今回そろえた9点は、充電する・探す・つなぐ・聞く・動かす・打つ・測る・ためる・見ると、担当する仕事がひとつずつ違います。ですから順位はつけていません。読む側がやることは、9つの役割の中から「自分がいま、いちばん面倒だと思っていること」をひとつ拾うだけです。
価格は2,000円台のものから1万円前後のものまで並んでいます。ただ、高いほうが偉いという並びにはなっていません。2,000円台のキーボードが片づける不便と、1万円前後のストリーミング端末が片づける不便は、そもそも別の話だからです。予算で切るより、困りごとで切ったほうが失敗しにくいと考えています。
数字はメーカー公式の仕様ページと、楽天市場・Yahoo!ショッピングで確認できた実売価格から取りました。弱点も正直に書きます。とくにApple AirTagには、日本で買う前に知っておいたほうがいい制限があります。ここは後まわしにせず、その節の冒頭で触れました。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
9点の役割を、先に一覧で確かめてください
買い物が長引くのは、たいてい「比べる相手を間違えている」ときです。充電器とイヤホンと外付けSSDを同じ表に並べても、勝ち負けは出ません。出るのは「自分の一日のどこが詰まっているか」という答えのほうです。
そこで、この記事は役割の順に並べました。充電する・探す・つなぐ・聞く・動かす・打つ・測る・ためる・見るの9つです。見出しも表も、この順のままにしてあります。気になる役割まで飛ばして読んでもらってかまいません。
| 役割 | 製品 | 価格の目安 |
|---|---|---|
| 充電する | CIO NovaPort DUOⅡ 67W 2C | 5,480円前後 |
| 探す | Apple AirTag(第2世代) | 5,480円前後 |
| つなぐ | Anker 332 USB-C ハブ(5-in-1) | 2,990円前後 |
| 聞く | Anker Soundcore P40i | 7,990円前後 |
| 動かす | ロジクール M575SPd | 7,310円前後 |
| 打つ | ロジクール K250GRda | 2,380円前後 |
| 測る | Xiaomi Smart Band 10 | 6,680円前後 |
| ためる | バッファロー SSD-PUT500U3-B/N | 7,480円前後 |
| 見る | Fire TV Stick 4K Max(第2世代) | 9,980円前後 |

外へ持ち出す3点|充電する・探す・つなぐ
カバンに入れて外に出るとき、荷物を増やさずに困りごとを減らしてくれるのがこの3つになります。
充電器を1個にまとめる|CIO NovaPort DUOⅡ 67W 2C
正式名称はNovaPort DUOⅡ 67W 2C、型番はCIO-G67W2C-N2です。USB-Cポートを2つ備えていて、公式の仕様では単ポート最大67W、2ポート同時使用時は合計65Wと決まっています。2つ同時に挿したときは、その65Wを2ポートで分け合う形になります。
重さは約104gです。ノートPC用のACアダプターとスマホ用の充電器を別々に持ち歩いていた人なら、その2つをこれ1個に置き換えられます。出張や帰省でコンセントの数に困ったことがあるなら、効いてくるのはここです。
弱点も先に書きます。ケーブルは別売りで、箱に入っているのは説明書だけです。PDまたはQCに対応したケーブルを自分でそろえる必要があります。また、公式ページには、ごく一部の端末では互換性の都合で充電できない場合がある旨が明記されています。手持ちの機種が特殊な充電規格を使っているなら、そこは事前に確認しておいてください。
実売は5,480円前後です。ケーブルを別で買う前提でも、充電器を1本にまとめたい人には素直な選択肢でしょう。
なお、置くだけで充電したい人は用途が変わってきます。据え置きで使う派ならワイヤレス充電器のおすすめのほうが話が早いはずです。
鍵と財布の行方を追う|Apple AirTag(第2世代)
先に、いちばん大事な話をします。日本国内では、AirTagの目玉である「正確な場所を見つける」機能が使えません。電波法上の規制によるもので、Apple公式ページにも「国内規制により、日本では『正確な場所を見つける』機能は利用できません」と明記されています。
つまり、矢印と距離が出て「あと3メートル、そっち」と誘導してくれる、あの高精度探索は国内では動きません。国内で使えるのは、AirTag本体から音を鳴らすことと、地図上でおおよその位置を見るところまでです。海外へ渡航したときは、地域によって使える場合があります。ここを知らずに買うと、期待とのずれがいちばん大きくなる1点でした。
そのうえで、おおよその位置と音だけでも助かる場面は多いです。家の中で鍵が見つからない場面、カバンの底で財布が沈んでいる場面、置き忘れた場所が駅なのか店なのか思い出せない場面で効いてきます。iPhoneを使っていて「探す」アプリがすでに手元にある人なら、追加の設定はほとんど要りません。
仕様は公式で確認できます。直径31.9mm・厚さ8.00mm・重量11.8g、防水防塵はIP67。電池はCR2032のコイン電池で交換式、公式は1年以上もつとしています。価格は5,480円前後です。
機能の制限を承知したうえで、音と大まかな位置で十分だと思えるなら、買って損の少ない小物です。
ノートPCの足りない穴を増やす|Anker 332 USB-C ハブ(5-in-1)
USB-Cポートしか付いていないノートPCを使っていると、外部モニターにつなぐ、USBメモリを読む、その間に本体も充電する、という3つが同時に立ちゆかなくなります。この製品はそこを1本で解決するタイプで、型番はA8355011です。
内訳はHDMI、データ用のUSB-Cが1つ、USB-Aが2つ、そしてPD入力です。HDMIは最大4K(30Hz)までとなっています。PD入力は100Wで、ノートPCへのパススルー給電は最大85Wと公式に書かれています。ハブ本体が動くための電力を差し引いた数字ですので、100Wをそのまま素通りさせるわけではないことは覚えておいてください。重さは約50gです。
惜しいのは、HDMIが4K/60Hzに対応していないところでしょう。動画を大画面で流す、資料を映すといった用途なら30Hzで足りますが、なめらかな表示を求めて4Kモニターを買った人には物足りない仕様です。
価格は2,990円前後です。ポートの数で毎日つまずいているなら、まず埋めるべき穴はここだと思います。
ハブの選び方をもう少し細かく詰めたい人は、USBハブのおすすめも見比べてみてください。
机の上を組み替える3点|聞く・動かす・打つ
ここからは座って使う道具です。1日に何時間も触るものほど、小さな不便が積み上がります。
通勤とWeb会議を1本でまかなう|Anker Soundcore P40i
型番はA3955。ウルトラノイズキャンセリング2.0を搭載した完全ワイヤレスイヤホンで、接続はBluetooth 5.3です。
数字で見どころがはっきりしているのは連続再生時間でした。通常時は本体のみで最大12時間、ケース込みで最大60時間。ノイズキャンセリングをオンにすると本体のみ最大10時間、ケース込みで最大50時間に短くなります。通勤の往復とWeb会議を1日に詰め込んでも、ケースに戻す機会があるなら電池残量で慌てる場面は少ないはずです。
防水はIPX5相当ですが、対応しているのはイヤホン本体だけでケースは対象外です。汗や小雨は想定内でも、ケースごと濡らすのは避けてください。
価格は7,990円前後です。ノイズキャンセリング付きを1本目に選ぶ人にとって、連続再生時間まで数字で公開されている製品はそう多くありません。
音の消し方にこだわりたいなら、ノイズキャンセリングイヤホンのおすすめで他の価格帯も含めて確認してから決めるのが安全です。
カーソルを腕ごと動かさない|ロジクール M575SPd
トラックボールは、本体を置いたまま親指でボールを転がしてカーソルを送る入力機器です。マウスを滑らせる場所が要らないので、机が狭い人、書類やノートで作業面が埋まりがちな人に向きます。
このM575SPdはブラック本体にブルーのボールという配色で、接続はBluetoothとLogi Boltの2通りです。クリックは静音タイプのスイッチが使われていますが、まったくの無音になるわけではありません。夜の在宅作業で家族に気を使う、といった場面での「音が小さくなる」程度に見ておくのが妥当です。
価格は7,310円前後です。同じ型番でも店によって値の付き方が変わりますので、購入前に2店は見比べてください。
正直に書くと、この1点だけは万人向けではありません。通常のマウスと操作感が大きく違うため、ボールの動かし方に慣れるまでは時間がかかります。逆に言えば、慣れた先に「腕を動かさなくていい」という状態が待っている道具です。
普通のマウスと迷っているなら、ワイヤレスマウスのおすすめと並べて考えたほうが判断しやすくなります。
数字入力の速さを取り戻す|ロジクール K250GRda
ノートPCで家計簿や経費精算を打っていて、数字のたびに上段のキーを探しているなら、外付けキーボードを足すだけで作業時間が変わります。型番はK250GRda。JIS日本語配列の103キー・テンキー付きという構成です。
電源は単4形乾電池2本で、公称の電池寿命は約12ヶ月とされています。充電式ではないので、ケーブルを挿す手間はそもそも発生しません。1年に一度、電池を替えるだけで済みます。
短所は素直です。テンキーがある分だけ横幅を取りますので、コンパクトなキーボードと比べれば机の占有面積は増えます。マウスを置く位置が右に押し出される点は、買う前に机の幅を測っておいたほうがいいところでしょう。
価格は2,380円前後です。今回の9点の中では手を出しやすい価格帯にあたるので、外付けキーボードを試したことがない人の1台目に置きやすいと思います。
配列やサイズで迷ったら、ワイヤレスキーボードのおすすめで選択肢を広げてみてください。

記録して、ためて、映す3点|測る・ためる・見る
最後の3つは、毎日の記録とデータ、そしてリビングに効く道具です。
睡眠と歩数を数字にする|Xiaomi Smart Band 10
スマートウォッチは欲しいけれど、数万円を出すほどではない、という温度感の人が最初に触るのがスマートバンドです。Xiaomi Smart Band 10は心拍と睡眠、歩数の計測に対応し、スマートフォンの通知も手元で受けられます。
仕様で目を引いたのは防水性能でした。5ATM防水で、ISO 22810に基づきTÜV SÜDの認証を受けていると公式が明記しています。手洗いのたびに外す、という運用から解放されるのは、毎日つけるものとしては大きい違いです。接続はBluetooth 5.4、バッテリーはLi-Poの233mAhで、磁気接点による充電は約1時間とされています。
注意点を2つ挙げます。ひとつは、公式の仕様に本体単独でのGPS測位に関する記載が見当たらないことです。屋外のランニングコースを正確に記録したいなら、スマートフォンを持って出る前提で考えたほうが安全でしょう。もうひとつは電池が交換式ではないことで、劣化したら本体ごとの買い替えになります。
実売は6,680円前後です。
心拍と睡眠、歩数を数字で残しておきたい人、5ATM防水なので手洗いや水仕事のたびに外す手間を省きたい人、そして数万円のスマートウォッチまでは求めていない人に向きます。通知を手元で受けられる分、スマートフォンを出す回数も減らせます。
腕時計型まで視野に入れるなら、iPhone対応スマートウォッチの記事もあわせて読んでみてください。
写真と動画の置き場を外に出す|バッファロー SSD-PUT500U3-B/N
スマートフォンの「ストレージがいっぱいです」を、その場しのぎで消し続けている人は多いと思います。外付けSSDは、その根っこを外に移す道具です。
このSSD-PUT500U3-B/Nは容量500GB、接続はUSB3.2(Gen1)のスティック型で、重量は約17g。公式が公開している読み出し速度は約430MB/sです。ACアダプターが要らないので、ノートPCのポートに挿すだけで使えます。保証期間は1年です。
弱点は2つあります。公式仕様に書かれているのは読み出し速度だけで、書き込み速度は公開されていません。大量のデータを毎日書き込む用途なら、そこが読めないのは判断材料が足りない状態です。もうひとつ、ケースが付属しないため、裸のままカバンに放り込むと端子や本体が擦れます。布のケースか巾着に入れて持ち歩くのが安心です。
価格は7,480円前後です。ただし、同じ型番でも相場から大きく外れた出品が混じっていることがあります。型番と価格の両方を見てから買い物カゴに入れてください。
500GBという容量は、スマートフォンやカメラに溜まった写真と動画をまとめて逃がす用途に向きます。約17gでACアダプターも不要ですから、机に据え置くのではなく、必要なときだけカバンに入れて持ち出したい人に合う形です。7,000円台で500GBを確保できる点も、最初の1台としては選びやすいところでしょう。
ゲーム機に外付けするつもりなら要件が変わりますので、ゲーム用外付けSSDのおすすめのほうが近い話になります。
テレビをネット動画に対応させる|Fire TV Stick 4K Max(第2世代)
テレビ自体を買い替えなくても、HDMI端子に挿すだけでネット動画を映せるようにするのがストリーミング端末です。Fire TV Stick 4K Max(第2世代)は、その中でも処理性能を上げた位置づけの機種になります。
中身はクアッドコア2.0GHzのプロセッサ、RAM 2GB、ストレージ16GB。Wi-Fi 6Eに対応し、Alexa対応音声認識リモコン Enhancedが付属します。以前のFire TV Stickを使っていて、アプリの起動やメニューの移動が重いと感じている人には、そこがそのまま差になって出るはずです。
条件がひとつあります。Wi-Fi 6Eの恩恵は、ルーター側も6E対応でなければ出ません。手元のルーターが古いままなら、この機種を選んでも通信面での上積みはありません。そこを承知で、処理性能とストレージ容量のために選ぶ、という買い方になります。
実売の中心は9,980円前後です。店によって値の付き方が変わりますので、買う前に見比べる価値のある1点です。
Amazon Fire TV Stick 4K Max
参考価格 9,980円前後
今のテレビがネット動画に対応していない人・古いFire TV Stickの動作が重い人
買ってから気づきたくない、それぞれの引っかかり
9点の弱点を、もう一度ひとまとめにしておきます。買う前にひと通り目を通しておけば、返品の手間はかなり減らせるはずです。
- CIO NovaPort DUOⅡ:ケーブルが別売りです。PD/QC対応のケーブルを一緒に用意してください
- Apple AirTag:日本では「正確な場所を見つける」が使えません。音と大まかな位置までです
- Anker 332ハブ:HDMIは4K/30Hzまでで、60Hzには対応しません
- Soundcore P40i:防滴はイヤホン本体だけで、ケースは対象外です
- M575SPd:操作に慣れるまで時間がかかります
- K250GRda:テンキー分の横幅を取ります。電池は単4形2本で充電式ではありません
- Xiaomi Smart Band 10:本体単独のGPS測位は仕様に記載が見当たりません
- SSD-PUT500U3-B/N:書き込み速度は非公開です。ケースも付きません
- Fire TV Stick 4K Max:Wi-Fi 6Eはルーター側の対応が前提になります
買い足す前に確認する3つ
- 手持ちのケーブルがPD/QCに対応しているか(充電器とハブで効きます)
- 机の幅とモニターの対応リフレッシュレート(キーボードとハブで効きます)
- 自宅ルーターの規格(ストリーミング端末で効きます)
迷ったら、いま止まっている作業から選んでください
役割で並べたのは、優劣がつけられないからです。9点はどれも別の不便に効きます。充電器を足しても写真は減りませんし、SSDを買っても会議の音は静かになりません。だからこそ、選ぶ順番は「価格が近いもの同士」ではなく「いま自分が止まっている場所」で決まります。
外に出るときに荷物が重いなら充電器、探しものに時間を取られているならトラッカー、モニターにつなげなくて困っているならハブです。座っている時間が長い人は、イヤホン・トラックボール・キーボードのどれかで一日の疲れ方が変わってきます。記録を残したいならスマートバンド、容量に追われているならSSD、テレビの前で不便を感じているならストリーミング端末になります。
まずひとつ足して、効いたと感じたら次を足す。その順番をおすすめします。この順で増やしていくのが、結局いちばん無駄が少ない買い方だと思っています。今日いちばん面倒だったことを思い出して、そこに当たる1点から手をつけてみてください。
※本記事はプロモーションを含みます

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