旅先の広い景色も遠くの建物も、上着のポケットに入るカメラ1台で撮り切れるとしたら、どうでしょう? 交換レンズを何本も鞄に詰めて旅行に出ると、カメラを出すこと自体が面倒になってきます。ズームと連写を小さな1台で済ませたいなら、ソニーのRX100M7(RX100 VII)はよく応えてくれるカメラです。弱点は4K動画の長回しとバッテリーの持ちにあります。
この記事でわかること
- ズームと連写で撮れるもの
- 持ち歩いて困った場面
- ZV-1 IIやキットとの違いと見分け方
旅行の鞄に入れているのは、このRX100M7です。
ソニー Cyber-shot DSC-RX100M7(RX100 VII)本体
参考価格 209,000円前後
旅行や普段使いに、ポケットに入る1.0型の高倍率ズーム機がほしい人向け。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
ソニー RX100M7の主なスペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | ソニー |
| 型番 | DSC-RX100M7(本体単品) |
| センサー | 1.0型 Exmor RS CMOS(有効約2010万画素) |
| レンズ | ZEISS バリオ・ゾナーT* 24-200mm(35mm判相当) F2.8-4.5 |
| 質量 | 約302g(バッテリー・メモリーカード含む) |
| ソニーストア価格(税込) | 209,000円(メーカー保証3年付き) |
大きさは幅101.6×高さ58.1×奥行き42.8mmで、本体だけなら約275g。箱にはバッテリーのNP-BX1が1個、ACアダプター、マイクロUSBケーブル、リストストラップ、ストラップアダプターが入っています。充電は本体のUSB端子からできて、撮影中や再生中の給電にも対応しています。
メーカー希望小売価格は決まっておらず、オープン価格の扱いです。表の額はソニーストアで買ったときのもので、通販での値段は日によって動きます。ボタンの先で、その日の額を見てみてください。
ソニー Cyber-shot DSC-RX100M7(RX100 VII)本体
参考価格 209,000円前後
旅行や普段使いに、ポケットに入る1.0型の高倍率ズーム機がほしい人向け。
RX100M7はここが強い
RX100M7は1本のレンズで24-200mmまで届く
RX100M7のレンズは、35mm判に換算して24mmの広角から200mmの望遠までをカバーします。光学ズームは8倍。明るさはワイド端がF2.8、テレ端がF4.5で、レンズはZEISSのバリオ・ゾナーT*です。
ワイド端ならレンズから約8cmまでピントが合い、テレ端では約100cmからになります。景色を広く撮ったあと、遠くの建物に寄るところまで、レンズを付け替える手間がありません。荷物を減らしたい旅行では、ここがありがたいところです。
RX100M7の連写とAFは動くものを追いかける
センサーは、メモリーを一体にした1.0型の積層型CMOS。画像処理エンジンはBIONZ Xで、電子シャッターなら最高約20コマ/秒の連続撮影ができます。
連写のあいだも、AFとAEの演算は最大60回/秒。動きに緩急のある被写体にも、ピントと明るさを合わせ続けられます。ファインダーと液晶の表示も60回/秒で更新され、ブラックアウトのない連続撮影ができます。
AFは357点の位相差検出と425点のコントラスト検出です。AIを使ったリアルタイムトラッキングも入っていて、狙う被写体を指定してシャッターを半押しすれば、画面の中で動いてもカメラが追いかけてくれます。一瞬をもっと細かく刻みたいときに使うのが、最高約90コマ/秒のワンショット連続撮影です。
RX100M7は4K動画とマイク端子もそろう
動画は4K(3840×2160)の30pと24pを、XAVC Sで本体に記録できます。記録は全画素読み出しの方式。最高960fps(40倍)のスーパースローモーションにも対応しています。
マイク端子(3.5mmステレオミニジャック)があるので、外付けのマイクもつなげます。縦位置情報の記録にも、HLG・S-Log3といったピクチャープロファイルにも対応。手ブレ補正は光学式で、動画ではインテリジェントアクティブモードが選べます。
液晶は3.0型で、角度は上に約180度、下に約90度まで。0.39型の電子式ビューファインダー(OLED)もあるので、場面に合わせて見やすいほうで構えられます。

RX100M7を使ってみて
最初に気づいたのは、ズームを望遠側へ回したときの寄り方でした。駅のホームから小さく見えていた遠くの時計台が、そのまま画面いっぱいに収まったんです。ポケットから出したカメラでここまで寄れるのかと、しばらくはテレ端ばかり使っていました。
旅先ではズームと連写に頼っている
街を歩きながら撮るときは、広角で路地を撮り、気になる看板を見つけたら望遠へ回して寄る、という使い方に落ち着きました。レンズを替えないので、撮りたいと思ってから構えるまでが早いです。
走ってくる電車を撮るときは、連写とリアルタイムトラッキングに任せています。最初に車両を指定して半押ししておけば、あとはファインダーをのぞいたまま追うだけ。連写の途中でも画面が暗くならないので、どこでシャッターを切っているかを見失いませんでした。
上着のポケットにそのまま入れて歩けるのも気に入っています。撮り終えたらすぐしまえるので、両手が空いたまま街を歩けます。
小さいぶん、持ち方と電池には慣れが要った
本体が小さく、グリップも付いていないので、最初は片手で持つと指の置き場に迷いました。今は付属のリストストラップを手首に通してから構えるようにしています。
バッテリーは、思っていたより早く減っていきました。旅行の日は予備のNP-BX1をポケットに入れておき、移動中はモバイルバッテリーからUSBで充電しています。
4K動画は、長く回していると途中で止まることがありました。それからは、動画は短く区切って撮るようにしています。
RX100M7の弱点はどこ?
気をつけたいのは、まず4K動画の連続撮影です。自動電源OFF温度を[標準]にしているとき、4Kの連続撮影時間は約5分。撮影環境やカメラの温度によっても変わります。
バッテリーの持ちも控えめです。CIPA基準で、静止画は液晶モニター使用時に約260枚、ファインダー使用時に約240枚。実際に動画を撮ると、液晶モニター使用時で約40分になります。本体単品に付くNP-BX1は1個なので、長い1日を撮り歩く日は予備を足しておくと安心です。
ワンショット連続撮影は、ピントと露出が最初の1枚で固定されます。距離が変わりながら動く被写体には、ピントと明るさを合わせ続ける通常の連写を使ってください。リアルタイム瞳AFの動物対応は静止画だけで、すべての動物が対象でもありません。
もう1つは付属品です。本体単品のDSC-RX100M7には、シューティンググリップやハンドストラップ、ポーチが付いてきません。これらはシューティンググリップキットのDSC-RX100M7Gに付属します。
RX100M7が向く人・向かない人
- 向く:旅行に持っていくカメラを1台に絞りたい人
- 向く:遠くの建物や走る乗りものも撮りたい人
- 向く:静止画が中心で、動画は短く撮る人
- 向かない:4K動画を長く回し続けたい人
ZV-1 IIやグリップキットとどう違う?
同じソニーの1.0型機では、VLOGCAM ZV-1 IIが比べる相手になります。センサーは有効約2010万画素の1.0型積層型CMOSで、RX100M7と同じ画素数です。違いが出るのはレンズで、ZV-1 IIの表記は18-50mm F1.8-4.0。RX100M7は24-200mm(35mm判相当)のF2.8-4.5です。
ZV-1 IIはバリアングル液晶モニターとインテリジェント3カプセルマイクを備えています。質量は約292g(バッテリー・カード含む)で、外形は約105.5×60.0×46.7mm。価格はRX100M7と同じくオープン価格です。望遠側まで1台で撮りたいならRX100M7、マイクとバリアングル液晶を重く見るならZV-1 IIという使い分けになります。
もう1つの相手は、同じRX100M7のシューティンググリップキット(DSC-RX100M7G)です。バッテリーのNP-BX1が2個になり、シューティンググリップのVCT-SGR1、ハンドストラップ、コードクランパー、ポーチ、ブラケットが付きます。グリップを握って動画を撮る予定があるなら、キットのほうが最初から道具がそろいます。
ほかのメーカーも含めて比べたいときはコンパクトデジタルカメラのおすすめ、動画用に絞って探すときは動画カメラのおすすめも参考にしてください。
そのうえでRX100M7を選ぶ決め手は、200mmまで届くズームをポケットに入る大きさで持ち歩けることです。望遠側の数字で並べると、ZV-1 IIのレンズ表記は50mmまでで、RX100M7は35mm判相当で200mmまで届きます。
本体単品とキットの見分け方
通販の商品名では、本体単品が「DSC-RX100M7」、シューティンググリップキットが「DSC-RX100M7G」です。末尾にGが付くかどうかで、箱の中身が変わります。本体単品のJANコードは4548736106284です。
4K動画をXAVC S(100Mbps)で撮るなら、メモリーカードはSDXCかSDHCのUHS-I U3以上を用意してください。静止画やAVCHDなら、microSD系やメモリースティック デュオ系のカードにも記録できます。
充電と転送に使う端子はマイクロUSB(USB2.0)で、映像の出力はHDMIマイクロ端子です。Wi-Fiは2.4GHz帯で、NFCにも対応しています。手持ちのケーブルが使えるかは、この端子の形で見ておくと迷いません。
ソニー RX100M7のレビューのまとめ
RX100M7は、24-200mmのズームと最高約20コマ/秒の連写を、約302gの本体にまとめたカメラです。旅先で広い景色と遠くの被写体を1台で撮りたい人に、僕は自信を持ってすすめます。動画を長く回し続けるより、静止画と短い動画を気軽に撮る使い方で力を出すカメラです。
注文するときに見るのは1点だけです。商品名の型番が本体単品のDSC-RX100M7か、末尾にGが付くキットかを確かめてください。
ソニー Cyber-shot DSC-RX100M7(RX100 VII)本体
参考価格 209,000円前後
旅行や普段使いに、ポケットに入る1.0型の高倍率ズーム機がほしい人向け。
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