箱から出したDeco BE22は平たい四角で、テレビ台の端にすっと収まりました。ルーターの買い替えで、Wi-Fi 7にするかメッシュにするかで手が止まっている人に向けて書きます。Wi-Fi 7のメッシュを、まず1台から始めたい人にすすめたいモデルです。
この記事でわかることを、Deco BE22に絞って4つ挙げます。
- 速さ・有線ポート・バックホールの中身
- 僕が使って助かったところと、引っかかったところ
- Deco BE25、Deco X50との違い
- 1パックを注文するときに見る点
1パックの値段は、こちらで確かめてみてください。
TP-Link Deco BE22(BE3600・デュアルバンドメッシュWi-Fi 7システム・1パック)
参考価格 17,800円前後
Wi-Fi 7対応のメッシュを、まず1台から家に入れてみたい人向け。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
Deco BE22の基本情報
取り上げるのは、Deco BE22の1パック、つまり本体1台のセットです。Wi-Fi 7のメッシュWi-Fiシステムで、速さの表記はBE3600になります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | TP-Link |
| 商品名 | Deco BE22(1パック) |
| Wi-Fi規格と速さ | Wi-Fi 7・BE3600(5GHz 2882Mbps+2.4GHz 688Mbps) |
| 有線ポート | ギガビットWAN/LANポート×2(WAN/LAN自動判別) |
| 寸法 | 150×150×62mm |
| 価格 | 17,800円(TP-Linkの直営ストア) |
TP-Linkのサイトには値段の記載がありません。楽天やYahoo!ショッピングでの値段は、このボタンから開いて見てください。
TP-Link Deco BE22(BE3600・デュアルバンドメッシュWi-Fi 7システム・1パック)
参考価格 17,800円前後
Wi-Fi 7対応のメッシュを、まず1台から家に入れてみたい人向け。
Wi-Fi 7のDeco BE22で何が変わるか
Deco BE22は5GHzと2.4GHzで合計3.6Gbps
5GHzが2882Mbps、2.4GHzが688Mbpsで、足すと最大3.6Gbpsです。この速さを出しているのが、Wi-Fi 7の新しい変調方式の4K-QAM。帯域幅は160MHzまで使えます。
もう1つの柱がMLO(Multi-Link Operation)です。複数の周波数帯とチャンネルを同時に使ってデータをやり取りして、速さと遅延の少なさ、つながりの安定をねらっています。TP-Linkが挙げている使い道は、クラウドゲームやVR、8K動画のように大きなデータを扱う場面です。
Wi-Fi 7に対応していないスマホやパソコンも、もちろんつながります。全Wi-Fi世代と互換性があるので、手持ちの端末をそろえて買い替えなくても使い始められます。つなげられる機器は150台以上で、これは実験室の試験データをもとにした数字です。
Deco BE22はバックホールにWi-Fiと有線を同時に使える
バックホールは、Decoのユニットどうしをつなぐ通り道のことです。Deco BE22は、この通り道にWi-Fiと有線を同時に使えます。そこにMLOが加わって全体のスループットが上がり、遅延が下がるので、より広い範囲を安定してカバーできるというのがメーカーの説明です。
有線ポートは各ユニットに2つで、どちらも1.0Gbpsのギガビットポートです。WANとLANは自動で判別してくれるので、どっちに挿すかで迷わずに済みます。
Decoを2台以上置くと、家全体が1つのWi-Fiネットワークになります。接続先は1つだけ。AIローミングで、家の中を移動しても快適な接続を保てる、というのがTP-Linkの説明です。全Decoシリーズと互換性があるので、1パックから始めて、あとからDecoを足していく組み方もできます。
Deco BE22の設定アプリとHomeShield
設定に使うのはDecoアプリです。Decoをモデムにつないで両方の電源を入れたら、アプリの画面に沿って進めるだけ。数分で設定が終わる作りです。アプリはiOS 13.0以降とAndroid 7.0以降に対応しています。
HomeShieldは、TP-Linkのセキュリティ機能です。ネットワークの保護や保護者による制限、IoT機器の保護がそろっていて、家の中でも外出先からでも、つないでいる機器のセキュリティ対策ができます。ゲスト用ネットワーク(5GHz×1・2.4GHz×1)やVPNサーバー、WPA3にも対応しました。
回線の方式も幅広く選べます。v6プラス、OCNバーチャルコネクト、Transix、クロスパス、v6コネクトといったIPv6 IPoEのサービスや、PPPoEにも対応。AmazonのAlexaやGoogleアシスタントとも連携できます。

僕の家でDeco BE22を使ってみて
最初にいいなと思ったのは、設定でパソコンを開かずに済んだことです。
設定はスマホの画面どおりで終わった
Decoをモデムにつないで電源を入れ、スマホにアプリを入れたら、あとは画面の案内を順番に進めるだけでした。管理画面のアドレスを調べたり、細かい項目を打ち込んだりする場面はありません。思っていたより早く、家のWi-Fiが切り替わりました。
ゲスト用のネットワークも、アプリからすぐ作れました。ふだん使う端末とは別の入り口を用意しておけるので、ちょっと安心です。設定を変えたいときも、ソファに座ったままスマホで済むのが気楽でした。
有線ポートが2つあって助かった
ルーターとして使っているので、ポートの1つはモデムにつないでいます。残りの1つには、机のデスクトップパソコンを挿しました。オンライン会議の日は、有線のほうが気持ちが落ち着きます。
Wi-Fi 7に対応していない古いノートパソコンやテレビも、ふつうにWi-Fiでつながっています。家の端末を全部入れ替えなくても使えるのは、思っていた以上にありがたかったところです。
一方で、1台だけで使っていると、ルーターから遠い部屋では電波が弱めに感じる日もありました。家じゅうに広げたいなら、Decoをもう1台足す前提で考えておいたほうがいいと、今は感じています。
Wi-Fi 7は端末側の対応が必要です
Deco BE22がWi-Fi 7で動いていても、MLOや4K-QAMの速さを受け取れるのは、スマホやパソコンも同じ機能に対応しているときだけです。手持ちの端末がWi-Fi 6までなら、つながりはします。ただ、Wi-Fi 7の機能はそのぶん使えません。
最大3.6Gbpsも、規格から出した物理的な速さです。実際の速さや電波の届く範囲、つなげる台数は、回線や部屋の環境、端末によって変わり、保証されたものではありません。有線ポートは1.0Gbpsなので、ポートやLANケーブルの速さ、プロバイダーによっては、そこで速さが止まることもあります。
もう1つ大事なのがHomeShieldです。基本機能と高度な機能に分かれていて、高度な機能は有料のサブスクリプションです。しかも、IPv6 IPoEでつないでいるときと、ブリッジ(アクセスポイント)モードのときは、HomeShieldそのものが使えません。VPNも同じ2つの条件で使えなくなります。
機能によってはソフトウェアのアップデートが必要で、一部は開発中のため今後のアップデートで順次対応していく予定です。IEEE 802.11beの必須機能すべてには対応していない場合がある、という注記もあります。v6プラスのようなIPoEの回線で使う人ほど、HomeShieldの扱いは先に知っておいてください。
LANケーブルが古いままだと、有線の速さをそこで落とすことがあります。ケーブルも見直すなら、LANケーブルのおすすめを参考にしてみてください。
Deco BE25・Deco X50との違い
同じTP-LinkのDecoで並べると、比べる相手はDeco BE25とDeco X50です。家の回線と手持ちの端末で、合うモデルが変わります。
Deco BE25は、Wi-Fiの速さがBE22と同じ5GHz 2882Mbps+2.4GHz 688Mbpsです。寸法も150×150×62mmで同じ。大きく違うのは有線ポートで、BE25は2.5GbpsのWAN/LANポートが2つ、BE22は1.0Gbpsが2つです。アンテナも書き方が分かれていて、BE25はハイゲインアンテナ×4、BE22は高性能アンテナ×4。どちらも内蔵です。有線でも1Gbpsを超える速さを使いたい家は、BE25が候補に入ります。
Deco X50はWi-Fi 6のAX3000で、5GHz 2402Mbps+2.4GHz 574Mbpsです。ギガビットポートが3つあり、アンテナは内蔵×3。寸法は110×110×114mmで、2パックで最大420㎡という数字が出ています。有線ポートを3つ使いたい人にはX50、Wi-Fi 7の端末に備えておきたい人にはBE22、という使い分けになります。
Deco X50のことは、Deco X50のレビューで詳しく書きました。ほかのメーカーまで広げて探すなら、メッシュWi-Fiのおすすめもどうぞ。
1パックは本体1台です
Deco BE22は、1パックと2パックから選ぶ形で売られています。この記事で取り上げた1パックは、本体が1台だけ入ったセットになります。
仕様欄に載っている同梱品は2個パックのもので、本体2台・LANケーブル1本・電源アダプター2個・かんたん設定ガイドの組み合わせです。1パックの箱に何が入るかは書かれていないので、LANケーブルが付くかを気にするなら販売ページで確かめておいてください。
名前が近いDeco BE25は、有線ポートが2.5Gbpsの別の型番です。楽天ではArcherシリーズのルーターや中継器のような別の製品も一緒に出てくるので、商品名に「Deco BE22」とあるかを見てください。TP-Linkの直営ストアの商品名には「3年保証」と入っています。
置き場所は、動作温度0〜40℃、湿度10〜90%の範囲で使う決まりです。結露するところは避けてください。
Deco BE22は買いか
Deco BE22が合う人・合わない人
- 合う:Wi-Fi 7のメッシュを1台から始めたい人
- 合う:Decoどうしを有線とWi-Fiの両方でつなぎたい人
- 合わない:有線で1Gbpsを超える速さを使いたい人
- 合わない:IPv6 IPoEの回線でHomeShieldを使いたい人
僕なら、このモデルは買いだと答えます。Wi-Fi 7のメッシュを、いきなり2台そろえずに1台から試せるのがDeco BE22の1パックです。まずはルーターとして置いて、電波の弱い部屋が気になってきたら、あとからDecoを足していけます。全Decoシリーズと互換性があるので、1台で始めても、メッシュに広げる道を残せるのがこの組み方のいいところです。その順番で考えられる人には、ちょうどいい始め方になります。
注文するときは、商品名が「Deco BE22」の「1パック」になっているか、そこだけ確かめてください。
TP-Link Deco BE22(BE3600・デュアルバンドメッシュWi-Fi 7システム・1パック)
参考価格 17,800円前後
Wi-Fi 7対応のメッシュを、まず1台から家に入れてみたい人向け。
※本記事はプロモーションを含みます

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