ホワイトニングの相場と追加費用を把握して払いすぎを防ぐ

歯科の診療チェア

ホワイトニングの費用を調べ始めると、最初に困るのは金額の幅が広すぎることだと思う。同じ言葉で呼ばれている施術なのに、書いてある額が桁ひとつ近く違って見える。僕も最初は、どれが自分に当てはまる数字なのか分からないまま比較サイトを行き来していた。

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30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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目次

相場は「方式」と「回数」で決まる。この二つを先に押さえれば払いすぎない

先に答えを書く。ホワイトニングの費用は、どの方式を選ぶか何回ぶん受けるかの掛け算でほぼ決まる。この二つを自分の中で固めてから見積もりを見ると、金額の幅は一気に狭くなる。逆に、方式も回数も決めないまま総額だけを比べていると、条件の違うものを並べているので永久に結論が出ない。

そしてもうひとつ。表に出ている額は施術そのものの値段であることが多く、実際に払う総額は、そこに乗る周辺の費用まで足したものになる。払いすぎたと感じる原因の大半は、施術の単価ではなくこちら側にある。

この記事では、具体的な医院名や個別の料金表は扱わない。歯科の料金は医院ごとに設定が違ううえ、特定の医院を並べて安い高いと比べる書き方は広告のルールの上でも避けるべきものだからだ。そのかわりに書くのは、方式ごとの一般的な価格帯と、そこに何が上乗せされるかの構造の二つになる。この二つが分かれば、目の前の見積もりが高いのか妥当なのかは自分で判断できる。

方式ごとの価格帯と、費用の出方の違い

医院で施術を受けるタイプ

歯科で行うホワイトニングは、過酸化水素や過酸化尿素を使って歯そのものの色を明るくする医療行為だ。まずここを押さえておきたい。市販のハミガキで落とすのは表面に付いた着色汚れで、歯そのものの色を変える漂白とは別のものになる。

医院で受けるタイプの費用は、施術一回ごとに積み上がっていく形になる。一回あたりはおおむね2〜5万円に収まることが多い。医院によっては1万円台から7万円近くまで開く。一回で終わる想定の人もいれば、様子を見ながら回数を重ねる人もいて、その差がそのまま総額の差として出る。つまり一回あたりの単価が安く見える医院でも、必要な回数が多ければ総額は逆転しうる。単価ではなく、想定回数まで含めて聞くのが唯一の防ぎ方だ。

マウスピースを作って自宅で行うタイプ

自宅で行うタイプは、費用の形が違う。最初に自分の歯型に合わせたマウスピースを作る工程があり、そこが初期費用として一度だけ乗る。そのあとは薬剤を使い切るたびに追加していく形になるので、続ければ続けるほど後ろ側の費用が伸びていく。

短期間で終える人には初期費用の比率が重く見え、長く続ける人には薬剤の追加分が効いてくる。どちらに転ぶかは通う期間の見込み次第なので、ここも「いつまでやるつもりか」を先に決めておきたい。

両方を組み合わせるタイプ

医院での施術と自宅でのケアを併用するタイプは、当然ながら両方の費用が乗る。金額としては一番大きくなるが、内訳は前の二つの足し算でしかないので、構造としては新しく覚えることがない。

方式費用の目安通院のしかた
医院で施術1回あたりおおむね2〜5万円。受けた回数ぶん積み上がる施術のたびに通う
自宅で行うマウスピース作製と薬剤で合計おおむね2〜5万円作製と経過の確認で通う
併用上の二つが両方乗り、合計はおおむね5〜10万円両方ぶん通う
いずれも保険のきかない自由診療で、医院ごとに設定が違う。ここでの額は幅のある目安として見てほしい。実額は必ず見積もりで確認すること。
オーラルケア(1)

相場より高く付くのはどこか

始める前に乗るもの

施術の値段だけを見て予算を組むと、たいてい足りなくなる。始める前の段階で、初診の費用、口の中の状態を見る検査、カウンセリング、そして虫歯や歯石が見つかった場合の処置が入ってくるからだ。

特に見落としやすいのがクリーニングだ。着色や歯石が付いたままでは施術に入れないため、先にそこを落とす工程が必要になる場合がある。これが施術の料金に含まれているのか、別で請求されるのかは医院によって違う。見積もりを見た瞬間に確認すべき筆頭がここになる。

始まってから増えるもの

始めてから増える費用もある。想定より回数が必要になったときの追加分、自宅で行うタイプでの薬剤の買い足し、そして通院そのものにかかる交通費と時間。最後の二つは料金表に絶対に載らないが、平日の夜に何度も通うとなれば実質的な負担として効いてくる。

しみる症状が出たときのケアも、頭に入れておきたい項目だ。個人差が大きく、必ず起きるものではないけれど、起きた場合に何をするのか、それは料金に含まれるのかを先に聞いておけば、想定外の出費にはならない。

聞き方を変えるだけで、見積もりの精度が上がる

窓口で「いくらですか」と聞くと、返ってくるのはたいてい施術一回ぶんの値段になる。これは相手が不親切なのではなく、質問がその形だからだ。総額を知りたいなら、質問のほうを総額の形にする必要がある。

僕が使っているのは、こういう聞き方だ。「この方式で、想定される回数まで含めたら、通い終わるまでにいくらになりますか」。ここに「検査とクリーニングは含まれますか」を足す。この二つを最初に投げると、施術の単価ではなく、自分が財布から出す総額のほうが返ってくる。

もうひとつ有効なのが、途中でやめた場合にどうなるかを先に聞いておくこと。回数をまとめて前払いする形になっているのか、都度払いなのかで、途中離脱したときの負担がまったく変わる。始める前に聞けば普通の確認だが、始めてから聞くと言い出しにくくなる質問なので、先に済ませておきたい。

そしてもう一つ。施術後は日々の飲食で着色がまた付いていくので、そこをどう扱うかで長期の費用が変わる。ここから先が自宅の話になる。

クリニックに行く前に、自宅の費用でどこまでやれるか

自宅でできることの範囲は、はっきりさせておいたほうがいい。市販のハミガキは、付いた着色汚れを落とすためのもので、歯そのものの色を変える(漂白する)ものではない。歯科の施術の代わりにはならないし、代わりを期待して買うと必ずがっかりする。

そのうえで、自宅ケアには意味がある。着色が溜まりきってから施術を受けるのと、日々落としながら過ごすのとでは、そもそもの出発点が違うからだ。溜めない習慣を先に作っておけば、通うかどうかの判断そのものを落ち着いてできる。

だから最初の一本は、価格で身構えなくていいと思っている。習慣を作る段階で高いものを買うと、続かなかったときの損が大きい。まずは毎日ちゃんと使い切れる価格帯のものを一本置いて、どのくらいの頻度で自分が磨けるのかを確かめる。サンスターのオーラツーミー ステインクリアペーストは、その最初の一本として置きやすい。内容量130gで、香味はナチュラルミントのほかにピーチリーフミントとハニーレモンミントがある。

サンスター オーラツーミー ステインクリア ペースト ナチュラルミント 130g

サンスター オーラツーミー ステインクリア ペースト ナチュラルミント 130g

参考価格 316円前後

自宅ケアにいくらまで出せるかがまだ決まっていない人の下限。1本300〜400円で、まず着色汚れを溜めない習慣だけ作りたい層に当てる。

ただし、この製品には僕が引っかかっている点がある。サンスターの公式ブランドページで確認できるのは、区分が医薬部外品であることと香味のラインナップまでで、有効成分やフッ素濃度の記載が見当たらない。成分の数字で他の製品と比べたい人には、比較の材料がそもそも無いということになる。この記事でも、この製品については成分の中身には踏み込んでいない。

なお、同じ製品には20gのサイズもある。持ち歩き用が欲しい人はそちらを選べばいいので、130gという大きさ自体は欠点にならない。

市販のハミガキの価格差は、漂白の強さの差ではない

ドラッグストアの棚を見ると、同じくらいの容量でも価格がかなり違う。ここで誤解しやすいのが、高いほうが強く白くできるのだろう、という読み方だ。歯科の施術とは別物である以上、価格差は漂白力の差ではない。

では何の差なのかというと、配合されている成分の種類と、その成分にどれだけコストがかかっているかの差になる。看板になる成分を前面に出している製品は、そのぶん価格が上がる。買う側としては、その看板が自分の目的に合っているかだけを見ればいい。

サンギのアパガード プレミオは、その代表格だ。区分は医薬部外品の薬用歯みがきで、販売名はサンギXLC2。有効成分として薬用ハイドロキシアパタイトが挙げられている。容量は105gと53gの二種類で、香味はライトミント。相場を一通り調べたうえで「まずは通わずに自宅で試す」と決めた人が選ぶ枠として、僕はここに置いている。

サンギ アパガード プレミオ 105g(薬用歯みがき/販売名 サンギXLC2)

サンギ アパガード プレミオ 105g(薬用歯みがき/販売名 サンギXLC2)

参考価格 1,700円前後

相場を調べたうえで「まずは通わずに自宅で試す」と決めた人の本命。市販ハミガキとしては高いが、クリニック1回分より二桁安い価格帯の代表として置く。

弱点も書いておく。看板成分である薬用ハイドロキシアパタイトについて、公式は配合量を公開していない。つまり他社製品と数字で比べられない。成分表の数値を見比べて選びたいタイプの人には、判断材料が足りないままの買い物になる。価格帯も、同じ容量帯の一般的な市販ハミガキより一段上に付けられている。

香味がライトミントに絞られている点も、人によっては引っかかる。毎日使うものなので、味の好みは思っているより効いてくる。

オーラルケア(2)

通いながらの自宅ケアは、中身が公開されている一本で

通うと決めた人の場合、自宅ケアの位置づけが変わる。施術の合間や、施術が一段落したあとに、日々の飲食で新しく付く着色汚れをその日のうちに落としておく、という役割になるからだ。ここには、効能と有効成分が公式に出ている一本を当てておきたい。価格帯は市販ハミガキの中では上のほうになるが、前に挙げたアパガード プレミオとほぼ同じ水準なので、どちらを選ぶかは値段では決まらない。

ライオンのLightee ハミガキ PREMIUMは、その枠に当てやすい一本だ。区分は医薬部外品で、公式が挙げている効能は、歯を白くする、たばこのヤニ除去、ムシ歯予防、歯石の沈着予防、口臭予防、口中浄化、口中爽快の七つ。有効成分はフッ化ナトリウム(フッ素として1450ppm)、ラウロイルサルコシンNa、無水ピロリン酸Na、ポリリン酸Naと明記されている。内容量は100gと53gだ。

この記事で扱う三本のうち、公式が効能と有効成分をここまで具体的に出しているのはこの製品だけになる。何がどう書かれているかを確認してから買いたい人には、選びやすい材料が揃っている。

ライオン Lightee ハミガキ PREMIUM シトラスティーミント 100g

ライオン Lightee ハミガキ PREMIUM シトラスティーミント 100g

参考価格 1,600円前後

クリニックに通う前提で、その合間の自宅ケアに一番お金をかける枠。市販ハミガキの最高価格帯に当たる人向け。

ここも良いところだけではない。市販ハミガキとしては高価格帯のひとつで、毎日使い切る消耗品としては負担を感じる人がいるはずだ。通販で見かける香味も事実上シトラスティーミントに限られていて、ミントが苦手でも別の味に替えるという逃げ道がない。

そして当然ながら、これを使うことで通院が不要になるわけではない。歯科で行う漂白と、日々の着色汚れを落とすことは、最初に書いたとおり別の話だ。

自宅ケアの費用は、一本の値段では測れない

市販ハミガキを比べるときに、僕がしばらく間違えていたのが、チューブ一本の値段だけを見ていたことだ。実際に効いてくるのは、一本をどのくらいの期間で使い切るかまで含めた、月あたりの負担のほうになる。

同じ価格の二本でも、容量が違えば持ちが違う。今回の三本も、130g、105g、100gと容量が揃っていない。小さいサイズが用意されている製品なら、まず小さいほうで味と使い心地を確かめてから大きいサイズに移る、という買い方もできる。オーラツーミーには20g、アパガード プレミオには53g、Lightee PREMIUMにも53gという小さいサイズがある。

家族と共用するかどうかでも変わってくる。一人で使うつもりで買った一本が、洗面台に置いた瞬間に共用品になるのは、実家でも一人暮らしでもよくある話だ。共用になるなら香味の好みは自分だけの問題ではなくなるので、そこも含めて選んだほうが結局は無駄が出ない。

払いすぎないための順番

費用の話をひととおり整理すると、やるべき順番はかなり単純になる。

見積もりを取る前に決めておく三つ

  • どの方式でやるか(医院での施術か、自宅でのマウスピースか、併用か)
  • 何回ぶん受ける想定か、いつまで続けるか
  • クリーニングや検査が料金に含まれるか、別途か

この三つを先に決めてから話を聞きに行くと、提示された金額が自分の条件に対して妥当かを、その場で判断できる。決めずに行くと、相手が用意した組み合わせに対して高いか安いかを考えることになり、比較の軸が自分の手から離れる。

支払いのタイミングを揃えておくのも地味に効く。方式によっては最初にまとまった額が出ていき、そのあとは細かい追加が続く形になるので、月ごとの家計で見ると波ができる。いつどれだけ出ていくかを先に紙に書き出しておけば、途中で資金が足りなくなって中断する、という一番もったいない終わり方を避けられる。

自宅ケアのほうは、順番が逆でいい。まず続けられる価格帯の一本で習慣を作り、それが定着してから、成分や効能を見て上の価格帯に替えるかを考える。最初から高いものを買っても、使い切れなければ一番高くつく。

歯ブラシの当て方や、力の入れ方まで含めて見直したい人は、道具側から整理した記事も用意してある。

費用と道具をもう少し細かく見る

金額を比べる前に、条件を揃える

ホワイトニングの費用が分かりにくいのは、金額が高いからではなく、比べているものの条件が揃っていないからだった。方式が違えば費用の出方が違うし、回数が違えば総額が違う。そこに検査やクリーニングが入るかどうかで、また変わる。

条件さえ揃えてしまえば、あとは自分がどこまでやりたいのかを決めるだけになる。僕の場合は、自宅で落とせるところは自宅で落として、そこから先を医院に任せる形に落ち着いた。同じ結論になるとは限らないけれど、判断の材料としてはこの構造がいちばん役に立つと思う。

歯まわりで、同じ見方が使えるもの

※本記事はプロモーションを含みます

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この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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