「低刺激」と書いてあるシャンプーは、探しはじめると意外に見つかりません。今回は頭皮がヒリつく人に向けて候補を5本立てて、メーカーの公式ページを1つずつ開いていきました。最後まで残ったのは3本です。
落ちた2本は、公式のどこを探しても「低刺激」とも「アミノ酸系」とも書いていませんでした。片方は洗浄成分の主軸が高級アルコール系のラウレス硫酸Naで、しっかり洗い上げる方向の設計です。もう片方は、フケやかゆみに向けた効能をうたう製品でした。どちらも名前の知られた製品ですし、出来の悪い製品という話でもありません。目指している場所が違うだけです。
ここが今回いちばん伝えたいところになります。頭皮が荒れやすい人が買い物で外すのは、「有名だから」「メンズ向けだから」で選んでしまうときです。パッケージのイメージではなく、メーカー自身が何と書いているかで見ると、候補は一気に絞れます。
以下では、公式に明記のあった3本を、手に入りやすい価格の順に並べました。実売1,300円台から始められるものもありますので、まず1本替えてようすを見る、という買い方ができます。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
公式ページで見るのは、たった2か所です
シャンプーの箱に並ぶ言葉や広告のコピーは、選ぶ材料としてはあてになりません。見るべきなのはメーカーの公式ページで、しかも2か所だけで足ります。
1つめは、メーカー自身の説明文です。そこに「低刺激」「アミノ酸系」と書いてあるかどうか。書いていない製品について、こちらが勝手に「たぶんマイルドだろう」と補ってしまうと、そこで判断がずれます。
2つめは全成分の並びです。水のあとに来る洗浄成分の名前を見てください。アミノ酸系は「◯◯グルタミン酸◯◯」「◯◯メチルアラニン◯◯」「◯◯グリシン◯◯」のような形で並びます。ラウレス硫酸Naやラウリル硫酸Naが上のほうに来ていれば、高級アルコール系が主軸だと分かります。
この2か所を見るだけで、5本は3本になりました。残った3本の公式表記と実売の目安を、先に並べておきます。
| 商品名 | 公式サイトに書かれている言葉 | 実売の目安 |
|---|---|---|
| ミノン 薬用ヘアシャンプー | 「低刺激性」「植物性アミノ酸系洗浄成分配合」 | 1,300〜1,800円前後(450mL) |
| バルクオム THE SHAMPOO | 「ノンシリコンのアミノ酸系シャンプーです」 | 2,500〜3,700円前後(200g) |
| haru kurokami スカルプ | 「素肌と同じ弱酸性で低刺激」「いま話題のアミノ酸系シャンプーです」 | 3,700〜4,300円前後(400mL) |
ミノン 薬用ヘアシャンプー|1,300円台から替えられる1本目
第一三共ヘルスケアの公式ページには、「低刺激性」「植物性アミノ酸系洗浄成分配合」と書かれています。2つの言葉がそろっていて、なおかつ3本のなかでいちばん手に入れやすい価格なのが、この1本です。
洗浄成分は、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸TEA液、ラウロイルメチル-β-アラニンNa液、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液が並びます。名前は長いのですが、主要な洗浄成分がアミノ酸系でそろっているという一点が、この製品の性格をそのまま表しています。洗浄力を削る代わりに、頭皮への当たりを和らげる方向です。
容量は本体が450mL、詰め替えが380mLです。実売は楽天で1,265円前後から1,757円前後、Yahoo!ショッピングでも1,480円前後・1,738円前後で見つかりました。同じ製品でここまで開きますので、いつも使っているモールの中で比べてから買うと無駄がありません。
洗ったあとに頭皮がヒリつく人、乾かしている間にかゆくなってくる人には、ここから試すのがいちばん動きやすいはずです。洗浄成分の系統を替えて2週間ほどようすを見る。その最初の1本として、この価格なら失敗しても痛くありません。
ひとつ添えておきます。公式は「すべての方にアレルギーや皮膚刺激がおこらないというわけではありません」と明記しています。低刺激をうたう製品でも、この但し書きが消えることはありません。
バルクオム THE SHAMPOO|ケアを一式そろえたい人向け
先に正直なところを書きます。バルクオムの公式ページにあるのは「新感覚のアミノ酸系シャンプーです」「ノンシリコンのアミノ酸系シャンプーです」という表記で、「低刺激」という言葉そのものは見当たりませんでした。洗浄成分がアミノ酸系だとメーカー自身が明記している点を取って、今回は3本に残しています。
主要な洗浄成分はラウロイルメチルアラニンNaとラウリルヒドロキシスルタインで、公式はどちらもアミノ酸系として説明していました。ミノンに入っているラウロイルメチル-β-アラニンNa液と近い系統の成分が中心に来ている、という読み方ができます。
価格は公式で200g 3,630円(税込)です。実売は楽天のバルクオム公式楽天市場店が3,630円前後、他店で3,300円前後、Yahoo!ショッピングは2,530〜3,630円前後と幅がありました。
内容量200gは、今回の3本で最も少ない量になります。1本で使える回数で考えると、割高に感じる人はいると思います。それでも残したのは、公式がトリートメントと頭皮美容液との併用を前提に組んでいて、シャンプー1本で終わらせる設計にしていないからです。頭皮のケアを一式そろえて習慣にしたい人には、この作りが効いてきます。
逆に「シャンプーだけ替えて済ませたい」という人には、この設計は噛み合いません。ここは好みが割れるところだと思います。
なお公式には、髪の内側と生え際にすすぎ残しが出やすいので注意、という記載があります。ノンシリコンのシャンプーは総じてここでつまずきますので、流す時間は長めにとってください。
haru kurokami スカルプ|リンスを1本減らせる400mL
haruの公式ページには「素肌と同じ弱酸性で低刺激」「いま話題のアミノ酸系シャンプーです」と書かれています。低刺激とアミノ酸系の両方が、説明文にそのまま並んでいる形です。
洗浄成分はココイルグルタミン酸TEA、ココイルメチルアラニンNa、ココイルグリシンKなどが並びます。ヤシ由来のアミノ酸系が複数入っていて、1つの成分に洗浄を任せきりにしていない組み方です。
価格は公式で400mL 4,290円(税込)。実売は楽天で3,777円前後・3,790円前後、Yahoo!ショッピングはロフトが4,290円前後、ハンズが3,960円前後でした。3本のなかでは上限に近い価格帯になります。
ただ、この1本はリンス不要をうたっていますので、シャンプーとコンディショナーを2本買っていた人が置き換えると、棚に並ぶボトルが1本減ります。400mLという容量も合わせて考えると、見た目の価格ほど高くつかないという計算になる人は多いはずです。香りはオリジナル、ラベンダーブレンド、グレープフルーツ(グリーンブレンド)から選べます。
浴室のボトルを減らしたい人、朝の支度を1工程でも短くしたい人に向く1本です。
弱点も書いておきます。公式では1回の注文につき3本までという購入制限があり、まとめ買いで一気に確保するという買い方ができません。天然由来の素材を使っているため、ロットによって香りが少し変わる場合があるとの記載もあります。そしてリンスを使わない前提なので、毛量の多い人や硬い髪質の人は、乾かし方で仕上がりを調整する手間が最初だけ発生します。
低刺激と書いてあっても、合わない日はあります
3本とも公式に根拠のある製品ですが、それは「誰の頭皮にも合う」という意味ではありません。ミノンの公式が但し書きを残しているとおり、肌に触れるものである以上、反応する人はどうしても出ます。
もうひとつ、頭皮のヒリつきはシャンプーだけが原因とは限りません。熱すぎるお湯、爪を立てて洗う癖、すすぎ残し、濡れたまま放置する時間。こちらのほうが効いているケースは珍しくありません。シャンプーを替えても変わらないときは、洗い方のほうを疑ってみてください。
使ってみて赤みやかゆみが出たら、様子を見ずに使用を中止する。ここだけは守ってほしいところです。刺激の少ない製品ほど「もう少し続ければ慣れるはず」と粘りたくなりますが、合わないものは合いません。
洗い方を変えると、同じ1本でも当たりが変わります
頭皮の負担を減らす洗い方
- お湯だけの予洗いを1分。ここで汚れの大半は落ちます
- シャンプーは手のひらで泡立ててから頭皮につける
- 指の腹で動かす。爪を立てるとそこから荒れます
- すすぎは洗った時間の倍かける。生え際と耳のうしろを重点的に
- タオルドライのあと、10分以内にドライヤーで乾かし切る

3本のどれから手をつけるか
迷ったらミノンから始めてください。公式に「低刺激性」と「アミノ酸系」の両方が書いてあって、1,300円台から替えられます。ここで頭皮の反応が落ち着けば、原因は洗浄成分だったと分かります。
そのうえでケアを増やしたくなったらバルクオム、浴室のボトルを減らしたければharuへ。3本とも洗浄成分の系統は同じ方向を向いていますので、どれを選んでも土台は外しません。
頭皮の症状がはっきりしている人は、症状ごとに選ぶ記事も用意しています。かゆみが主なら頭皮のかゆみで選ぶメンズシャンプー、乾燥でつっぱるなら頭皮が乾燥する人のシャンプーが、そのまま続きになります。
頭皮の悩み別に選ぶなら
- 頭皮のかゆみで選ぶメンズシャンプーかゆみの原因を4つに分けて選び分けます
- 頭皮が乾燥する人のシャンプー保湿とマイルド洗浄で選んだ5本
- メンズのフケ用シャンプー成分表から選んだ5本
- メンズヘアケア完全ガイド洗う・乾かす・整えるまで通しで
※本記事はプロモーションを含みます

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