動くかどうかは、購入前に販売ページの但し書きを見ておくのが安全です。
| モデル | 公式が示す対応OS | 実売価格 |
|---|---|---|
| Xiaomi REDMI Watch 6 Lite | Android 8.0以降・iOS 14.0以降 | 6,980円前後 |
| Amazfit Bip Max | iPhone/Androidに対応(版数の明記なし) | 17,082円前後 |
| Amazfit Active 2 Round | iPhone/androidに対応(版数の明記なし) | 19,881円前後 |
| HUAWEI WATCH FIT 5 | Android 9.0以降・iOS 13.0以降 | 24,500円前後 |
| Fitbit Versa 4 | Android 11以降・iOS 16.4以降 | 25,020円前後 |
| Garmin Instinct E 45mm | Androidスマホでテキストの返信に対応 | 34,800円前後 |

価格帯で先に絞ると、迷う時間が減ります
6台を横並びにして全項目を比べるやり方は、正直あまりおすすめしません。画面サイズ、防水、GPS、電池、決済と項目が多く、途中で何を基準にしていたか分からなくなります。予算という一本の線を先に引いたほうが、話が早いです。
価格帯ごとの性格
- 1万円以下は「まず腕に付ける習慣を作る」枠。それでもGPSと防水は入っています
- 1万円台は画面の大きさと電池の持ちが伸びて、通知が読みやすくなります
- 2万円台はスマホとの結びつきが強くなり、決済やアプリ連携が視野に入ります
- 3万円台は屋外で使い倒す方向へ振り切ります
この4段のどこに自分がいるかを決めてから、下の各節を読んでいただくのがいちばん効率的です。
1万円以下で試すなら、Xiaomi REDMI Watch 6 Lite
はじめての一台で2万円も3万円も出すのは、正直こわいと思います。毎日腕に付ける習慣がそもそも自分に合うのか、まだ分からないからです。その意味でこの価格帯は、失敗しても納得できる範囲に収まっています。
6,980円前後という値段のわりに、中身は削られていません。5ATMの防水に対応し、GPSは5システムのGNSSを内蔵しているので、スマホを家に置いて走っても屋外ワークアウトのルートが残ります。バッテリーは公式が通常使用で12日間、ライトユースで最大18日間としていまして、週に一度の充電で回せる計算です。質量は約27.8gに収まっています。腕に乗せて重さが気になる部類ではありません。
対応OSはAndroid 8.0以降。今回の6モデルでいちばん間口が広く、少し前のAndroid端末を使っている方でも入りやすい一台です。安いから割り切った、という印象は受けませんでした。
Xiaomi(シャオミ) REDMI Watch 6 Lite スマートウォッチ
参考価格 6,980円前後
手頃な価格でGPS内蔵の基本機能を試したい人向けの入門モデル。
1万円台は、画面の大きさと電池の持ちで選びます
この帯にはAmazfitが2モデル入ります。同じメーカーですが性格がはっきり分かれていて、迷ったときの判断軸も別ものです。
Amazfit Bip Max:とにかく画面が大きく、電池が減りません
通知を読むためにスマートウォッチを買う方は、この一台が候補の上に来ます。公式が2.07インチと表記する大型AMOLEDを積んでいて、届いた通知を細目にしなくても読めるサイズ感です。バッテリーは通常使用で最大20日間もちます。6モデルの中でもっとも長い部類で、充電を忘れて困る場面がほとんどありません。
Android側の利点もはっきり示されていまして、公式ページには「LINE通知への返信※Androidのみ」と書かれています。iPhoneでは使えない機能がAndroidでは使える、という珍しい向きです。5ATM防水とGPS内蔵も入っているので、機能の抜けはありません。
公式ストアでは18,980円ですが、通販の実売は17,082円前後まで下がっていました。この価格で20日間持つ画面の大きい一台は、素直に良い買い物だと思います。
Amazfit Active 2 Round:見た目と操作の気持ちよさを取ります
同じAmazfitでも、こちらはデザインに寄せた一台です。1.32インチのAMOLEDで円形のケースにまとまっていて、サファイアガラス仕様のプレミアムバージョンも選べます。スーツの袖口から見えたときの収まりは、Bip Maxより落ち着きます。
操作面ではAI音声操作とオフラインマップに対応していまして、電波の入りにくい場所でも地図が使えるのは心強い点です。5ATM防水と5衛星測位のGPSも内蔵しています。バッテリーは通常使用で最大10日間で、Bip Maxの20日間からは短くなりますが、週に一度の充電なら十分に間に合います。
実売は19,881円前後。公式ストアの価格が18,900円から21,890円の幅で動くので、買うタイミングでこのあたりを行き来します。
Amazfit(アマズフィット) Active 2 Round スマートウォッチ
参考価格 19,881円前後
洗練されたデザインとAI音声操作を求める人向けのミドルクラス。
2万円台は、通知の見やすさか、決済と連携か
同じ2万円台でも、この2台は狙っているものが違います。片方は腕の上での見やすさ、もう片方はスマホやサービスとのつながり。ここは好みで割れるところです。
HUAWEI WATCH FIT 5:薄型の大画面で、通知も運動記録も読みやすい
1.82インチの大画面を薄いケースに収めた一台です。画面が大きいと通知の文字が追いやすく、運動中に手首をひねって数字を読むときの負担も軽くなります。転倒検知などの安全機能も入っているのは、地味ながら心強いところです。
防水はISO 22810:2010準拠の5ATMになります。GPSはGPS、GLONASS、BeiDou、GALILEO、QZSS、NavICと幅広く受けるので、ビル街でも位置を見失いにくい構成です。バッテリーは通常使用で最大10日間もちます。対応OSはAndroid 9.0以降とiOS 13.0以降と明記されています。
実売は24,500円前後でした。画面の見やすさを最優先で選ぶなら、この帯の第一候補になります。
Fitbit Versa 4:Google Healthとつなぎ、Suicaも使いたい方へ
Fitbitは現在Google傘下でして、Google Healthアプリと連携した健康管理やコーチング機能が使えます。日々の記録をGoogleのサービス側にまとめたい方には、この一台が素直な選択です。
もうひとつの強みがSuica対応。改札やコンビニを腕で通せるのは、慣れると戻れない便利さがあります。防水は水深50m相当の耐水仕様で、GPSも内蔵しています。バッテリーは6日以上と公式が示していまして、他の5台と比べると短めです。ここは正直、惜しいと思います。
対応OSはAndroid 11以降が必要と注記に明記されています。6モデルでいちばん要求が高いので、端末の設定画面でバージョンを確認してから注文してください。公式価格は27,800円、通販の実売は25,020円前後でした。
Fitbit(フィットビット) Versa 4 スマートウォッチ
参考価格 25,020円前後
Google Healthのコーチング機能や交通系決済も使いたい人向け。
3万円台は、屋外で使い倒す一台に振り切ります
Garmin Instinct E 45mm:防水10ATMと約16日間のバッテリー
6モデルの上限がここです。10ATMの防水と、スマートウォッチモードで約16日間というロングバッテリーを備え、過酷な環境での使用を想定して作られています。マルチGNSSに対応しているので、山や海のように目印の少ない場所でも位置を追いやすい構成です。
Android対応については、公式が「Androidスマートフォンならテキストに返信することもできます」と説明しています。通知を見るだけでなく、腕の上で返す使い方までを想定した書き方です。
実売は34,800円前後で、公式サイトも同額でした。値引きで動きにくい価格帯なので、欲しいと決めたときが買いどきになります。
Garmin(ガーミン) Instinct E 45mm タフネスGPSウォッチ
参考価格 34,800円前後
アウトドアでのGPSナビや長時間バッテリーを最優先したい人向けの一台。

買ってから「そうだったのか」となりやすい点
良いところだけを並べても選べないので、実際に引っかかりやすい部分を先に挙げました。ここを承知したうえで選べば、届いてからの落差は小さくなります。
Xiaomi REDMI Watch 6 LiteのBluetooth通話は、ウォッチとスマホが接続された状態でのみ使えます。サードパーティ製アプリからの通話には対応していません。通話目的で買うと、思っていた使い方と違うことになります。
Amazfitの2モデルはWear OSではなく独自のZepp OSで動きます。動作は軽い一方、Google純正アプリとの連携は限定的です。同じくHUAWEI WATCH FIT 5もGoogle Playには対応しておらず、アプリ連携はHUAWEI Health経由が基本になります。腕の上でGoogleのアプリを自由に足していく使い方を思い描いているなら、この2社は方向が違います。
Amazfit Active 2 Roundは、対応Androidバージョンの具体的な記載が公式ページに見当たりませんでした。Android対応そのものは明記されているものの、下限が分からない以上、古い端末をお使いの方は販売店に確認するのが確実です。
Fitbit Versa 4のバッテリーは6日以上で、XiaomiやAmazfit、Garminより短めになります。Garmin Instinct Eは6点中もっとも価格が高く、表示も他機種のようなカラー液晶ではなく反射型ディスプレイのため、見た目はかなりシンプルです。屋外での視認性と引き換えに、華やかさは譲った作りです。
体の記録を見る機能は、どこまでのものか
各社のスマートウォッチには、日々の記録をアプリで振り返る機能が入っています。ここで一つだけ、はっきりさせておきたいことがあります。これらが得意なのは、生活のクセを目に見える形にするところまでです。病気を見つけたり、診断したりする用途に向けて作られてはいません。
数字が出ると、つい重く受け止めてしまいます。ただ、腕時計型の機器が拾えるのは、あくまで日々の傾向です。よく眠れた週と眠れなかった週の差、運動を続けた月とサボった月の差。そのくらいの解像度で眺めるのが、健康な付き合い方だと思っています。
体調に不安があるときは、腕の数字ではなく医療機関で相談してください。スマートウォッチは、生活を少し整えるきっかけをくれる道具です。そう受け取っておくと、余計な心配をせずに使えます。
届いた日にやっておくと後が楽です
- 先に手元のAndroidのバージョンを設定画面で確認する
- 通知は全部オンにせず、本当に見たいアプリだけ選ぶ
- 文字盤は視認性の高いものから試して、飾りは後から足す
- 充電は毎日ではなく、残量が3割を切ったタイミングでまとめて
腕に何を乗せるか、という話でもあります
スマートウォッチを選ぶことは、機械を選ぶと同時に、毎日腕に何を乗せるかを決めることでもあるのです。通知も歩数も要らない日には、機械式の時計を巻きたくなるときがありますし、そのときに一本あると気分が変わります。最初の機械式としてよく挙がるセイコー プレザージュあたりを一本持っておくと、通知のない日との使い分けが楽になるはずです。
腕に何も乗せたくない日が多いなら、スマートリングという形もあります。できることと決済への対応で、6本の差がはっきり分かれました。
逆に、時計そのものに大きなお金をかけるべきかで迷っている方は、安い腕時計は恥ずかしいのかを先に読んでおくと、予算の置き方がはっきりします。ランニング中の通知を腕で受けるなら、耳のほうも合わせて考えると快適です。周囲の音を消さない骨伝導ワイヤレスイヤホンと組み合わせると、屋外での安全性が変わってきます。
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