インダストリアルなインテリアは鉄と木の比率が全て。倉庫にしない3点

黒を基調にした部屋

インダストリアルな部屋、写真そのままに真似たら倉庫っぽくなった——僕も一度それをやって、半年かけて元に戻しました。眺めている分には、素直にかっこいいと思う写真でも、そのまま移すと倉庫になります。結論から言うと、原因は鉄と木の比率です。鉄を面でなく線で入れれば、倉庫にはなりません。倉庫にしない3点の選び方を紹介します。

この記事でわかること

  • 倉庫っぽくならない鉄と木の比率
  • 3点の置き分け方
  • 木目の濃さを床に合わせるか外すかの判断
  • やりすぎのサイン

このブログを書いている人

men's house 運営者

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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目次

木を面で残して、鉄は線だけ足す。これで倉庫にはならない

答えから書きます。うまくいっている部屋は、例外なく木の面積のほうが多い部屋でした。木は面で入れて視界の大半を占めさせ、鉄は線で入れて脚や支柱だけに残します。この配分さえ守れば、置く家具が三点しかなくても、インダストリアルの空気はちゃんと出てくれました。

逆をやると、一瞬で崩れます。鉄を面で入れて、木を線に落とす形です。つまり黒い板や黒い箱が壁の側に増えて、木は天板の縁くらいにしか残らない状態になります。ここまで来ると、同じジャンルの家具を使っていても、業務用の保管庫にしか見えません。

僕の失敗は、まさにそれでした。黒いスチールラックを二本並べ、机の天板も黒にしました。賃貸だから壁も床も動かせないのに、動かせるものを全部黒くしたわけで、部屋の中の硬い面だけが増えていきます。夜に照明を落とすと、なおさら物置に近づきました。かっこよさを足したつもりが、生活の側を削っていたわけです。

だから今は、逆から組み立てています。まず木の面をどこに置くかを決めて、そのあとで鉄をどこまで足せるかを考えるという手順です。この順番だと、鉄は必ず「木の面に対して何本足すか」という数え方になるので、面で入れる事故が起きません。

以下、その順番のまま三点に絞って書いていきます。細い鉄脚を一つだけ入れる段階、鉄が勝ちそうになる境目、そして木を勝たせて鉄を構造に残す段階です。

ちなみに賃貸だと、壁や床は最初から与えられた条件になります。白い壁、明るめのフローリング、既製のカーテンレール。ここを変えられないことを不利だと思っていましたが、実際は逆でした。壁と床が明るい木寄りの色なら、木の面はすでに部屋の側が用意してくれています。あとは鉄を線で足すだけで済むので、むしろ配分は作りやすいほうです。

問題になるのは、その与えられた明るさを自分で潰しにいく場合です。黒い家具を面で足すと、部屋の明るい面が減っていきます。減った明るさを照明で取り返そうとして電球を増やす、という遠回りもやりました。最初から面を潰さなければ、その工程は要りません。

部屋のインテリア(1)

鉄は面ではなく線で入れる

最初に足すのは、脚だけが鉄のもの

インダストリアルに寄せたいと思ったとき、最初に買うべきは大きな家具ではありません。部屋の中で一番小さい家具、つまりサイドテーブルやスツールの類を、脚だけ鉄のものに替えます。これだけで素材の対比は出てくれます。

理由は単純で、細い鉄は視界の中で線としてしか働かないからです。線は面と違って、背景を塗り替えません。木の床やベッドの木目はそのまま残り、そこに黒い直線が数本だけ乗ります。この状態が、いわゆる「インダストリアルっぽい部屋」の最小構成になります。

しかも小さい家具なら、相性が悪かったときの撤退が簡単です。僕が黒いラックで失敗したのは、いきなり大きいものを買ったせいでもありました。大きいものは失敗しても捨てにくく、捨てにくいから見慣れてしまい、見慣れると違和感の正体が分からなくなります。

その意味で、丸い天板と細い鉄脚のネストテーブルは入り口として扱いやすいです。VASAGLEのNLET040は大小二つで一組になっていて、大が直径50cm、小が直径40cm。重ねれば一つ分の面積で済みますし、離せばソファの脇とベッドの脇に一つずつ置けます。相性を見る段階で二か所試せるのは、それだけで判断が早くなりました。

VASAGLE ネストテーブル 2個セット(大 直径50cm/小 直径40cm)NLET040

VASAGLE ネストテーブル 2個セット(大 直径50cm/小 直径40cm)NLET040

参考価格 7,889円前後

1万円以内で、まず鉄脚を1つだけ入れて相性を見たい人です。2個セットなので離しても重ねても使える

このテーブルの弱点も、はっきりしています。天板はパーティクルボードで、表面の木目はプリントでした。本物の木の面が欲しい人には物足りないはずです。天板耐荷重は20kgなので、本を積んだり家電を載せたりする棚の代わりにはなりません。飲み物とスマホと本を一冊、くらいの使い方で考えるのが正解です。

もう一つ、色が三色から選ぶ形になっている点も、注意しておきたいところです。型番はNLET040B01のように色ごとに枝番が変わるので、NLET040だけで探すと違う木目の濃さのものが届きます。床や既存の家具に合わせたい人ほど、色名まで指定して選んでください。

鉄が勝つと倉庫になる

スチール棚は部屋に一本まで

ここが分かれ道になります。オープンなスチール棚は、インダストリアルの記号としては最強に近い存在です。置いた瞬間に部屋の雰囲気が変わります。変わりすぎる、と言ってもいいくらいでした。

スチール棚は線の集合体に見えて、実際には面として働きます。支柱と棚板が格子を作り、そこに物が詰まることで、壁一面ぶんの模様になるからです。二本並べれば壁は完全にそちら側の顔になり、木の面は残っていても背景に沈みます。僕が二本置いて失敗したのは、この「面としての強さ」を数え損ねたせいでした。

だから僕のルールは、一本までにしてあります。一本なら、残りの壁面をベッドやカーテンや木の家具で埋められますから、鉄は少数派のままでいてくれるはずです。見せる収納として使いたい物、たとえばレコードや工具箱や観葉植物の鉢は、その一本に集約しています。

山善のウッドシェルフ5段は、その「一本」に据えやすい棚です。幅85.5×奥行41.5×高さ161cmで、棚板の位置を後から動かせるので、置く物が変わっても組み替えて使い続けられます。買った時点の中身に合わせて棚を固定しなくていいのは、長く置くものとして正直ありがたいです。

山善 ウッドシェルフ 5段 幅85.5cm MWS-16845

山善 ウッドシェルフ 5段 幅85.5cm MWS-16845

参考価格 12,999円前後

1万円台で見せる収納を1本立てたい人です。棚位置を後から動かせるので、中身が変わっても使い続けられる

ただし、この棚には先に知っておくべきことがいくつかあります。棚板は木ではなく合成樹脂化粧繊維板で、近くで見れば木目はプリントだと分かります。販売ページ自身が「簡単設置構造のため、横揺れします」と書いており、揺れを抑えるコの字補強バーは別売でした。重量は26kgあり、販売ページに載っている組立の目安は30〜40分。ただし床に広げてから立ち上げる工程がありますので、26kgを一人で起こすつもりなら、誰かに手を借りられる日を選んでください。

幅が選択式になっている点も、見落としやすいところです。幅85.5cmと幅65cmが並んでいて、幅65cm版は22kgと重量も違います。品番はそれぞれMWS-16845とMWS-16645で別物なので、幅を確かめずに注文すると想定より小さい棚が届きます。ページ番号のQW852を型番のつもりで検索窓に入れると、まったく無関係な商品が並ぶだけですので、幅と段数で絞り込んでください。

木を勝たせて、鉄は構造に残す

面積の大きい家具ほど木にする

三点目は、部屋で一番面積を取る家具です。ワンルームなら机、リビングならテーブル。ここを木にできるかどうかで、部屋が住まいの側に残るか、作業場の側に倒れるかが決まります。

考え方は最初と同じで、木を面に、鉄を線に置きます。天板は木で広く取り、脚だけを細い鉄にする形です。この形なら、視界の中心にあるのは木の色と木目で、鉄はそれを支える構造として下に沈んでくれます。インダストリアルの骨格は残るのに、部屋は暖かいままでした。

anthemのデスクANT-2459は、その考え方をそのまま形にした一台です。幅1000×奥行450×高さ720mmで、天板の木目は色によって樹種が変わります。ブラウン(ANT-2459BR)はアメリカンウォールナット材、ナチュラル(ANT-2459NA)はオーク材でした。引出しは2杯付いていて、脚にはアジャスターが付きます。重量は約15.7kgなので、模様替えのたびに男一人で動かせる範囲に収まっています。

奥行450mmという寸法は、部屋の主役に据えるにはむしろ好都合です。壁付けにしたときの出っ張りが小さく、通路が潰れません。木の面積は増やしたいけれど部屋は狭くしたくない、という賃貸の事情に噛み合います。

anthem(アンセム)デスク ANT-2459 幅100cm

anthem(アンセム)デスク ANT-2459 幅100cm

参考価格 32,000円前後

3万円台まで出せて、木の面積を増やしながら鉄を脚だけに残したい人です。長く使う上位

こちらも、良いところだけではありません。天板は天然木化粧繊維板、いわゆる突板で、無垢材ではありません。色はナチュラルとブラウンの二色から選ぶ形ですが、選んでいるのは色というより樹種です。床より濃い木目で塊を作りたいならブラウン、床の明るさに続けたいならナチュラルになります。色によっては在庫が薄い店もありました。

そして一番効いてくるのが耐荷重です。天板の耐荷重は10kg、引出しは2kgとされています。幅100cmの机にモニターとノートPCと本を数冊置けば、10kgは現実的に超えてしまいます。長く使う一台として選ぶなら、載せる物の重さを先に足し算しておいてください。重い機材を常設したい人は、この一台ではなく別の候補を探すことになります。

最後にもう一点。同じ品番でも、店によって実売の差がかなり大きいです。ひとつの店だけ見て決めると、同じ物をかなり高く買うことになりかねませんので、注文の前に複数の店を横に並べて比べてください。

部屋のインテリア(2)

三点をどう置き分けるか

三点の役割は重なっていません。並べて見ると、どこに鉄が出て、どこに木が残るかがはっきりします。

置くもの鉄の見え方木の見え方
ネストテーブル細い脚だけが線で出る天板は木目のプリント
ウッドシェルフ支柱とフレーム全体が格子で出る棚板は木目のプリント
デスク脚だけが線で出る天板は突板(BRはウォールナット・NAはオーク)
同じ木目でもプリントと突板では近くで見たときの印象が変わる。手が触れる距離に置くものほど、そこの差が出やすい。

組立の重さも、役割と一緒に見ておきたいところです。棚は箱が重く、床に広げてから立ち上げる工程で人手が要ります。机は一人でも扱える重量に収まっていて、テーブルは説明書付きの組立品として届く形です。休みの日に三点まとめて開梱すると、確実に棚のところで時間が溶けます。日を分けるか、棚だけ誰かに手伝ってもらうかを先に決めておくと楽です。

置く順番は、この表の上から下がそのまま使えます。まずネストテーブルで鉄の線を一本入れて、部屋が締まるかどうかを見ます。締まると感じたらウッドシェルフを一本だけ足して、鉄の量を確定させてください。最後に机を木で広く取り、木の面積を鉄より上に戻します。

順番を逆にして机から入ると、天板の色に合わせて残り二点を選ぶことになるので、選択肢が急に狭くなります。小さいものから足す形にしておけば、途中で方向を変えられるはずです。

置く前に測っておく三つ

  • 壁面の幅(棚を一本入れても通路が残るか)
  • 天板に載せる物の重さ(合計が耐荷重の内側に収まるか)
  • 床から窓の下端までの高さ(棚が窓を潰さないか)

木目の濃さは、床に合わせるか外すかの二択

三点を選ぶときに一番迷ったのが、木目の色でした。床の色に合わせるべきか、あえて外すべきか。結論から言えばどちらでも成立しますが、中途半端に近い色を選ぶと失敗します。

床と揃えると、木の面が床から家具まで連続して見えるので、部屋が広く感じられます。鉄の線はその連続した木の上に乗るかたちになり、対比がきれいに出てくれました。無難ですが確実な選び方なので、初めて組む人にはこちらを勧めています。

外す場合は、床より明確に濃い色を選ぶのが基本です。濃い木は鉄の黒と近い明度になるので、家具そのものが一つの塊として見え、床から浮き上がります。これはこれでかっこいいのですが、部屋の中で塊が増えるほど狭く見えるので、置く数は絞ってください。

やってはいけないのが、床より少しだけ違う色を選ぶことです。狙って外したのか合わせ損ねたのかが読み取れず、単に色が揃っていない部屋になります。ネストテーブルのように色が選択式の商品では、この判断を注文画面でやることになりますので、床の写真をスマホに一枚入れてから開いてください。

木目がプリントかどうかは、触る距離で決める

今回の三点のうち、天板が本物の木の層になっているのは机だけで、テーブルと棚の木目はプリントでした。ここを気にするかどうかは、その家具に手が触れるかどうかで分けてみてください。

手や腕が長時間乗る面、つまり机の天板は、木の質感が直接効いてきます。逆に、棚板のように物を置くだけで自分は触れない面は、遠目の色さえ合っていれば気になりません。予算をどこに寄せるかで迷ったら、触る面を優先してください。この配分にしてから、僕は買い物の失敗が減りました。

やりすぎのサインは、木が見えなくなったとき

部屋を組んでいる途中で迷ったら、立った姿勢で部屋を一周見渡してみてください。視界に入る面のうち、木の色がどれくらい残っているか。ここが半分を切っていたら、鉄を足す手はいったん止めたほうが安全です。

黒を足したくなる気持ちは、よく分かります。黒はどんな物とも喧嘩しないので、迷ったときの安全牌に見えるからです。ただ、黒い面が増えるほど部屋は光を返さなくなり、同じ照明でも暗く感じます。暗い部屋は落ち着いて見えるのではなく、単に用途の分からない部屋に見えてしまいました。

配管風のパイプや有孔ボードを足したくなる段階も来ます。これらは相性がいいぶん面積を食うので、入れるなら壁一面ではなく一部分に留めてください。壁の全部をそちらに振ると、残るのは倉庫の内側の景色です。

逆に、木を足す側は失敗しにくいです。木の小物を増やしても部屋は倉庫に寄りませんし、鉄の線が数本残っていればインダストリアルの記号は消えません。足して迷ったら鉄、引いて迷ったら木、くらいの覚え方でちょうどよかったです。

家具を一気に揃えず、一点ずつ入れて様子を見る買い方については、部屋以外のものも含めて別記事に整理してあります。

部屋づくりの続きに読むもの

三点そろったあとの部屋

僕の部屋は今、鉄の線が机の脚と棚の支柱に残っているだけで、あとは木と布でできた部屋です。写真で見たあの倉庫みたいな部屋とは違いますが、素材の対比は毎日ちゃんと目に入ってきます。帰ってきたときの部屋の見え方は、これでずいぶん変わりました。

インダストリアルを名乗るのに、必要な鉄の量はそんなに多くありません。むしろ少ないほうが、鉄の一本一本が効いて見えます。まず小さい一点から入れて、部屋の中の木がどれくらい残っているかを数えながら足していけば、行き過ぎる前に手が止まります。

部屋づくりで、一緒に考えると早いもの

※本記事はプロモーションを含みます

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この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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